スタッフのおすすめ
- 恩を贈る
石原 あい- ペイフォワードとは、社会に所属する一人ひとりの人間が互いに無償のボランティアを提供する関係を表す言い回しであり、親切を広げるための運動としてアメリカ等では広く知れ渡っています。
私達日本人はこの無償のボランティアに対しては、見ず知らずの人に親切にされると疑うという習性があるようです。
声をかけることも勇気のいる事です。
この勇気に感謝の気持ちがあるなら素直に親切を受ける勇気も必要です。
このペイフォワードは人と一緒に幸せになることが目的です。
打算や計算もなく、人に優しくして貰って嬉しかったことを人にもしてあげるというシンプルなものが基本にあります。
けなされても笑われても、それでもちょっとやってみようかと思った時、その一瞬の小さな勇気は世界を変えていくものなのかもしれない、という事です。
- 怒りは二次感情
土肥 宏行- 自分の家族、友人、会社の部下に対して怒る時、自分の気持ちが相手にうまく伝わらずギクシャクってないことがあったりしませんか?
怒りが他の感情と性質が違うことが1つの原因だからだそうです。
例えば友人と待ち合わせをしていて、友人が10分たっても、20分たっても来ない。
連絡もとれない。
「何かあったのかな・・心配だな」と思っていたところ30分ぐらいして友人がケロッとした顔で「ごめーん、待った?」。
「待った?じゃないだろ」と爆発して怒る。
この怒りの感情のもとは「心配」でした。
この一時感情の「心配」が相手に伝わっていないため、そんなに怒んなくても・・となるようです。
怒るときは、ただ感情をぶつけるのではなく、この一時感情を相手に伝えると相手も受け入れやすくなります。また怒られた側も怒りそのものを癒すより、元々の感情を理解しようとした方が怒りもおさまりやすくなるそうです。
- 作業は一気に畳みかけるようにやる
柴崎 誠- やるべきことを見つけた場合には一気にやることが成功のポイントで、成果が出る確率を高めたかったら何においてもそうすべきなのだそうです。
成果を出すにはコツコツやることも大事です。
しかし、マンネリが苦手な場合があります。
人は同じことを繰り返していると、良い面でも悪い面でも要領を使うようになります。
初めてやるときに比べると緊張感も消え、全力でしなくなる傾向があります。
そうすると作業に時間がかかりミスも多くなります。
緊張して全力でやった時に比べると成果が出にくくなるのです。
一気に畳みかけるようにやるためにはストップウォッチを使うことです。
ストップウォッチを使うメリットは時間に対する意識が高まることです。
1秒でも違いが分かることから計りはじめると作業をできるだけ早くしようとする心理が働きます。
普通であれば無駄に過ごしてしまう所を少しの時間でもストップウォッチで計っている感覚を持てば時間を有効活用しようと意識をするのではないでしょうか。
- チャレンジして失敗を怖れるよりも、何もしないことを怖れろ
中澤 正裕- これは本田宗一郎さんの言葉です。
成功や失敗についての考え方は人それぞれですが、成功と失敗についての言葉は異人の話の中でもよく出てくると思います。
成功しているから言えるのだろうとすぐ思ってしまうのですが、成功と失敗それぞれ経験をしているから語れる。
普通に考えたら当然ですよね。
歴史に名を残している多くの人は、失敗を失敗だと思わず、成功の糧にするという点で共通しています。
なにかを成し遂げている人は目指しているところがあるからそれに向かうのみで、失敗を失敗だと考えず途中でやめることなくチャレンジしてきたのだと思います。
ですので、失敗を失敗だと思わず、今後取り組んでいきたい、うまく事が進まなかったらやり方を変えたり、工夫して取り組んでいきましょう。
- 「多動力こそが最も重要な能力だ」
幕内 彩乃- ホリエモンこと堀江貴文さんの言葉です。
多動力とはいくつもの異なることを同時にこなす力のことをいいます。
あらゆるものがインターネットにつながって、全業界のタテの壁がなくなった。
業界の壁を軽やかに飛び越えられる越境者にこそチャンスがあるのです。
1つのことをコツコツと、といった学校教育から教え込まれた洗脳を解き、100%取ることに執着せずに80%の知識を様々なジャンルに持つことによってレアな存在となり、あなたの代わりは誰もいないということで、面白い仕事があちこちから舞い込むのです。
こだわりと当たり前を捨てた考え方がとても刺激的でした。
- 嫌なことは良いことの前触れ
江原 智恵子- 嫌なことがおきた時にできるだけ早い段階で気持ちを切り替える方法として「自分の身におきた事の意味付けを変える」ということがあります。
嫌なことがおきた時にそれが嫌な事だと思うからマイナスの感情が生まれてしまうのです。
そんな時に嫌なことは良いことの前触れと思えば気持ちをうまく切り替えるこができるのではないでしょうか?
ある人が通勤途中に鳩のフンが落ちてきて服が汚れてしまったということがあり、嫌な気分になっていたところ、同僚にそのことを話すと、鳩のフン(運)がつくことなんて滅多にないことだと言われ、滅多にないことが起きたんだから何かいいことが起こるかもしれないと考え方を変えたところ、実際にいいことが起こったそうです。
自分の身におきた事の意味付けを変える(マイナスからプラスへ)ことで、今、目の前で起きている嫌なことに対する考え方も変わってくるのでなないでしょうか?
