スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年6月)

「中小企業だからこそ利益を追求する!」

土肥 宏行
(株)エーワン精密の相談役の梅原氏の言葉です。
この製造業の会社は、年商20億程の中小企業だが、この会社のすごいところは自己資本比率が90%、売上高経常利益率が40%を超えるというところだ。
社員さんの9割がマイホームを購入しており、環境面でも安定している。
その上でこの数字の理由は圧倒的な短納期にある。
他の会社が発送まで1週間かかるところを、ほぼ即日発送をやってしまうのだ。
製造業において客のニーズは、「良い品を、安く、早く」が基本。
「良い品」は当り前、「安く」では利益はとれないから値下げもしない。
そこで「早く」で他社との差別化を図り、圧倒的な短納期実現のための工夫をし、利益を追求しているのだ。
「物事は続けることが難しい」

江原 智恵子
今の仕事こそが自分の天職だと思える人は幸せな人だと思います。
一方で多くの人が、今の仕事は本当に自分に向いているのかと感じているのではないでしょうか?
人には向き不向きがありますが続けることでしか得られないものもあると思います。
何かを始めるのは勢いがあればできますが、終わるのも簡単です。
続けることだけが難しいのです。
もし、自分には今の仕事は向いていないのかもしれないと思いながら月日が経過しているとしたら、それはきっと向いているということではないでしょうか?
人はつい他人と比較してしまうものですが、最終的には自分の身の丈に合ったことの繰り返しが幸せにつながっていくのだと思います。
自分が続けられること続けていけばいいのだと思います。
「"守りたい"という本能は強い」

丹下 優子
人間は何かを"欲しい"という欲望より、今ある何かを"守りたい"という本能のほうが強いのだそうです。
社長が社員に向かって「半年で売上を3倍にしたら、みんなの給料を2倍にする!」と言ったとします。
やる気になるのは間違いないですが、未達成に終わる可能性も高いはずです。
なぜなら、それが達成されなくても何も変化がなく、"守りたい"という本能を刺激していないからです。
逆に「今月から給料を2倍にする!ただし、売上を3倍にできなかったら元に戻す」と言ったらどうでしょう?こちらのほうが効果は大きそうです。
いったん手に入れたものでそれが好ましいものであれば、それを守ろうという本能は高い、という真理を応用して、自分自身のモチベーションアップが図れるかもしれません。
「問題解決には「素人発想、玄人実行」である」

柴崎 誠
この言葉は大学教授の金出武雄さんが作られた言葉ですが、発想するときは素人のように素直に自由に、実行するときは玄人として厳密に確実にという意味なのだそうです。
素人のようにというと簡単なようですが、場数を踏んだプロであればあるほどこれが難しいものです。
発想のもとになるのは「どうなければならない」ということよりも「どうあってほしいか」という目標から入る、これが素人的な発想です。
そして、目標から実行へ移したら本来のプロとしての自分に戻って着実に仕事をすること。
その際には、「問題のイメージを描く」「解決の足場を組み始める」「足場をだんだん高くする」の三つのステップが大切ということです。
なかなかすぐに習得するのは大変ですが、これを意識することで発想が広がり、問題解決の糸口を見つけるコツになるのではないでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年5月)

「「すみません」ではなく「ありがとう」と言おう」

江原 智恵子
人に感謝の気持ちを伝える時などに「ありがとう」ではなく「すみません」と言ってしまうことがあると思います。
何気なく使っている言葉かもしれませんが、「すみません」を「ありがとう」という言葉に代えてみると、一日の中で「ありがとう」を言う回数の多さに驚かされます。
「ありがとう」という言葉を口にすると相手に対する感謝の気持ちが沸いてきて、それが相手にも伝わるのだそうです。
そして「ありがとう」と言われた人は言った人からパワーをもらい、今度は逆に「ありがとう」と言った人にそのパワーを返そうとするのだそうです。
そうやって人に感謝の気持ちを伝えることによって自分にもパワーが返ってくるのだそうです。
「「不満がない」は「満足」ではない」

丹下 優子
「不満はない」という言葉は一見良い状況のようですが、決して「満足」と言っていただいている訳ではありません。
「不満でも満足でもない」時状況は、顧客維持という観点からすると一番危険な状態ともいえるのだそうです。
競合他社からお客様を守り抜くには、セールスを継続することが大切なのだそうです。
セールスとは文字通り何かを販売することではなく、お客様とコンタクトをとり続けること、変化をしていくこと、情報の提供やベストと思われるご提案をし続けることです。
今年度より巡回監査の方法が変化し、慣れない点もありますが、「不満はない」ではなく「満足!」と言っていただけるように、頑張っていきましょう。
「あいまいさが直観力を養う」

