スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年2月)

あきらめたらそこで試合終了ですよ

古川 朋子
ご存知の方も多いと思いますが、「スラムダンク」での安西先生の言葉です。
①勝負が見えていてもとにかくあきらめず最後まで全力を尽くす。
②実際にはできることでも、できない、難しいとあきらめてしまい、そう認識したとたん本当にできなくなる など、さまざまな解釈があるかと思います。
一見すると「夢」「無謀」「不可能」とおもえることが実は努力さえすれば届く目標にすぎないこともあるのです。
他人の可能性を否定せず、自分自身の可能性も広げていきたいです。
チャンスは準備ができていないときにやってくる

吉田 昇平
チャンスがやってきたけれども準備ができていなかったから、逃してしまった…などという経験はありませんか?
そもそもチャンスがチャンスたる所以は「スピードと巡り合い」なのです。
準備が完璧に出来上がる頃にはきっとそれはチャンスではなくなっていることでしょう。
なのでチャンスをつかむために必要なのは、いつ来ても大丈夫なように完璧に準備をすることより、いつ来ても対応できるような心構えを作ることなのです。
意識しすぎない。考えすぎない

丹下 優子
ムカデに向かって蟻がいいました。
「ムカデさんはそんなに沢山足があるのに、絡ませることも乱すこともなく、よく整然と動かすことができますね」
それを聞いたムカデは思いました。
「たしかになんで自分は整然と歩くことができるのだろう・・・?」
その瞬間、ムカデは一歩も前に進むことができなくなってしまいました。
これを自意識の病というそうです。
イチローも、考えすぎによるスランプに陥ったことがあるそうです。
物事に意識を向けすぎたり、これに意味はあるのだろうか?
自分は役にたっているのだろうか?
そんな思いに囚われ過ぎてしまうと、前に進むことを妨げられ、自分の本来の力が発揮できなくなってしまいます。
このお話のムカデにならないように気をつけたいと思います。
解決しなくてもいいことはたくさんある

江原 智恵子
無理に物事をポジティブに考えるより、淡々と受け止めた方が平穏な気持ちでいられるということがあります。
何か問題が生じたとき、多くの人はそれを解決してくれる答えがあると信じて疑いません。
しかし問題の答えは一つだけとは限りませんし、さらに言えば答えがないことが答えということもあり得ます。
世の中には考えてもどうしようもないことがたくさんあります。
それなのに、その理由を追い求めたり、なんとかしようと悪あがきをすることは時間の無駄とも言えます。
ありのままの事実を受け入れることは投げやりになることでも無関心になることでもありません。
あくまでも冷静な気持ちで淡々と目の前の事実を受け入れ自分自身が納得することだと思います。
考えても仕方のないことを考えて無駄に時間を使うより、物事を淡々と受け入れ、自分の気持ちがいつも平穏でいられるようになりたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年1月)

迷ったら、全部やるか、全部やらない

野本 理恵
先日、実家に預けた息子たちを仕事が終わってからお迎えにいくと…。
夕食後のデザートをどれにしようかと迷っている息子。
息子は何か買っていいよと言ってもいつも決められません。
それを見かねた私の母が
「本当に全部食べたくて迷っているなら、もう全部たべちゃいなさい!」
と言いました(笑)
母曰く、息子が本当にどれも食べたくて迷っているのなら、全部にチャレンジしてお腹が痛くなってもいいじゃないか。
もしかしたら、実は夕飯後お腹がいっぱいで本当はどれもそんなに食べたくないのに「選んでいいよ」と言われて、なんとなく決められないのなら、何も食べない方がいいとのこと。

結果…息子は何も食べませんでした。
ちょっと極端ですが、迷うとき少し極端に決断してみるのもいいのかもしれないと思いました。

潜在意識を巧みにコントロールする

柴崎 誠
人間の潜在意識には「ここを越えたらまずい」という領域があるそうです。
これを「コンフォートゾーン(快適領域)」といいます。
日常生活でこうしたことが起こるのも、低い自分のイメージのせいでコンフォートゾーンに踏みとどまろうとするからです。
これを取り外すには「潜在意識の活用法」が必要なのだそうです。
そのための心理テクニックとして「アファメーション」と呼ばれるものが有効です。
これは、これから実現するべき目標についてすでに実現された状態で書く文章のことを指します。
「自己宣言」とも言われています。
また、潜在意識には、あと少しという概念がありません。
「あと少しで達成だ」そのように思ったとき、潜在意識は「完了した」という錯覚をつくってしまい、パワーをダウンさせてしまうのだそうです。
このように潜在意識をうまくコントロールし、小さな目標の達成を積み重ねていくことがやがては大きな目標を達成することにつながっていくのではないでしょうか。
まず問題を知る

土肥 宏行
新都知事の猪瀬氏は、問題解決にはまずその問題自体を知ることが大事だと言っています。
少し前に重症妊婦の受入を複数の病院が拒否するケースが相次ぎ社会問題になりました。
私も含め世間は「病院の姿勢に問題がある」と思っていました。
しかし彼は避難しても問題の解決にはならないと考え、プロジェクトチームを立ち上げます。
受入拒否の直接の原因はNICU(新生児集中治療室)の不足でした。
国はこの問題に対して、足らないなら増やせばいいと考え増床の数値目標を立てるのですが、これでは本当の問題解決にはなりません。
なぜなら病院はNICUを維持するために1床につき毎年700万もの赤字を出すことになっていたからです。
解決するには構造的な原因を見極めてから、30%、50%いずれは100%の解決策に近づける方法をとっているようです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年12月)

