スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成31年2月)

度忘れは脳を活性化させるチャンス

中澤 正裕
人間の記憶は、記銘、保持、想起の三段階で成り立っています。
この一つでも欠けると不完全なものになります。
度忘れは想起が欠けてしまって起きている現象になります。
頑張って思い出そうとしている時、脳はフル回転しているので、人に聞いたり、ネットで調べてしまっては活性化のチャンスを逃しているそうです。
何を考えていたのか思い出そうと、動き出した場所に戻ると思いだしたりすると思います。
記憶というのは、場所や、気温、周囲の状況を記録し、脳内にインプットされているからです。
どうしても思い出せないとモヤモヤした際には、脳トレだと思って、記憶したときの周囲の状況を思い返してみてください。
心で覚える

工藤 正悟
お笑い芸人の島田紳助さんの言葉です。
学生時代に勉強した内容は覚えていないのに、学生時代に体験した嬉しかったことや悲しかったことなど、感情が伴う記憶は具体的によく覚えている。
感情で記憶すると物事をよく覚えられ、聞く方も具体性が増すので聞きやすいらしいです。
トークがうまい芸人は感受性が豊かで感情の起伏が激しく、体験の多くに感情が伴うため上手く話せるらしいです。
仕事に置き換えると次の2つがポイントになるのではないでしょうか。
①クレームはすごくよく覚えられるので要注意。
②覚えてほしい内容には感情に関する言葉を添える。
 ・これが解決すると、安心しませんか?
 ・今すごく困っているこれをどうにかしませんか?
 ・仕事の目的を社員に伝える→自分の仕事はすごい!→仕事の目的が社員に根付く。
生まれたての名案はない。

丹下 優子
アイデアを出す時は、まずは名案か愚案かを問わず沢山の案を出すことが大切です。
ある業績向上会議で、なんならダメ案や、すぐ却下されそうな案を優先的に出してみようと提案したところ、ユーモアある多くの案が出されたそうです。
その中に、広告塔に有名人を使う!というものがあり、最初は突飛な案という意見もありましたが、当時今ほど有名ではなかった芸能人に比較的安い広告料で依頼することができ、会社の知名度を大きく伸ばす結果となったそうです。
意見を出すことは勇気のいることでもありますが、愚案の少し横に名案はある・・・という言葉もあるそうですので、恥ずかしがらず、どんどん発言してみることもよいことかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成31年1月)

言葉の贈り物

石原 あい
「つんどく」という言葉をご存知でしょうか。
積み木の積むという字に、読むと書いて積読と言います。
これは、入手した本を読むことなく積んだままにしている状態を意味する用語で、明治時代に生まれた言葉だそうです。
そしてこの積読という言葉は、世界に誇るべき日本語だと言います。
ではなぜこの積読が注目されているのか。
人は、いつか読みたいと願いながら読む事ができない本からも影響を受けると言います。
それは、会って話したいと願う人にも似ていて、読めない本との間にも無言の対話を続けていて、その存在を遠くに感じながらも、ふさわしい時期の到来を待っている、との事です。
また積読は、知的欲求の鏡でもあります。
その本達が日常で目に入る所にあって、自分はこういうことを知りたがっていると深層心理に刻み付けることができれば、アンテナが更に広がるかもしれません。
これは、電子書籍では経験できないことだと思います。
言葉の贈り物は、読まない本からも贈られるという事を今回初めて知りました。
過大評価をする

土肥 宏行
先日ボクシングのWBAバンダム級王者の井上尚弥選手は、世界戦で 1R70秒KO勝利し観衆を熱狂させました。
ところがセコンド陣は普段通り冷静で、当然といった顔でした。
練習を見ればこの結果は想像できたからだそうです。
井上選手の攻略理論は面白く、相手の映像を見ながら最も強い姿を想像するところから始めます。
あえて相手を過大評価して
「自分 のパンチは当たらない」
「動画で見るよりも相当速い」
と想定する。
最強 バージョンの相手を考え対策と戦略を練っているのです。
そうすると実際の試合では当たらないはずのパンチが「あれ?結構、当たる」と思え楽になるのだそうです。
高校時代に自分の慢心から格下相手に敗戦をした経験から、どんな相手でも常に過大評価をして万全の状態で臨むようになったのだそうです。
ちなみにこれまでの世界戦で、相手が想定外の強さだったことは1度もないそうです。
会話を受け止め、応答する

柴崎 誠
読書は何のためにしなければならないものなのか、読書をするとコミュニケーション力が格段にアップするということです。
普通の会話をしていても、読書力のある人とない人では会話の質が変わってくる。
どこに違いが出るか、それは、相手の話の要点をつかみ、その要点を引き受けて自分の角度で切り返すことです。
相槌だけでも会話は滑らかになりますが、相槌よりも高度にしたのが「自分の言葉で言い換える」ということです。
言葉を換えて同じ内容に言い換えることができれば、相手の言っている内容をしっかりと理解しつかまえていることが相手側にも伝わります。
また、会話をしていて相手が喜ぶのは、自分の言った話が無駄に終わらず相手に届いて生かされていると感じる場合です。
それが具体的にはっきりするのは、相手の話の中に自分の言ったキーワードが入り込んでいるかどうかであり、自分の発言の中でも、重要だと自分が感じていた言葉を相手が使ってくれれば、それだけでも会話に勢いが出てくるのだそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年12月)