柴崎 誠
あいまいという言葉を聞いてどういうイメージが思い浮かぶでしょうか。
「いい加減だ」「はっきりしない」という印象があるのではないかと思います。
千葉大学名誉教授の多湖輝さんは、あいまいさとは、いい加減なようでいてどのような事態でも対応できること、あやふやなようで実は柔軟でしたたかであること、成り行き任せに見えて実は高度な戦略があるというように表面的な弱みの裏には意外な強みを持っているということです。
どのような仕事でも一筋縄ではいかない問題に対して柔軟なしたたかさが求められると思います。
そういう時には、あいまいでぼんやりとしながらも物事の本質を見極める「あいまい力」の出番があり、そのあいまいさの先には、神業にも似た直観力が生まれるのではないでしょうか。
「魔法の言葉を持とう」

吉田 昇平
魔法の言葉というとメルヘンな感じがしますが、そうではなく自分が嬉しいとき、悲しいときなどいろいろなときに自分に掛ける決まり文句を持ちましょう、ということです。
言葉にして体の外に出すということで、自分を第三者の視線で見ることが出来たり成功体験を引き起こすことができるのです。
「シナリオプランニングを描こう!」

佐藤 宇弘
シナリオプランニングとは、問題解決の新しい方法です。
従来の問題解決では、将来のリスクに目を向けず、今までの成功体験・経験、業界の変化に囚われていました。
それでは激しい状況の変化についていけません。
このシナリオプランニングは問題意識を全員で共有し、様々な情報から知識を共有して知恵を出し合います。
知恵も従来の慣習や成功体験、業界の常識にも囚われない斬新な発想をします。
そして問題解決の策を作り、自分たちの目的を見据えて常に最善なものを導き出します。
このシナリオプランニングで大切なことは、将来の予測精度を高めることではなく、将来のリスクや複雑性を許容しながら、自分たちがどうしたいのか、その将来のシナリオを描くことです。
あの坂本竜馬もこの方法で薩長同盟を成功させ、大政奉還の元になった船中八策も考えたそうです。
この方法は個人にも適用できるので、斬新な考え方で自分の殻を破ってみてはいかがですか?

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年4月)

「仕事に向かう姿勢をつくる」

柴崎 誠
陸上などの短距離でもスピードの上がらない選手に対して、解説者が「固くなっている」というコメントをよくします。
最近では顔もリラックスさせるほうが速く走れるとも言われています。
私たちの日常や仕事においてもこういう姿勢が必要です。
気持ちを無にしてスペースを空け、外からの情報を入ってきやすいようにする。
これは体のレベルでいえば力の抜けている状態を指します。
姿勢を正すときは正し、それ以外の時にはラクな座り方、ラクになれる場所や時間を探してみるのがいいのではないでしょうか。
その結果、自分にとって快適なリラックスポジションを発見すれば、仕事に集中できるのではないかと思います。
「ストレスは発散せずに、上手に対処する」

佐藤 宇弘
ストレスには様々な原因がありますが、中でも怒りを伴うストレスは精神的にも良くないと言われています。
そのストレスの対象者に対して何か一言!と思っても相手がどう出るかわからないので、かえってストレスとなることがあります。
そのため、腹が立ったら先ずは気持ちを抑えることが一番です。
でも難しいですよね、そんな時は相手を可哀想な人と哀れむことが上策だそうです。
しかし、せめて謝って欲しい!と考えがちですが、これは相手が謝るか謝らないか、謝ったとしても納得がいくかどうか、期待すればするほど逆にストレスとなることが多いので、この時は、誰かに意識的に愚痴をこぼすか1人で解決するのであれば、心の中で怒りがこみ上げてきたら「パス!」といい聞かせましょう。
ストレスと上手に向き合い、楽しい人生を送りましょう。
「こだわりを持って仕事をしよう」

吉田 昇平
物事にこだわることというのはつまり執着心をもつということです。
執着心というのは人間のもつ感情の中で最も強いものなのだそうです。
それなので、こだわりを持って仕事をするということは自分を成長させ、いい仕事をするために大切なことなのです。
しかしじゃあ今日からこだわって仕事をしようと思っても簡単にできるものではありません。
ではどうすればよいかというと、メモをとるとよいのだそうです。
メモをとってそれを見返す時間をとることで自分の仕事の弱点やクセなどを客観的に見つめることで、こだわりが生まれてくるのだそうです。
「大切なことを忘れない」