いつも笑顔で

古川 朋子
最近、お腹の底から大きな声をだして笑っていますか?
笑顔が素敵な人は、幸せを感じることが人より多いのではないでしょうか。
笑顔は伝染し、幸せを拡げます。
幸せな人はきっと、よく笑っているのではないでしょうか。
笑顔の効果については、カンザス大学のタラ・クラフト教授らが研究結果を発表しています。
ストレスを感じたあと、笑顔になると心拍数が下がるとのことです。
しかも、作り笑顔でも可能ということです。
つまり実際に楽しいかどうかに関わらず、笑顔をつくることはストレスの軽減につながるというのです。
みなさんも仕事中だけでなく、いつでも心の平静と健康を保つために、イラッときたときこそ、にっこりしてみてください。
「笑顔をつくる」のではなく、自然と「笑顔でいられる自分」を目指してみたら、 幸せは自然とそこにあるのかもしれません。
変化の為の推進力は自分の中にある

吉田 昇平
変化することはエネルギーを伴うことです。
ではこのエネルギーはどこからわいてくるのでしょうか?
答えは「自分の中から」です。
人からやれと言われたり、やらなければならないという強迫観念からは人は変化をするためのエネルギーを維持することはできないのです。
本当に変化が必要ならば、その動機を一人称に結び付け、自分にとって必要なのだという意識に置きかえることが、成功を掴むための第一歩なのです。
言葉づかいは心づかい

江原 智恵子
言葉づかいは心づかいと言われますが、心づかいを一言でいうと相手に恥をかかせない技術と言ってもいいと思います。
あるエピソードをお話ししたいと思います。
ある役所の窓口での出来事です。
お客様が書類に必要事項を記入した後、担当者が印鑑はお持ちでしょうか?とお客様に尋ねたところ忘れてしまったとのことでした。
担当者は
「では恐れ入りますが拇印でけっこうですので押していただけますか?」
と言ったところお客様は何を勘違いされたのか
「拇印は主人が会社に持って行ってしまって…」
とのことでした。
もし自分が担当者だったらどのような対応をするでしょうか?
その担当者は少しも慌てることなく次のように言ったそうです。
「それでは右手の親指に朱肉をつけてこちらに押していただけますか?」と。
このエピソードはお客様に恥をかかせなかったすばらしい担当者として新聞の投書欄に掲載されたそうです。
相手に恥をかかせないということは些細な事のような気がしますが実は大変な技術と経験、センスに裏付けされたものでなければできない対応なのではないかと思います。
日頃の言葉づかいに心づかいをのせて行動できるようになりたいと思います。
同じことを繰り返していても、違う結果は得られない

丹下 優子
なかなか成果が出ないと思う時、実は昨日と同じ事一年前と同じ事を繰り返してばかりはいないでしょうか?
結果が出ないのは、努力が足りないわけではなく、もしかしたら向かう方向が違うか、取組方を変える必要があるかもしれません。
ただ、同じ事を繰り返さないといっても、劇的なことを常に始めなければいけないという訳ではなく、同じと思うような毎日の中にも工夫を凝らすことはできるし、影響を受けた考え方を反映することもできます。
そういう日々の積み重ねが、ある日劇的な成果を生み出すことになるのではないでしょうか。
また、前はこれで「うまくいっていた」のに・・と思うことがあるとしたら「うまくいっていたこと(成功の概念)」自体が変化してきているのかもしれません。
これまで成功と言われていたことや、やってきた方法に固執しない柔軟性も必要なのだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年11月)

「感謝する」

野本 理恵
今回は、推薦することばというよりも推薦する「行動」になると思います。
先日事務所スタッフからお借りした本の中にあったことで、この本では人生をよりハッピーに過ごすためにポイントがたくさん書かれています。
その一番最初の一番大切なことが「感謝する」ということでした。
簡単なようですが、毎日ノートにその日の感謝する出来事を5つずつ書き溜めるということは、やってみるとなかなか難しいことでした(笑)
それをすると精神的にもポジティブになるだけでなく、体調面でも大きな改善があるということでしたが、まずは1つでいいから、家族で実践することにしました。
子供を寝かしつける前に「今日あったうれしいこと」と1つずつ発表することを始めました。
子供たちはとても良い気分で寝れるのか、寝つきがさらに良くなり、そして夜中には全く起きなくなり、朝の目覚めもとても良いようです、翌朝、元気に起きてきます。
素直な子供たちには効果が大人より早くあらわれたようです。
これからも我が家では続けたいと思いますので皆さんも是非試してみて下さい。
賢い人間ではなく、根気強い人間でいるつもりだ

