スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年2月)

幸福とは感謝の心そのものである

吉野 ゆきえ
うれしい時や幸せな時に出る笑顔。
みなさんはどのくらい笑顔になっているでしょうか。
住友生命保険の調査によると「一日のうちで笑顔になっている時間は何分ですか?」との質問に対し、11.8分が平均だったそうです。
さらに「あなたを笑顔にしてくれる言葉はなんですか?」と聞くと、『ありがとう』が48.4%で断トツ。
次いで『大好き』が9.0%で続きました。
この結果から約半数の人々が『ありがとう』の言葉で笑顔になっていることがわかります。
しかし日本人には独特の照れの文化が根付いている為に、どうしても言いそびれてしまったり言えなかったりすることが多々あると思います。
心の中では誰しもが感謝されればうれしいし、」幸せな気持ちになるし、それを『ありがとう』の言葉で言われたいと思っているのです。
生涯どれだけ感謝の心を持てるかどうかが、その人の人生の幸福感を決めると言えるのではないでしょうか。
『ありがとう』という言葉は、忘れかけていた感謝の心を思い出させてくれて、みんなが笑顔で幸せな気持ちになるとても素晴らしいい言葉だと思います。
人間の欲望は何かをいつも頭の片隅に意識する

江原 智恵子
以前にある大手の即席麺メーカーが「減塩ラーメン」という商品を開発したそうです。
当時は健康ブーム真っ只中で、高血圧など成人病を気にする中高年にとって「塩分控えめ」はニーズが高かった為、自信を持って発売をしたそうです。
しかしこれが大失敗で全く売れなかったそうです。
なぜかというと人間は理性と感性が対立する動物で、塩分控えめは体にいいと理性ではわかっているが、体に悪くてもおいしいものが食べたいという感性には勝てない、つまり「体にいい=健康的=絶対に買う」という考えにはならないのだそうです。
ニーズが高いというデータだけで売れると判断しては思わぬ失敗をしてしまうこともあります。
それよりも人間の欲望は何かをいつも頭の片隅に意識する方がビジネスにおいては絶対的に効果があるのではないでしょうか?
朝は決断力を養う時間

丹下 優子
早起きが良いということは誰でも知っていることですが、なかなか実践は難しいものです。
しかし実はこの目覚めの時間は、決断力をトレーニングする絶好の時間なのだそうです。
起きようか起きまいか迷う前に「起きる」と決断して実行する。
この毎日の積み重ねが、いざという時に発揮されるのだそうです。
西郷隆盛は、朝起きの名人と言われていました。
目が覚めると反射的に足で布団を蹴り、その反動で立ち上がったそうです。
二度寝はなんとも気持ちいいものですが、スパッっと起き上がって、さわやかな一日のスタートをきるのもいいかもしれません。
夢の卵を温め続ける

柴崎 誠
ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊さんは科学者を目指す若い人たちに「研究者ならば、今はダメでもいつかは実現してやろうと考える「夢の卵」をいつも三つか四つ温め続けろ」とおっしゃっているのだそうです。
なぜ、温め続けることが大事なのかというと、まず、自分がやってみたいと考える夢を持つこと、もう一つは、情報の取捨選択に役立つからだそうです。
自分が「いつかはこれをやりたい」と思っている目標を持っていると、「これは卵をかえすのに役立ちそうだ」とか「これは自分の卵とは関係ない」など、世の中の見方を自分の卵を基準にした見方に変えて、情報や物事が自分にとってどのくらい意味や価値があるのかがわかってくるのだそうです。
自分がどんなに努力をしても進むべき方向が誤っていれば良い結果が生まれないのではないかと思います。
「夢の卵」は、目先の事にとらわれず、目標に向かって真っすぐ進みたいときには最高の道具となるのではないでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年1月)

