SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成29年6月)
- 小さな実績を一つ一つ増やす
柴崎 誠- 仕事において大事な指標があります。
その中でも事実ほど大事なものはないと実感します。
なぜ事実が大事なのか?
一言でいうと変えられないからです。
事実は一つ、それ以上でもそれ以下でもない、それだけなのです。
事実を評価する観点から別の言葉に置き換えるとしたら「実績」になると思います。
どんなに夢や理想や目標を語ったとしても、その人に実績が無ければ説得力を持ちません。
逆に実績のある人が何かを言ったりやったりすると、また大きな成果を出すのではないかと注目されます。
仕事や人生で成功したいのであれば実績をどんどん積むことではないでしょうか。
今ある環境で全力を尽くし、小さな実績を増やしていくことです。
- ポジティブシンキング
中澤 正裕- 人間がしつこいくらいポジティブに考えろというのは、もともとネガティブで非建設的な考えに陥りやすいからです。
最近は、「ポジティブな考え方」と「明るい考え方」をはき違えて危機的な状況にあっても危機感を抱かなくなっている傾向にあるそうです。
不満や無力感があるのは人間本来の性質です。
それは個人や集団の伸びしろとも言えます。
問題から目を背けず、立ち向かい改善できれば、閉塞感は打破されます。
それがポジティブシンキングの真の意味ではないでしょうか。
- お礼と謝罪はいつもセット
有村 瑞穂- ①お礼と謝罪は、コインの裏と表のような関係。
お礼…「相手がしてくれたこと」に対して述べる
謝罪…「相手にかけた負担」に対して述べる
これをセットで言うことを意識するのはどうでしょうか。
②では、いつ言えばいい?
相手がしてくれたことや相手にかけた負担…気づいたらすぐ!
出来るだけ早く!スピーディーに!!
③どうやって言う?
?まずは相手の負担に気付く、察する。どんな些細な事でも。
自分の「これくらい大丈夫だろう」は、実は大丈夫ではない。
?謝罪の言葉をはっきりと言う。
謝っているつもりでも伝わっていないと意味がない!
?逆の発想をして、「相手がしてくれたこと、フォローしてくれたこと」に対してお礼を述べる
これらを意識し「お礼と謝罪」がしっかりできる社会人になります。
- あなたといると仕事ができるようになった気がする。
丹下 優子- 女優の小池栄子さんのことを、ある俳優さんがこのように言っていました。
「小池さんと一緒に舞台をやると、自分のお芝居がうまくなったような気がするんです!本当はうまくなんかなっていないのに」
とても素敵なことだなあと思いました。
人と接する時、相手を萎縮させてしまうことはあると思いますし、なにも影響を与えないということも簡単です。
でも、「あなたといると何だか仕事ができるようになった気がする」なんて最高の褒め言葉のひとつではないかと思います。
相手の良い面をどんどん引き出せるような仕事ができたらいいと思います。
- 決断をするきっかけ
工藤 正悟- 販売心理学において、人間は感情で物を買うそうです。
損得は情報として理解し、その上で感情と天秤にかけて物を買うのです。
また、感情の中でもマイナスイメージを回避するための感情が一番行動に結び付くそうです。
通販番組でも一度マイナスイメージを出してからおまけとしてプラスイメージを流しています。
迷うという現象は、損得と勘定のジレンマによって発生します。
ビートたけしさんによれば、感情を完全に捨てきれることができれば迷いはなくなるそうです。
感情で判断をするのが良い、損得で判断するのが良い、どちらが良いというわけではありませんが、自らが迷った時や誰かが迷っている時はどんなジレンマなのかを見てあげると良いかもしれません。
感情によるジレンマは他の方法で解決できるかもしれません。