感情のコントロールとセルフイメージ

工藤 正悟
タイガーウッズに関する話です。
2005年に行われたトーナメントで、ライバルと一緒にラウンドし、ライバルがパットを決めればライバルが勝ち、ライバルがパットを外しタイガーが決めればタイガーが勝つという場面です。
誰もがライバルのパットに対して「外せ」と思う場面で、タイガーは「入れ」と願ったそうです。
なぜ、ライバルのパットを「入れ」と思ったか、理由は2つです。
①感情のコントロール
「外せ」と思って入ってしまったら、「相手が外していたらなー」と考えてしまう。その結果、その後のプレーに悪影響を及ぼす感情が貯まってしまうため。
②セルフコントロール
自分は世界トップクラスのプレイヤーなので、自分と一緒にラウンドしているライバルも世界トップクラスのはず。よって、このくらいのパットは決めて当然である。
という自分が世界トップクラスのプレイヤーであるという自信を保つため。

SMCコンペでは、ぜひ一緒に回っている方のパットを「入れ」と念じてください。

3つの小瓶の運命

丹下 優子
大きさも色も形もまったく同じ3つの小瓶がありました。
1つ目には、銘酒を入れたところ、豪華な食事と一緒に並べられみんなに大変喜ばれました。
2つ目には醤油を入れました。
台所の調味料棚に置かれた2つ目の瓶は、料理人からお呼びがかかるのを待つ身となりました。
3つ目には廃油を入れました。
その瓶はゴミと一緒に置かれ、捨てられる運命となりました。
まったく同じ3つの小瓶は中身によって置かれる場所もその後の運命も大きく変わることとなりました。
人間も同様で、器の中になにが入っているかが大切だと思います。
生かせる経験の積み重ねや、相手から聞かれていることに的確に答える能力など、"中身"を熟成させることにより、置かれる場所や状況、到達できるゴールも変わってくるのではないかと思います。
予測する未来と創造する未来

江原 智恵子
私たちが未来を予測するという時の未来は「このままいけばこうなるよ」といいう未来で、世の中の情勢や技術革新の流れを見ていればある程度の未来を読むことはできます。
これが予測する未来です。
これに対して、今から一年間何か新しいことに打ち込めば、これまでとは違う人生を歩むことができます。
又、毎日これまでとは違う選択をし続けると未来は変わってきます。
つまり自分の意思と行動によって未来は変えることができるということで、これが創造する未来です。
予測する未来と創造する未来、この二つの考え方が重なって戦略的な人生を歩むことができます。
未来を予測しながら、予測した未来に対して自分がどのような人生を歩みたいか、それを実現するためにはどうすればよいか、具体的に何をどう行動すべきかを考えながら毎日を過ごすことで、世の中の流れがどうであっても、自分の人生を切り拓いていけるのではないかと思います。
今日の行動で明日が変わります。
こうなりたいと思ったら、今日新しい行動を起こすくらいの行動力をもちたいものです。
掃除について

堺 友樹
皆さんは、掃除は好きですか?
一般的に掃除とは、ゴミを片付けたり、窓を拭いたりします。
株式会社武蔵野では、毎朝30分間の掃除を全社員に義務付けています。
そしてその掃除を『環境整備』と呼んでいます。
この環境整備は、仕事をやりやすくする環境を整えて備えるという意義で、目的は仕事をやりやすくするということです。
仕事をやりやすくするために整理と整頓を徹底しています。
また、この朝30分間の掃除は非常に重要な社員教育の場であると考えており、社員の心を揃えるには、全員で平等に同じことをさせることが重要だそうです。
社員はやればやっただけ成果が出るため、手応えを感じることができます。
社員に嫌な思いをさせたほうが良いとの持論を持つ社長であり、やりたくないことを強制的にやらせるので、心根の優しい素直な人間が育つと言っています。
私自身、掃除も整理整頓も苦手です。
仕事をやりやすくするためということを、自分のためだけでなく他の人のことを考えるとやはり整理と整頓はとても重要で、必要なことだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年11月)

感謝すること

堺 友樹
前日に台風が来て、道路にベランダの屋根や葉っぱがたくさん落ちていました。
そんな中、駅まで歩いていると、道路の掃除をしている人がたくさんいました。
普段は道路が汚いなどと感じることはないと思います。
それは、有償無償に関わらず、道路を掃除してくれる人がいるからだと思います。
このようにちょっとしたことでも感謝をすることを忘れないようにしたいと思います。
「やりたい」と「できる」の重なりを見つける