土肥 宏行
ニッポン放送の元アナウンサー村上さんは、話で大切なことが3つあるといいます。
1つは正確に伝えること。
次に相手に行動を起こさせること。
最後にこちらが腹を見せちゃうことです。
最後がないと前2つは本当の意味で達成できないそうです。
ものには何でも当り前な大切なことがあるのですが、私たちはついそのことを忘れがちです。
家に帰ってまず何をするかといったら、食事の事や仕事の段取りを考えるのではなく、まずは笑顔で「ただいま」と言うことでしょう。
日本を代表する写真家の土門拳さんは、記者会見で「写真を撮る時に一番気をつけていることは?」という質問にじっくり下を向いて考えた後「それはですね・・・カメラのレンズキャップを外すことです」と答えたそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年3月)

「違和感を武器にしよう」

柴崎 誠
以前、「直感力を磨こう」という言葉を推薦しましたが、この「直感力」と今回の「違和感」は表裏一体の関係にあります。
複数の候補の中からこれだと一発で指し示す能力が直感力だとすれば、居心地の悪い部分をこれではないとひとつずつ除外していく能力が違和感です。
具体的な解決策まで一気に提示することができなくても、ここに問題があるんじゃないかと気づいて積み上げていけば、多少の回り道にはなっても最終的には同じ結論に至るのではないでしょうか。
また、どんな仕事であってもマニュアルでは書ききれない部分があると思います。
新しい経験や情報を得る際には、違和感という感覚がリスクヘッジになったり、あるいは新しいアイデアのヒントになったりするので、この感覚は自分にとって強力な武器になり得るのではないかと思います。
「対応を早くして信頼を得よう」

吉田 昇平
プロ野球のジャイアンツに所属していて去年の新人王を獲得した、松本選手という外野手の人がいます。
ジャイアンツの選手、特に外野手は非常に選手層が厚く、普通の新人選手は新人王を狙うどころか、試合に出るチャンスすらほとんどありません。
そんな中彼は何が違ったのかというと、「対応の早さ」だったそうです。
しかも野球のプレーに関するものでなく、監督に髪の毛が長いと言われた時に普通は休日に切りに行くところを、その日のうちに切ったところ、監督の目に留まってチャンスをもらえたのだそうです。
「対応を早くすること」は誰でも簡単にできる(はずの)業務の品質の向上であり信頼を得るための行為なのです。
「少し先にゴールを設定する」

土肥 宏行
一夜漬けで暗記などした時に、あと少しで終わりという時に急に気が抜けて、他の事をして貴重な時間を潰してしまった経験があります。
これは脳科学の分野でも言われているのですが、人はゴールが見える(意識する)と極端に能力が下がるのだそうです。
水泳の北島康介選手は、この脳の働きを練習に取り入れました。
彼はタッチした時をゴールとはせず、タッチして電光表示板の自分の記録をみる時をゴールに設定しました。
つまり彼の中では通常のゴール時点ではまだレースの最中なので能力が下がるということはないのです。
我々は北島選手のようにはいきませんが、仕事の最後は特に集中する必要がありそうです。
「大切なことを忘れない」

江原 智恵子
人は誰でもやる気が出ない時があると思いますが、やる気のせいにして何もしないのは良くないと思います。
やる気というのは主観的なもので、やる気になるのもならないのも全ては自分次第です。
では、やる気を高めるにはどうしたら良いかというと、とにかく動いてみるのがいいそうです。
人間は何か作業を開始すると脳のある部分が刺激されてやる気が湧くようになっているのだそうです。
やる気が出ないなぁと思ったら、小さなことでいいのでまずは動いてみるといいそうです。
脳のしくみをうまく利用することにより、自分自身のやる気をコントロールし、仕事の効率を高めていきましょう。
「正しいことが効果を生むとは限らない」

丹下 優子
AとBという病院があったとします。
Aは薬を渡す時「この薬を飲めば必ずよくなりますよ」と言うのに対し、Bは「薬は効く可能性は80%。副作用が出る確率も10%」と言います。
どちらが効きそうですか?正確さという意味ではBでしょう。
しかし、病気がよくなりたいと期待する患者に対して、期待に応えている(効果を出している)病院はAではないでしょうか。
私たちのような仕事で大切なことは、正確さを背景にした相手に対する効果であり、相手に確信と勇気を与える言葉と能力を養うことだそうです。
社長に、なんだか元気が出てきた、やれそうな気がする、と思ってもらえるような伝え方や能力を身につけたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年2月)

