スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年11月)

「自信をつけるためにはまず行動しよう」

江原 智恵子
今まで経験したことがないことをやろうとする時など、誰でも自信がないなぁと感じることがあると思います。
そんな時に自信がないからといってやめてしまうのか、それとも失敗してもいいからやってみるのかによってその後の自分の成長が大きく変わってくると思います。
自信がないからといって行動しないのではいつまでたっても自信をつけることはできません。
自信というものは自然に湧いてくるものではなく、たくさんの行動を繰り返して、それが経験となって自信につながるのだと思います。
どうしても自信がもてずに行動するかどうか迷った時、失敗を恐れずとりあえず行動してみるということを意識してやっていくと自信というものは自然についてくるのではないでしょうか?
「求めない」

丹下 優子
『求めない』という本が売れているそうです。
人間は元来、自分に、他人に求めてしまう生き物ですので、そういったものがすべていけないかというとそうではなく、頭で求めずに、体や心が自然 に求めるものをもう少し大切にしようという意味があるようです。
求めることを止めると、恐怖心が消え、今あるものの大切さを知り、周りの人ももっと応援してくれるようになるそうです。たしかに、多くの事を(特に他人に)求めすぎているなぁと反省しました。
求めることと、あまり執着しないこととのバランスをとっていければと思いました。
「与えられた場所で、今できることを」

土肥 宏行
今シーズン、アメリカメジャーリーグ(野球)で大活躍した岡島選手。
日本での得意球はカーブでしたが、アメリカではチェンジアップを得意球として戦ったのです。
それは何故か?
日本とアメリカのボールの素材の違いによりカーブが曲がらない、つまり武器として使えなくなってしまったからなのです。
本当なら自分の自身のあるものに固執したくなるところですが、家族のこと、自分がプロであることを考え、いろいろ悩みチェンジアップに出会い磨きをかけて新しい武器にしたのです。
今通用することは明日は通用しないかもしれない。
壁にぶつかった時、自分が変化しようと思えるか、一歩前に進めるか。
とても重要なことだと思います。
「『メタ認知』で正しい決断・自己改造を」

佐藤 宇弘
メタ認知とは、「自分の知識状態や推論状態や能力について知ることを認知と言うのだそうですが、その自分を認知すると言う事」だそうです。
認知する事で、自分が判断を下すときに感情に流されやすいとか、自分の知識は豊富だが偏った考えをしてはいないかなど、常に自分をチェックするようになるのだそうです。
認知具合を認知する事で、多きな間違いもしなくなりやすいのだそうです。
また、常に自分の状態を認知する事で、どの部分を意識していけば良いかわかるので、自己改造にもつながるのだそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年10月)

「結論は短く、まっ先に!」

土肥 宏行
相手に伝えたいことがある場合、まずは話の結論を最初に簡潔に話すことが重要です。
日本語は語順からして、最後まで聞かないと結論がわかりません。
また、話の前置きがやたら長く、結論が話される時には聞いてる人も話している人も疲れてしまったり、聞き手も話し手も話の焦点が何なのかわからなくなり、イライラしてしまうという事がよくあります。
人と人のコミュニケーションですので、相手に理解をしてもらえなければ意味がありません。
まずは結論を伝えて、そのあとに詳細を伝えるといった話のテクニックも時には必要ではないでしょうか。
「ゼロベース思考で発想を広げよう!」

佐藤 宇弘
問題が発生したとき、私たちは今までの経験と、今まで通りの考え方で考える習慣が身についています。
これは、その方が大きな問題がなく安心できるからです。
ただ、この考えでは解決できない問題があります。
そんな時にゼロベース思考で考えてみましょう。
この思考法は今までの規制概念を全て捨て、問題をゼロの状態から考えるやり方で広い視野で考える事が出来ます。
ドラックストア大手のマツモトキヨシも、この思考法で事業の定義を、「病気を治す」ことから「健康増進産業」と再定義する事が出来、結果的に幅広い顧客層を獲得する事が出来ました。
いくら努力しても結果が出ないときや、大きな壁にぶつかったときは、この『ゼロベース思考』で、視野を広げ発想を広げてみてはいかがでしょうか。
「あきらめて行動する」