自分濃度を薄めて話す

丹下 優子
人は誰でも自分のことを特別な存在だと思っているそうですが、あまりに自分自分と言ってしまうと、相手に引かれてしまうことがあります。
たとえば、レストランで食事をする際「お店は素敵なのに、料理がイマイチだよね」などと何かしらケチをつける人がいます。
これは、一見その店の批判をしているようで、料理にちょっとうるさい私ってセンスがいいでしょ?
と、実は自分のアピールをしている言動なのだそうです。
これは誰にでも多かれ少なかれあることだと思いますが、「自分濃度」を少し薄めて会話をすることで、どこか穏やかな威厳のある存在に近づけるかもしれない、というお話でした。
成長できる人間には「なぜ?」の心がある

柴崎 誠
これは、居酒屋チェーンで有名なワタミの会長渡邉美樹さんの言葉です。
組織ができて、チェーン店が生まれるとき、必ずマニュアルが必要なのだそうです。
ただ、あくまで行動指針にすぎなく、新人の方へ100%マニュアルを守るように厳命しているそうですが、お客様を思う気持ちをどう伝えていいか考えた上で実践して欲しいとも伝えているのだそうです。
またマニュアルには、「90度1秒の挨拶」という項目があるそうですが、「なぜ90度?なぜ1秒間なの?」と疑問が出てくる人は成長できる人間なのだそうです。
「マニュアルで決まっているから」と何の疑問も抱かず、挨拶する。そんな挨拶は、された側に何も響かない、無駄な行動となってしまうのです。
仕事では「なぜ?」の心を持つことが、物事の本質を理解する上で一番の近道になるのではないでしょうか。
働く理由を持とう

吉田 昇平
現在衆議院議員をされている長田ひでともさんは、「国を動かすようなスケールの大きな仕事がしたい」という理由で大学卒業後大手の誠意名保険会社に就職しました。
しかしそこで待っていたのは支店での雑用であり、出世に能力の優劣は関係なく年功序列でやりたい仕事ができるのは最低40台から。
先輩を見ていればそのまま自分の10年後、20年後がわかってしまう。
そこで長田さんは原点である「国を動かすようなスケールの大きな仕事がしたい」という思いに立ち返って会社を退職し、当時史上最年少で本庄市の市議会議員に当選したのだそうです。
自分がなぜ、何のために働くのかを強く持って仕事のパワーにすることはとても重要なことなのです。
お客様にはまずYESから入る

土肥 宏行
街でよく目にする「あさひ」の看板。
自転車屋のあさひは不況の中業績を伸ばしている会社です。
社長の下田さんは20代の頃おもちゃ屋を始め、その時の大変苦しい体験をしています。
近くに大きなスーパーができ、気づけば一日の売上が1,000円ということもあった。
「人に必要とされないことがどんなに辛いことか、人に求められないと生きている価値がない」と思ったと言っています。
その時の経験から「売上より客数」を重視となっているのです。
お客様に来てもらうことが大事だから、お客様の要求・要望には「まずYES(はい)」で答えます。
そのできますよの気持ちで商品も揃える。
ビジネスマンの革靴がすべらないペダル、スカートを巻き込まない仕組みをつくる、好みの色を選べるようにする。
全ては昔の経験が元にあるようです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年12月)

「「学び力」を身につける」

柴崎 誠
「学び」という言葉を聞いて真っ先に浮かぶのはどんなことでしょうか?
どちらかというと学ぶことを敵に回してしまっている人が少なくないようです。
明治大学教授の斎藤孝さんは、「学び力」という概念を自分のものとしてとらえれば学びは自分の味方になると考え、一生に起死回生、一発逆転があるとすれば「学び力」を自分の力として実感できたときがその瞬間だと思っているそうです。
斎藤さんが「学び力」を身につけるために必要なこととして「いつもコメントを考えメモする」を上げていました。
アウトプットを意識しなければ身につかないのだそうです。
また、頭の中だけで考えるのでは弱いので、手帳などに今日の出来事についてコメントしていくのも良いということでした。
このように日常生活の中からちょっとした工夫をすることが自分に自信を作る「学び力」へ繋がっていくのではないでしょうか。
「つらい時こそ裏に逆転のチャンスが待っている!」