「流れを生かそう」

佐藤 宇弘
登山家の栗城氏が、7大陸最高峰への単独・無酸素登頂挑戦を決意したのは、最初に挑戦したマッキンリーに無酸素・単独登頂に成功し帰国したときの記者とのやりとりから、翌日の新聞に、自ら名言していない南米大陸最高峰・アコンカグアへの2004年12月の挑戦と紙面に記載があったそうです。
その時、栗城氏は周囲のそういった流れには意味があり、その流れに逆らうことなく流れを生かそうと考えられ、結果として12月の登頂に成功し、それから7大陸最高峰登頂を決意されたそうです。
「流れには意味」があり、また「流れ」を生かすことで、自分を成長させることが出来るのだと思います。
私も「流れ」を生かして成長に繋げたいと思います。
「絶対譲れないことを頑固に持つ」

土肥 宏行
重機メーカーにコマツという会社があります。
今までは他社と同じように試作車ができたら消費者の意見を取り入れきました。
お客様の声を聞く営業部門からは「ここや、あの部分が他社に負けている」という意見が出ますので、そこを改善すると当然他社より少し良いものができます。
ですが競合他社には1、2年ですぐに追い抜かれます。
そこでコマツは、まず最初にここは負けてもいいという所を決めました。
その上で安全・環境・ITというキーワードだけは絶対他社に負けるな。
できたら1つ2つでいいから他社が3年から5年追いつけないものを造るということを決めました。
その結果が今の中国のコマツの活躍に出てきたようです。
「物事を難しく考えない」

江原 智恵子
物事を難しく複雑に考えてしまう人は多いと思いますが、そもそも考えるという行為は物事を複雑化させるためではなく単純化するためにするものだそうです。
そして、なるべく単純でわかりやい答えを出す必要があります。
その理由として「実行性」と「再現性」があります。
単純でわかりやすい答えは誰でも実行可能なので、そこから成果を生むことが出来ますが、複雑で難しい答えは実行性が低くなるので、立派な答えであっても成果につながりません。
又、再現性とはパターン化することによって次に似たような状況になった時に対応できるということです。
複雑で難しい答えはパターン化しにくいので1回限りの対応になってしまい効率が良くありませんが、単純でわかりやすい答えはパターン化しやすいのでいつでも再現可能となります。
この2つをポイントになるべく単純でわかりやすい答えを導き出すようにしましょう。
「いつもと反対のことをやってみる」

丹下 優子
誰しも自分の信念ややり方を持っています。
アルペンスキーの皆川選手は、本番では80%の力を発揮することを目標に、前回のトリノでも4位というすごい結果を残しました。
しかしバンクーバーでは、奥さんの競技を見たことをきっかけに200%の競技をしたいと言っています。
信念を貫き通すことは素晴らしいことですが、何かうまくいかないと思う時や、もう一歩先へ進むために、あえて、今までの自分が考えてきたことと反対のことに挑戦してみると、良い結果を生み出すこともあるのかもしれません。
何に関しても、固執してしまわないようにしたいです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年1月)

「「どうして?」ではなく「どうしたら?」と考えよう」

丹下 優子
物事が計画的にいかない時や、周りの状況が自分の考えと食い違う時、「どうして○○なんだろう?」と思わず愚痴が口に出ることがあります。
そんな時は最初の言葉を"どうして"ではなく"どうしたら"と言い換えるといいそうです。
"どうして"は無意識のうちに自分以外の何かのせいにしてしまうのに対し、"どうしたら"よくなるだろう?と自分発信で考えることで、うまくいかない事項を改善に向かわせることができます。
何より、うまくいくようになるのですから自分自身が気持ちいいはずです。
何事も、自分がどうしたら・・・?と考えるようにしましょう。
「情報編集力を身につけよう」

柴崎 誠
情報編集力とは、知識、技術、経験を総動員させ、解決策を見つける力のことをいい、情報編集力のある人は、何かと何かの関係を嗅ぎ分け、結びつけることができるのだそうです。
また、この力を身につけるためには、そもそもの要素を知っておかなければならなく、ビジネスマンならば働く現場で揉まれた経験が、本質を見抜く力や情報編集力を養うのだそうです。
この情報編集力を使って、その場の状況の中で関係性を見極れば、何かを「見つける」「気づく」ことができ、満足のいく結果が得られるのではないかと思います。
「テーマはクリアするまで現れる」