石原 あい
何かを成し遂げたい、何かが変わる、こうした手ごたえを得るのに必要な期間が3か月であると言われています。
例えば、仕事で課題を持っていたり勉強や趣味などでも、人生の転機となるテーマに取り組む際は、3か月という期間を積極責に活用すると良いそうです。
言い換えれば、この期間は1つのテーマに毎日全力投球して集中できる限界でもあります。
3か月なら、飽きることなく高い関心を保って楽しく取り組むことができます。
この間、一つのテーマにしっかりと向き合えば、何かしらの成果をだし自分の成長を実感できる、3カ月は確実に変化を起こせる最小単位なのです。
3か月間、取り組むテーマを選ぶ際に重要なのは、自分の心がワクワクするかどうかです。
次に、それは自分に「できそう」かどうかを考えてみる。
そしてそれは、価値のあるものなのか。
この問いがブレない軸を作るきっかけになります。
絶対に価値があると思うなら、信じた目標に向かってブレずに突っ走ることができる、とのことです。
ハイボールはじめました

土肥 宏行
だいぶ前の話になりますが長い間ウイスキー人気は低迷していました。
私の中でもウイスキーはちょっと敷居が高いそんなイメージです。
サントリーはウイスキーを飲む人の人口を増やすためにキャンペーンを打ち出します。
それが「ハイボールはじめました」です。
ハイボールはウイスキーをソーダで割ってレモンをちょっといれるウイスキーの飲み方です。
お酒を覚え始めた20~30代の若者にウイスキーという名は一切出さず、ハイボールを飲んでもらい、ハイボールがウイスキーでできていることに気付いたら「ウイスキーも意外といける」と思ってもらい、ファンを増やすのが狙いです。
そのためにとにかくお店に「ウイスキーはじめました」のポスターを貼っていきます。
「冷やし中華、はじめました」みたいに、それを見た人は、注文しなくちゃという気にさせられます。
「ウイスキー美味しいですよ」とこちらから押し付けるのではなく、自分から態度を変えさせる、行動させる、そんな気づきを与えるコピーです。
そしてプライドも捨て、ウイスキーの良さをとにかく知ってもらいたいという思いのこもったコピーだったと思いました。
次の予定を決める

柴崎 誠
株式会社武蔵野では会議を始めるときには、必ず次の会議の日程を確認するそうです。
スケジュールは1年後まで決まっています。
次の予定を決めるのはいい仕事をするためにも、時間を効率的に使うためにも良い習慣です。
習慣化を失敗する最大の要因はこれをやると決意しても行動が伴わないことが挙げられます。
スケジュール化しなければ行動されずに1日が終わってしまいます。
スケジュール化してしまえば、あとは行動するだけです。
もし予定が変更となり、その時間に行動できないとわかれば、再度行動すれば良いか決める必要があります。
また、1日の予定を決めるときには無意識にしなければならないこと=いつもしていることを想像しながら、その他の予定を組んでいます。
年間スケジュールを決めるときにも「変わること」「新しいこと」を中心に考えるのではなく「変わらないもの」から決めていくと年間スケジュールはすぐにできあがり、余計なことに時間とエネルギー使わなくて済むようです。
1番でないとダメ

中澤 正裕
この言葉は、スポーツ選手や経営者の言葉で頻繁に聞いたことがあると思います。
例として挙げられるのが、日本で一番高い山は富士山ですが、二番目に高い山は知っていますか?という内容かと思います。
ちなみに北岳という山です。
他で言うと、競技人口が世界一多いのはサッカー、次がクリケットです。
ハンマー投げで日本一と言えば、皆さんご存知、室伏広治さん。
二番手は9年連続2位の選手ですが知名度は低いでしょう。
私もテレビを見て知りました。
ビジネスにおいても、会社の一番の強みというのは非常に注目ポイントだと思います。
所沢で1番〇〇の会社といったようにエリアを限定してでもいいと思います。
なにか自分の1番の強みを作り出せるようにと思いを込めて・・・

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年10月)

無料は気持ちよくない

中澤 正裕
今まで無料で営業していた「子ども食堂」において、10円に値上げをしたことによって人足が増えたと聞きました。
日本人はタダでサービスの提供を受けることにうしろめたさが芽生えるそうです。
お代を支払ったことに対して優越感のような感情を求めたり、無料ということは何かあるのではないかと疑う感情を抱きます。
サービスのつもりで「これは特別にサービスです」と言っても「ラッキー」で終わります。
また、次回も同様に特別サービスを求められてしまうでしょう。
お客様のために、自分のために、考えて値決め(サービス)が必要になるでしょう。
選択肢は上に増やす

丹下 優子
うなぎ屋さんで注文する時、並・上・特上とあったらどれを選ぶことが多いですか?
一般的には「上」を選択する人が多いそうです。
日本人は"中流意識"が高く、何でも真ん中を選ぶ傾向が強いようです。
あるお弁当屋さんが、幕の内弁当を450円で販売していましたが、客単価をあげたいと思った店長は、メニューを3つに増やしました。
従来の450円の弁当を一番下の並とし、上を500円、特上を600円と設定したところ、上(真ん中)の売上がトップとなり、見事、客単価アップに成功しました。
単純な"値上げ"ではなく、選択肢を上に増やす。
真ん中を選びがちという心理と、自分で選択しているという満足感は、私たちの価格設定にも応用できることがあるかもしれません。
人生を幸せにする3ステップ

工藤 正悟
アメリカのうつ病研究者による発表にて、人生を幸せにするには3ステップ存在するそうです。
①快楽の人生
快楽を得る時間が多いほど、人生の幸福度が増える。
②熱中の人生
日々の中に熱中する時間が多いほど、人生の幸福度が増える。
③意味のある人生
人生の意味を見出し過ごすと、人生の幸福度が増える。