柴崎 誠
何事につけても完璧でなければ気が済まない人がいます。
理想に執着し、完璧に仕上げるために細かいことまでにこだわる。
完璧にすることは理想ではあります。
しかし、大きな目標を成し遂げるときにはあきらめなければ進まないときがあります。
その時は、惜しいと思ってしまうのですが、完璧さを求めて行き詰まっているよりも一歩踏み出すことによってチャンスは広がり、あきらめて進んだことが最終的には自分が求めていたものよりも良い結果を生むのではないかと思います。
「組織図は逆ピラミッド型が本当の形である」

吉田 昇平
普通、会社の組織図をイメージすると、1番上に社長がいて、副社長、役員、部長、課長、係長とつづき、そして1番下に一般社員がいるピラミッド型の組織図をイメージする人がほとんどだと思います。
しかし、組織の本当の形とは1番上に顧客がいてその下に顧客に直接触れ合う一般社員がいて、社長は1番下に位置するという逆ピラミッド型なのです。
下にいけばいくほど上に多くの人が乗ってきます。
それは責任の重さです。社長の仕事は1番上で踏ん反り返っていることではなく、1番下で上の人たちが仕事をしやすい環境をつくり皆を支えていくことなのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年9月)

「クレーム処理は勝ったら負け」

吉田 昇平
クレームを受けたときに、その主張が間違っていたり、理不尽な内容であることがあります。
だからといってお客様を言い負かしたところで百害あって一利なしです。
そもそももっともな内容であろうと理不尽な内容であろうとお客様を不快にしてしまったことに関しては何の違いもありません。
そのことに気付き自分の行いを見直すことができるのか、ただ嫌な客だと思ってやりすごしてしまうのかで会社の将来が変わってしまうかもしれません。
「もっと大胆にお客様指向になろう!」

丹下 優子
あるマンション販売会社では、アンケート作戦(みえみえの営業作戦)を廃止しましたが、業績は伸びているそうです。
それは、売ろうとする"販売促進"という考え方をやめ、お客様にほしいと思ってもらえる"購買促進"をいう考え方にスイッチしたからだそうです。
マンションの案内方法も、空のバスタブに実際に入ってもらい大きさを実感してもらうなど、「楽しかったね」「また来たい」と思ってもらえる方法を実践しているそうです。
やはり大切なことは、相手の立場に立ってみるという事なのだと思います。
相手に、「また行きたい」「またやってみたい」「また会いたい」と思ってもらえるために、もっと大胆に、お客様の目線になって考えてみることが重要なのだと思いました。
「相手の心理に語りかける」

関根 威
私たちの職業においては、説得力というコミュニケーションスキルが大切です。
説得力というと、いかに論理を中心に「正しさ」を語るかが中心課題になりそうですが、コミュニケーションスキルでもっと大切なことは、「説得」ではなく、相手の「納得」を得ること、「自分が何を語るか」ではなく「相手が何を聞きたいか」を語ることが大切です。
論理とは自分にとっての真実であって、心理とは相手にとっての真実です。
「『根拠なき自信』を持とう!」

関根 克未
かつては「心」はハート?(心臓)と考えられていましたが、現代では「心=脳」、心と脳は分離したものではなく同一であるという説が一般的になりました。
よく「前向きに生きよう」とか「プラス思考」などといいます。
一見すると精神論のように思えますが、これは脳科学の面から考えても理屈にあったアドバイスなのです。
前向きに生きようと思っているときの脳は前向きに生きる脳の状態にあるのです。
自信を持つには、普通は経験や実績など何らかの裏付けが必要だと考えられていますが、そんな根拠などどうでもいい。
とにかく自分は自信があるんだと考えると、面白い事に自信を持っている脳が出来上がってしまうんですね。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年8月)