吉田 昇平
「またこれか」と思うことや「嫌だな」と思うことが多くあるかと思いますが、そもそもそういう気持ちを持ってしまうのは2つ理由があり
①その問題を解決していない
②その問題が自分にとって好ましくない、
という理由があるのです。
そしてこれを感じている間は基本的に成長は望めないのだそうです。
そこで自分の前に何度も現れる問題は「神様からの課題」だと思って、クリアするまで現れるづけるのだから、しっかり解決しなければならないんだという気持ちでクリアしていってはいかがでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年12月)

「あなたの会社がなかったら、お客様は本当に困りますか?」

土肥 宏行
北海道で生まれ、大きく成長したものの、北海道から出ようとしないのが菓子メーカーの㈱柳月です。
この会社の目的は地域の人々をお菓子を通じて幸せにすることです。
値段の設定も1コインで一家3人分のケーキが買えるようにしています。
接客もお客様がどのような理由で来店したのかを第一に考え相談に乗るそうです。
そんな社長が口癖としているのが「あなたの会社がなかったら、お客様は本当に困りますか?」です。
常に自分自身に問いかけ、「わが社がなくなったらお客様が困るような会社を目指したい」とし、成長しても、常に中心はお客様という考えをぶれさせないようにしているようです。
「売上げは上げなくていい!?」

佐藤 宇弘
成城石井の大久保社長は、現場の社員に対して「売上げを上げることより、お客様に対して挨拶をきちんとして固定客を増やすことに専念しなさい」と話されるそうです。
広告や安売りをし売上げを増やすことは短期間しか効果が無い対処であり、長期的に効果はない。
長期的に売上げを増加させる根本的な解決方法が、固定客を増やすことであるので、
①あいさつをしっかり
②清潔感ある売り場づくり
③品切れをなくすこと
を重要事項とし、お客様にファンになってもらうようにされているのだそうです。
社員の一人一人が主体的に行動し、その心がお客様に伝わると、厳しい時代でも業績を伸ばす秘訣なのかもしれませんね。
「変えられないものに執着しない」

江原 智恵子
物事には自分の力で変えられるものと変えられないものの2つがあります。
例えば急ぎの用事でタクシーに乗ったのに渋滞に巻き込まれてしまったというのは自分の力ではどうすることもできないことです。
タクシーの運転手さんに文句を言っても渋滞が解消されるわけではありません。
このように自分の力で変えられないものに執着することは時間の無駄であるばかりか余計なストレスを増やすだけです。
一方変えられるものは自分の思考や行動です。何かトラブルに遭遇した時、自分の力で変えられものか変えられないものかを瞬時に見極め、変えられないものには執着せず、自分の思考や行動を変えることで時間を有効活用することができ、余計なストレスを増やすこともなくなると思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年11月)

「98人が反対したから成功すると思った」

土肥 宏行
東京、大阪、名古屋、パリにファッションやコンピューターの専門学校を展開するモード学園。
学長の谷まさる氏が1966年に名古屋に学校を作る時にキリがいいのでちょうど100人に相談をしました。
まだファッションの専門学校などない時代でしたので、98人は成功するはずないと反対でした。
ちなみに賛成は母親と弟ということなので実質100%が反対です。
それでも谷氏は開校したのです。
「98人も反対しているものだから成功しない」ではなく、「98人も反対しているようなものだから、他の競合はないだろう」と考え、つまりは成功すると考えたのです。
「物事を無意識化しよう」

江原 智恵子
人間の行動の95%は無意識に行われているそうで、反対に人間が意識して行動しているのはたったの5%しかないそうです。
人間の行動のほとんどが無意識に行われていて、逆に意識して行動しているのはたったの5%しかないので、そこにたくさんの事を詰め込んで処理しようとすると、せっかく意識して行動していてもうまくいかなかったりすることがあるかもしれません。
今、自分が意識して行動していることで無意識化(習慣化)できるものがあれば無意識化することによって、人間が意識して行動できる5%の部分をもっと有効活用できるのではないでしょうか?
「頭を柔らかくして考えよう」