人生は悪いことばかりが続く訳ではありません。
人生楽ありゃ苦もあるさという水戸黄門の歌にもあるように楽しいことと苦しいことが交互にやってくると考えれば前向きな気持ちになれるのではないでしょうか?
- アンテナを立てていると情報が集まる月間MVP
堺 友樹- 当社で経営発表会を行った顧問先の社長が言っていた言葉で、とても感銘を受けました。
こうしたい、ああしたいとなった場合、まず情報を集めると思います。
今は便利な時代なので、インターネットでキーワードを検索すれば、いくらでも情報を集めることができます。
それだけでなく、例えば新聞を読んでいたりしたときでも、普段ならスルーすることもアンテナを立てているとその情報に目が止まり、入手することができます。
自然と自分が思っているものが目に止まる。
それを情報が集まると表現されたのだと思います。
日々アンテナを立てて生活すると、欲しいと思っている情報が手に入ると思いますので、皆さんもそのように生活してみてはいかがでしょうか?
- 小さな実績を一つ一つ増やす
柴崎 誠- 仕事において大事な指標があります。
その中でも事実ほど大事なものはないと実感します。
なぜ事実が大事なのか?
一言でいうと変えられないからです。
事実は一つ、それ以上でもそれ以下でもない、それだけなのです。
事実を評価する観点から別の言葉に置き換えるとしたら「実績」になると思います。
どんなに夢や理想や目標を語ったとしても、その人に実績が無ければ説得力を持ちません。
逆に実績のある人が何かを言ったりやったりすると、また大きな成果を出すのではないかと注目されます。
仕事や人生で成功したいのであれば実績をどんどん積むことではないでしょうか。
今ある環境で全力を尽くし、小さな実績を増やしていくことです。
- ポジティブシンキング
中澤 正裕- 人間がしつこいくらいポジティブに考えろというのは、もともとネガティブで非建設的な考えに陥りやすいからです。
最近は、「ポジティブな考え方」と「明るい考え方」をはき違えて危機的な状況にあっても危機感を抱かなくなっている傾向にあるそうです。
不満や無力感があるのは人間本来の性質です。
それは個人や集団の伸びしろとも言えます。
問題から目を背けず、立ち向かい改善できれば、閉塞感は打破されます。
それがポジティブシンキングの真の意味ではないでしょうか。
- お礼と謝罪はいつもセット
有村 瑞穂- ①お礼と謝罪は、コインの裏と表のような関係。
お礼…「相手がしてくれたこと」に対して述べる
謝罪…「相手にかけた負担」に対して述べる
これをセットで言うことを意識するのはどうでしょうか。
②では、いつ言えばいい?
相手がしてくれたことや相手にかけた負担…気づいたらすぐ!
出来るだけ早く!スピーディーに!!
③どうやって言う?
?まずは相手の負担に気付く、察する。どんな些細な事でも。
自分の「これくらい大丈夫だろう」は、実は大丈夫ではない。
?謝罪の言葉をはっきりと言う。
謝っているつもりでも伝わっていないと意味がない!
?逆の発想をして、「相手がしてくれたこと、フォローしてくれたこと」に対してお礼を述べる
これらを意識し「お礼と謝罪」がしっかりできる社会人になります。
- あなたといると仕事ができるようになった気がする。
丹下 優子- 女優の小池栄子さんのことを、ある俳優さんがこのように言っていました。
「小池さんと一緒に舞台をやると、自分のお芝居がうまくなったような気がするんです!本当はうまくなんかなっていないのに」
とても素敵なことだなあと思いました。
人と接する時、相手を萎縮させてしまうことはあると思いますし、なにも影響を与えないということも簡単です。
でも、「あなたといると何だか仕事ができるようになった気がする」なんて最高の褒め言葉のひとつではないかと思います。
相手の良い面をどんどん引き出せるような仕事ができたらいいと思います。
- 決断をするきっかけ
工藤 正悟- 販売心理学において、人間は感情で物を買うそうです。
損得は情報として理解し、その上で感情と天秤にかけて物を買うのです。
また、感情の中でもマイナスイメージを回避するための感情が一番行動に結び付くそうです。
通販番組でも一度マイナスイメージを出してからおまけとしてプラスイメージを流しています。
迷うという現象は、損得と勘定のジレンマによって発生します。
ビートたけしさんによれば、感情を完全に捨てきれることができれば迷いはなくなるそうです。
感情で判断をするのが良い、損得で判断するのが良い、どちらが良いというわけではありませんが、自らが迷った時や誰かが迷っている時はどんなジレンマなのかを見てあげると良いかもしれません。
感情によるジレンマは他の方法で解決できるかもしれません。
- プラスの言葉を最後に言う
江原 智恵子- 人は強く思っていることを最後に言いたくなるそうです。
例えば、あの人は口は悪いけれど本当は優しい人だと言った場合、優しい人だということを言いたいのだそうです。
逆にあの人は優しいけれど口が悪いと言った場合には口が悪い人だということを言いたいのだそうです。
そして言われた側も後に言われた言葉が心に残るので、前者の場合は優しい人、後者の場合は口が悪い人というイメージが残ってしまうそうです。
この心理をよく考えて、親や先生、上司は人を育てるのだそうです。
親は子供に「あなたは勉強はあまりよくできないけれど友達思いよね」と言った場合や、上司が部下に「君は仕事はまだまだだが、あいさつは社内で一番だ」と言った場合、言われた子供や部下は後に言われた言葉の方が心に残るので、ほめられて嬉しいという気持ちの方が強い為、前半部分も素直に受け入れて、勉強もっと頑張ろうとか仕事頑張ろうという気持ちになるのだそうです。