「自分のフィルターをきれいにしましょう!」

土肥 宏行
般若心経に「照見五蘊皆空」というものがあります。
「世の中のすべてのことは条件によって刻一刻と変化する」という意味だそうです。
仏教ではどんなものでも「物体・感覚・想像・心の作用・意識」の5つの条件で成り立っていると分析されています。
ただし、今まで経験してきたことにより、ものの見方や考え方はそれぞれ違ってきます。
つまり経験が心のフィルターを作り、そのフィルターを通過してそれぞれが感じとるのです。
フィルターにはいろいろなものが通り、汚れるし、詰まります。
それが固定概念となるのです。
たまには時間をとって掃除をし、まっさらなフィルターで物事をみてはいかがでしょうか。
「問題発掘力を身に付けよう」

佐藤 宇弘
『問題』には二つの種類があるそうです。
一つが『守りの問題』で、既にトラブルとして表面化しているものや、既に問題として認識されているものを言います。
二つ目が『攻めの問題』で、これは細かく分けると二つあります。
一つが、問題にはなっているが、まだ表面化しておらず、認識されていないもので、これを発見型の問題。
もう一つが、まだ問題なっていないが問題になる可能性があるもので、これを創造型の問題と言います。
守りの問題は、解決してもマイナスのものをゼロにするだけですが、攻めの問題は、まだ問題になっていないことを未然に解決することになるので、効果は大きいです。
問題発掘力を身につけるには、
①問題意識が強いこと
②現状分析がしっかり出来ていること
③目標がしっかりしていること
が必要で、この問題発掘力を身に付けることで攻めの問題を解決できるようになります。
攻めの問題を発掘し解決することで、付加価値を高めましょう。
「意識して見ると色々な事が見えてくる」

江原 智恵子
例えば、何も考えないでボーっと車を運転している時と、ある事を意識しながら運転している時では見える景色も違ってくると思います。
先日、いつも通る道を車で走りながら、いろいろな家の塀を観察しようと意識して見てみました。
すると意識せずに通っている時には全然気付かなかったことも、意識することによってたくさんの気づきがありました。
これを仕事に置きかえて考えてみると、例えば同じことの繰り返しの仕事でも、毎日同じように仕事をするのではなく、意識して仕事をすることにより、改善点が見つかったり、もっと効率の良い仕事の方法が見つかったりするのではないでしょうか?
意識することにより色々な事が見えてくるということです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年7月)

「相手の良いところを5つ見つけてからお付き合いを始めよう」

吉田 昇平
人間には相性があるため、どうしても苦手な人はできてしまいます。
ただ、本当にその人は苦手な人なのでしょうか?
その人の悪いところが最初に見えてしまったために、この人とは合わないと決め付けてはいませんか?
そんな食わず嫌いならぬ付き合わず嫌いな人がいるとしたら、認識を改めなければいけません。
具体的にどう改めればいいのかというと、まず初対面の人と話す時は、話をする前にまずその人のいいところを5つ見つけてから話をすることです。
そしてそのいいところの1つ2つを会話に織り交ぜてみるのです。
それだけで合わないと感じる人はそうはいなくなるはずです。
「小さな約束も約束手形のように守ろう」

江原 智恵子
信号は青で渡るという交通ルールを知らない人が町を歩いたら町はパニックになり本人が危険な目にあうだけでなく、まわりの人も巻き添えにして大事故をひき起こしてしまうことにもなりかねません。
世の中には交通ルールのように様々な決まり事があり、私たちもそれを守って生きています。
このくらいならいいだろうという気持ちで約束を守らないと、自分だけでなくまわりの人にも迷惑をかけてしまうということを忘れてはいけないと思います。
約束手形は半年以内に2回不渡りを出すと事実上会社は倒産してしまうので必ず守らなければならない約束になります。
又、約束を守ることは人から信頼されることにもつながると思いますので、どんな小さな約束も約束手形のように緊張感をもって守り、信頼される人になりましょう。
「いいことは『お陰様』」

