スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年2月)

真の人間関係に、駆け引きなど存在しない

土肥 宏行
高校の女子サッカー部の熱血監督と選手の密着取材をテレビで見ました。
練習の時の監督はまるで鬼で、ビシバシしごきます。
ただし練習が終わると親しげに生徒と監督が話している光景になります。
この監督は練習だけでなく、自分の家を寮にして食事をつくり、プライベートの相談にのり生徒にとって良いと思うことを何でも無償でやっているようでした。
こうすれば自分が得をする。
こんなことをやっていては自分が損をする。
そんなことを考えて行動している間は本当の意味での人間関係や信頼は得られないのだろうなと思いました。
「何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである」
(羽生善治さんの言葉)

渋谷 佳代
仕事をしていると、さまざまな情報や必要な資料が多くなっていきます。
情報に埋もれて、これらのうち、本当に必要なものを探せないでいることはありませんか?
自分で考えて
①必要な情報を明確にする。
②情報を取捨選択する。
最初は、言われたことを言われたままに行うマニュアル人間になってしまいます。
こんな時でも、何かを自分なりに考えたり意識しながら仕事をすることを心掛けましょう。
基礎を固めた上で、後になって、同じ仕事をしたり、類似している問題に当ったときに、その差が生まれてくると思います。
人より半歩でも先を行く仕事をしたいです。
1つ1つを乗り越えて、今がある

鈴木 正大
社会人の先輩から受け取った言葉です。
その先輩は、今でこそ現場の第一線で活躍していますが、新人の頃は、ある程度、いい意味でも悪い意味でも、手を抜きながら仕事をしていたそうです。
そんな中、ある時、今までのやり方では乗り切れない、1つの「きっかけ」になる仕事に取り組むことになったそうです。
それを乗り越えて、今の地位にいるんだ、というお話をされていました。
そこでその先輩が何をしたのかというと、「特に特別な事はしていない」のだそうです。
ただ、目の前に現れた壁を1つ1つ乗り越えていったことで、気が付いたら、今の地位に自分がいたそうです。
あまりにも高望みな目標を抱えすぎず、今の自分が乗り越えられる課題を1つ1つ乗り越えていくことが、理想の自分に近づく第一歩なのかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年1月)

失敗は成功のもと

山田 祐子
発明家トーマス・エジソンは
「私は今までに1度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を今まで2万回したのだ。」
と言っています。
マイケル・ジョーダンは
「高校時代は代表チームの選考から漏れた。9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートを任されて26回も外した。だから、私は成功した。」
と言っています。
失敗したっていい、失敗しても前に進めばいい、反省して自分の力にしていけばいい。
私は、失敗を恐れるのではなく、失敗が無ければ成功は無いんだということ、そして自分の力を信じて進んでいきたいと思います。
「成功するまでやめない」

野本 理恵
何かにチャレンジしているとき、成果がでないと
「そもそもこのやり方が間違っているのではないか?」
「ゴール自体が誤っているのではないか?」
と思ってしまいます。
しかし、往々にしてこれは自分を守るための言い訳であったりするのかなと稲盛氏の言葉を聞いて感じました。自ら退路を経って、
「成功するまでやり続ける」
ということが大切なんだと思います。
チャレンジするかぎり、成果がでないということはつきものです。
しかし成果がでないことは失敗ではなく、チャレンジを辞めた時が失敗だと思いました。

私自身、このエピソードを聞いて少し気持ちが軽くなりましたのでおすすめしたいと思います。

見込み60%で意思決定し、残り40%で行動する

柴崎 誠
1つ間違えたら永遠に取り返しのつかない意思決定など、そうはありません。
また、100%絶対に正しい意思決定もありません。
見込み6割でどんどん意思決定し、残り4割は行動しながらカバーしていく。
そうすると多少間違っていてもどのようにカバーしていくかが、意思決定においては大切だといえるのです。
リクルートには「まず行動しろ」というスピーディーな力を求められる企業風土があるそうです。
そこには「6割はじっくり詰め、残り4割は深追いせずに行動に移れ」という意味合いが込められています。
6割部分が充実しているからこそ、素早く決断して実行できるということです。
また、もしうまくいかなかった場合には、あらかじめストックしてある選択肢のうち、今回は使わなかったものを次回の策として投入することでカバーできます。
効率化を考えるときはゼロベースから考える

吉田 昇平
物事を効率よくするために、無駄をなくそうとしようとする際に、今ある形をイメージして、そこから無駄をなくしていくというようなイメージで考えていませんか?
それでは本当の効率化は出来ません。
効率化を考えるときは、まずゼロから最低限必要な工程をイメージし、その上で必要なチェック項目などを肉付けしていかなければ、無駄というものはなくならないのです。
本当に効率化をしたいのなら、今あるものを一度完全に捨て去って、一度根本から見直さなければならないのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年12月)

相手のことだけを話題にする

江原 智恵子
人と上手にコミュニケーションをとるための第一歩は、まず人間の本性は何かをきちんと理解することだそうです。
人間の本性は何なのかというと、人間はもともと自分の事しか考えていない、自分のことしか関心がない生き物だそうです。
この事を認識した上で、人と会話をする時はどんな話題がよいのかというと、相手の一番関心のあること、つまりはその人自身の事を話題にすればいいということになります。
相手の事を話題にすれば、それは相手にとって一番関心があることですから、まさに人間の本性をついている訳です。
人と会話をする時に肝心なのは、自分がその話題に関心があるかではなく、相手がその話題に関心があるかということだと思います。
頑張らなくていい所で誰よりも努力する