プラスの言葉で締めくくることで相手が前向きな気持ちになったり、元気になるのではないかと思います。自分がまわりに人に対してどんな言い方をしているのか思い返してみて、プラスの言葉でしめくくるように心がけたいと思います。
- 絶対は絶対にない
堺 友樹- 織田信長が言ったといわれている言葉に「絶対は絶対にない」という言葉があります。
これは、絶対に出来ないということはないという意味と、絶対これで大丈夫と思った時が一番危ないという二つの意味があると言われています。
高校の部活の試合で相手は全国大会常連の選手とやることになりました。
普通に打ち合っては勝つことが出来ないだろうから、1つのポイントを3回までしか打たないとペアで決めて試合に臨みました。
例えミスをしても良いから絶対に4回以上打ち合わないと決めてやった結果は、ファイナルセットで負けてしまいました。
最初から力の差ははっきりしていても絶対に出来ないことはないということを、試合で負けはしましたが感じることが出来ました。
仕事や普段の生活の中で絶対に出来ないことはないんだと心に思って取り組んでいきたいと思いました。
- もう一人の自分を育てる
石原 あい- 物事を誰かに伝える時は独りよがりにならないように、もう一人の自分を持ってそれを育てていくと良いそうです。
例えば、思いついたアイデアを書きだしたとします。
もう一人のあなたがいたら、その人はどう見るでしょうか。
このもう一人の自分は常に自分に突っ込みを入れます。
改善する余地がまだまだある、とアドバイスをくれるというわけです。
これは物事を客観的に見る力にも繋がってくると思います。
一流アスリートに共通する必要条件に「自己を客観視する能力」があるそうです。
確かに、自分の能力を的確に把握できなければ世界では勝てません。
これはスポーツの世界だけではなく、ビジネスマンにとっても不可欠な能力です。
このように客観視する事の重要さは分かりますが、同時に主観と客観のバランスを取ることも大切です。
これを実践するとなると少し難しく感じるので、まずはもう一人の自分を意識する所から始めてみては如何でしょうか。
もう一人の自分なら何というか、自分になら一番ツッコミを入れやすいと思います。
それを育てていくことで、気づく癖がつき客観的な思考が身について行くことになると思います。
- 「永久保証」という意味
土肥 宏行- 最近家族でキャンプでもしたいなと思い、皆の意見を聞いているうちにたどり着いたのがスノーピークというアウトドアメーカー。
まずとにかく値段が高い。
値段は高いが品質には絶対の自信があるようです。
社長の山井さんは自分がユーザーとしてアウトドア用品を使うときに嫌だなと感じるケースは大きく分けて2つあると言ってます。
1つは製品が壊れること。
もう1つは使い勝手が悪いこと。
自分がユーザーだったら嫌だと思う製品を提供することをしてはいけない。
だからそんなものづくりをしないと決めたそうです。
そしてユーザーにとことん誠実に向きあった結果生まれたサービスが「永久保証」みたいです。
製造上の欠陥だったらいつまでも保証がきくんです。
保証期間ってだいたい1、2年ですよね。
そこを永久。たんなるユーザーへのサービスというだけでなく、この会社の品質の価値を、絶対的な自信を、この4文字に詰め込んでいるような気がして強烈な印象をうけました。
- 仕事の種類を考える
工藤 正悟- 仕事は4つの分類に分ける事ができると言われています。
①緊急度:低、重要度:低
他の人にやってもらえるなら振った方がよい領域。出来れば無くしたい。
②緊急度:高、重要度:低
時間を割かずに消化すべき領域。短い時間でいかにこなすか。
③緊急度:低、重要度:高
一番時間を割くべき領域。能力向上のための勉強などが挙げられる。業績の高いセールスマンが最も時間を割いている部分。
④緊急度:高、重要度:高
とにかくすぐ取り組んで対応すべき領域。顧客対応など。重要度が低い仕事に割く時間をいかに減らして、重要度が高い仕事に取り組むか、自分の今の仕事の時間配分はどうなっているか考えながら自分をマネジメントしてみてはいかがでしょうか。
- 気持のいい「はい」を言えない人は何事に対しても腰が重い
仲吉 美香子- これは厳しいマナーで有名な平林都さんの言葉です。
一時期テレビ出演などで大変有名になった方ですが、この方はどんなお客様に対しても最高のマナーを守って対応するという事を教えていらっしゃいます。
以前テレビでお菓子屋さんの従業員に対して接遇を教える中で、実際に平林さんが接客をされていましたが、低姿勢さや丁寧さは有名ホテルのような対応でした。
客単価を考えても有名ホテルとお菓子屋さんでは全く違いますし客層もまた変わってくると思います。
しかし「お菓子屋さんならこの程度のサービスでいいだろう」というところに有名ホテルのような接客をプラスアルファで付ける事によりお客様の満足度は良くなりますし客単価のアップも見込めるかもしれません。
気持ちのいい「はい」もこうした平林さんの考え方からきているんだと思います。
確かに「はい」の言い方一つとっても印象は全く変わります。
元気よく「はい」と返事をされている方の方がキビキビとした動きをしているような気がします。
これは電話対応で生かせると思います。
気持ちにいい返事をする事により印象もだいぶ変わってきますのでこれから心がけていきたいと思います。
- 前向きになる子の親が実践する3つの声掛け