土肥 宏行
ダイソンの掃除機の社長のジェームズ・ダイソンの言葉です。
彼の人生は失敗と挫折の繰り返しのようです。
初めの会社では
「君のアイディアはうまくいかないよ。君の言う掃除機が優れたものなら、大手の掃除機メーカーが既に作っているはずだから」
と言われて却下。
それならば・・と考え会社を辞め、それから約3年間自宅のガレージで資金難になりながらも5,127台もの試作品を作り上げる。
完成してからも契約がうまくいかず、逆にアイディアを盗まれ訴訟に。
しかし彼はその全てに真正面からぶつかったことによって、サイクロン式掃除機を自分の手でものにできたのだと言っています。
彼の尊敬するエジソンの言葉で
「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」
というものがある。
共通するのは失敗をただの失敗としない、あきらめない不屈の精神があるということ。
そんな彼らに元気づけられました。
「答えは本や教科書の中にはない」

本間 大輔
2006年、アメリカで一心不乱に勉学に励んでいた私は、ある時教授にこう言われました。
「君がいくら本を読んでも、コンピューターには敵わないよ。それと私は、君に答えを教科書の中から探してほしくはないんだ、なぜなら答えはそこには書いてないからね」と。
当時まだ若く経験も浅かった私は、その言葉の意味が良く理解できませんでした。
しかし、その言葉がどこか心の片隅に引っかかっていました。
今私たちは多くの経営者の方々と対峙しています。
おそらく、経営者の方々が我々に求めることは過去の分析より、未来の描写でしょう。
しかし、その答えは誰も知らず、どこにも載っていません。
もっと言えば、そもそも答えなどないのかもしれません。
ですので、あらゆる媒体を使って、最終的には自分の頭で考える事が必要なのかと思います。
先行き不透明なこのご時世を生きている現在、あの教授の言葉の意味が分かってきた気がします。
数字に表れない成果を信じて動く

柴崎 誠
「今やっていることが本当に成果に結び付くかわからない」
一度はこんな疑問を持たれたことはないでしょうか。
社会人になると努力した成果を100%数字で確認することが不可能です。
そこで今回紹介するのがアメリカの保険会社に勤めていたハーバード・ウィリアム・ハインリッヒが導き出した「ハインリッヒの法則」です。
この法則によれば、重症以上の災害が1件あったら、その背後には29件の軽症を伴う災害が起こり、さらにその背後には300件もの結果として傷害を負う人は出なかったが、危うく大惨事になるところだったケースが潜んでいるとのことです。
これを「成果」に変えると、1つの大きな成果の裏側には29個の小さな成果が隠れており、その小さな成果の裏側には300個小さな成果にもならなかったケースが隠れていることになります。
なかなか成果が出なくても「これは見えない成果である」と受け止める。
足踏みをしているようでも「これは大きな成果を出すための300分のミクロの成果だ」を自分を鼓舞して地道に努力を続ける。
この前向きな姿勢を保つことにより、確実に大きな成果を出すことができるのではないでしょうか。
「一歩を踏み出せば世界は変わる」

水野谷 順子
これは浅利妙峰さんので、彼女は今ブームの塩麹の産みの親です。
麹の文化が絶えてしまうのを危惧し、全国各地・世界各国で料理教室や講演会をおこなっています。
全国の麹屋に行き料理教室を開いた後にそのお店の経営者及び家族の方と今後について話し合いをします。
その時に経営者の方から
「二匹目のドジョウだからうまくいくはずがない」
と言われることが多いそうです。
その時には
「二匹目のドジョウでも構わない。私を土台にしても構わない。とにかく一歩を踏み出しましょう」
と背中を押してあげるそうです。
皆さんの中にもやってみたいけど・・・と躊躇していることがたくさんあるかと思います。
どんなに小さい行動でも、例えば関連の本を読んだり、インターネットで調べたりでも、一歩には変わりないと思います。
一歩を踏み出せば自分の世界が変わるかもしれません。
ぜひ行動して一歩をふみだしてみてはいかがでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年10月)

反対する人の心理を知ろう

吉田 昇平
あなたは自分の意見を言ったときに賛同者が多いタイプですか?
少ないタイプですか?他人の意見に反対する時に、良く考え抜いたうえで確固たる根拠を持って反対する人は意外と少ないものなのです。
反対する理由の多くは、意見を述べた人の調子や言い方、性格や雰囲気に対して反発する気分があるから反対するのです。
そうすると賛同を得るために必要なのは何かが分かる。
表現の方法、説得の仕方など技術的な部分も確かにあるのですが、それ以前に技術では及ばない部分性格や容姿、人柄、生活態度なども重要な要素になっているのです。
不安な時こそ、やるべきことを整理する

江原 智恵子
新しい仕事を任されたりした時、自分にできるだろうか?と不安になることは誰にでもあると思います。
不安な時は心にマイナスのエネルギーが増えて悪いイメージがどんどん膨らんでしまうものです。
でも不安がってばかりいても何の解決にもなりません。
ではどうすればよいかというと、今自分がするべき事を一つ一つ具体的に書き出して整理していくとよいそうです。
そうするとそのやるべき事というのは意外といつも自分がやっていることだったりすることに気がつきます。
自分は何が不安なのかがわからないうちは不安はなくならないものです。
でも自分がやるべきことを具体的に落とし込むことで不思議と不安は薄らいで、やるべきことをしっかり実行すれば必ずできるという気がしてきます。
不安な時こそやるべき事を具体的に整理することで、不安というマイナスな気持ちをできるというプラスの気持ちに変えることができるのではないでしょうか?
近道はない。結局のところ王道こそ近道となる。