丹下 優子
想像してください。ここは道幅80㎝、両端はぞっとするような絶壁、そんな恐ろしい場所に目隠しされたまま置き去りにされました。
あなたは無事歩いて帰ってくることができるでしょうか?
答えは「できる」です。
絶壁と聞いて「崖の上」を想像したかもしれませんが、こことは、壁に囲まれた谷底だったのです。
このお話のように、自分の持っている固定観念や思い込みが、勝手に可能なことを不可能にしてしまうことがあります。
無理だ!と思ったら、なぜ無理なのかを検証して、それをひっくり返してしまえば新たな出口がみつかるかもしれません。
常に頭を柔らかくして物事に取り組みたいと思います。
「パターンを把握しよう」

柴崎 誠
パターン把握とは、常に変動していく中で複雑なパターンを理解することです。
このパターン把握の力がある人は、すぐに物事がどう進んでいるかを感じ取ることができ、小さな手がかりから何が起こるかをつかむことができるそうです。
そして、小さな手がかりをキャッチする能力を高めるには、自分自身の失敗を思い出してみることが必要なのだそうです。
早期のヒントや兆しがあったはずなのに見逃してしまったことはないでしょうか。
それらをこれから起こることの警告だと思えば、次に同じことが起こった時には備えができているということになります。
これを繰り返すことで鋭い感覚を身につけ、思い過ごしと本当に気をつけることの違いを判断できるようになるのではないかと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年10月)

「読書をしよう!」

丹下 優子
読書のいいところは、知識を増やすことができたり想像力がついたりと人それぞれだと思います。
そんな中でも一番の魅力ではないかと感じることは、「自分で感じる力を養うことができる」という点ではないかと思います。
例えば、人に感謝しよう、と百回言われてピンとこなかったとしても、何かの本を読み終わった時に(文中に一言も書いてなくても)あ~周りの人に感謝しなくちゃな~と、自分で感じることがあったなら、それはとても素晴らし経験になるのではないかと思います。
またそうやって生まれた気持ちは長く残るのではないか思います。
秋の夜長を利用して、本を読んでみるのもいいのではないでしょうか。
「好きこそものの上手なれ」

柴崎 誠
シアトルマリナーズのイチロー選手はつらい練習耐えることや家族との時間を犠牲にできるのは野球が好きだからと言っていました。
仕事で成果を上げるためには、自分のやっている仕事を好きになることが一つの要因ではないかと思います。
この仕事は大変だなとか嫌だなと考えていたとしても、いざ実際にやってみると、好きになったり、新たな道が開けるかもしれません。
そして、また同じ仕事をした時には、自分の得意分野となり、たとえ苦しい状況になっても耐えることができ、成功を収めることができると思います。
こうして好きと思える仕事を増やしていけば、自分にとって充実感のある日々が送れるのではないでしょうか。
「目的をブレさせないためには常に意識をするしかない」

吉田 昇平
気づいたら目的がブレてしまっていることがよくありませんか?
その理由はそのことに100%集中できず、他のことに気をとられているからです。
目的をブレさせないためにしなければならないことは、常にそのことを意識することしかありません。
その最たる例はイチロー選手です。
彼はヒットを打つということにすべての意識を置いています。
練習はもちろんのこと、食事や睡眠など関係のなさそうなことも全て野球に結び付けて行動にルールをつくっています。
なかなかそこまではむずかしいかもしれませんが、常に意識をする。ということを意識しておくことくらいはしてみるといいかもしれません。
「一歩を踏み出す勇気が、信頼を生む」

佐藤 宇弘
時計修理技能士の永濱さんは、以前は普通に時計を預り、修理して代金はいくらですと普通に行っていたそうですが、阪神大震災で実家の方の救助を近所の人が、自分たちも大変な時に頼まれもしないのに自らおこなってくれたことから、自分が社会に対してどうあるべきかを考えられるようになったそうです。
それ以降、他の技能士の方が割りに会わないからと断られた時計の修理を積極的に行い、お客様から感謝を綴ったお手紙を頂くようになったそうです。
一歩踏み込むことは、損得勘定なしで考えなければならないことが多いと思います。
私達の仕事も信頼を得ることが大切ですので、常にどうしたら喜んでもらえるか、どうすればお役に立てるか考えて行動したいものですね。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年9月)

「人は意識の外では生きられない」

吉田 昇平
人間は個人個人の意識の中の世界にいて、その外で起こっていることには気づけないため意識の中で生きているといえます。
そのため何も考えずにその日暮らしをしていたら、いつまでたっても狭い世界の中でしか生きていない小さな人間になってしまいます。
そうならないためにも自分の世界(意識)を広げていかなければなりません。
世の中で起こっていることに興味を持ってアンテナを張ったり、色々なことに目標をもって臨んだりと、意識することを意識しながら生活して自分の世界を広げていってみてはいかがでしょうか。
「『三つの目』を持とう!」