丹下 優子
今年人気となった、東進ハイスクールの林先生が、生徒に一番伝えたい言葉がこれだそうです。
先生の話を例にとれば
「僕がジャニーズ事務所に入りたいと努力したところで、それは不可能に近いこと。ならば適性があると思う塾の講師という職業で、甘んじることなく死ぬほど努力することが人生のベスト」
ということのようです。
職業を選択する時に限らず、自分の得意とする分野で、誰よりも努力する。
そうすることで道がひらけたり成果が出たり、自分自身も幸せを感じることができるのだと思います。
何が起きるかを考えると不安になる
何を起こすかを考えるとワクワクする

石原 あい
不安に勝つ方法とは、色々あるかとは思いますが、「客観視と座禅」が良いそうです。

へんに押さえたり目を背けようとすると返って不安は巨大化するので、自分の心を客観視する力を高め、思考と現実との違いを見極める、この作業が座禅につながるようです。
座禅までしなくても、今を見つめ今に集中する瞑想する事で、脳の血流をアップさせて考える力が高まるとの事です。
一休さんのフレーズで、「気にしない、気にしない」「ひとやすみ、ひとやすみ」というのがありましたが、これも心を落ち着かせるのに良い言葉だと思います。
そして、「何を起こすか」というところで、自分が起こそうとする行動や起こした行動がワクワクすることに繋がれば、プラス思考となり自分への期待も高まり、自己評価があがり自分の力を信じる事ができるのだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年11月)

結論を持ちましょう

吉田 昇平
物事に熱中していると、視野はどんどん狭くなっていきます。
過程に集中するあまり結論を見失うことはよくあります。
そうならないためにも、まず結論を持ったうえでそこから逆算する考え方も大切な考え方です。
結論というゴールを仮定して、そこに向かって理論を組み立てていく「ロジカルシンキング」の考え方を持つのは分析や計画を練る上で最低限必要な力なのです。
調べ上手、探し上手になる

渋谷 佳代
「聞いてばかりいないで、自分で調べなさい」
私は、社会人になりたての頃、上司によく注意されました。
誰かに聞くことは、一番簡単で、はやい解決方法です。
今思えば、私は、きっと何度も同じことを聞いていた可能性があるのではないかと思います。
どんなことも、慣れないうちは、メモをとることや、ノートにまとめることが必要だと思います。
でも、時間が経って、同じような事柄に直面した時、そのノートや必要書類を自分で探し出して、実践することができなれば、何の意味もないことになります。こういった状況に陥らないためには、
1.極力、自力で調べてみる(時間との兼ね合いで、聞くことも必要)
2.忘れない工夫をする(簡潔にまとめたり、記憶に留める工夫をする)
3.探しやすいように収納する(必要な時に必要な情報がすぐにわかるようにする)
この過程を繰り返すことによって、調べ上手、探し上手な人は、
1.人の話を丁寧に真剣によく聞く人
2.自分の頭で考え抜く人
3.自分の考えを分かりやすく整理して人に伝える人
になるではないかと思います。
「〇〇らしさ」を見つけよう

鈴木 正大
皆さんは、友人に、自分の印象的なエピソードなどを話した時に、「〇〇らしいよね」と言われたことはありませんか?
この「〇〇らしい」という言葉が使われるのは、何も個人に限られた話ではなく、企業においても使われることがあります。
例えば、他社とは違った、独創的な商品を創ることを売りにしているA社が、独創的な新商品を発売したとすると、「A社らしい」と言われるのではないかと思います。
逆にA社が、同業他社と同じ様な、ありふれた新商品を発売したら、それは「A社らしくない」と言われるのではないかと思います。
このように考えると、「〇〇らしさ」というのは、相手が、自分に対して「期待」している部分を指すのではないかと思います。
お客さんが自分たちに「期待」している「○○らしさ」が何なのかを考え、それが、お客さんの求めている「○○らしさ」と100%一致した時に、最も相手が満足する成果を生み出す事ができるのではないでしょうか。
仕事を自分のものにせよ

清水 真海
日本の"製紙王"と言われた王子製紙初代社長の藤原銀次郎が述べたものです。
愉快に働く心構えとして非常に簡単明瞭に本質をついております。
「自分で進んでやっている仕事は、会社のものでもなければ、重役のものでもない。また、これを監督したり、命令したりする部長、課長のものでもない。自分のやっている仕事は、あくまでも自分のためにやっているものである。また、自分のものにしてしまわなければ愉快には働けないし、熱心にもなれない。そうなると当然、能率も上がらない」
愉快に働くための一番目として、「仕事を自分のもの」にすることを肝に銘じてください。
「これは会社の仕事だ」とか「上司に言われた仕事だ」とか言っているうちは、仕事は決して愉快なものにはなりません。
人に縛られるものではなく、自分の創意工夫、知恵を絞り、自分のものとして考えることができれば、どんな仕事も愉快になること間違いなしです

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年10月)