丹下 優子
美術館などには順路が示されていることが多い。
この道順どおりに進むことで迷う事もないしそのものの趣旨を正確に感じることができる。
仕事においても同様で、その業務の道すじを伝えることでイメージもしやすくなるし、最初に目的を定めた時の気持ちや、その仕事の本質からぶれることなく、目標に到達することができるともいえる。
目標を達成しようとする時、少しでも早く到達したいと思う。
しかしそこに近道はない。
ベタすぎると思われるど真ん中の王道を行くこと、ステップを踏んでいわゆる基本を忠実に行っていくことが、結局のところ達成地点への最短距離になるのかもしれない。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年9月)

「この会社で幸せになれる人を雇用する」:伊那食品 塚越氏

野本 理恵
◆会社は働く人が幸せになる場と機会を与えるところ
⇒会社の利益や都合ではなく、会社で楽しめるか、幸せになれるかで採用を決める。
その人が幸せか
⇒これは、会社よりも働く人という考えではない。
結局、そういう人は楽しく残業してくれる。
会社により貢献してくれる人。
上記の内容を当事務所の採用に照らし合わせて…
①未来のイメージを共有できるか
②事務所の理念を共有できるか
③事務所に入りたい気持ちがどれくらい強いか
⇒これを判別するためには、「相手の側にたって気持ちを考える」ことが必要。
世界を変えたければ、まずは自分が変わらなければならない

本間 大輔
これはマハトマ・ガンジーの言葉の意訳です。
日々時間に追われた生活を送っていると、物事が思い通りにいかずイライラした時に、人間ですから、ついつい周りの人や環境のせいにしてしまうこともあるものです。
社長が悪い、社員が悪い、上司が悪い、部下が悪い…、それでは、何も変わらないということは明らかなのではないでしょうか。
また、そのような文句を言う人に限って、問題はその人自身にあったりするものです。
何か仕事がうまくいかない…、あの人が思うように動いてくれない…、そんな時、原因はまず自分にあると考え、少しでもいいので自分の生活や態度を見つめ直して、自分が変わってみたら、以外と状況が好転したりするものです。
最後に、本当に大事なことは、自分は世界を変えることができると思うこと、なんて私は思います。
圧倒的な量が質に転化する

柴崎 誠
この言葉は、㈱リンクアンドモチベーションの小笹芳由さんの言葉です。
小笹さんは面接で学生に会うと、この人がどんなタイプなのか概ねわかるのだそうです。
これがわかるのは、前の勤務先の人事採用課で7年間面接を繰り返しており、その数は1万人を超えているのだそうです。
この圧倒的な量をある時期に集中してこなしてきたからこそ今では短期間で人を見抜くことができるようになったそうです。
小学生の頃、必死で九九を覚えたでしょうし、何冊も漢字ドリルをこなしたはずです。
その時に
「なぜこれを覚えなければいけないのか」
と疑問に感じたでしょうか。
多くの人はそんな理由も考えずに、ひたすら繰り返し覚えていたのではないでしょうか。
仕事でも同じことが言えます。
「この仕事を続けてどんな意味があるのだろうか」
そう考えてもその場で答えが出るものではありません。
後から振り返って
「あの時の仕事は今の自分に役に立ったんだな」
と思うものなのではないでしょうか。
やらないことを決める

水野谷 順子
年初に今年やることを決めている方は多いと思いますが、今年も半年以上たちました。
いくつか目標達成はできましたでしょうか。
その中でまだ手を付けていない目標があればその原因を考えてみてください。
昨年は出来なかったから、今年はやるぞ、と決めた目標でも、今の段階で手を付けていないならばあなたにとってやる必要がないものなのかもしれません。
もしそうならその目標をやらないことに決めてみてください。
年末に今年も目標達成出来なかった自分への後悔がなくなると同時に本当にやらなくてはいけないことのへの時間も増えるはずです。
「菜根譚」という本にも
「何か事を始めるよりも、今、していることを減らした方がよい」
「いろいろと物事を始めるよりも、今やっていることをできるだけ減らした方が、こころにゆとりが生まれる」
と書かれてあります。
毎日、毎月、毎年何かやることを決めたら同時にやらないことも決めてみてはいかがでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年8月)

わかるには三段階のレベルがある

柴崎 誠
これは㈱ワイキューブ代表安田佳生さんの言葉です。
わかるには、「内容理解」「同感」「共感」の三段階があり、「共感」までいかないと、人はアクションを起こさないのだそうです。
安田さんは常に「言ったことは伝わらない」ということを前提に物事を考え、また、物事を相手に伝える目的は、相手の行動を変えさせるためと考えているのだそうです。
言葉のみで伝えるのか、文章だけでいいのか考えるのも大事ですが、これはあくまでも「内容理解」をしてもらう段階です。
アクションにつながる理解を得るためには感情へのアプロ―チが必要であり、常に意識しておくのは相手の感情だということを忘れてはならないのだそうです。
相手の感情を考え、伝え方を工夫することによって「共感」を得ることが多くなれば、仕事の質も変わってくるのではないでしょうか。
長所を見れる人間になりましょう