①~③のステップは、ステップが進むにつれて幸福度が高くなるようです。

私たちの日々の生活に置き換えると、人生の大半を費やす仕事の中で、①まずは楽しい仕事を見つけ、②仕事に熱中(四六時中お客様のことを考える)と2ステップまで進みます。
人生の意味を見出すのは大変かもしれませんが、まずは2ステップ目を目指して、楽しめる仕事を見つけ、仕事に熱中することを目指してはいかがでしょうか。

ほめる達人になろう

江原 智恵子
一般社団法人日本ほめる達人協会の理事長 西村さんのお話しを紹介します。
ある飲食店の覆面調査をしていて、当初は悪いところ、出来ていないところを指摘して報告していたのですが、その飲食店の売上は一向に良くならなかったそうです。
ある時、良かったところ、出来ているところを多く報告してみたところ、その飲食店の売上はどんどんUPしていったそうです。
出来ていないところを指摘するのではなく、出来ているところをほめる事で、従業員はもっと頑張ろうという気持ちになり、結果的に今まで出来なかったことも出来るようになっていったのだそうです。
ほめるということは甘やかすことではありません、又、相手をコントロールすることでもありません。
ほめる中身に"事実"が入っていて、その事実や相手の行動が、誰のどんな風に役に立ったのかを素直に相手に伝えてあげることなのだと思います。
ほめる達人とは、ただお世辞を言うのではなく、心の底から相手の良さを見いだし、あらゆるものから価値を発見できる人です。
お互いの良いところをほめることで、たくさんの人が気持ちよく仕事をすることができれば、企業においては業績UPという結果もついてくるのではないでしょうか?

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年9月)

今を感じて未来を考える

堺 友樹
8月6日は広島に原子爆弾が投下された日です。
あれから73年が経ち、投下したことに議論はあると思いますが、当時の世界状況を感じて戦後の世界を考えた結果、戦後アメリカは世界でトップとなり、今でもそれを維持してきています。
未来がどうなるかは誰にもわかりませんが、今の時点で思うこと・感じることを未来につなげるために考えるという習慣が付くとよいのではないかと思います。
やる気に行動を支配されるな。行動してやる気を引き出せ。

石原 あい
脳研究者の池谷先生のよると「やる気」というのは科学的には存在しない概念だそうです。
人間は、行動を起こせばやる気が出てくる生き物で、仕事や勉強、家事などやらなくてはいけないことは、最初は面倒でもやり始めると気分が乗ってきて作業がはかどる、こうした行動の結果を、やる気が出たからはかどった、と考えているだけだと言うことです。
私達の感情や気分の起点になるのは、脳ではなく身体にあります。
すなわち、脳にスイッチを入れるのは身体。
まずは、体を動かさない限りスイッチは入らないという訳です。
先生曰く、「やる気」なんていらないと割り切る心理スタンスが現代人にはよほど必要だと言います。
まずは行動する、すぐにでも実践できることなので取り入れていきたいです。
意識改革

土肥 宏行
3つの船団からなる萩大島船団丸という漁師さんたちの集まりの代表を務める坪内千佳さん。
釣ったばかりのアジやサバを船上で魚の血抜きをし、箱詰めをし、直接飲食店などに卸す「鮮魚BOX」をきっかけに、漁業をビジネスにし、大成功をしています。
漁協などを通さず鮮度の良い魚をよい状態で届けるこのビジネスを成功させるには、漁師さんが頑張らなければなりませんが、漁消費者と直接やり取りをしたことがないのでたくさんトラブルがあったそうです。
そこでこの問題を解決するには、何よりも漁師さんの意識を変えさせる必要があると考えました。
漁師たちを取引先であるフランス料理店に連れていきフルコースを食べさせ、自分たちの獲った魚がどのように調理され、盛り付けされ、客の口に運ばれるのかを実際に見て食べてみると、漁師さんたちの漁をする時や魚にかける気持ちが全然違ってきたのだそうです。
自分たちの商品を楽しみにしてくれている人のためにと意識を変えた、そのことが成功の原点だったのだと思います。
一日一つのことを徹底する

柴崎 誠
仕事を真剣にすればするほど、毎日やらなければならないことは、山ほど出てくるものです。
その日一日のするべきことを考えると、やることがありすぎてかなりプレッシャーを感じる人もいるのではないでしょうか。
今日一日の目標は単純明快にして、そのことだけを考えて集中して全力でやる。
ただし、一つのことばかりをやっているわけにはいかず、他のことも同時にやらなければなりません。
その場合には、選んだ一つのことに最大の配慮をし、「圧倒的努力」が必要です。
そして、その日のうちに結果は出なくても、やりきったと思えるだけの決着をつけます。
それが自信となり、翌日新たな一つに全力で取り組めるモチベーションとやる気につながるのではないでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年8月)