5W1Hをフル活用して考える

江原 智恵子
「いつやるの?今でしょ。」
でおなじみの東進ハイスクールのカリスマ塾講師の林先生の本に書いてあった言葉です。
人は困ったときに「どうしよう」という言葉を繰り返し結局解決策が見つからないという結果になる場合が多いと思いようです。
でも何事にもすぐに動ける人、つまり「今やる人」はちょっと違うそうで、何か問題が起こったときに頭の中で5W1Hをフル回転させて情報伝達のポイントである6要素をはっきりさせるのだそうです。
そしてこれを応用することにより問題解決ができるのだそうです。
例えば歯の磨き方が悪いと歯医者さんに指摘されていた人がお風呂で歯を磨くように変えたら磨き方が良くなったという例があります。
これは「どのように」磨くかということを「どこで」磨くかに問題をすり替え、応用したことにより問題解決につながったという例です。
この5W1Hをフル活用することによりすばやい問題解決ができる人になれるのではないかと思います。
元気のでる言葉を使おう

丹下 優子
『言葉は種のようなもの』という話を聞きました。
学生時代の先生の言葉が今になってわかった、という経験がありますが、言葉は自分や相手のお腹の中に種を蒔いて、時の経過や経験と重なって花を咲かせたり実をつけたりするのだそうです。
そう思うと、やはり元気の出る言葉や表現を使いたいものです。
言葉の力を感じるエピソードがあります。
オロナミンCのCMは「元気ハツラツ・・・!」のフレーズでお馴染みですが、このCMに出演していた大村昆さんは当時大病を患っていて出演を迷っていたそうですが、結果的にこのオファーを受けてよかったと思うことになります。
というのも、CM制作中に何度も「元気ハツラツ!」と叫ぶうちに、心も体も元気になることを感じられるようになったからです。
自分の言葉を一番近くで聞くのは自分の耳です。
また、周りの人の心に言葉の種を蒔くのであれば、いつか元気や勇気という実を結んでもらえるように、なるべく肯定的な言葉を使うようにしたいと思います。
「効果的な『ありがとう』を使おう」

野本 理恵
誰しも、「ありがとう」という言葉をもらって嫌な気はしませんが、いつも何も言わないような上司から「ありがとう!」と言われ、「…??」という気持ちになった経験もあると思います。
言った本人は感謝の気持ちを伝えようと思ってもこれでは本当に相手に伝わったとは言えません。
しかも次の同じようなタイミングで、「ありがとう」と言われなければ、「あれ?今日は機嫌が悪いのかな?」という逆効果の評価につながることがあります。
これは自分本位のコミュニケーションだからです。
効果的なコミュニケーションで大切なのは、「相手をよく観察すること」。
だれがどのように頑張っているかをよく見て、良いタイミングで声をかけるからこそ、「ちゃんと見ててくれた」と言われた相手もモチベーションがあがり、次の仕事はもっと期待値を上回るものになっていきます。
これが、効果的な「ありがとう」の使い方、発した方も、言われた方も幸せになるコミュニケーションです。
「業務」を減らして「仕事」をする

柴崎 誠
「仕事」とは価値を生み出すものであり、100円で仕入れたものを100円で販売していたら、仕事ではありません。価値を加えて200円で販売するから仕事なのです。
300円で売れるならそれだけで付加価値が大きいということです。
「仕事」の位置付けをこのように考えた場合「あなたがやっているのは本当に「仕事」ですか?」と聞かれると、少し考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
誰でも仕事というより「業務」に必死になってしまうことが少なくないからです。
ただ、目の前に「業務」と「仕事」がある場合、「業務」から手をつけてしまうものではないでしょうか。
「業務」の方が簡単であり、「仕事」は大変だから後回しにしたいものです。
日々の「業務」がたくさんある中では大変ですが、「業務」の時間を減らし、付加価値の生む「仕事」に費やす時間を増やすのです。
そうやって工夫をして働くことが人を成長させてくれるのではないでしょうか。
メモとり名人は、仕事名人

土肥 宏行
皆さんは仕事において、聞いたこと、調べたこと、先輩に教えてもらったことなどを自分のノートなどにメモをとると思います。
メモを取ることによって覚えたり、後でもう一度見返して思い出したりします。
私も事務所の先輩に教わったことをメモに取り、わからなくなった時などにカンニングペーパーとして使ったりしました。
メモを書くことはそういったことで役に立ちますが、実は心の整理にも役に立つようです。
仕事において誰しも不満を抱いたり、愚痴を言いたくなることがあると思います。
そんな時は、とにかく思ったことをできる限り紙に書いていきます。
全部書いたらそれを真っ黒に塗りつぶして、破り捨てます。
こういう気持ちになった時に、「書いて、なかったことにして、スッキリ」という流れ(スイッチ)を自分で作ることができれば、気持ちがモヤモヤのまま仕事にむかわなくても済みそうですね。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年9月)

知らないことの中に答えがある

柴崎 誠
考えを重ねていろいろなアイデアを生み出しても、それだけでは仕事になりません。
思いついたその先にあるものは何かを考え、行動に移していく。
この過程で欠かせないのが想像力です。
「このアイデアを形にし、実行したらどうなるのか」
を先々まで考えて想像する。
そこから生み出したアイデアは自分だけの発見です。
結果がどうなるのか、その答えは常に「知らないこと」の中にあります。
知らないのであれば、想像するしか方法はありません。
想像力を鍛える方法はいくつかありますが、それ以前の原則として、知識を詰め込まないことが大事なようです。
知識があると「もうわかった」と勘違いをして、想像力を働かせることをやめてしまいます。
知っていることの中に答えを見つけるのではなく、想像力を働かせて知らないことの中に答えを生み出してみる。
これを繰り返すことで自分がやれる仕事の幅は広がるのではないでしょうか。
「とりあえず練習」では上手くなれない