吉田 昇平
「多くのものが平均以下だが、誰にも負けない長所が一つある人」と「長所はないが短所もない人」徒党を組んだ時により大きな力を発揮できるのはどちらでしょう?
本当は前者の方であるはずです。
ですが特に日本人は長所を磨くことより短所を補うことを考えがちです。
これは何故なのでしょうか?
答えは簡単です。
集団をまとめる人間が、個性派集団をまとめて導く能力を備えていないために、人の短所に目を向けて減点方式で評価をするからです。
リーダーの資質は動く駒としての資質とは全く異なるということを認識した上で、人の長所に目を向け、それを生かすような配置や割り振りをすることが、リーダーの本当の仕事なのです。
大変なのは実行すること

江原 智恵子
世の中には色々なアイデアやノウハウが無料で公開されており、インターネットで検索すればいつでも簡単に必要な情報が手に入ります。
ある経営者の方は自社で実行して成功したノウハウを公開することに何の問題も感じていません。
成功のノウハウを知るのは簡単ですが実行することこそが難しいということをわかっているからです。
餃子の王将は従業員に飲酒運転の確認を徹底して実行させる為、伝票に「車・自転車確認」というチェックボックスがあるそうです。
従業員に飲酒運転の確認をするように教育しても徹底して実行させることは難しいですが、チェックボックスを作ることで誰でも忘れずに確認することができます。
このように組織が大きくなればなるほど実行を徹底するにはどうしたらよいかの仕組みを考えることも大切になると思います。
感想こそ信頼関係の基本となる

丹下 優子
幻冬舎の見城社長の言葉です。
私達は、相手が発信したことに対して『感想を伝える』ということを避けて通りがちです。
それは何故か?
感想を言うという行為は、相手との良好な関係を崩すかもしれないというリスクもあり、身を呈す覚悟が必要だからだと、見城社長は言っています。
しかしだからこそ、それを恐れず一生懸命に感想を言ってくれる人のことは、一生大事にしようと思うそうです。
とことんその人のことを考え、表面的ではなく率直に相手に向き合うことに、信頼関係の基本があるのかもしれません。
私もなるべく自分の言葉で感想を伝えようと思ってはいますが、まずは大前提として、この人の感想を聞きたい、と思ってもらえるような人に成長しなければと思います。
結果ではなく、意識

土肥 宏行
プロゴルファーの宮里藍さん。
アメリカに渡り、思うような活躍ができませでしたが、見事復活しました。
その復活はメンタル面の専任コーチのアドバイスがポイントだったようです。
「できない自分に向き合うこと」
「ゴルフとは、決断しスイングする、それだけのこと」
といったものです。
他の大きな選手のような飛距離を求めてバランスを崩し、結果を求めるあまりに心が折れかかりそうになった彼女の視点を変えたのが、「勝つ」「飛ばす」といった結果にばかり捉われるのでなく、
「どんな意識で試合に臨むか」
「どんな意識でスイングするか」
という気持ちに対するアドバイスでした。
ビジネスの面でも求める結果が得られないことで、モチベーションまで落としてしまうことがあります。
自分の能力を最大に発揮できるようには、能力をさらに高めるためにはどのように意識すればよいか?そういったことも大事なのではないでしょうか?

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年7月)

ないものではなくあるものに目を向ける

江原 智恵子
生きていれば悩んだり苦しんだりして心が折れそうになることもあると思います。
心が折れやすい人の特徴として自分自身の足りない面ばかりに気を取られてしまう傾向があるようです。
自分にないものばかりに意識をとられてしまい何かうまくいかないことがあると自分にはこれがないからだと考えてしまうそうです。
周りから見るとたくさんいい所を持っていて恵まれた環境にもあるのに「あれが足りない、これが足りない」と言っている人もいます。
今日から、ないものではなくあるものに目を向けてみましょう。
自分にはこういういい所があり、こういう強みがあると思えれば何か問題が起きた時も自分なら乗り越えられると考えられるようになると思います。
自分にないものばかりに目を向けて嘆くよりも自分が持っている強みの方に目を向けることによって自信が持てるようになり強い心を持てるのではないでしょうか?
行きづまってる暇はない。おもしろくなるのはこれからだ。

丹下 優子
ある証券会社のテレビコマーシャルで使われていたフレーズで、印象に残っている言葉です。
誰でも失敗したりうまくいかない事が続くと、もうダメだ、八方塞がった!と立ち止まってしまうことがあります。
でも本当にすべての手を尽くしきったのでしょうか?
どんな状況であろうと進むことを止めてしまえばそれきりです。
人生にも限りがあり、いつまでも続くものではありません。
行き詰まったなんて言っている時間はないのです。
『おもしろくなるのはこれからだ』
このカッコイイ言葉を信じて、勇気を持って進んで行きたいと思います。
憂鬱じゃないと仕事じゃない

土肥 宏行
出版業界の幻冬舎の見城氏は朝起きたらまず、今抱えている仕事を確認するためにスケジュール帳を開く。
そして憂鬱なことが3つないと不安になるそうだ。普通の人は憂鬱な事、つまり辛いことや苦しいことを避けたがる。
だからこそあえてそちらに向かえば結果がついてくるという。
楽な仕事など大した成果は得られない。
憂鬱があるからそれを乗り越えようとする情熱が生まれる。
大きな分岐点に立たされた時、人はくよくよと考える。
見城氏はこの時間が何よりも嬉しいと思うようにしているという。
悩むことはもとより憂鬱である。
そしておのずと限界がある。
それを乗り越えるためには「暗闇の中でジャンプ」するしかない。
足元も見えない暗闇でのジャンプはとても怖い。
しかし未知の世界に飛び込むからこそ前進がある。
彼も角川書店を退社し、いくつもの誘いを断り、憂鬱を抱えて暗闇の中でジャンプした。
だからこそ今があるということです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年6月)