言葉は「心」に響くことで人を突き動かす

中澤 正裕
それは突き詰めれば「脳」に響いたと言えるでしょう。
脳外科の専門医は否定的な言葉は脳に悪い影響しか与えないと述べています。
人間は困難がやってくると「もう無理だ」「疲れた」など、マイナスの言葉を発したりします。
すると脳が反応して、否定的な思考や行動を生み出して、目の前のことが本当に不可能になってしまうそうです。
目の前の結果を作り出すほどの影響力があると考えられます。
一つの言葉があなたの考え方を変え、行動、感情が変化させます。
人生をより良いもの、良い結果を出すには、マイナス発言は控えて、プラス思考でいた方がいいのではないでしょうか。
いいかげんは"良い加減"

丹下 優子
精神科医の先生が一番悩むのが、心の病気で入院している方の『退院のタイムング』なのだそうですが、回復したかどうかについてある基準を設けたことにより、かなり再入院のリスクが減ったそうです。
その基準は
①やりたくないことを後回しにできるようになる
②嘘をつくようになる
③完璧にやるべきと思う自分と折り合いをつけられるようになる・・などです。
それじゃダメじゃん!と言いたくなりますが、要は"良い加減"をみつけられるようになること。
昔のエスキモーの人たちも、氷の割れ目を飛び越えなくてはいけない時、あえて冗談を言って笑い合いリラックスして飛び越えたそうです。
力を入れすぎず良い加減を見極められた時、本来の能力が十分に発揮できるということもあるのではないでしょうか。
お前のことなど、誰も見ちゃいない

工藤 正悟
私の父が良く言う言葉です。
意味は2つあります。
①恥ずかしいことや失敗など、誰も覚えていないから気にするな
②覚えてもらおうと思ったら、人と違うことをしないと覚えてもらえない

①は、恥ずかしいという気持ちで行動を制限するのは勿体ないですし、失敗に対して反省は必要でも臆病になっていてはどうしようもありません。
②の意味は、誰も自分のことなど覚えてはいないので、覚えてもらおうと思ったら特異なことをしないといけないということです。
他人との差をきちんと示さなければなりません。

この言葉の良い所は、ずっと聞いてきた私は人見知りをしないですし恥ずかしいという感情もあまりありません。
悪いところは、運動着で出歩いても気にならなくなることです。

High context文化とLow context文化

幕内 彩乃
人とのコミュニケーションを説明するのに、High context文化とLow context文化という識別法があります。Contextとはコミュニケーションの基盤である'言語、共通の知識、体験'のことで、この共有性が高いのがHigh contextで、伝える努力がなくてもお互いに相手の意図を察しあうことで、何となく通じてしまう環境の事です。とりわけ日本はこの文化に属します。
日本人は空気が読めると言われているのも、こんな所以でしょう。
一方欧米ではContextに依存せず、あくまで言語によるコミュニケーションを図ろうとします。
そのために言語に対し高い価値と積極的な姿勢を示し、表現力、ディベート力、交渉力が重要視されます。
Contextの高さのレベルが同じくらいの集団での人づきあいは容易ですが、そうもいきません。
人との付き合いづらさを感じたら、相手へのアプローチを変えてみる、High contextからLow contextへとシフトチェンジしてみる。
そんな柔軟性が必要であるなと感じています。
個性とは自分が決めるものではなく他人が決めるもの

江原 智恵子
まわりの人が本当の自分をわかってくれないとか、自分の個性をわかってくれないと嘆く人がいます。
本当の自分とは素の自分ということだと思いますが素の自分とその人の個性は別個のものです。
素がありのままの自分だとすると人に見せる個性はそのほんの一部に過ぎません。
人と違う個性を出してまわりの人に自分の個性を認識してもらおうと頑張って作った自分は、自分にとって都合のいい勝手な自分の個性であって他人からみた個性とは違います。
いくら自分がこんな自分の個性をわかってもらおうと思っても他人からみると違っている場合が多いものです。
それがわかっていないと、まわりの人は自分のことをわかってくれないということになってしまいます。
まわりの人が自分を見て思っていることが自分の個性だと思って、それが自分の思っている本当の自分と違っても気にする必要はないのです。
逆になぜまわりの人は自分のことをこう思っているのだろうと考えることによって自分には見えていなかった個性が見えてくることがあります。
他人から見た自分の個性が本当の自分の個性だと思って、それを武器に仕事をするべきだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年7月)

意識の持ち方で行動が変わる

堺 友樹
1.手を広げる
2.手を、目一杯大きく広げる
3.手のひらの中心を意識して、手を目一杯大きく広げる
3が一番大きく手が広がったような気がしませんか?
手を広げるという行動1つ取ってみても、意識を変えるだけで2より3の方が大きく広がる。
どんな行動でも、常に周りを見て意識を変えてみると、良い方向へ行動が変わっていくのだと思います。
人は、他人を通してしか本当の自分を知ることができない