佐藤 宇弘
「三つの目」とは、企業経営者には必要な「目」なのだそうです。
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」の三つで、「鳥の目」は政治情勢や経済環境などをマクロ的な視点で捉え事業の方向性を判断するのだそうです。
「虫の目」は、逆に具体的な自社の戦略や戦術をどのようにしていくのかを判断する目、「魚の目」は「鳥の目・虫の目」を研ぎ澄ます中で、その様々な変化をいち早く見極め、その変化に対応した行動を起こすための目、「潮目」を見る目なのだそうです。
市場経済が縮小していく中、自社のこれから取るべき道を見間違わないように「三つの目」を持ち、生き残っていきたいものですね。
「自分のお客様を自分の目で確かめる」

土肥 宏行
静岡県の吉原商店街に杉山フルーツという店があります。
全国にファンを持つこの店は「お客様の都合に合わせた経営」を徹底しています。
杉山さんがいかにお客様の立場に立って仕事をしているかわかる言葉があります。
イチゴは少し赤みがさした時がJAなどが買ってくれる出荷時期らしいのですが、杉山さんはある農家の方に「そのイチゴをお客様が本当においしいと思うでしょうか?お客様のためを考えるのなら自分で売るべきです。それができないなら赤く熟したものをうちに持ってきてください。今日とったものを今日売りましょう。」とこう言ったのです。
そこには「お客様にいいものを・・・」という強い思いがあるのです。
またこうも言っています。「お客様の喜ぶ姿を自分の目で確認することが私達の最大のモチベーションです。お客様がどういう顔をして食べているのかということもわからずに、ご商売ができますか・・・?」
「プライドを持って仕事をしよう」

江原 智恵子
「職業に貴賤はない」という言葉がありますが、これはどの職業が良くてどの職業が悪いと差別することはできないという意味です。
確かにこれは真実かもしれません、自分の仕事にプライドを持っている人といない人では差が出てきてしまうようです。
職種による貴賤はなくても、働く人の気持ちで貴い職業になったり逆にどうでもよい職業になったりするのではないでしょうか?
誰でも仕方なく強いられてやっている仕事にプライドを持つことなどできません。
自分の気持ちが積極的に働いていないからです。
仕事に自分なりの目標や価値観をプラスすることによってプライドが生まれるのではないでしょうか?
前向きな気持ちにはプライドが生まれ、後ろ向きの気持ちには徒労感しか生まれないということです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年8月)

「1つのことに捕らわれすぎない」

土肥 宏行
世界水泳をテレビで見ていると、全身ポリウレタンで覆われた水着を着用した選手が世界新記録を連発しています。
その水着メーカーはイタリアのジャケド社といい昨年の6月に立ち上げたまだまだ新しい会社です。
もともとは製品をパック包装する機械を製造していたそうですが、そのノウハウを利用して、縫ったり編んだりしない水着を作ってみたら成功したのだそうです。
情報が少ないので、どのくらいの時間をかけて考案されたのかはわかりませんが、自分の会社は「パック包装する機械を製造する会社」と限定していたら、今回のヒット商品も世界記録も生まれなかったことでしょう。
「心を込めて挨拶しましょう」

佐藤 宇弘
日本の武道は、礼に始まり礼に終わります。
相手に対して敬う気持ちを持ち、終わった時も相手に対して感謝の気持ちを持ち挨拶をします。
皆さんの挨拶は心を込められていますか?
惰性で挨拶していませんか?職場でも、私生活でも挨拶をするときには、相手をしっかり見ていますか?
挨拶は人間関係の基本であり、そして関係も良くしてくれます。
挨拶するときは、相手を意識して、心を込めてしっかり挨拶しましょう。
「波長の法則」

江原 智恵子
人が何かを強く思う時、その思いはエネルギーを生むそうです。
そのエネルギーは波長となって自分のまわりのすべてに大きな影響を与えるそうです。
人の心が発する波長は同じ性質の波長を引き寄せるという法則があり、これを波長の法則というそうです。
日々前向きに仕事に取組み、笑顔で職場の仲間と接していると、その高い波長は必ず良い波長を呼び寄せるので、仕事がうまく流れるようになったり、人間関係もスムーズに運ぶようになるそうです。
いい仕事をするためには、常にポジティブな波長を出すことが重要だそうです。
そのためのポイントが3つあり、思い、言葉、行動だそうです。
「波長の法則」とは良いことを思えば良い結果や良い出会いが訪れるということなので、思い、言葉、行動の3つをいつも明るく前向きにするように心がけましょう。
「自分を励ましてくれるのは過去の自分」