土肥 宏行
壁に直面した時、経験不足からその壁がものすごく高く見えたりします。
しかしよく見ると梯子がかかっている、扉がついている、近くによると実は高くなかったなど壁を越える方法がいくつもあるのです。
ちょっと見方を変えるだけで他の可能性が見つかるというのにそれができない。
「つらい」ということはそういう他の可能性をみつける視点を身につけるための訓練なのかもしれません。
その「つらい」経験は後で考えてみると、しんどかったという記憶よりも、このことに気づけばあんにしんどい思いをしなくて良かったのにという経験の方が多かったりします。
つらい時こそ他の可能性は?他のアイディアは?他の見方は?そういった自分への問いかけができるようになるとだいぶ変わるはずです。
「大事なことは、大事なことを、大事にすること」

吉野 ゆきえ
この言葉に対し、確かにそうじゃない?と思うかもしれません。
しかし多くの人はこの様に行動できずに後悔した経験を持っていると思います。
昔々、親元を離れ一人優雅な暮らしをしていた男のもとに、突然親が危篤との知らせが入り、慌てて帰るのですが途中雨に合うのです。
そこで雨宿りをしたのが偶然にも傘屋でしたが、傘を買うのももったいないのでやむまで待ちました。
やっと雨が上がり急いで帰ったが、親の死に目にあえなかったのです。
この男はもったいないという目先の生活を優先した結果、一生の後悔を抱えることになってしまいました。
極端な話だったかもしれませんが、現在生活をしている私たちは日々の生活に追われて大事なことを忘れがちになっていないでしょうか。
今は客観的に物事を見られているのかもしれませんが、いざという時どれだけ順序や次第を踏まえて行動出来るのかが大事だと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年11月)

「他人のアイデアを少しアレンジして使う」

柴崎 誠
精神科医の和田秀樹さんが「朝まで生テレビ」に出演する理由についてご紹介します。
番組には、相手と論争して勝つために出ているのではなく、異なる意見を他人との論争を通じて他のアイデアをもらえたり、自分のアイデアを膨らませることができるから出演しているのだそうです。
また、相手の反論をあとからよく検討してみると、相手の主張したいポイントはここだなというのがハッキリしてきて、その主張が正しいと思うことがあるそうです。
それならその意見を取り入れて自分の考えを修正することができ、また、論争する前よりも考えが広がるのは論争の中でぶつかった他人のアイデアのおかげだと思うのだそうです。
「人は正論ではなく、お願いで動く」

土肥 宏行
人に説明をする時、何かをやってもらいたい時、なかなか自分の思う通りに行動してくれないことがあります。
あるビジネスマンは「いくら企画をまとめて上手に話しても、社内で話が進まない」と悩んでいる。
聞き手は「よく解ったよ」と言ってくれている。
解っているのに、なぜ進まないのか?実は彼の説明は正論だけだからです。
聞き手は話の内容がよく理解できたら、次は「で、この後自分は何をしたらいいの?」この確認をしたいのです。
だからこそ話の内容を伝えた後に「お願い」を忘れないようにするのです。
「○○をお願いします。」という言葉をつけて終わる。
これだけでも相手は次への行動に移りやすくなるようです。
「常識を振りかざすのは改善の妨げでしかない」

吉田 昇平
アルツ磐梯というスキー場が経営再建を行うにあたって、行った対策は非常にユニークで「食堂のカレーがおいしくなかったら返金する」というものでした。
スキー場の食堂の食事がおいしくないことは誰もが知っている常識です。
当然従業員は「そんなことをしたら売上がなくなってしまう」と猛反発したそうです。
しかしその常識通りで経営不振になってしまったのですから、常識を語ることは無意味なのです。
それから徐々に従業員の意識が反発から「どうやったらお金を貰えるカレーを作れるか」という改善意識に変わっていき、今では経営状況も優良なスキー場になったのだそうです。
「人から喜ばれることが生きる意味」

江原 智恵子
ある人が病気で毎日様々な健康法や食事療法を5年間続けたそうです。
その間は人からの頼まれ事も断って健康になることを第一に考えて生きてきたそうです。
5年経ったある日、自分は何の為に病気を治そうと思っているのか、何の為に生きているのかわからなくなったそうです。
全ては病気が治ってからと思っていたそうですが、それでは今この瞬間を生きている意味がないのではないかと思い、それからはいつ死んでもいいから人からの頼まれごとを聞いて人から喜んでもらえる人生に切替えようと思ったそうです。
もし神様が存在するとしたら、与えられた状況の中で人に喜んでもらおうと一生懸命生きている姿を見ていたら、この人をもう少し長生きさせてあげようと思うかもしれません。
長生きすることがテーマなのではなく自分が生きている間に人からどれだけ喜ばれるかが生きる意味なのかもしれません
「運が良いとは、向いている方向が良いということ」