石原 あい
人間そっくりのロボット制作で知られるロボット工学の第一人者で大阪大学の教授でもある石黒浩氏の言葉です。
教授の精力的な制作活動の根底には「人の心を知るためのロボット制作」というテーマがあるそうです。
制作にあたって常に人を研究する教授は、人間に似せたロボットを作る過程において人間とは何かを照らし出すのですが、その辺りはとても心理学的です。
人間の中身は機械で再現できてしまうと教授はいいます。
では、ロボットと人間の差はなんなのか。
それを考えるヒントとして、心や感情とかの意識は、社会的な関わりの中でこそ確信できる、人と関わらずして人は人になれないと認識し、人と関わって社会的な関係を持つからこそ心を感じることができる、とのことです。
そして、その感じた心で何をどう行動しどう言葉を発するかがその人らしさになっていくのだとも思いました。人との関わりの大切さを改めて実感しました。
心をやわらかく

土肥 宏行
私も40を超えて「年をとったなー」という話をするようになりました。
年をとるという事は、固くなるという事なんだそうです。
身体が固くなる、頭が固くなる、心が固くなる。
身体の関節や血管が固くならないようにするためには、日々の運動や食生活など気を付けなければなりません。
心が固くならないようにするためにもケアが必要です。
その方法は、
①自分の居心地の良い場所を見つける
②頭で考えることをやめる
③心がワクワクすることを探し遊ぶです。
心が固くなると、感動や感激がなくなります。
年をとると自分の考えに固執し、まわりを受け付けなくなり、そういう機会が減るのでしょう。
いつまでも若くあるためには、常に心をやわらかくしておく必要があるようです。
普段と違う環境をいかにつくるか

柴崎 誠
新しいことを創造するには発想を飛躍させることが必要になります。
既存のものから新しい組み合わせを生み出す能力です。
その能力を高めるには、組み合わせるネタの独自性と数が必要です。
自分の経験や関心で蓄積した記憶、引き出しの多さが勝負となります。
そのためには「今までとの自分と違うことをすること」に尽きるのだそうです。
例えば、異業種と組んで仕事をすることが挙げられます。
関東圏や関西圏のような環境は、世界的に見てもさまざまな産業が集積しています。
技術やノウハウの集積度もすごいものがあります。
仕事のやり方次第で最高の環境として利用することが可能です。
他には、ネット絶ちをすることだそうです。
情報は得ていても行きたい方向が見えない人は、あえて情報絶ちをして問題が起こっている現場に身を置くことがいいようです。
リアルな経験は時間がかかって効率が悪いように思えますが、自分なりの経験の引き出しを増やせるので、インパクトのあるアイデアを出すには非常に有効です

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年6月)

ABCD作戦!(あたり前のことをしっかり笑顔で)

丹下 優子
イラク戦争のあと、イラク復興のため200人の陸上自衛隊員がイラクに赴きましたが、その際隊長を務めた番匠幸一郎さんの言葉を紹介します。
番匠さんは、200人全員を無事に帰すことを使命としましたが、出発前、彼が隊員に向かって最初に言った言葉が「ABCD作戦で行こう!」だったそうです。
そのABCD作戦とは!?
A あたり前のことを
B ぼーっとしないで
C ちゃんとやる
D できれば笑顔でね (^-^)

命の危険が伴う過酷な状況でも最初に掲げたことが「あたり前のことをあたり前に・・」というとてもシンプルなものだったということに少し感動しました。

常識を疑ってみる

工藤 正悟
とあるテレビ番組で、メンタリストのDAIGOさんがこんな事を言っていました。
「家の電気のスイッチを手でつけるの、面倒じゃないですか?」
この言葉に衝撃が走りました。
だって面倒なんて思った事ないからです。
手でつけるのが当たり前だからです。
アインシュタイン曰く、常識とは18歳までに持った偏見のことだそうです。
よって、自分に経験がないものには懐疑的になります。
また、世の中に新たな製品が出た時に、率先して買う人は全体の16%だそうです。
16%の人が良いとかどうかという話ではありません。
顧客にとっての興味に対してだけ私たちは率先して新しいことを知っている、取り入れている16%に慣れれば良いのです。
時代の流れが速い現代、経験に無い=常識にないことを取り入れるスピードを意識してみてはいかがでしょうか。
仕事のモチベーション

幕内 彩乃
報酬の多くは賃金=お金ですが、このお金が仕事本来の純粋な動機を弱めてしまう。
アメリカの心理学者デジの見解です。
こんな実験があります。
2つのグループの人達にパズルゲームをさせます。
Aグループ:実験時間に対して報酬を与える
Bグループ:報酬は与えない
数時間経って両グループに休憩を取らせます。
休憩中は何をしても構いません。
実はこの休憩時間こそが実験の本当の目的なのです。
報酬のあるAグループは休憩に入るとパズルに見向きもしなかったのに対して、Bグループはパズルに講じていた。
Aは報酬をもらうことによってパズルが手段になり、パズル本来の楽しさを味わうことができなかった。
逆にBはパズル自体に楽しみを見出した。
仕事のモチベーションには【内発的動機】と【外発的動機】があって、報酬を貰えるという外発的動機によって、仕事という行為そのものを指す内発的動機が阻害されることもあるようです。
とは言っても報酬が高い方が嬉しいですが…(笑)
「焦り」と「慢心」をなくす