幕内 彩乃- ①GOOD NEWSを毎日語り合う
人間はGOODとBAD,またはプラスとマイナスを同時に考えることは出来ないので、GOOD NEWSを語り合うことによって、最後は必然的に気持ちはGOODに支配され、それが習慣になると前向きな性格に変わっていきます。
②褒めるのではなく認める
前向きにさせるには自分は出来る!という自己肯定感を高めるようにすることだそうで、ただ褒めるだけだとマンネリ化し、褒める度合いを引き上げざるを得なくなりますが、認めるのは単純なだけに飽きがこず、人をモチベートするには最適な方法です
③ではどうしたらいいだろう?HOWを口癖にする
失敗は自分が一番よく分かっています。それに対してなぜWHYで聞かれてもやる気が削がれるだけ。そこで根気よくHOWの提案をしてくれればその瞬間から思考は前向きになります。子供のみならず、人を育てるには効果のある声掛けではないでしょうか?
- 「私は今日が人生最後の日だと思って生きよう」
野本 理恵- 世界最強の商人の著者、オグマンディーノ氏の言葉です。
111ページの短い小説の中に、成功10の巻物としてポイントが書かれています。
その中の一つ。
私は今日が人生最後の日だと思って生きようという言葉。
明日があれば。
またいつか会うだろうから。
明日から。と思うことは日々の中で沢山ありますが、人生という長い時間で見た時に大きな成果の違いです。
仕事でもプライベートでも今日が最後の日だとしたら、と考えると優先順位ややりきる心構えも変わってくると思います。
今日会うお客様が最後だとしたら、
今日、見送った家族が最後だとしたら、そう考えて、すべてのものを大切にすることが多いと思います。
営業というと一部の人というイメージがありますが、
日常生活でも仕事でも人とかかわる限り、「営業的な要素」は誰しも持っています。すべての人により濃い今日を送るためのヒントになると思いましたので紹介しました。
- 素直=行動のスピード
土肥 宏行- 子供の成長ってものすごく早いなと感じます。
こんなこと話すようになったんだとか、こんなことできるようになったんだと日々驚きです。
子供は、良いなって思うことを素直にすぐにやれます。
でも我々大人はどうでしょう。
ある統計ですが、セミナーなど勉強会で本をすすめられた時、すぐに買い読む人3%、1週間後に買いに行く人は87%、買わない人10%という比率になるそうです。
その時は良いなと思ってもなかなか行動に移れない。
結局できる人とそうじゃない人の違いってこういうところに出るんじゃないかな。
やる前に障害を考えてやらない、出遅れる。
これ良いよってすすめられたら、すぐに取り入れようとする。
その素直さのスピードが後になって大きな差になってくるように思えます。
- 今行うべきかどうかは「間」で考える
柴崎 誠- 物事を行うタイミングについて考えたことありますか。
時間こそ最大の武器戦略的にあえて時間稼ぎをすることもあります。
なんでも素早く行えばいいというわけではありません。
場合によっては少し間を置いてから取り掛かった方がいいものもあります。
忙しい中では時間が何よりも大切ですし、心配なことであれば手っ取り早く片付けてしまいたくなります。
しかしちょっと立ち止まり、それは今やるべきこと何かを考えてみることが必要なのだそうです。
「間」という言葉には「隙間」「ひま」などの意味がありますが、「ちょうどよい折」「ころあい」といった意味もあります。
舞踊や演劇などでは動作やセリフの時間的間隔のことをいい、リズムやテンポの意味として用いることがあります。
間を置いた方が良い例として、人間関係でトラブルが起こってしまった場合には少し時間を置いた方が良いそうです。
カッとしたまま自分の意見を言ってしまえばその場はスッキリするかもしれませんが、それは自己満足に過ぎません。
言われた相手の気分を害することになります。
しばらく時間を置くと自分の気持ちが整理されてお互いのことを客観的に考えられるようになり、円満に解決することになるのではないでしょうか。
- 注目すると成果があがる
丹下 優子- アメリカの自動車工場で、労働者の生産性を向上させるための実験が行われました。
組立てラインで働く女性達を対象とした実験です。
工場内を明るくしたり暗くしたり、どんな環境で一番生産性が上がるのかを調べると、なんとどんな環境下でも、実験前より効率があがり欠陥品も減るという結果がでました。
この結果をもとに、女性達に「どうしてこのような結果が出たと思いますか?」とたずねると、ひとりの女性がこう応えました。
「私は、何かに選ばれたこともないし、工場労働者という立場以外の扱いを受けたことがない。だから今回の実験の被験者に選ばれたことがとても誇らしかったのです!」
注目されることで自分が重要な存在になったような気がして、いつも以上精を出した、とのことでした。
注目される仕事は、注目されない仕事より効果が期待できる・・・という研究結果が証明されているそうです。
仕事や家庭においては、あなたに注目していますよ、あなたは大切な人ですよと接することで、大きな成果に導くことができるかもしれません。
自分の仕事に対しては、自分が一番関心を持ち、自信と誇りをもって取り組むことで、結果をつくり出すことができるのではないでしょうか。
- よく考える。しかし考えすぎない。
江原 智恵子- 知人にプレゼントを贈ろうと思ったときに、何を送ったら相手に喜んでもらえるか一生懸命考えることは良いことだと思いますが、あまり考えすぎると何を贈ってよいのかわからなくなってしまうということがあるのではないでしょうか?
