SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成29年5月)

プラスの言葉を最後に言う

江原 智恵子
人は強く思っていることを最後に言いたくなるそうです。
例えば、あの人は口は悪いけれど本当は優しい人だと言った場合、優しい人だということを言いたいのだそうです。
逆にあの人は優しいけれど口が悪いと言った場合には口が悪い人だということを言いたいのだそうです。
そして言われた側も後に言われた言葉が心に残るので、前者の場合は優しい人、後者の場合は口が悪い人というイメージが残ってしまうそうです。
この心理をよく考えて、親や先生、上司は人を育てるのだそうです。
親は子供に「あなたは勉強はあまりよくできないけれど友達思いよね」と言った場合や、上司が部下に「君は仕事はまだまだだが、あいさつは社内で一番だ」と言った場合、言われた子供や部下は後に言われた言葉の方が心に残るので、ほめられて嬉しいという気持ちの方が強い為、前半部分も素直に受け入れて、勉強もっと頑張ろうとか仕事頑張ろうという気持ちになるのだそうです。
プラスの言葉で締めくくることで相手が前向きな気持ちになったり、元気になるのではないかと思います。自分がまわりに人に対してどんな言い方をしているのか思い返してみて、プラスの言葉でしめくくるように心がけたいと思います。
絶対は絶対にない

堺 友樹
織田信長が言ったといわれている言葉に「絶対は絶対にない」という言葉があります。
これは、絶対に出来ないということはないという意味と、絶対これで大丈夫と思った時が一番危ないという二つの意味があると言われています。
高校の部活の試合で相手は全国大会常連の選手とやることになりました。
普通に打ち合っては勝つことが出来ないだろうから、1つのポイントを3回までしか打たないとペアで決めて試合に臨みました。
例えミスをしても良いから絶対に4回以上打ち合わないと決めてやった結果は、ファイナルセットで負けてしまいました。
最初から力の差ははっきりしていても絶対に出来ないことはないということを、試合で負けはしましたが感じることが出来ました。
仕事や普段の生活の中で絶対に出来ないことはないんだと心に思って取り組んでいきたいと思いました。
もう一人の自分を育てる

石原 あい
物事を誰かに伝える時は独りよがりにならないように、もう一人の自分を持ってそれを育てていくと良いそうです。
例えば、思いついたアイデアを書きだしたとします。
もう一人のあなたがいたら、その人はどう見るでしょうか。
このもう一人の自分は常に自分に突っ込みを入れます。
改善する余地がまだまだある、とアドバイスをくれるというわけです。
これは物事を客観的に見る力にも繋がってくると思います。
一流アスリートに共通する必要条件に「自己を客観視する能力」があるそうです。
確かに、自分の能力を的確に把握できなければ世界では勝てません。
これはスポーツの世界だけではなく、ビジネスマンにとっても不可欠な能力です。
このように客観視する事の重要さは分かりますが、同時に主観と客観のバランスを取ることも大切です。
これを実践するとなると少し難しく感じるので、まずはもう一人の自分を意識する所から始めてみては如何でしょうか。
もう一人の自分なら何というか、自分になら一番ツッコミを入れやすいと思います。
それを育てていくことで、気づく癖がつき客観的な思考が身について行くことになると思います。
「永久保証」という意味

土肥 宏行
最近家族でキャンプでもしたいなと思い、皆の意見を聞いているうちにたどり着いたのがスノーピークというアウトドアメーカー。
まずとにかく値段が高い。
値段は高いが品質には絶対の自信があるようです。
社長の山井さんは自分がユーザーとしてアウトドア用品を使うときに嫌だなと感じるケースは大きく分けて2つあると言ってます。
1つは製品が壊れること。
もう1つは使い勝手が悪いこと。
自分がユーザーだったら嫌だと思う製品を提供することをしてはいけない。
だからそんなものづくりをしないと決めたそうです。
そしてユーザーにとことん誠実に向きあった結果生まれたサービスが「永久保証」みたいです。
製造上の欠陥だったらいつまでも保証がきくんです。
保証期間ってだいたい1、2年ですよね。
そこを永久。たんなるユーザーへのサービスというだけでなく、この会社の品質の価値を、絶対的な自信を、この4文字に詰め込んでいるような気がして強烈な印象をうけました。
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