サービスを売るな、予想もつかない感動を売れ

野本 理恵
人は何かのサービスを受けたときに、何か嫌なことや自分の満足に達しないことが少しでもあるとすぐに周りの人に話したくなるものだそうです。
「あそこの店の定員の態度はよくなかった」
「あそこの商品はあまり使い勝手がよくない」
など、そのサービスや商品の値段を聞けば「仕方ないのでは?」と思うようなことでも、マイナスの情報というのは驚くべき速さで人に伝わっていきます。
人というのは、なにかサービスを受けたときにそのサービスや商品に満足してというレベルではなかなか人に話たくなるものでは、ないそうです。
では、どうすれば、人に話たくなるのか、薦めたくなるのかというと予想もつかない感動を受けるというレベルまでのサービスを提供することが必要だそうです。
そこに驚きと感動がなければいけないそうです。
「今日のセミナーではどのような驚きと感動を提供しようか?」
「今日の監査ではどのように社長をうならせてやろうか」
そのような視点はとても大切ですし、なんだかこちらもワクワクしてくるような気がします。
もう一度、私自身も認識しなおして日々のサービスを心掛けたいと思い、この言葉を推薦します。
ヒントは関心のある人にだけ見えてくる

土肥 宏行
ドトールコーヒーの鳥羽氏は、初め喫茶店に珈琲豆を卸していたのですが、当時は値上がりするのが当たり前の時代でしたのでかなり儲かっていました。
しかし鳥羽氏はそんな中、この値上がりはいつか受け入れられなくなる「さあ、大変だ!」と危機感を感じていたそうです。
そんな時、たまたま業界の人とパリに行くことになります。
町を歩いているとサラリーマンが喫茶店で立ったまま珈琲を飲んでいます。
日本では行儀が悪いとされることなので不思議に思うと、立ったままだと50円、座ると100円、テラスだと150円だと知りました。
その瞬間「これだ!」と感じ、日本流にアレンジしたのが今のドトールです。
業界の人は何人も同じ光景を見ていましたが、ヒントを活かしたのは鳥羽氏だけです。
将来に危機感を感じた鳥羽氏、値上がりがこの先も当り前に続くと感じていた人達。
違いはそこだけだったということです。
成功者ほど捨てることを知っている

柴崎 誠
「アーティスト」と呼ばれる人の中には、自分のためだけに表現を続ける人がいます。
しかし、ほとんどの人は「受け手」を想定し、誰かに喜んでもらったり、つながりを深めたくて表現しているのです。
誰のためかを想定することはとても大切です。
理由は二つあります。
一つは、相手を知ることで表現の方向性が明確になり、改善のためのフィートバックが得やすくなること、もう一つの理由は、切りすてられても構わないのはどこかはっきりすることです。
私たちが勝負するのは、必死に働いたかどうかでなく、どんな価値を生み出して、どれだけの人に伝えられたかという部分です。
商品やサービスを受け取った相手がいいものかどうかを評価する基準は「自分たちがどう感じたか」「自分にとって何かプラスになったか」という点だからです。
俺のやり方はおまえのやり方ではない

吉田 昇平
部下「先輩、私はこんな技術を身につけたいと思っているのですが、どうすればいいでしょうか?」
先輩「それはまずこうしてからああするといいぞ」
というような会話は日常的に行われているかと思いますが、実はこの先輩の親切心は部下の可能性に蓋をしてしまう可能性があるのだそうです。
勝負の世界やビジネスの世界に「絶対的方法論」というのは存在せず、あるのは「絶対的基本」だけなのです。
先輩は親切心で自分の持っているもの全てを後輩に伝えたいと考えても、その方法が部下の長所にマッチするかどうかはわかりません。
よく考えてみて下さい。
他人を自分のコピーにすることがいかに不可能かを。
他人に指導をするときは、自分のやり方が絶対的なものでないことを認識し、部下のベースを固めてあげるという意識を持つのが一番良いのです。
頼まれたことは何があっても絶対にやりきる

安藤 里麻
この言葉は入社一年目の作者、ライフネット生命副社長の岩瀬さんが社会人になったばかりの人に、仕事に取り組むうえで最も大切なアドバイスを贈るとき、最初にこの話をするそうです。
岩瀬さんは先輩に、
「新人のうちは頭が良いとか優秀だとかというのは、どうでもいいこと。最も大事なことは、上に頼まれた仕事を何が何でもやりきってくれるかどうかだ。」
と言われたそうです。
仕事を依頼する立場に立って考えてみると、必ずしも完璧ではなくとも、頼んだことをとりあえず最後までやってくれる人には、また仕事を依頼しようと考えるものです。
周囲から信頼に足る人物だと評価されれば、次の仕事が回ってきます。
新たな仕事に取り組むことで、経験値が積み重ねられていき、仕事の質も高まり、仕事の量も増加していきます。
私はまだこの事務所に入ったばかりですが、一人進めるのが難しいと感じた場合は、相談や報告をこまめに行っていき、強い意志を持って業務に臨みたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年5月)