よく考えるということはとても大事なことですが、あまり突き詰めて考えすぎるとかえって迷いが生ずることにつながってしまうのではないでしょうか?
仕事にしても何か目標と立ててそれを達成しようとする場合においても、「よく考えて行動する」ことは大切ですが、「突き詰めて考えすぎる」とかえって迷いが生じ、心も乱れ、何をしてよいのかわからなくなってしまいます。
人生にはこれが絶対に正しい答えだということはありません。
又、100%完璧だということはないということをよく理解して、「よく考える。しかし、考えすぎない。」という、ちょうどいいバランスを保ちながら生きていくことが、あまり悩まずに平常心でいられる秘訣ではないかと思います。
平常心でいるということは、まわりの状況に必要以上に影響されずに動じない心でいることだと思います。
平常心でいることができれば、色々な場面で普段どおりの力を発揮することができると思います。
よく考える。
しかし考えすぎないように心がけ、なるべく平常心でいられるようにしたいと思います。
- 体を動かすこと
堺 友樹- 長い時間机に座っていると、体が硬くなってしまいます。
最近、ストレッチ専門店というところに通っています。
体が硬くなってしまうと血流も悪くなり、色々なところに不具合が出てきます。
そのお店では、ストレッチをすることによって体の筋肉をほぐしていきます。
これを繰り返していると、人間の体は3ヶ月くらいすると慣れてくるらしいです。
私自身、ふくらはぎなどとても硬く、一日中歩くと足が痛くなってしまいます。
しかし、ストレッチをすることによってその痛みを感じにくくなってきて、自分でもこの効果を実感しています。
普段の生活の中で体を動かすことをこれからもやっていきたいと思います。
- 自立とは依存先を増やす事
石原 あい- 一般的に、自立の反対語は依存であると勘違いされていますが、人間はものであったり人であったり様々なものに依存をしないと生きてはいけません。
依存先を増やし一つ一つの依存度を浅くすると、何にも依存していないかのように錯覚できます。
実は、膨大なものに依存しているのに、私は何にも依存していないと感じられる状態こそが「自立」と言われる状態なのだろう、という事です。
また、子育ての自立を目指すならむしろ依存先を増やす必要があり、子供の自立とは、親以外の依存先を開拓する作業である、と述べられていました。
自立に対しての考えは人それぞれで色々な意見があるかと思います。
Give&Takeという言葉があるように、双方で支え合って初めて自立した関係が築けるのだと思いました。
- お客様が満足を感じるための条件
工藤 正悟- アメリカのマーケッター、ブライアン・トレーシーいわく、お客様が満足を感じるには条件が4つあるそうです。
①お客様自身が、サービスを選択したという実感があること。実際には誘導されていたとしても、選択したという実感があれば十分だそうです。
②お客様が労力をかける。サービスの効果を得るために、お客様自身にも労力をかえてもらう方が、効果に対する思い入れ、意気込みが増すそうです。
③お客様がサービスの効果を実感する。具体的な数字、変化をお客様自身が感じ取る必要があります。
④お客様がサービスをシェアできる。どんなサービスか、どんな効果があったかを知人、友人にシェアすることです。
この4つの条件は決して困難なことではありません。
各条件を通過するようにお客様と接することを心がけましょう。
- 早寝早起きについて
仲吉 美香子- 早寝早起きは健康に良いと昔から言われていますが、常日頃から気を付けている人は少ないのではないでしょうか。
早寝早起きのメリットはゴールデンタイム(夜10時~深夜2時頃)と呼ばれている時間にはホルモンが分泌されたり身体の疲れを癒したりと身体の中で大きな変化の現れる時間です。
つまり、この時間に しっかり睡眠をとっていれば子供は成長していく事が出来ますし大人も身体の調子が整えられたり美容面で言えば肌がきれいになったりするそうです。
逆にこの時間帯に夜更かしをするとホルモンが分泌されることもないので、身体は十分調整できなくなったりして免疫力の低下、寝不足による集中力の低下、さらには肥満になりやすいという事が言えます。
ただ、私たちの生活スタイルやその人自身のタイプ(朝型・夜型)を考慮してみると一概には早寝早起きがいいとは言えないので、早寝早起きが出来る環境や状態にあるなら取り入れていきましょう。
- 目先の欲望に負けない
幕内 彩乃- こんなうれしい提案があったとしたら、どちらを選びますか?