吉田 昇平
何か新しいことを始めるときに、いきなり本番ではまくとりあえず練習を重ねていませんか?
もっと極端に言うと、プロになろうと考えていますか?
子供の習い事を思い浮かべるとわかりやすいですが、プロになろうとして何かに打ち込んでいる子とそうでない子の差は非常に大きいことが多くあります。
ではその差は何なのでしょうか?
才能の差?いえ、プロを目指している子は才能があると保証されてプロを目指している訳ではありません。
「とりあえず練習」という気持ちで行う練習の場が遊び半分のゲーム感覚の場になりがちなのです。
すべてにおいてプロフェッショナルである必要はもちろんないのですが、問題なのは大事な場面においてもとりあえず練習という染み付いた慣習が顔を出してしまうことです。
そうならないためにも大事な場面では競い合う相手を見つけるなどの自分を奮い立たせる材料を見つけることが大切です。
発想を逆転する

鈴木 正大
電車で通勤をしている人なら、皆さん、毎月当然のように、通勤費を支給してもらっているのではないかと思います。
しかし、ある会社では、これとは全く逆の発想で、遠くから通勤して来る人に通勤費を支給する、のではなく、会社のすぐ近くに移り住んできた社員に、居住費を支給する制度を取り入れました。
この発想は、当初は、遠くから通勤している社員にゆとりを持たせることを目的としていたようですが、この制度を取り入れた所、近隣の不動産屋さんが、毎年、この会社の新入社員採用の時期に、新入社員用の空き物件を確保してくれるなど、思わぬ相乗効果があったようです。
皆さんも、日頃当たり前に思っている事に、逆転の発想を取り入れてみると、新たな発見があるかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年8月)

自分のために相手を許す

江原 智恵子
つい過去のことを気にし過ぎたり、気持ちの切り替えが苦手な人は多いと思います。
孔子の言葉に
「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうということはない」
という言葉があります。
嫌なことは忘れるのが一番シンプルな考え方ですが、なかなかできないのが現状です。
でもマイナスの感情で心の中がいっぱいだと心を健康に保つためにも良くないことなので一日の終わりに毎晩その日の気分をリセットすると良いそうです。
具体的には夜寝る前に布団の上で
「私の中にあるマイナスの感情をリセットします。明日はきっといい日です」
と言うのだそうです。
そうすると次の朝起きた時には気分がすっきりしているそうです。
相手を許すことは相手の為ではなく、自分の幸せの為に憎しみや悲しみを手放すと考えるのです。
過去の嫌なことにとらわれ過ぎず、毎晩気持ちをリセットする習慣をつければ日々のストレスも少しは軽減されるのではないでしょうか?
プラスのイメージをぐるりとまわす

丹下 優子
脳の研究では、歩いているイメージをするだけで実際に歩いているのと近い肉体反応を起こすことがわかっているそうです。
子供が畳の上でクロールやバタ足の練習をするのも、まったく無意味なことではないようです。
練習場だけが練習できる場、ではないともいえます。
私自身、大学のテニスサークルの練習初日に脱臼し、数か月練習ができないということがあったのですが、先輩のアドバイス通り、練習に参加し見学しながら頭の中でイメージトレーニングをしたことで、それほど遅れをとらなくて済んだ、という思い出があります。
運動能力に限らず、出勤する前や新しい仕事に取り組む前など、これからの行動プロセスと良い成果が出ることのイメージを繰り返すことで、現実に、きっと大きな違いで出てくるのではないでしょうか。
反省するということ

鈴木 正大
皆さんが「反省」をするのはどういう時でしょう。
1番多い意見として考えられるのは、仕事で失敗したりして、誰かに怒られた時、だと思います。
誰かに怒られた時に反省をするのは、皆さんが意識しなくとも当たり前に行っていることと思います。
そして、相手から問題点を指摘されている分、反省点も明確です。
しかし、反省する人の中には、これとは別に、誰かに怒られずとも自ら反省をする人がいます。
この場合、誰かに問題点を指摘されたわけではないので、まず何が問題だったのかを認識する必要があります。問題点を突き詰めてみると、自分は「反省」をしてたつもりなのに、そもそも、その「反省」から得る答えが何なのか、自分でもわかってなかった、ということもあるかもしれません。
それでは自ら反省をするというのは無駄なことなのでしょうか。
ここで1つ考えてみてほしいのですが、
①誰かに怒られないと反省をしない人
②怒られずとも自ら反省をする人
がいるとしたら、あなたはどちらに好感を持つでしょうか。
このように質問をしてみると、②の人の方が好印象なのではないでしょうか。
自ら反省をするかしないかは、各人の心掛け次第だと思いますが、大切なのは、「今の自分に満足せずに、次の自分に活かせる何かを見つけよう」という気持ちを持っていることなのではないかと思います。
全力と最善は違うもの