物事をプラス思考でとらえ、潜在意識のパワーを知る

柴崎 誠
潜在意識は氷山に例えられます。
海から浮かんでいる部分が氷山の10分の1でこれが顕在意識です。
逆に海に沈んで見えない残りの部分が潜在意識です。
普段は意識から外れているのですが、ふとしたきっかけで出てくるものです。
忘れ去ったはずの過去の経験が脳裏によみがえり、胸騒ぎを覚えたことがあるかと思います。
ただ、この潜在意識は、顕在意識よりも容量が大きく、潜在意識をマイナスとしてしまいこんでしまうと、いくら顕在意識がプラスでも、マイナスに引っ張られてしまいます。
また、常にプラス思考の人は潜在・顕在・ともにプラス、よって凄まじい好循環とパワーとなり成功の道をひた走ります。
潜在意識の存在を知り、それを自由自在に使いこなせば、まさに天下無敵をいえるのです。
顧客満足は売り物である

吉田 昇平
CSが叫ばれ始めてからかなりの時が経過しましたが、その元々の意義が薄まってきているようです。
そもそもなぜ企業は顧客満足を追求しなければいけないのでしょう?
答えは自社の商品・製品・サービスを売る、つまり売上を伸ばすためであったはずです。
顧客満足を追求すると、基本的に企業側は人的若しくは物的コストが上がります。
コストを掛けるのはそれ以上の収入を見込むからであるはずです。
しかし最近は顧客満足という言葉が一人歩きを始め、価格に反映されない顧客満足の追求が企業の経営を圧迫しているケースも少なくありません。
今一度自社のサービスを見直し、顧客満足も商品の一部と考えた上で、どこまでやるのが最適かを考えなければならないのではないでしょうか?
プロセスを楽しむしかけをつくる

江原 智恵子
人間の脳は楽しい、嬉しい、ワクワクするというようなプラスの感情にさらされると活性化してより能力を発揮できるそうです。
大きな目標を前にして逃げ出したくなった時はプロセスの途中やゴールの先に楽しいことを設定すると良いそうです。
たとえるならマラソンの給水地点のようなものを設ける訳です。
楽しいことに焦点をあてると心にプラスのエネルギーが増えてきます。
大変そうなことでもその中に楽しみを見いだすことで勇気ややる気もわいてきます。
大きな目標を達成しなければならないときには、自分自身でそのプロセスを楽しむしかけをつくると、無理だと思っていた目標も必ず達成できるのではないかと思います。
ひとりディベートで決断しよう。

丹下 優子
武器としての決断思考」という本に、まさしく{自分で考えて自分で答えを出す}という力こそ、これからの時代を生き抜く最大の武器になると書かれていました。
そこで自分で考えて決断するプロセスとして、一人でディベートをしてみることが有効なのだそうです。
右か左か、それぞれのメリットデメリットをとことん突き詰めていくことで、自ずと進むべき方向が見えてくるのです。
もちろん最後は主観で決めるのですが、いったん自分の感情は置いて冷静に判断することで、後にもしうまくいかなかった時も、どこが間違っていたのかを客観的に分析することができるため、スムーズに方向性の立て直しができるのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年4月)

平均にとらわれない

江原 智恵子
アンケートをとって平均を出すという方法があります。
その平均値をみて自分が平均の中に入っていないと必要以上に気にしてしまう場合がありますが、あまり平均を気にしすぎるのはどうかと思います。
自分のまわりを見渡してみても、この人こそ平均で普通の人だと言える人はいないと思います。
皆どこか変っていて癖もあり、人それぞれ個性や特徴があるはずです。
平均は一つの目安であり、デコボコだったものをならした数字上の話だけで参考程度にとどめておいた方がよいと思います。
情報化社会の中で平均的に生きようとすると膨大な時間がかかり、それだけで貴重な一日が終わってしまいます。
最終的には自分の価値観で判断すればよいのだと思います。
平均値というものを必要以上に気にしすぎて自分の価値観を見失わないようにしたいと思います。
逃れたいという欲求は強い

丹下 優子
傷みやすい魚の代表である鰯を長距離輸送しようとすると、どうしても何匹かは弱ってしまうそうなのですが、鰯の天敵ともいえる"なまこ"を一緒に入れると、鰯は元気よく泳ぎまわるのだそうです。
これは、大嫌いななまこの恐怖から逃れたいという欲求が強いからだと言われています。
これは人間にも当てはまる部分があるのではないでしょうか?
現状を何とかしたい、損失を避けたい・・・という欲求を満たしてもらえる時、人は物やサービスを購入しようとするのだと思います。
お客様は、製品やサービスそのものを購入するのではなく「避けられる損失」を求めているのだということを理解すると、私たちの行動もかわってくるのかもしれません。
過酷に働かなければ、爆発的な成果は生み出せない