丹下 優子
あるプロ麻雀師は、「運の良し悪し」とは「変化をした方向が良いか悪いか」をいうと言っています。
運という言葉を使わずに、方向が悪かったと思えば、今までのやり方や努力の仕方のどこに問題があったのか、具体的に軌道修正することができます。
方向を変えないまま、努力が足りなかったからだとか、いつか報われるはずなどと結果づけてしまえば、いつまで経っても運は向いてきません。
人は正しい方向に向かって努力をすれば、必ず違和感なく運はよくなるのだそうです。
誰と一緒に何をするか?その方向性を見極めて、幸運強運を呼び寄せられればいいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年10月)

「改善を今に」

土肥 宏行
九州で急成長をしているホームセンターのハンズマン。
お客様がうちに来て喜んでくれるかが全ての判断基準。
今のハンズマンになる前にお客さんが手ぶらで帰って行くのが目に入り、聞いてみると探しているものがなかったという。
実際商品はあったのだが、見つけにくいし、店員に聞けなくて見つけることができなかったのだ。
今では店員を通常のホームセンターの3倍配置し、各売り場のコーナーには呼び出しボタンを設置しすぐに駆けつける仕組みができている。
商品のこの部品だけがほしいと言えば袋を開けてそれを売り、部分売りもやるようになった。
品揃えも細かく、例えばシャーペンの替え消しゴムも34種類も揃えるようになった。
お客様を中心に、お客様の声をすぐに(今)売り場に活かせるからこそハンズマン信者という人が出るほどの支持を得るようになったのでしょう。
「人を説得する前に自分が納得する」

丹下 優子
プレゼンが成功するかしないかは、相手をどうやったら説得できるかにかかっていると思います。
プレゼンをする時にリスクの部分を隠す人がいますが、相手側から見れば一番気になる部分であるはずなのにそれを隠すのは逆効果だと思います。
世の中の商品やビジネスなどにおいてもマイナス部分がないものなど存在しないので、マイナス部分も正直に相手に伝えて理解を求めていけばいいのだと思います。
人を説得するということは、自分だったら「どうしたら納得できるか」を相手の立場になって考えることだと思います。
自分さえも納得できない事を相手が納得してくれるはずがないと思いますので、人を説得するにはまず自分が納得するということを念頭においてプレゼンをするようにしたら、きっとうまくいくのではないでしょうか?
「交渉の心理」

丹下 優子
相手を説得する方法として『ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック』というものがあるそうです。
内容は、まず相手が拒否するような負担の大きな要請をし、一度断らせます。
その後に、それよりも負担の小さい要請をすると、それが受け入れられやすくなるというものです。
例えば、「おこづかいを10,000円あげて!だめなら5,000円でいいから!」という感じです。
最初の要請はダミーで後に出した要請が本当の目的なのです。
相手側とすると、一度断ってしまったし、先方も一歩譲ってくれたのだからこっちもこの条件くらいのまないと悪いかなぁ・・という心理状態になるのだそうです。
あまり仕事に活かせるものではないかもしれませんが、いつか役に立つこともあるかもしれません

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年9月)

「聞く力のある人が成功する」

江原 智恵子
ある人がビジネスマンを相手に講演を行った後、全員にアンケートをとったところ、半分の人は「知っている内容ばかりだった」と答え、半分の人は「興味深い内容だった」と答えたそうです。
さらにアンケートに答えた人をよく分析してみると、普段から講演会に参加したり多くの本を読んでいる人の方が「興味深かった」と答え、あまり講演会などに参加しない人の方が「知っている内容だった」と答えたそうです。
好奇心のない人ほどそんなことは知っていると決めつける傾向があり、好奇心が旺盛な人ほど新しい情報を貪欲に吸収しようとするのだそうです。
私たちの仕事においてもお客様は何を求めているのかを感じる力が大切だと思いますが、まずは聞く力が重要になると思います。
人の話を聞くときには思い込みや先入観を捨てて、いつも新鮮な気持ちで聞くように心がけたいと思います。
「目の前にいる人を喜ばせよう。」