①今日ここで1万円をあげます。
②1年後にあなたに1万1千円をあげます。
1年後なんて先の事は分からないからと①を選んだ人が多いのではないでしょうか?
人はどうしても目先の利益を優先しがちで、我慢して得られる将来の価値を実際の価値より小さく感じる傾向が強いようです。
アメリカのスタンフォード大学で行われた「マシュマロ実験」によると(詳細割愛)マシュマロを食べずに我慢できた子供のグループは、我慢できなかったグループに比べ、周囲から優秀という評価を得、大学進学適正試験SATの点数も高かったという事です。
目先の欲望に負けないで、将来の価値に目を向けるように心がけると、今本当にやるべきことと同時に将来のビジョンも見えてくるのではないかと思いました。
- 誰にも負けない努力について
野本 理恵- 会社の経営理念やビジョンは社員と共有することは大切ですが、それだけで成果がでるものではありません。
京セラのフィロソフィーを例に取るとこれが組織の成果の要であるようにとらえられる人がいるように思いますが、これには誰にも負けない努力極限までの経験を行った人にしか、この本当に意味はわからないということです。
経営理念やビジョンはその人の仕事へ努力や意識によって受け止め方が大きく違います。
同じように「大事なことだ、共感できる」と思っても、日々の仕事に努力が伴わなければ、ただの自己満足や意識だけが高く成長にはかえって邪魔になるかもしれません。
本当にお腹に落ちる努力をしている、上位5%の人間に少しでも近づけるように日々、仕事に当たりたいと思います。
- モチベーションのポイントを工夫する
土肥 宏行- 大事だと思っていても続けられないものって誰にでもあると思います。
例えばスポーツジム通い。
適度な運動は必要だからと始めてはみたものの、いつの間に通わなくなっていました。
その問題に対してホリエモンこと堀江さんは「ジムの近所に住む」と言っています。
人間は怠惰な生き物。
だからシンプルに、「通うの面倒くさい」を排除して、行動を変えようとしているのです。
またこうも言っています。
「美人のトレーナーをつける」。
ジムに行く目的自体を置き換えてしまう。
美人やイケメン目当てに通うんだから楽しいですよね。
大変なことを気軽に行けて楽しいことに変換させた今回のように、モチベーションの下がることを排除し、モチベーションが上がるポイントをいくつも用意することが、嫌なこと大変なことを続けるコツなんだと思います。
- 面ではなくたくさんの点を想像する
柴崎 誠- どんな仕事に就いても働く人にとって大事な要素の一つに想像力が挙げられます。
考えを重ねていろいろなアイデアを生み出してもそれだけでは仕事になりません。
思いつきのその先にあるものは何かを考え行動に移していく。
その際にはアイデアを例えてみることが有効なのだそうです。
人に説明するときに「例えば~」と話を展開することがよくあります。
その「例えば」をいろいろなバリエーションでできる限りくっつけてみることです。
「このアイデアは食べ物に例えるとどういうものか?」この例えはどんなものでもいいそうです。
例え話を用いた説明を繰り返すとアイデアはどんどん具体化して自分の中でも整理がついてきます。
理解が深まり、アイデアを実行に移す手がかりが見つかるはずです。
また、例え話を作る際のコツは目の前にある物事の真ん中ばかりを考えないこと。
核心ではなく周辺には何があるのかを想像してみるのが効果的なのだそうです。
- 正しい情報だけが効果をうむとは限らない
丹下 優子- A先生とB先生という二人のお医者さんがいます。
どちらも真面目な先生ですが、風邪薬を渡す時の対応が違いました。
A先生「この薬をのめば必ずよくなりますからね!」
B先生「この薬が効く確率は80%、副作用が出る可能性も10%あります・・・」
どちらのお医者さんに診てもらうほうが元気になりそうですか?
正確さという意味では間違いなくB先生ですが、病気がよくなりたいと期待する患者に対して、期待に応えている(効果を出している)のはA先生ではないでしょうか。
私達のような仕事で大切なことのひとつは、正確さを背景にした相手に対する効果であり、相手に確信と勇気を持ってもらえる能力を養うことだそうです。
毎日様々な「相手」と向き合いますが、なんだか元気が出てきた!やれそうな気がする!と思ってもらえるような対応をこころがけたいと思います。
- 記憶(ワーキングメモリ)と記録(メモ)月間MVP
幕内 彩乃- 「すっかり忘れていた」や「勘違いしていた」などの物事を忘れるミスは【作業記憶】を意味する脳のワーキングメモリを良く知り、その働きを利用することで減らすことができるのだといいます。
ワーキングメモリとは単純な暗記能力ではなく、行動しながら短期間だけ記憶する事を指し、普段の生活でも使っています。
例えば人との会話でも、相手に聞かれた質問を覚えておくから答えられるのだし、読書でも登場人物や前ページの場面を記憶しているから文脈が理解できるのです。
2階に本を取りに行ったのにベランダの洗濯物に気が付いて取り込むうちに、何をしに来たのか忘れてしまうという似たような経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?