丹下 優子
「自分はあの時頑張れた、恥じない行動をとれた」という過去をもっておくと、それはすごい自信となり、40歳になっても50歳になっても自分を励まし続けてくれるのだそうです。
棺桶に片足をつっこんだ時に自分の人生にOKが出せるかが大切、という話も聞いたことがありますが、要は他の誰でもない、自分が自分自身に合格点をあげられるのかが大切なのだと思います。
将来の自分を勇気づけることができるように、毎日の行動に真剣に取り組みたいと思います。
「クリティカルシンキングで思考力を高める」

柴崎 誠
クリティカルシンキングとは、自分の考えを偏ったものではなく、きちんと根拠を求めて適切なものにしていく考え方です。
この思考へ持っていくためには、まず、何か答えが出たからといってそれに飛びつくと、方向性を誤る危険性があるので、時間を十分にとることが大切なのだそうです。
また、思いつきだけでは問題解決には至らないので、その答えを出すには、この解決方法を使わなければならないといったように、問題の解き方や解決パターンを知っておくことが必要だそうです。
これらを駆使すれば、客観的根拠のある最適な解決方法を導くことができるのではないかと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成21年7月)

「次の工程の人を考えた仕事をしよう」

江原 智恵子
例えば、スリッパを脱いだら、次の人が使いやすいように向こうむきにそろえて置いておくのがエチケットだと思います。
エチケットは人に対する礼儀であり、迷惑をかけないようにするという心遣いだと思います。
次の人の事を考えて行動するということはとても大事なことだと思います。
こういった気遣いを自分の仕事に生かしていけたらいいと思います。
自分の役割を果たしながら、次の人の仕事を考えて行動することが、より良いチームワークを作り上げる根本になります。
仕事をするときは、常に全体を見ながら、次の仕事の展開を考えたり、スケジュールを意識することで、驚くほど早く、スムーズに余裕をもって仕事を完成させることができると思います。
次の工程の人を考えて行動することが、よりよい仕事の環境をつくることにもつながると思います。
「仕事で体を鍛える」

柴崎 誠
集中力を身につけ、発揮するためには体を鍛えて体力を身につけなければならないそうです。
ここでいう体力とはスポーツ選手に求められるような肉体的体力というより、集中力を持続させるための知的体力と呼ぶべきものです。
この知的体力は一つの仕事に対して気を抜かずに全身全霊で取り組むということを行うと、当初は疲れ果てる状態が続きますが、それを続けていると徐々にこの知的体力が身に付くそうです。
仕事に取り組む上でここが肝心なときというのがあると思います。
この時肉体的には最悪に近い状況が訪れているかもしれません。
そのような状況でも知的体力によって集中することで、自分の最大限の力を発揮することができるのではないかと思います。
「毎日が始まりの日!」

丹下 優子
やらずに後悔していることがあっても「今からやってもな~」と行動に移せないでいることもあると思います。
ですが、思い立った"今日"始めればそれでいいのではないでしょうか?
5年後の自分からすれば、現在からその時までは、まだ5年もあるのです!
何かに失敗して落ち込んだ時や、自分を責めてしまう時も同じだと思います。
やってしまったことはもう変えられないけど、同じ失敗をしないように、また反省する点があったなら少しづつでも成長できるように、今日から努力すればいいのだと思います。
そう思うと、毎日毎日が始まりの日なのだとおもいます。
「人は苦労で磨かれ、努力で伸びる」

吉田 昇平
よく人の才能をダイヤモンドの原石などと例えますが、正にその通りで、原石を磨いていくと美しく光るのですが、代わりに小さくなってしまうのです。
そのため新しい技能・能力を手に入れたいと思ったら、また新しい原石を探してきて、使えるように磨いていかなければならないのです。
この原石を探す作業が努力であり、磨く作業が苦労なのです。
努力だけでは使い物にならないガラクタだらけになってしまい、苦労だけでは小さなダイヤしか手にできません。
苦労と努力をバランスよく組み合わせ、たくさんのダイヤを手にできるようにしましょう。

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