江原 智恵子
人生の二大失敗要因は「焦り」と「慢心」だと言われます。
焦りとはうまくいかない時の失敗要因であり、慢心とはうまくいった時の失敗要因だと言われます。
人はうまくいかない時は焦って余計に失敗し、うまくいった時は慢心してすぐに転落してしまうということです。
「焦り」とは待てないことです。
物事には種をまいてから時間をかけて育て、やがて花が咲くという手順があります。
その時間をかけずに早く結果を出したいという気持ちが焦りを生みます。
これは努力を省こうとする考え方でもあります。
焦りを考える時に必要なのは「必要な時間はしっかりかける」という発想です。
焦ってすぐに結果を出そうとせず、必要なことには時間をかけることで結果が出るのだと思います。
「慢心」とは自惚れの事です。
最大の欠点は感謝を忘れ、だんだんと人の忠告が聞けなくなるということです。
成功体験が自信につながることはいいことですが、成功の理由を考える時に、協力者の存在を忘れたり、感謝の気持ちが薄れるたりすると自信を超えて天狗の世界に入り込んでしまいます。
焦りは年齢や経験とともに減少しますが、慢心は偉くなるほど危ないのです。
一般に小さな失敗は焦りによることが多く、大きな失敗は慢心によることが多いと言えます。
この焦りと慢心が二大失敗要因であることを知っておき、焦らず、慢心せずを心に置きながら仕事をしたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年5月)

われわれは時代の変化に適応しながらも、変わらぬ原則を持ち続けなければならない

堺 友樹
変化適応力という能力の中心は、普遍的な原理原則が必要です。
多くの成功者や著名人は、この原理原則を理解し、犯すことなく常に物事の中心においています。
ロイスクローガー氏は、8つの鍵という著書で、「自然の法則」と「社会の法則」があるとしています。
社会の法則は社会の中で生きるための法則です。
法律や規律などがそうです。
この法則に反すれば罰せられるというものです。
理解すべきは「自然の法則」で人間の存在し得る身体や心、相互関係においても昔も今も変わることのない法則があるということです。
自分のしていることが原理原則に合っているか、都度確かめるクセをつけると良いかもしれません。
いざという時は、普段やっていることしかできない

石原 あい
災害時の人の行動や心理を分析した震災ビックデータというのがあります。
この中で、地震が発生して避難警報がでたにも関わらず、一旦は外に出るものの再度家に戻って掃除の続きをしたり、そういえばとイスの脚が壊れている事を急に思いだし修理を始める人がいたそうです。
これは、人が経験したことのないような事態が急激に起こった時、脳のプロセスが混乱し、自己コントロールを失ってしまうことによるものです。
なので、平常心をできるだけ保とうと、無意識に、普段日常でやっている掃除などをして元の精神状態を取り戻そうとしています。
このように、いざという時は、潜在的にふだんのいつもの自分が前面に出てくることが分かります。
そして、仕事においても緊急事態やトラブルが起こって焦ってしまう時、混乱して取った行動には、いつもの自分が出てしまう訳です。
この時、適切に行動できる自分であるためにも、やはり日頃から対応力を鍛える訓練をしていく事が大切です。
自分はまだ何も残せていない

土肥 宏行
サッカーの本田選手は自分の力だけで活躍してきたように思えますが、本人はそうは思っていないようです。
「今自分が世界の場で活躍できるのは、先に道を開いてくれた先輩がいるからプレーをできるようになったことを忘れてはいけない。そもそも、こんな裕福な今日の日本があるのは、先代の人たちの頑張りのおかげだ。おれたちは、彼らが頑張って汗水たらして残していってくれたもののおかげで生活ができていると思う。感謝して、今からもう一度頑張らなければいけない」
と言っています。
先代の人に感謝をし、自分の今やっていることが未来に何かしらの形で伝わっていくと考えるとすると、今をもっと大事に生きなければならないと思いました。
達成感を味わうには

中澤 正裕
何かに取り組んだ際には達成感を味わいたいものです。
達成感を感じないとつまらないと感じてしまいます。
そこで、達成感を味わえない原因は3つあります。
1つは人の評価に基準を置いてしまう人、
2つ目は明確な目標がない人、
3つめは完璧主義者、
以上の3つがあげられます。
そのような人は自分の基準を持つこと、より具体的な目標地点を設定すること、客観的に自分を見ること、で改善できるそうです。
些細な目標でも達成したときには、自分にご褒美を上げるのも良いそうです。
自分なりの達成感を見つけることで、自分らしさをも手にすることができ、充実した人生になるのではないでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年4月)

自分の長所を誇ろう、そして活かそう!

丹下 優子
任天堂の前社長 岩田聡社長は、
"労力の割に周りが認めてくれることが、きっとあなたに向いていること"
と言っています。
人は苦労して何かを身に付けると、それにすごい価値があると思い込みたくなりますが、逆に自分が比較的簡単にできることは軽視しがちです。
でも実は自分は何気なくやっているけど他の人は結構苦労してるものがあって、それこそが本物のスキルだということです。
何が自分に向いていて、何をすれば周囲に認めてもらえるかを一生懸命探し行動すれば、必ず仕事のチャンスはくるし、そういう人のところに運も巡ってくるのではないでしょうか。
自分の長所を、まず自分くらいは誇ってあげましょう笑
仕事を【爆速で終える人】は何をしているのか?