丹下 優子
何か良い行いをして"ありがとう"と声をかけてもらえたら、それはもう良いことをしたことに対する「御礼」なのだそうです。
対して、人知れず人のためになることをした時は、誰からも「御礼」をもらえませんから、そういう場合は陰の帳面にポイントがたまりいつしか良い出来事が起こるのだそうです。
そこから「お陰さまで」という言葉ができたとも言われています。
いいことはお陰様、悪いことは身から出た錆という言葉もあります。
良い出来事は周りの人のおかげと感謝の気持ちを忘れず、また見返りの求めない良い行いを重ねることで、たくさんハッピーな事が起こるのだと思います。
「今あるものに感謝する」

関根 威
地球は太陽のお陰で、明るさ、暖かさがある。しかし、よくよく考えてみると地球と太陽の間(宇宙空間)は真っ暗で暖かくない。
地球上では太陽に一番近いはずのエベレストの頂上はいつも雪に覆われている。
地球は、太陽の恵みを享受することができる空気という存在があるから明るく、暖かい。世の中にいくら恩恵のあるものが存在したとしても、それを受け入れる人の心に「空気」がないとその恩恵を享受することができない。
その「空気」は、人間でいう「感謝のこころ」。
だから、普段気がつくことのないような当たり前のことなど万事に感謝のこころをもってすると、世の中からたくさん恩恵を受けることができます。
「意思決定のメカニズムを鍛えよう!」

関根 克未
朝起きてご飯は何を食べるのか、どの服を着ていくのか等、私たちは日常生活の中で様々な決断をしています。
このような決断は何千回何万回という経験を積む事によって可能となります。
意思決定の回路は使えば使うほど鍛えられるのです。
しかし、車の運転で、同じ道、景色を見て同じ体験をしていても、運転者と助手席の人とでは記憶が全く違っているように、意図的に経験をすることとしないことでは、その人の意思決定の回数が全く違ってきます。
これは記憶力の差ではなく、意識の差です。
この車の運転と同じように、他人に決めてもらうのではなく、自分で意図的に判断を下す訓練が大切なようです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年6月)

「相手に選択権を与える」

関根 威
人間は、自分が意思決定して選択したことは実行するが、人から決められると「やらない」動物である。
コンサルティングや営業活動による説得も、いかに相手が自分自身で決定したと思わせるかが、最終的には結果を残し、その相手に価値を提供するカギとなる。
だから、提案方法も一通りではなく、2つ以上の方法を提示して相手に選んでもらうことが大事。
コンサルティングや営業活動は、「相手」が動いて初めて価値を生む。
「互いを尊重しあう人間尊重の社風を創りあげよう」

関根 克未
人間尊重の社風とは、それぞれがその人の能力を最大限発揮してもらえるような風通しのいい社風です。
一倉先生は、社長は決定する人で利益責任があり、社員は社長の出した方針を実行する実行責任がある。
と言っていますが、人間尊重の社風の中では、まかせる側と任される側が互いを尊重し合う、相互の信頼関係の中で、自身の能力を最大限発揮できるよう、5W2Hで考えて実行していくということです。
社風は、組織風土とか土壌ともいいますが、社風は「畑」のようなもので、どんないい種でも、その育っていく畑や土が悪ければ、いい芽を出しません。
互いを尊重し合う人間尊重の社風をつくることが、強い会社を創っていくことになるのです。
「人は見た目で判断する」

土肥 宏行
待ち合わせに遅れてきて「ごめん、怒ってる?」と言われ、「怒ってるよ」と言いながら目が笑っている場合と、目を合わせずに「怒っていないよ」と言う場合、どちらも嘘を言っていますが、目は真実を語っています。
このように、私達は自分の経験から相手の言葉以外の仕草などから情報を得ているのです。
ある研究で、他人から受け取る情報の割合は、顔の表情55%、声の大きさ・テンポ38%、話す言葉の内容7%という結果がでていました。
つまりどんなに重要な内容でも、相手にただ話すだけではなかなか伝わらないのです。
本当に伝えたいと思うのなら、言葉だけに頼らず、伝えたいと言う気持ちを全身を使って表現する必要があるのではないでしょうか。
「気持ちの切り替えはお早めに」