これは明らかにワーキングメモリが働いていない証拠です。
ある脳科学者によると「ワーキングメモリには制約があって、一度に使える情報処理量は3つぐらい」との事です。
このようにワーキングメモリはそもそも容量が少ないために、それを使わない工夫をすることも大事で、物事を努力して記憶しようとせず、【メモ】に書いて残しておくことも大切なのです。
ですので、ワーキングメモリを鍛える事、メモすることの両方を活用出来たら、仕事の効率と精度をあげることができるのではないかと思います
- 明確にして、決める
江原 智恵子- 私たちが夢や目標を語る時にどれだけ明確にできているでしょうか?
どんな人生を歩みたいのか?と聞かれても「できれば家族仲良く暮らせればいいかな」という程度で、それ以上のイメージは持っていないという感じ。
こんな漠然としたイメージでは夢や目標が叶うはずがありません。
自分がどうしたいのかを明確にしなければ、どう行動するべきなのかが決まりません。
明確にするときは「大事なことから決めていくこと」が原則です。
今晩何を食べるかよりも、どのような人間になりたいかを先に決めるのです。
明確にするとは聞かれてから考えて答えるようではダメで常に自分の中に抑えておかなければなりません。
明確にしたら決めることです。
AとBの方法があったらどちらか決めることです。
決めないで迷っていたらいつまでたっても前に進みません。
逆に決めてしまえば、やることが見えてくるので行動に移せます。
まずは夢や目標を明確にし、やるべきことが見えてきたら、さらにその様々なやるべきことに対していつまでも迷っていないでどんどん決めて行動することが夢や目標を叶えるために必要なのではないかと思います。
- 最近感じたこと-笑うことの大切さ
堺 友樹- 結婚して、嫁が毎日よく笑うことに気づきました。
なぜそんなに笑うのかと聞くと、笑うと幸せに感じるからだそうです。
そして、そんな笑った姿を見ていると、なんだか私もうれしくなってしまいます。
昔は精神的に良くない時期があったそうですが、今は精神的にも落ち着いています。
笑うということには自分だけでなく周りも幸せな気持ちにする力があるのだと、最近感じたことです。
- 自信は信念へと昇華する
石原 あい- 自信は、自分の思考が実現すればする程大きくなります。
「こうしよう」と決めて、それを自分の力で現実化した。
それまで出来なかった事が学習や訓練によって出来るようになった。
こうした成功体験、突破体験をした時小さな自信が生まれ、これを繰り返すことによって少しずつ大きな自信になっていきます。
それはやがて信念へと昇華していき、この信念があるからこそ、
つまらなくても苦しくても何でもいいから自分の願望実現のために行動する、自分の信念に従って行動し続ける事のできる人間になるとの事です。
- 変化を感じるには観察眼が必要である
柴崎 誠- セブンイレブンでは売り場がマンネリ化している店が多くなった時期があるそうです。
加盟店のオーナーさんがパートさんに売り場を任せっきりにして、同じパートさんが長いこと同じ売り場を担当しているという場合に起こりがちなのだそうです。
同じ店の中だったら売り場の担当を変えるやり方をとらないと担当者が今売れている商品のみをずっと追求することが起こりやすいのです。
「今売れているからいいんだ」ということは絶対になく、今まで売れてきたものとお客さんが新たに欲しいもの、そのニーズは別のものと考えられています。
そのニーズをつかむ対応策として、例えば人と会って話しているときでも「ワイシャツは白と青のどちらを着ている人が多いのだろうか?」などと注意してみることを挙げています。
疑問を感じたり、観察したりする感覚が身についていることが大事であり、さらには、日常で培った観察眼を各自が持っていることが重要なのだそうです。
- 第一ボタンをかけ違えないように
丹下 優子- 顔の彫刻をする時に大事なことは、「まず目は小さく鼻は大きく」彫り始めることだそうです。
そうしておけば、目をもっと大きくしたければもっと広げて彫ればいいし、鼻を小さくしたければさらに削ればいいわけです。
まさに始めの一歩は肝心です。
掃除の進め方、朝の着替え、日常のあらゆることを合理的に進めようとしている人と、習慣にもとづいて考えることを省略している人、長い期間では大きな差が出てくるのではないでしょうか。
まさに第一ボタンをかけ違えていないか、今日一日の仕事の段取りを工夫して行いたいと思います。
- 何かを極めるということ。
工藤 正悟- 歌手の長渕剛さんが最近書道を初め、その中でもよく書いている言葉が「殺気」という言葉です。
長渕さんはこの「殺気」という言葉は、何かを極める人が帯びるものだと言っています。
長渕さん曰く、何かを極めるということは、「まず本気で挑むこと、本気で挑み続けるとその人は狂気を帯びる、狂気を帯びたまま極め続けると殺気を帯びる、殺気を帯びた先に本当の覚悟が出来る」と語っています。
殺気がどのようなものを言うのかは分かりませんが、本当の覚悟を持つためには、殺気を帯びる程の覚悟と信念が必要だということらしいです。