土肥 宏行
ある医者は寝る時間や家族との時間も犠牲にして自分の仕事に全力で取り組んでいたそうです。
自分の仕事の失敗により誰かの命が失われた時、自分が許される可能性があるとするとそれは「全力」を尽くすしかないと考えたからだそうです。
確かに全力をつくすその姿勢は尊敬できますが、でも相手にとってそれは最善なものになるのでしょうか?
睡眠時間を削ったことにより集中力が失われたり、健康を害して周りに迷惑をかけたり、トータルでは「最善」ではないのでは。
ではどうすればいいのか?
アメリカの入院患者を年間12万人減らすことができたキャンペーンにヒントがあるかもしれません。
このキャンペーンでやったことは手洗いの徹底、投薬内容の確認などといった「やるべきだとわかりきったことをやる」ということでした。
そのもとになったのが、医療ミスにより入院患者10万人がなくなっているというデータだったそうです。
だったらわかりきったミスをなくそうということになったのだそうです。
自分1人の頭では「がむしゃらに頑張る」ぐらいしか思いつきません。
自分より先に目的地にたどり着いた人の意見を取り入れることが「最善」への近道かもしれません。

清水 真海
本日紹介する言葉は、㈱致知出版社社長の藤尾秀昭さんの言葉です。
一流といわれるプロの共通した条件は、「神は努力するものに必ず報いる、と心から信じている」ということである。
不平や不満はそれにふさわしい現実しか呼び寄せないことを知り、感謝と報恩の心で生きようとする。
具体的にその条件は4つに集約されます。
第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」です。
自分で高い目標を立て、その目標に責任を持って挑戦していこうとする意欲を持っております。
第二は「約束を守る」ということです。
約束を守るというのは、成果を出すということです。
自分に与えられた報酬にふさわしい成果をきっちり出せる人、それがプロです。
第三は準備です。
プロは「絶対に成功する」という責任を自分に課しています。
絶対に成功するためには徹底して準備をします。
第四は、進んで代償を支払おうという気概です。
犠牲をけちり代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロになれないことは自明の理でしょう。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年7月)

人は今日のことでは悩まない。昨日起きたことへの後悔、それに明日起こるかもしれないことへの恐れ、それでくよくよ悩む。

清水 真海
合衆国の詩人、ロバート・ジョーンズ・ブルデットの言葉です。
後悔とは、過去を振り返り、思慮の足りなさを悔しむことです。
恐れとは、悪い結果が予想されて不安になることです。
悩むとは、結論が出ず苦しむことです。
後悔して過去を変えられません。
だから、後悔により人は悩みます。
恐れは恐れで、悪い結果の予想の段階では、未来は変えられません。
だから、恐れにより人は悩みます。
では、悩みの原因である後悔や恐れを減らすために何をすべきなのでしょうか。
今この時間を悩むことに使わず、今できることをやることが最善の策です。
後悔をし悩むくらいなら、反省する方が建設的です。
過去の失敗の原因を把握し、今後に活かせば、後悔すべき失敗さえ、教訓としてプラスに変えることができます。
次に、恐れですが、未来はなるようにしかなりません。
恐れて何もしないよりも、悪い結果を招かないために、実際に行動を起こすことが重要です。
成功者は行動し続けます。
失敗もしますが、試行錯誤を続けて成長し続けます。
昨日の自分よりも成長することを繰り返すことで、恐れは矮小化します。
未来は、現在の積み重ねであり、未来はつくり上げるものだという覚悟を持ち、未来を理想や目標に近づけることで、後悔や恐れを遠ざけることができます。
よって、悩み、立ちすくむことなく、未来のために日々行動を起こす事が、悩みを減らし、ひいては成功を勝ち取るための最善策と考えます。
意識を集中できる「一点」を見つける

柴崎 誠
努力の方向性を間違わないためには、まず周囲の人間のリクエストを列挙してみるところから始めてみることが必要ではないでしょうか。
そして課題があれば、それを2週間をひとつの目安として取り組んでみる。
そのとき大切なのは、意識の集約です。
だらだらとやるのではなく、そこに投下する意識量が非常に重要なので、それを一点に投下する。
では一点を何かにするかという絞り込みが重要になります。
自分が周りから認められるためには、習慣や行動が変わらなければ他人にはわからないので2週間で投下すべき対象として選ぶべき一点は習慣や行動を変えるような事柄である必要があります。
例えば「事前に完全に下調べをして、情報を固めてから相手に会いに行く」というようなポイントを設定し、2週間徹底的にやってみると、先方との会話がスムーズに行くとか、変化が表れてくるのではないでしょうか。
もし「一点」がなかなかみつからなければ、まずは自分ができそうなものを見つけて、とりあえず2週間やってみるのもいいのではないかと思います。
自分の中で期間限定の目標を一つ持つことで、意識の集約的活用のやり方を体験することができる。
これが成長のコツになるのではないでしょうか。
目標を持ちましょう

吉田 昇平
優れた会社(人)は「PDCA」の回転が早い、などといわれますが、その「P=PLAN(計画≒目標)」がなかったらどうなるでしょう?
「DDDD」となってしまいます。
時にはそういうことも必要かもしれませんが、長期的な視点に立つと、きっとおそらく迷走してしまうでしょう。
さらに性質が悪い場合になると「DDCA」となるのですが、この場合におけるC=CHECKとA=ACTIONはやっている「つもり」でしかありません。
物事を向上させていくサイクルを作り出すためには、まず目標が必要なのです。
「会社のために働くな。」本田宗一郎月間MVP