佐藤 宇弘
例えば、病院で診察を待っている時間、混雑しているときなど特にどの様にして、時間を費やしますか。
まだかまだかと時計と睨めっこしていたりしますと、イライラしたりしませんか。
そんな時、待ち時間を効果的に使うとイライラも少なくなり、待っていること自体、苦にならなくなります。 仕事でも、気持ちを速く切り替えることで、精神的な影響も最小限に出来るのではないのでしょうか。
上手に切り替えが出来ると、仕事のペースも内容も良いものが出来ます。
気持ちを上手に切り替えて、効率良く仕事・プライベートを過ごしましょう。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年5月)

「気づきの能力はスポットライトの数」

土肥 宏行
人の目がとどかない所に気がついたり、ささいなことでも見落とさず、失敗や事故の原因を早いうちに見つけて対応するといった「気づく」といった力は、普段の生活から意識して訓練しなければ身につきません。
その方法は、先のことや自分以外の人のことを常にイメージして、シミュレーションするのです。
次にいったい何が起きるのか、相手が何を求めているのかということをイメージするためには、物事を多面的に見ることが必要になります。
1つの物事にいろいろな角度からスポットライトをあてて点検していく。
そのスポットライトの数こそが気づきの能力だということです。
「無可無不可(かもなくふかもなし)」

佐藤 宇弘
この言葉は、普段『とくによくもなく、わるくもない』というときに使われますが、もともとは『無可無不可』は、『あれはよし、これはだめ』と自分の判断で決めつけず、何事にもまっさらな状態で向き合い、物事のよしあしをはじめから決めつけないということなんだそうです。
仕事でも私生活でも、初めて取り組むことには、これは難しいとか簡単だとか、出来なそうだとか決めてしまいがちですが、そういったことを考えずに取り組むと、自由な発想がうまれ、色々な可能性が広がるにではないのでしょうか。
何事にも決めつけることなく、取り組みたいものです。
「いつでもできることは全て今日からでもできる」

吉田 昇平
「いつでもできること」は確かにいつでもできるのかもしれませんが、そういった考えでいるとそのうち「いつでもできる」はずのことが、「いつまで経ってもやらない」ことに変わっていってしまうのです。
皆さんもそんな経験がきっとあると思います。
しかしいつでもできるのならそれらは全て今日からでもできるのです。
いつでもできるような簡単なことならば、今日やってしまおう。
物事の大小にこだわることなく常にそういう考えを持っていれば何事もきちんとこなしていけるのではないでしょうか。
「お客様に注意力を向ける」

江原 智恵子
買い物や食事に行った時に、店員さん同士がお客様の前で平気で私語をしている場合がありますが、お客様にとってはあまり気持ちのいいものではないと思います。
お客様からすぐに注文を受けられ、質問に答えられるようにするためには、つねにお客様に注意力を向けていなければなりません。
これは私たちの職場においても同様で、来所されたお客様に対してなど、応対している担当者だけではなく所内にいる他の職員もお客様に注意力を向け、何かの時にはすぐに対応できるようにしておく必要があると思います。
「毎日が一生に一度」

丹下 優子
過去のことを振り返って、あんなことは一生に一度だろうなと思うことはあっても、これからのことについて、これは一生に一度だ!との決意をもって挑むことはそうあることではないように思います。
しかし、例えば新しいお客様に初めて会う瞬間も、見慣れた人と過ごすありふれた日も、それぞれの毎日が一生に一度のことなのだと思います。
年をとって、自分の人生に○をつけられることが一番の幸せ、という話を聞いたことがありますが、一日一日を一回限りのことと思って大切に過ごすことが、自分にとっての素晴らしい人生に繋がっていくのではないかと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年4月)