野本 理恵
この言葉は先日読んだ「サムスン式仕事の流儀」という本の冒頭に書かれていた言葉です。
サムスンといえば、韓国を代表する企業で皆さんもご存じかと思います。
この本では、入社してからの5年間で「どんなことを意識して」仕事を行っていけば5年後に一流のサムスン社員になれるかということが書かれています。
そして、この5年間で共通することは「過酷に働き、爆発的な成果をうみだすという成功体験をえることが大切だ」ということです。
この本を読んで、ある社長さんが「40代の中途社員でなかなかものにならないと思ったら大体そういう人は、20代30代で転職を繰りかえし、一つのところでがむしゃらに働いた経験がない。20・30代でがむしゃらに働く、量で働かないと40代ではそれ以上量働くことはできないし、質も超えることができない。若いころ、しっかり働くことで40代の仕事の質は決まる」という話を思い出しました。
私もこの事務所に入ったばかりでこれからの5年間を考える大きなきっかけになりました。
皆さんは、私より長くこの事務所で働いているので、きっと過酷に働き、爆発的な成果を生み出す経験をしたことがあると思います。
その時を振り返って今の自分の成長はどうか考えてみてはどうでしょうか?
また、そのような経験がないのであれば、ここからの5年間、過酷に働いてみるのも良いかもしれません。
1に安さ、2に安さ、3に安さで、4番目に適正な品質

土肥 宏行
この言葉は家具のニトリの似鳥さんの言葉です。
ニトリという会社は大衆の人の暮らしを豊かにしたいという会社です。
「年収800円以上の方は、どうぞ他店へ」
という言葉からも大衆がターゲットです。
品質はいいのかと言うとそうではありません。
安かろう、悪かろうではお客はいなくなってしまいます。
ですから品質は徹底的に追及しています。
今まで会社の歴史上何かのきっかけで1番と2番が変わったりするのだそうです。
やはり1番は品質だとか言い出すと価格が高くなってしまう。
それで何があっても大事なものが変わらないように1から3まで安さにしたそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年3月)

改善が改悪になったら、元に戻さず、 さらに改善しましょう

土肥 宏行
ある会社のトップから業務改善の依頼を受け、新しい方法を採用しスタートしました。
改善は順調に進みました。
3年後会社を再び訪問してみると以前より悪い状況になっていました。
話を聞いてみると、「どうも新しいやり方だと仕事がやりにくい」などの不満が出てきて、結局元の方法に戻したのだそうだ。
ある程度効果がでたところで壁にぶつかる。
新しいやり方を導入すれば、慣れたやり方に比べて問題が出るのは当然で、そういった問題を1つずつ解決するのが本来であるのに、「悪いのは新しいやり方」と元のやり方に戻してしまう。
問題があるから変えようとしたのに、変えた結果がまずかったからといって元に戻しては、結局問題を抱えたままになっていないでしょうか。
がむしゃらに戦い、子どものように勝利を祝う

柴崎 誠
F1ドライバーのミハエル・シューマッハはレースで勝つことがあたりまえだったにもかかわらず、優勝するたびに子供のように喜んでいたそうです。
普通の人間だったら勝つことが当たり前という状態でレースをやっていたら、F1レーサーという職業に魅力を失ってもおかしくありません。
全く違うこともやりたくなるような気もします。
もしかしたらこれが勝者ということなのかもしれません。
人からは頂上にたどり着いたように見えても、本人はまだ坂の途中だと思って夢中にやっている。
そして、シューマッハは常に優勝したいと思っていたそうです。
スタートで失敗したり、途中で周回遅れになったとしても、恐ろしいほどの執念で順位を上げていったそうです。
シューマッハのように自分が掲げた目標に向かってどのくらい真剣に向き合うことができたとき、そして目標が達成され、素直に喜べたときが真のプロと呼べるのではないでしょうか。
相手の気持ちに寄り添いながら自分の考えを伝える

吉田 昇平
昨年までプロ野球の中日ドラゴンズの監督をしていた落合監督は、自分の監督という立場の重さを認識した上で、選手に対する言動に非常に繊細に気を使っていたそうです。
例えば、何気ない「頑張れよ」の一言が選手にプレッシャーを与えてしまい、後悔したこともあるそうです。
その中で学んだ良い指導の仕方とは、妙なな気は遣ってはいけないが、選手の動きを観察し、どんな思いを持っているのか、自分をどう成長させたいのかを感じ取ってやり、その意に沿ったアドバイスをすること。
それを最初にすると、それが厳しさを含んだものでも相手が自分を見る目が変わるのだそうです。
そうすることでその後のコミュニケーションが驚くほど円滑になるのだそうです。
中庸を超えよう

永山 史紘
孔子が書いた論語には
「中庸は徳の至れるものなり」
という言葉があります。
意味は
「何事もやりすぎはいけない。逆に遠慮しすぎも良くない。ほどほどに行動することが、最高の人徳である」
というものです。
孔子はとても元気であるが思いやりに欠ける弟子の子路に対して中庸を説いて「過ぎたること」を戒めていました。
しかし一方で時には
「中庸の道を行けない場合は思慮が不足しても片意地なものがいい」
とも言っています。
「中庸というバランスがうまく行かない場合は、意地をはり、必死になって物事にあたることも徳である。」
ということです。
テレビでは自己主張が強い人が目につきます。
なにかうまく行っていないと感じたときは協調性も大切ですが、中庸を超えて、言い争いになるほど議論することも一つの解決方法かもしれません。
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