野本 理恵
この言葉には続きがあります。
自分が犠牲になるつもりで勤めたり、モノを作ったりする人間がいるはずがない。
だから会社の為などとカッコいいことを言わずに、自分の為に働け。」という風にです。
「会社のために」というのはともかく、「お客様のために」「社会貢献のために」という言葉は、よく企業理念や社内研修で聞かれる言葉ですが、そこには、それをやって自分が満たされる、自分がやっていて「幸せだ」という感情が絶対条件です。
先週、あるセミナーでESなくしてCSなしという言葉もありましたが、 従業員満足がない会社で顧客満足が可能なはずがないということを聞いて本当にそうだと思いました。
しかし、ここには聞き手によって大きな違いがあるように思います。
従業員満足や働くことの幸せは、会社や周りが作ってもらえるものではなくそこで働く自分自身が作るもの、まずそのことに自分自身が気づき、 そこを出発点にしないといけない。
すべては自分のためになっているんだと自身で気づかない大きな誤解につながると思いました。
まずは、出発点を自分にすえることで、人生の多くのこと、 特に働くということについてはクリアになるのではないでしょうか
「何のために働いているのか」
「何のために生きているのか」
なんて難しく考えるのではなく
「すべて自分のためと」決めてしまうこと、 建前や理由を考えず「決めきってしまうこと」その大切をこの言葉から感じました。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年6月)

トラブルも必要な経験

江原 智恵子
トラブルやミスが続いて仕事がうまくいかない時が誰にでもあると思います。
そんな時これはただの偶然だと見過ごさないようにしたいものです。
この世で起こる出来事には全て意味があるそうです。
そのトラブルが自分に何を伝えようとしているのか、一度立ち止まって真剣に考えてみましょう。
「今、その仕事をすすめては失敗するよ」
「危険だから、もう一回チェックしなさい」
ということかもしれません。
さらには、トラブルが続いたあげく、その仕事が中止になるということもあるかもしれません。
そんなときはあまり嘆かず「今はその時期ではなかった」と考え、しばらく待ってみることで、事態がよくなることもあるそうです。
例えば、あと一歩で決まりかけていた仕事が取引先の都合で流れてしまったという場合、今までの仕事が全て無駄になってしまったと思いがちですが決してそんなことはありません。
その仕事をするために努力した事実は残りますし、見えない努力として自分の蓄えになっているはずです。
その努力が本物であったとしたら、次のチャンスは必ずきます。
トラブルをただの不運だと思わず何かのメッセージかもしれないと考え、うまくいかなくてもあせらず、自分にできる最大限の努力を続けることによって仕事の幸運や成功を自然に自分に引き寄せられるかもしれません。
おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり

丹下 優子
これは、明治維新を後押しした高杉晋作の辞世の句です。
下の句は、≪おもしろく感じられるかは心次第だ≫という意味で、途中で息苦しくなり言葉を続けられなくなった晋作の変わりに、看病をしていた野村望東尼が続けたと言われています。
それを聞いた晋作は「それもおもしろい・・・」と言って息を引き取ったそうです。

困難な状況が続いたり、自分の望む環境が得られないことがあっても、人生を楽しくしようと自ら行動すること、そして今を楽しい、幸せだと感じること。
この句に込められているこの2つの考えが、人生を豊かに過ごすための両論なのだと思います。

失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。

野本 理恵
この言葉は、発明王、トーマス・エジソンの言葉です。
エジソンの研究室には多くの研究者が研究に励んでいたそうです。
そこに見学に多くのスポンサーたちをよくエジソンは招いたそうですが、その研究所には、過去に失敗した発明品が棚にずらっと並べてあるそうです。
そして、不思議なことにその失敗作からはどれも色々な部品が抜き取られているということです。
どうしてか?失敗と思われているそのものからも新たに研究をしているときに
「あの時のあの失敗作にあの部品があったからこれは使えるかも」
と研究者たちが取っていき新たな研究に使うんだそうです。
失敗をくよくよ悩み、チャレンジすることをしないことは言うまでもありませんが、エジソンがやっていたことは、失敗を忘れてどんどん前に進んでいくということでもありません。
失敗を忘れず次のステップに必要なエッセンスとして取り入れるからこそ、成功がある。
そのことをこの言葉は表しているのだと思います。
お客様が自分を生かしてくれる

土肥 宏行
料理の味は美味しいけど、サービスが悪いから二度とあの店は行かないなんていう経験をしたことがあると思います。
フレンチレストランにはメートル・ドテルという仕事があります。
彼らのサービスで、美味しい食事を何倍にも楽しむことができるのだそうです。
そのメートル・ドテルの世界大会で優勝した日本人がいるのですが、この人がとにかくすごい。
予約客の情報はアレルギーから帰りの飛行機の時間まで事前に頭に入っており、注文も絶対に手を挙げさせない。
メニューをおう目を見てタイミングよくスッとオーダーを取りに行く。
客が食事の最中「フッと」ついた溜息からお腹の具合を考え、メインの肉の量を減らし最後までコースを楽しめるよう心遣い。
全ては200%の満足感を提供するために2歩3歩先を読む行動から成り立っている。
そんな彼もメートル・ドテル抜擢された当初はプレッシャーから精神的にまいってしまい、死をも考えたそうです。
だけどそんな時でも客の前に立つと自然と普通でいられる。
彼は「お客様がいないと自分は生きていけない。だから自分の身を削ってでもお客様に尽くさなければならない」そう考えるようになったそうです。
我々の仕事もお客様がいるから成り立つし、誰かのためだと頑張れたりしますよね。
余裕がない時こそ思い出したい話でした。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年5月)