「奉仕する心がツキを呼ぶ」

江原 智恵子
ある精神分析医がうつ病の患者に「私の言うことを聞いたら二週間でうつ病が治りますよ」と言ったそうです。
その方法を訊ねると「どうやったら人を喜ばせることができるのかを二週間考えればいいんですよ」と答えたそうです。
うつ病にかかってしまうと自己中心的な考えになり心身のバランスが崩れ、心にマイナスの感情がたまってしまうそうですが、少しでも意識を自分から人に向けると、心身のバランスがとれて心にプラスのパワーがたまっていくそうです。
人に喜びを与えたり、奉仕の精神をもつことが、結果的に自分にツキをもたらすことになるのです。
「頭で考えずニュアンスを捉えよう」

丹下 優子
私達は、自分のアクションが引き起こす、自分の周りの人々のあらゆる反応を受けて生活していますが、相手から受け取る言葉の意味や結果をあえてあまり深く考えなくてもいいのかなと思います。
今の自分にそう思わせる何かがある、もしくはそう考える人もいるのだな~くらいのボンヤリした感覚でとらえ、どうして?なぜ?と細部をつきつめないで、全体としてのニュアンスを感じるようにすれば、日々をもっと楽しいものにしていくことができるのではないかと思います。
時には、自分の無意識さを信じて、頭を使わず自然に感じることを大切にしたいと思います。
「目標は達成するもの、目的は追求するもの」

関根 威
東京オリンピックで銅メダルを獲ったマラソンの円谷幸吉選手は、4年後のメキシコオリンピックで「今度こそ金メダルを!」という国民の期待・重圧に耐えきれず、「父上様、母上様、幸吉はもうすっかり疲れてしまって走れません」というひと言を残して自殺した。
マラソンの目的は、健康をつくること、走ることそのものに喜びを感じること。
決してメダルを獲得することが目的ではない。
私たちに置き換えると、経済活動という手段を通じてそこに関係する社員さんやお客様が、物心両面において豊かな人生を送ることを追求し(目的)、そのために、素晴らしい業績を達成する(目標)。
「信念が自分の現実を創る」

関根 克未
信念というのは、「ものの見、方考え方」や「思い」のことです。
事故にあって足の骨を折って二週間の大怪我をしたとします。
その時に、「あ~、俺(私)ってなんて運が悪い人間なんだ。こんな時期にこんなひどい事故にあうなんて」という信念を持っている人はそういう現実を経験をします。
また「こんな事故にあって足の骨を折る程度ですんで良かった。俺って何て運がいいんだろう、しかも二週間も自由な時間をもらえて、今まで読もうと思っててなかなか読めなかった本をこの際に読んでしまおう。」という信念を持っている人は、そういう現実を経験します。
大事なのは、自分の信念(ものの見方、考え方)です。
過去にどんなに苦い経験や体験を持っていたとしても、自分がどんな信念を持つかで、これから自分が経験する現実が変わっていくのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年3月)

「嫌なことほど口に出さない」

土肥 宏行
米大リーグで活躍する松井選手は、試合でヒットがでなかった日でも感情をむきだしにせず、冷静にそして前向きにインタビューに答えている印象があります。
しかし本当は感情が面に出やすいタイプで、自分で気持ちをコントロールしているのです。
松井選手も当然悔しいと思いますが、その思いを口に出すことはほとんどありません。
不思議なもので言葉として口に出すと、気持ちがどんどんエスカレートしてしまい、その気持ちから離れらなくなってしまうからです。
そうすると次も失敗する可能性は高くなります。
既に起きてしまった「コントロールのできない過去」よりも「変えていける未来」にエネルギーを向けた方がいいですよね。
腹が立ったり、不満に思う気持ちは誰にでも出てくるものです。
しかし口に出すかどうかは自分で決める事ができます。
口に出す前にちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
「興味を持って、相手を知ろう」