丹下 優子
あるセミナーの講師が、セミナー終了後に質疑の時間を設けたところ、「先生にとって一番大切な人は誰ですか?」という質問を受講者の女性から受けたそうです。
講師は「それはあなたです。」と、質問をした女性に答えました。
会場は、冗談を言っているのだと大笑いになったそうなのですが、その講師はこう話したそうです。
「私の講演を聴きにきてくれ、また皆の前で勇気を出して質問をしてくれたあなたに私は全力で答えたいと思うし、この瞬間、私にとって一番大切と思える人はあなたなのです。」
一時一時目の前にいる人に笑ってもらえるように努めることの積み重ねが、幸せにつながっていくのだなと、このお話を聞いて感じました。
「考えることは深く考えることである。」

柴崎 誠
「深く考える」というと、長時間一つのことをじっと考えるスタイルを思い浮かべますが、人は普段から深く考える習慣を身につけていると、瞬時に深く考えることができるそうです。
では、どうしたら思考にスピードがつくかというと、一つは広く、全体的に考えることなのだそうです。
個々の現象にとらわれず、物事の核心を大づかみするような思考です。
二つめは、深く細かい所まで考えることです。
広くとも、小さくともいずれも物事の「中心点」をつかむことが深く考えることの基本なのだそうです。
普段から考えるトレーニングを積み、深く考えることができれば、困難な状況を打破する能力を身につけたといえるのではないでしょうか。
「勉強はお金を貰ってするものである」

吉田 昇平
勉強をするというと普通思い浮かぶのは、参考書を買ったり、学校に行ったりを想像しますが、社会人にとって本当に有効な勉強法はそれらのお金を「払って」する勉強ではなく、お客様からお金を「貰って」する勉強なのです。
餃子の王将では現社長が就任した時に、工場で調理するスタイルをやめ、各店舗で調理をするよう決定しました。
その際問題になったのは、調理スタッフに0から調理する技術がなかったことだそうです。
普通ならここで取る対策は研修会を開くことなのでしょうが、餃子の王将ではそうしませんでした。
代わりに月に2回「~半額の日」を作ったのだそうです。
当然半額になった商品は集中的に売れるので、調理スタッフはその商品ばかり作ることになります。
お客様からお金を貰うというプレッシャーの中一日中その商品を集中的に作る経験は研修に参加して話を聞いて1,2回実践するという経験の何十倍も効果があると考えたのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年8月)

「天命に任せて人智を尽くす」

丹下 優子
通常は、目標に向かってまず「人智を尽くし」その後で「天命を待つ」の順番です。
斉藤一人さんは、目の前に現れることを全部天命だと思ってやれることを全力でやる、つまり「天命に任せて」「人智を尽くす」ことも、幸せになれる一つの方法だと言っています。
手を抜かず、目の前のことを大切にする。
そうすると次々にいいことが起こるということでしょうか?
人間が立てた目標は間違っていることもあるから、天命に従って一生懸命やっていれば間違いはない、という表現もおもしろいと思います。
「成功の秘訣はすべて微差が大差である。」

柴崎 誠
すべての成功の秘訣は、期待以上のことをすることなのだそうです。
期待通りでは人は飽きてしまいます。
微差でいいからどのくらい相手を喜ばせるか、どのくらい相手を感動させられるか。
適当にやってこんなもんでいいだろうというのと、たとえうまくいかなくても期待以上のものを持って帰ろうとしている人の違いははっきりとわかるのだそうです。
期待以上のものを出すというときには、期待以上のものを出すという決意があればよく、これを続けていけば、天も味方するし、世間も味方し、すべてが味方をしてくれる。
だから決して難しいことではないということです。
「すごい」地獄にはまるな」