短所の中に長所がある

土肥 宏行
企業は、欠点はあるがそれでも突出したものがある人を重宝するそうです。
小学生時代エースで4番だった子も、中学に上がると自分より優秀な子がいて、高校、大学と進むともっと上には上がいる。
そうなると自分が一番得意だと思っているものが、本当に得意かどうかよくわからなくなる。
では長所はどうやって見つけるのか?
それは自分の短所だと思っているものにも目を向けるのです。
都知事の猪瀬さんは朝が弱く午前中ボーっとしている少年でした。
これは短所ですが、朝に弱いという短所は夜に強いという長所だと気づき、結果この特長は物書きに向いていました。
自分の長所に早くに気づき伸ばした人は強い。短所を短所と決めつけず、短所の中に自分の得意なものがあるかもしれません。
立場が違えば見方や感じ方も違う

吉田 昇平
社会には様々な立場があり、多くの場合において、立場が違う人と接しなければいけません。
例えば売り手と買い手、教える側と教わる側など色々あるかと思います。
違う立場の人と同じものを見ても、見方や感じ方は全く異なることが多くあります。
当たり前の話ですが、これをしっかりと認識したうえで、相手の立場になって考えることが、特にビジネスの世界では重要になってきます。
その精度を高め、より多くの人に共感されることが、売上を伸ばす一番の近道なのです。
努力しても成功しない人、少しの努力で成功する人

柴崎 誠
大小の違いはありますが、何をやってもうまくいくという時期があります。
どんどん良いことが起きて、やればなんでも当たりそうな感じがします。
これを追い風が吹く時期に当たったといいます。
このケースに当たった場合には大別すると二つのタイプに分かれます。
一つは、追い風に乗ってどんどんいく人です。
もう一つは、あまりの調子の良さにこのまま進むとどこまでも、計測不能なところまでも進みかねないと考え、自分でブレーキをかける人です。
どちらがいいかを問題にするのではありません。
ただ、どんなに努力をしても「成功」しない人と、少しの努力もなく「成功」する人の違いはどこにあるかを考えてみると、それはチャンスの差です。
自分の周りに無数に張り巡らされているチャンスと捉え、それをいかにつかみ取ることができるのか。これが成功の鍵になるのではないかと思います。
「嫌いな場所へ積極的にいく。苦手な人に積極的に会いにいく。」

野本 理恵
これは元陸上選手の為末大選手の言葉です。
あるビジネス雑誌で、「陸上でもビジネスでもゼネラリストよりもスペシャリストを目指すべきだ」と言っていました。
ゼネラリストとは専門分野でなく、複数の分野で横断的に仕事をしてキャリアを積む人をさします。
要は、嫌なことや苦手なことを克服して、まんべんなくやるより、好きなことや得意なことを伸ばすほうが良いということですが、 インタビューの中で、
「自己の成長のためにしていることはなんですか?」
と聞かれて、
「自分は苦手な場所や苦手な人に定期的に会い、大恥をかくようにしている」
と言っていました。
ちなみにこれは、苦手なことを克服するのではなく、そういう人や場所からさらに得意なことを伸ばすために行うそうです。
苦手なことを知り、得意なことをさらに伸ばすために必要なのだそうです。
全ての仕事は繋がっている

鈴木 正大
私が学生時代、とある食品工場でアルバイトをしていたときのことです。
そこで、私は原材料の部分に係わる仕事を任されました。
初めての作業だったので、思ったよりも時間がかかってしまい、任されていた時間を15分ほどオーバーしてしまいました。
すると、その後、原材料を焼く工程の人、焼きあがった商品を包装する工程の人など、その後の工程をする人の作業にも、15分の遅れが生まれてしまいました。
これは食品工場での話でしたが、このようなことは、他の全ての仕事にも当てはまることと思います。
例えば、上司から
「明日の会議までにこの資料を作っておいて」
と頼まれた場合。
任された部下は
①「今日中に仕上げて、上司に手直ししてもらおう」
②「明日までなんだから、明日の朝、上司に見せればいいや」
といった選択肢があることと思います。
ここで②のように、明日の朝に上司に提出をした場合、もしも上司からの手直しがあった場合、最悪、会議までに資料の作成が間に合わなくなってしまうかもしれません。
ここで大事になることは
「自分の手元から離れた仕事がその後どのような意味を持つか」
を認識することではないかと思います。
全ての仕事は繋がっている。
このような認識を持つだけでも、皆様の今後の仕事の取り組み方を改めて見直すきっかけになるかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年4月)

大事なことを大事にしよう

吉田 昇平
あなたは自分にとって大事なことを大事にできていますか?
日々忙しく過ごしていると、仕事の締切であったり、クレーム対応だったり、近所づきあいのしがらみであったり、ついつい目の前に現れた問題に時間を奪われがちになってしまいます。
もちろん一人で生きているわけではないので仕方のない部分も多々あるでしょう。
しかしそれが全てになってはいけません。
自分にとって、会社にとって、家族にとって大事なことを大事にしなければ結局素晴らしい成果は得られないからです。
一手間減らす効用

江原 智恵子
最近人気の便利グッズなどを見ていても感じるのですが、いかにお客様に手間をかけさせないかということが商売をするうえで重要なポイントになってくるのではないかと思います。
チーズを例にすると、昔は棒状になったチーズがビニールで包装されていて、そこに等間隔の赤い線が入っていてその赤い線を目安に包丁でカットして食べるという方法でした。
今はほとんどが個包装で切る手間もなくなり、食べたいときに食べたい分をさっと食べられるようになりました。
忙しい人が多い中で、一手間減らす効用というのはビジネスの中で大きなポイントになるのではないかと思います。
私たちの仕事においても、お客様がやられている仕事の中に無駄なことがないかなどを考え、必要なことを効率よく行うことができるような提案をしていきたいと思います。
MAX3つ!