- 集中力を持続させるおやつの選び方
仲吉 美香子- 仕事中に集中力が途切れて頭の回転が悪くなったりすると「糖分を補給しなくちゃ」と思って甘いものを食べたりした経験がある方も多いと思います。
糖分の摂り方によっては頭の回転を良くすることもあるし 逆に悪くする場合があります。
その取り方のカギになってくるのが「GI値」。
GI値の高い食品を摂取すると、血糖値の上昇が激しくなり過剰にインスリンが分泌されます。
過剰にインスリンが分泌される事で血糖値が下がるだけでなく、食事をとる以前の血糖値より下がってしまう為、だるさ、倦怠感といった疲労や眠気を引き起こすのだそうです。
一方、GI値の低い食品を摂ると血糖値の起伏が穏やかなになるので集中力が期待できるという事です。
必要に応じてGI値の低い食品を摂取する事で仕事の効率UPにつなげましょう。
- 自己ベストを更新し続ける
江原 智恵子- 世の中には結果が全てという考え方があるかもしれません。
確かに結果が出なければ会社が成り立たないので結果を意識することは大事です。
ただ結果を先に考えてはいけないのかもしれません。
結果ばかり考えていては楽しくありません。
過去を思い返してみると良い結果よりも失敗した経験だったり、完璧にはいかなかったけれど自分なりには頑張った…など、自分がやってきた過程を思い出したりします。
もちろん良い結果が出るのが一番良いのですが、結果が出てもその結果が自分にとって納得のいく仕事をしたうえでの結果でないと自信にはつながらないと思います。
逆に自分が主体的に経験して自分なりにベストをつくして取り込んだ仕事であれば、たとえ結果は出なかったとして必ず自分の自信になると思います。
一生懸命やったからと言って必ず結果が出るとは限りません。
ならば自己ベストを更新し続けるしかないのかもしれません。
一つ一つの仕事に真剣に向き合って自己ベストを更新し続けることが、自信につながったり、自分の仕事に対する気持ちや考え方を豊かなものにしてくれるのではないかと思います。
- やってみてから考えよう
堺 友樹- キャノンの工場では朝の朝礼時に、全員でスローガンを叫びます。
その中で「やってみてから考えよう!」という言葉が入っています。
やる前だといろいろ考えてしまって、悪い事ばかり考えてしまう。
やってから考えるとどうすれば出来るかと考えるので、まずやってみるという一歩目が大事だということです。 どんな事においても、まずやってみてから考えるようにしましょう。
- その言葉に愛情はあるか
石原 あい- 失礼な事を言ったり悪口を言ったりするけれど、なぜか大きな問題にならずに、逆に好感をもたれる人がいます。
一方では、口が悪いまま嫌われてしまう人も大勢います。
この違いはどこにあるのでしょうか。
それは一言でいえば、愛情の差ではないか、という事です。
愛情がないと強い事やキツイことはなかなかいう事ができません。
愛情がないのに強い事やキツイことを言うと、相手の心を傷つけてしまうだけではなく反感や恨みを買ってしまうことにもなるかもしれません。
相手に対する愛情が根底にあるか、そして互いの信頼関係が築いているかどうかで、表面上は同じ言葉であっても相手に与える印象は異なるものです。
自分の立場や相手との距離感をわきまえつつ、どう自分の個性を出し伝えていくか、その人の人間力が問われるところだと思います。
- 頑張るときはいつも今。今頑張れないのに明日頑張れるか。
野本 理恵- 誰にでも「あの時、とても頑張った。だから今の自分がいる」という過去の経験があると思います。
勉強だけでなく、部活や趣味でもいいのですが、その時の頑張った「基準」がその後の社会人として、壁にぶち当たった時のエネルギーの源になると思います。
常にその「頑張った」というレベルを自己更新していくことが成長につながると思いますが、そのためには常に今に全力であること、目の前のお客様に最高のパフォーマンスをしつづけることが必要になると思います。
中学の時の部活動の経験が私にとっての頑張る基準を作ってくれたなとあらためて思いました。
- 直感を鍛える
土肥 宏行- 物事を判断するときに直感で判断することがあると思います。
神のお告げではないですが、急に頭に答えが出てくるというものです。
皆さんも直感通りやったら上手くいったとか、あの時思った通りにやったら上手くいったのにという経験があると思います。
この直感ですが、私にはたまにしか降りてこないのですが、これは私がもっているデータ量が不足しているからなのだそうです。
もともともっているデータの中から、「これはいらない」、「これはいる」という取捨選択の作業が行われ、ぴったりの答えが出されるのです。
将棋の羽生名人は一手を打つために何百万もの手から一番良い手を選択していることからもなるほどと思います。
では私たちが直感を鍛えるにはどうすればよいのか?
答えは「とにかくやる」だそうです。
自分の周りで起きていること全てを自分のことと考え情報を仕入れていく。風邪をひいたらなんで風邪を引いたのか?窓が開いていたのか、家族からうつされたかと1つ1つ結論を出す。
そんな些細なことで良いそうです。