SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年7月)
- 「本当に「できない」のですか?」
吉田 昇平- あなたは「やらない」と「できない」を混同していませんか。
あなたが何かをしない、その理由の多くはきっと「やらない」のはずです。
「やらない」ことは決して悪いことではありません。
ただそれを自分の中で「できない」と処理してしまうのは非常に良くないことなのです。
「やらない」ことを「できない」で片づけていると、成長が消え、積極性が消え、自分に蓋をしてしまうのだそうです。
言い訳ばかり上手くなっても仕方ありませんが、なんでも「できない」と思うのではなく、「やらない」理由を自分の中ではっきりさせて、自分を納得させることができるようにするのが大切なのだそうです。
- 「説得術を身に付けよう」
佐藤 宇弘- 江戸時代、米沢藩主上杉鷹山は、財政破綻した藩を立て直した人物ですが、立て直しの裏には巧みな説得術があったそうです。
1.情報公開と全員討議
によって身分の上下なく藩の財政状況を説明し、どのようにすべきか討議し協力を得る。
2.率先垂範
鷹山自ら倹約や田畑の開墾を行った。トップが襟を正さなければ、部下は従わないものです。
3.人事に私情を挟まない
改革当初から鷹山の右腕だった人物でも、賄賂を受けていたため、鷹山容赦なく重罪に処したそうです。
鷹山が改革に対して強い意思があることを知らしめたそうです。
4.ビジョンを示す
今の倹約が将来どのように繋がるのかを、領民にも共感を持たせた。
自ら率先し行動し、共感が得られるまで説得し、私情を捨てて、将来のビジョンを示すことが大切なのですね。
- 「眼力をみがく」
土肥 宏行- 眼力とは、「世の中を見抜く、ことの展開を見抜く、世界を見抜く」などといった「見抜く力」のことをいいます。
例えば国がある政策を実施すると誰が儲かるとか、オレオレ詐欺の実行犯はどのような人をターゲットにしているとか、世の中は今後どう変化していくなどを正しく見抜いていく力です。
この力があれば、嫌なことも事前に予測して回避できますし、まわりに振り回されることなく、自分で考え、決定し、行動することができるようになるそうです。
TVや新聞などの情報を全て鵜呑みにするのではなく、まず疑ってみて、裏側には何があるのか?想像してみることが眼力を身につけるための第一歩なのではないでしょうか。
- 「無敵の人生を目指そう」
江原 智恵子- ここでいう無敵とは、誰にも負けないくらい強いということではなく、敵がいないこと、つまりは自分のまわりの全ての人が自分の味方になってくれるという状況のことだそうです。
敵がいないということは、それだけで天国ですよね。
では具体的にどうするかというと、何か光るものを身につけていつも笑顔でいること、そして愛のある言葉を話すようにするのだそうです。
そうしていると、会う人すべてが味方になってくれるのだそうです。
なかなか難しいことだと思いますが、無敵の人生を目指す修行をしていきたいと思います。