幕内 彩乃
複数の仕事を抱えているにもかかわらず、新しい仕事が飛び込んできたとします。
今の仕事のメドがついてからでいいよと言われたのを幸いに、新しい仕事を一旦横に置き、今やっている仕事をとにかく片づけてしまおうと考えがちですが、実はこれはNGです。
生産性の高い人は違うやり方をしています。
新しい仕事が来たらどんなに忙しくても、とりあえずちょっとだけやってみることが大事で、ちょっとだけやってみてから横におくといいそうです。その理由は4つ。
①難易度が把握できる
②内容を正確に理解できる
③裏で準備を進めることができる
④情報への受信感度が高まる
いざ本格的に仕事を始めるにあたって、早めの対処が必要不可欠です。
「問い」を持って生きろ

江原 智恵子
その人が「どのような問いをもって生きているか」を見れば、その人の人生が見えてくるそうです。
問いをもっているということは、そこに問題意識があるということです。
私たちは「問い」と「答え」をセットのように考えていて、どちらかというと「答え」の方を重視していると思います。
しかし、「問い」の方に重点を置いて考えてみると、また違った面が見えてきます。
その一つは「問わなければ答えはない」ということです。
そして問いのレベルに応じて答えのレベルが決まるということです。
よい問いにはすでに答えが含まれているということがあります。
例えば、あなたはもうすぐ死ぬとわかったら何に後悔するかという問いは、ある程度答えを予想しているだけでなく、今からどうすべきかということまで示唆しています。
このような問いは問うだけで人を動かすことになります。
あなたはどのような人間になりたいか、どのような人間になりたくないかという問いに真剣に答えようとすると人生は変わっていきます。
しかもその問いには必ずしも答えは必要ないのです。「問う」ということが大事なのです。
よい問いは、ときに答えより大事なのです。
「問い」を持って生きることで自分の未来を切り拓いていきましょう。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年3月)

選んだ過去を過少評価するな、選ばなかった未来を過大評価するな

石原 あい
自分が選んできた過去というのは、良い経験も悪い経験も全ての経験が今の自分というものを作り上げています。
経験というのは、時間が与えてくれるものではありません。
経験とは、経過した時間ではなくて、自ら足を踏み出した歩数によってカウントされるものだと言います。
自らが小さな勇気を振り絞り、自らの意思で一歩前へ踏み出した、この小さな選択の積み重ねは、その時点ではベストだと思って選択したはずです。
それ以外に良い選択肢など存在しなかった、過去の選択は全て正解という事になります。
その一方で、人は、自分が選択しなかった未来をとにかく美化しがちなんだそうです。
では、選ばなかった先には何があるのか。
その道には何もありません。
実際にはその道を選んでいないのだから何も存在していないことになります。
根拠のない仮定と現実は比べようがありません。
道が無ければその先に展開される人生は存在していないのです。
選んだ瞬間から選んだ方の先にしか道は伸びていかない、といことです。
150%の準備で110%の結果を

土肥 宏行
本番で結果を出すには、それまでの準備が大切になります。
最も準備している人たちと言えばオリンピックに出る人、目指す人ではないでしょうか。
オリンピックの選手であれば4年に1回の大会にピークをもっていかなければなりません。
ロシアのフィギュアスケートのメドベージェワとザキトワの二人は大活躍をしていますが、二人のコーチであるトゥトベリゼは準備についてインタビューで答えていました。
本番を特別なものとして考えるから、結果が出ない。
練習で本番以上のことをやれば、本番が楽になると言っています。
練習でザキトワ選手には3回転ジャンプを5連続で跳ばせたりしているのです。
これが当たり前になれば確かに本番での3連続ジャンプは簡単に思えるかもしれませんね。
ダメもとの努力ができるか

柴崎 誠
「成功することより、成功するまで努力し続けること自体に人生の真の価値がある」
という言葉があります。
成功するよりも努力する方ほうが大事であり、価値があるという意味です。
しかし、その一方で、プロフェッショナル論として、結果がすべての場合があります。
プロ野球選手は一軍に上がれないと成績が残せないので、最終的には解雇されてしまいます。
評価をされず解雇されるなら、人より努力する意味がないように思えてしまいがちですが、その考え方は全く違います。
努力してダメなのと努力しないでダメなのでとでは、結果は同じダメでも全く異なるのです。
もっと言うと、努力してダメなら、努力しなければなおさらダメなのです。
努力してダメだった場合、心を入れ替えて次に進めます。
もっと努力すべきなのか、それとももう限界で、そのまま続けていても価値はないので、方向転換して違うこと、違う道で努力すべきなのかが、見えてきます。
思ったが吉日

中澤 正裕
物事を始めようと思ったら、日にちを選ばず、直ちに取り組んだ方がいいという意味で、思ったことは先延ばしにせず、好機を逃すなという教訓が込められています。
関連性のあるもので、ローマ帝国の修辞学者の言葉で、ことを行うのに、いつから始めようかなどと考えている時は既に遅れをとっている。
という言葉があります。
この二つから考えられるのは思いついたことはその時に取り掛かるべきということです。
確かに計画的に物事を進めることも重要であるとは思いますが、その時にひらめいたことはその日が吉日。
是非。
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