佐藤 宇弘
私が信用金庫の営業に配属されたときの上司のTさんが、お客さんを担当するにあたって、
①取引先の社長の性格や人格、考え方に興味をもつ
②取引先の業界のことや、取引先の販売する商品やサービスに興味を持ち、現場を見なさい、
と教えて下さいました。
担当者として、相手に興味を持って接することで、信頼関係を構築することにも繋がります。
相手から『うちのことは何でも知ってる』と言われるくらいに、必要とされる監査担当者になりましょう。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年2月)

「褒め言葉をたくさん使おう」

丹下 優子
学校の先生に、「あの子は能力のある子だから今後成績が伸びますよ」と暗示をかけておくと、実際その子の成績は上がるそうです。
これは、先生が期待を込めてその生徒に接するようになるからであり、生徒はその期待に応えたいと自然とがんばれるためです。
褒める、ということも同じだと思います。
短所よりも長所を探し、惜しみなく褒め、認めてあげることで、人は自ずと成長していくのかなと思います。
真の心のつながりは、的を得た褒め言葉から始まる、ともいうそうです。
「感謝できる人は幸せになれる」

江原 智恵子
人から「ありがとう」や感謝の言葉を言われると誰でも嬉しいと感じるし、幸せな気持ちになると思います。
逆から考えると、こちらから相手に対して感謝の気持ちを伝えることによって相手を幸せな気持ちにさせることができるということだと思います。
感謝できる人は幸せになれるということは、まずこちらから相手に感謝の気持ちを伝えることによって相手に幸せな気持ちになってもらい、そうするとそれが自分に返ってくるという言葉です。
まわりの人へ感謝の気持ちを伝えることによって最終的に自分が幸せになれるということです。
「前向きな言葉を唱えましょう」

佐藤 宇弘
仕事でも、プライベートでも後向きな言葉を使うと、その言葉の通りに良い仕事ができなかったりします。
そんな時は、心の中でも、声に出してでも前向きになれる言葉を唱えましょう。
言葉は、『言霊』と言われることがあるように、とても不思議な力を持っています。
前向きな言葉、良い言葉を使うことで自然と良い仕事ができたりします。
皆さんも、自分の前向きになれる言葉を持って、前向きに行きましょう。
「成長とは自分を捨てる勇気」

石川 典秀
成長とは目的地に向かって階段を上っていくようなもので、たくさんの階段がある中を自分で選択して上っていく。
時には間違った階段を上ってしまうことがあるが、そこで一度階段を下ってまた違う階段を上り始めていくことで成長するのである。
せっかくここまで上ったのだからとか、今までの努力を無駄にしたくないということで、なかなかその階段を変えようとしない。
成長できる人は間違った階段を選ばない人ではなく、間違ったときに躊躇せずに瞬時に新しい階段を上り始めることができる人である。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成19年1月)

「自分の前に出てくる問題で解決できないものはない」

土肥 宏行
神様は意地悪ではないので、その人に解決できない問題を与えないそうです。
だから仕事でも何でも、「私にとって無理だな」と思ったりするようなことも、ちょっとした努力と工夫で解けるものばかりなのです。
考えてみると「空を飛べ」などといった突飛なものはないはずです。
その人にしかできない問題でその人を成長させる問題が出題されるそうです。
目の前に少し高い階段が現れて、1段登ると新しい階段が出てきてまた登る。
また現れて、登る。その繰り返しで人は成長していくのです。
では解けない問題はないが解きたくない、嫌な問題はどうすればいいのでしょうか?
それは嫌なことこそ楽しんでしまえばいいのです。
ゲームに置き換えて、ボス(問題)を倒す(解決する)と次のステージに進める(成長できる)。
また次のボスと戦う。
成長するという繰り返しです。
目の前の問題は自分に解決できないはずはないし、楽しいものと思う事ができれば自分の可能性は広がるはずです。
「すべては自分で決めている」