丹下 優子
1本の矢は容易く折れてしまっても3本なら簡単には折れない。
ゆえに団結せよという3本の矢の話は有名ですが、では4本5本となればどうなのでしょう。
3本足の椅子は、4本足の椅子よりぐらつかないのはなぜか?という問題があります。
平面は3つの点によって1つ成立しますが、点が4つあると平面が複数できてしまうから、というのが正解ですが、事業経営においてもこの3という数字が最強なのかもしれません。
4本柱、5本柱・・と柱を増やせば安定するような気がしますが 椅子の足でさえ増やすとガタつくわけですから、政策や事業、目標なんかにしても、数を増やすことによる影響が大きいこともあるようです。
数を増やすよりも、『絞って強化する』が今の効果を最大に発揮できるポイントなのかもしれません。
選ばれたからこその苦しみ

清水 真海
殿村雅世さんという方のお話です。
針治療での不幸により、危篤になり、一種一級の身障者になりました。
闘病生活11年の後、雅世さんは退院の日を迎えました。
その日、彼女は家族の愛情と生きる喜びに感謝しました。
そんな彼女の言葉です。
「私が不自由なのは神様が私ならきっと耐えられると思ったからです 私は選ばれたのです」
この言葉からどんな状況においても、決して諦めず、思いやりの心を持ち続ける雅世さんの強さを感じました。 また、彼女を認め、愛情を注ぐ家族の存在があったからこそ、大きな苦難を乗り越えられたものとも思います。 最後に、どのような試練も天から与えられているのならば、その苦難をどう受け止めるかが非常に大事であり、人生哲学等の教養が苦難を乗り越えるために不可欠と考えます。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年3月)

夢や目標を達成するために一番大切なことは持ち続けること。

野本 理恵
どこかで聞いたことがあるような当たり前の言葉ですが、この話をしてくれた方には人生の裏付けがあります。 彼は、学歴というか勉強する環境がなく、高校卒業して、すぐに働き始めました。
家庭にも勉強という概念がなかったと言っていたと思います。
それがよくも悪くもコンプレックスになって、彼に成し遂げたい夢や目標を忘れさせなかったと言っていました。
持ち続けるということは、本当に難しいと思います。
夢だったり目標だったり、会社の理念や目的…。紙に書いたり、何度も繰り返し唱和してみたり。
各々、方法はいろいろだと思いますが、忘れないこと、持ち続けることが本当に大切だと思いました。
目的と目標は全くの別もの

土肥 宏行
人は目的があるからモチベーションが上がり力を発揮できます。
でもこれは目標とは違います。
サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは、サッカーのW杯で優勝し、すぐに始まったロンドンオリンピックでも銀メダルと目覚ましい活躍でした。
インタビューで彼女たちは「日本の女子サッカーをメジャースポーツにしたい」と言っていました。
これこそが彼女たちの目的だと思います。
彼女たちは苦労したけど、小さな女の子たちがサッカーをやりたいと思ってほしいし、そのためにも夢をもてる環境をつくってあげたい。
そんな気持ちから出た言葉だと思います。
だから目標のW杯で優勝してもモチベーションが下がらず、すぐ次の目標をたてられる。
きっと目的と目標が重なった時すごい力が発揮されるんだと思います。
理念が会社の原動力になる

清水 真海
真の顧客満足には、従業員を熱くする理念が欠かせません。
従業員のやりがいは、賃金や評価だけではありません。
会社の理念や将来像を共有することで、自分の仕事に誇りを持つものと考えます。
誇りを持つことで自信が生まれます。
自信が行動を促し、効果となって、お客様に届きます。
また、主体的な仕事は、独自のアイデアを生み、お客様に新鮮なサービスを提供します。
人は、予想を超える非日常的なサービスに感動を覚えるのではないでしょうか。
従業員が仕事を楽しみ、お客様が笑顔になる。
素敵な社会ですね。
よって、従業員を共鳴させる理念が、企業を輝かせるのです。
あらゆるメカニズムを知っておく

柴崎 誠
戦前の名横綱双葉山は69連勝の記録を残しています。
その双葉山の連勝記録がストップしてしまった際には「動揺してはならない」と思い負けてしまったそうです。
無理にプラスに考えたら、逆にマイナスになってしまった。
これが心のメカニズムなのです。
また、脳は忘れようとすれば、忘れようとするほど覚えてしまいます。
逆にいつまでも覚えていようとすればいいとすれば案外忘れてしまうものです。
重要なことは「忘れる・忘れない」ということではありません。
「とらわれない」ということが重要なのだそうです。
このように、あらゆるメカニズムを知ることで、自分が置かれている状況に応じて心と体がどういう方向に向いているのか客観的な判断ができ、最適な行動が取れるのではないかと思います。
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