関根 克未
同じ環境で同じように両親に愛情を注がれた双子が、一人は成功者に、一人はアル中になってしまいました。
その理由を尋ねると、その二人ともが「父親がアル中だったから」と答えました。
これはどういうことでしょう。
私たちはどの様な環境に生まれついたとしても、今ある自分の人生は、自らが選んで歩んできたものだということです。
どんなに一生懸命にやっていても成功しないこともありますが、それにチャレンジしようと自ら選んだのは自分なのです。
どこの学校に行こうか、どの会社に就職しようかと悩んだ経験が一度はあると思いますが、もし人に薦められたものであったとしても、そこに「行く」と決めたのは自分だということです。
いまの自分の人生が成功しているのかそうでないかは別にして、今ここにいる責任は自分にあるのです。
「頼まれごとは、試されごと」

関根 威
人から物事を頼まれたとき、引き受けた本人に本来責任はないと思う。
物ごとを頼むときには、頼む人が頭を下げるからです。
ですから、周りの人もその人に責任があるという理屈はおかしい。しかし、世の中そうは理論的にうまくいかないもので、一旦物ごとを引き受けた瞬間に、周りの人はその人に責任のようなものを課します。
この責任のようなものとは、その頼まれた人が世の中から「試される」ということです。
私たちは、人から頼まれごとをされたら、その人は自分を信頼して頼っている、世の中から自分は試されている、という気概で、世の中での自分の役割を果たす必要がありそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成18年12月)

「費用対満足の視点をもとう」

江原 智恵子
企業が利益を得るということは支払った金額以上のお金を得ることであり、利益を得るためには、お金を支払ったことにより何を得ることができるのか、何のメリットがあるのかを常に意識していなければなりません。
これは私達の日常生活におけるお金の使い方にも同じことが言えます。
お金を有効に使う為には、支払った以上の効果を得られるようなお金の使い方をすればよいのですが、実際にはお金を支払ったことにより自分が満足できたかどうかがポイントになると思います。
満足できれば有効なお金の使い方ができたということになると思います。
価値のあるお金の使い方は企業にとっては利益を得るために必要ですし、個人にとっても豊かな生活を送るために必要なことだと思います。
自分が何のためにお金を使ったのかを意識し、それに対する満足度を感じること、つまり費用対満足の視点をもつことが、限りあるお金を有効に使うことになるのだと思います。
「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」

佐藤 宇弘
チャレンジすることで、結果が良くとも、悪くとも挑戦することで人は成長することができる。
しかし、チャレンジすること自体をしないと人は成長しない。
近年、日本野球界からメジャーリーグにチャレンジし、成功を収めている選手のことをニュースでよく耳にする。彼らは、努力家であるが常に上の世界にチャレンジすることを忘れない、それどころかチャレンジし続けているのである。
人は、何かにチャレンジするとき失敗することを恐れがちであるが、その時に一歩前に踏み出す勇気を持てば、必ず成長することができる。
常にチャレンジすることを心掛け、自分自身を成長させましょう。
「継続に必要なものはライバル」

土肥 宏行
自分が必要だと思って始めてはみたものの、それを継続してやることはとても難しいものです。
私の場合スポーツジムに行って体を鍛えようと思ってはじめてはみたものの、仕事が忙しいとか何か理由を見つけて行っていません。
では継続をするにはどうしたらいいのか?
それは自分にとってのライバルを見つける又は設定するのです。
ライバルをみつけて、自分のやっていることにゲーム性をもたせてみると単調なことでも楽しめて継続することができやすくなります。
今日はライバルより回数をこなせた、はやく来ることが出来た、彼は休んでいるが自分は休まずにきたなど自分なりにライバルと競い合って楽しむことが継続するための 1つの良い方法だと思います。
「嘆きの中から天命を見つけよう」

石川 典秀
仕事をはじめ、いやだ、いやだといいながらもやり続けていることはありませんか。
その嘆きの中にこそ自分がすべきこと(天命)が隠れている。
なぜ自分はいやだ、いやだといいながらもその仕事を続けているのかと問うてみることによって自分が一貫してやり続けていることが見つかるかもしれない。
ある人は解決すること、ある人は工夫すること、ある人は育てることを仕事で一貫してやり続けてきたかもしれない。
それこそが天命であり、それを仕事で表現することによって天職になるのである。
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