吉田 昇平
斎藤一人さん曰く人からもっとすごいと言われたいがために物や地位に固執することは地獄なのだそうです。
これを生きがいにしていると人生がどんどん苦しいものになっていくのだそうです。
この地獄の怖いところは、終わりがないことと先に進めば進むほど競争が苦しくなっていくことです。
ロールスロイスから見る景色も軽自動車から見る景色も同じなのです。
あるとき斎藤一人さんは、お弟子さんたちが自分の島が欲しいという話をしていた時に、「自分の島を持ってしまうと毎年そこに行かなければいけなくなり、そこだけが自分の島になる。
そんなものない方が日本中の島が自分のもので毎年好きなところに行ける」と言われたそうです。
ものの考え方ひとつで人生の楽しみ方が大きく変わるのだな、と感じました。
「一番大事なことは、自分が「どこ」にいるかということではなく、「どの方角」に向かっているか、である。」

佐藤 宇弘
人生の中で、必ず何度も壁に当たったり、前が見えなかったりすることがあります。
そんな時、どうしても自分の居場所を求めたりしがちですが、そんな、八方ふさがりの時こそ自分が「どの方角」に向かっているのか、目指していくのかを考えましょう。
人間は孤独の時は、特に「どこ」という居場所を探してしまいがちです。
考えれば考えるほど、あがけばあがくほど深みにはまってしまいます。
孤独でどうにもならないときこそ、自分の行くべき道をしっかりと見据え、苦しくてもそこに向かっていくと、現状を打開できるかもしれません。
少なくとも悩み、迷い道に迷うことは少なくなると思います。
「自分に素直に」

土肥 宏行
性別は男性でありながら、生まれた時から心は女性という人がいます。
今ではテレビなどでその事を告白する人がいて、世間でも知られるようになってきましたが、依然として差別などを受けているようです。
私の知人も自分の告白による周りの影響を考えて我慢していたようですが、勇気をだして告白。
今でも好奇な目で見られたりすることもあるようですが、黙っていた時に比べれば今のほうが断然幸せだということです。
我々も何かしら我慢をしながら生活をしているものです。
よく考えてその我慢が必要なものでないものだとしたら、自分の人生をよいものにするための告白も必要なのかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年7月)

「本当に「できない」のですか?」

吉田 昇平
あなたは「やらない」と「できない」を混同していませんか。
あなたが何かをしない、その理由の多くはきっと「やらない」のはずです。
「やらない」ことは決して悪いことではありません。
ただそれを自分の中で「できない」と処理してしまうのは非常に良くないことなのです。
「やらない」ことを「できない」で片づけていると、成長が消え、積極性が消え、自分に蓋をしてしまうのだそうです。
言い訳ばかり上手くなっても仕方ありませんが、なんでも「できない」と思うのではなく、「やらない」理由を自分の中ではっきりさせて、自分を納得させることができるようにするのが大切なのだそうです。
「説得術を身に付けよう」

佐藤 宇弘
江戸時代、米沢藩主上杉鷹山は、財政破綻した藩を立て直した人物ですが、立て直しの裏には巧みな説得術があったそうです。
1.情報公開と全員討議
によって身分の上下なく藩の財政状況を説明し、どのようにすべきか討議し協力を得る。
2.率先垂範
鷹山自ら倹約や田畑の開墾を行った。トップが襟を正さなければ、部下は従わないものです。
3.人事に私情を挟まない
改革当初から鷹山の右腕だった人物でも、賄賂を受けていたため、鷹山容赦なく重罪に処したそうです。
鷹山が改革に対して強い意思があることを知らしめたそうです。
4.ビジョンを示す
今の倹約が将来どのように繋がるのかを、領民にも共感を持たせた。
自ら率先し行動し、共感が得られるまで説得し、私情を捨てて、将来のビジョンを示すことが大切なのですね。
「眼力をみがく」

土肥 宏行
眼力とは、「世の中を見抜く、ことの展開を見抜く、世界を見抜く」などといった「見抜く力」のことをいいます。
例えば国がある政策を実施すると誰が儲かるとか、オレオレ詐欺の実行犯はどのような人をターゲットにしているとか、世の中は今後どう変化していくなどを正しく見抜いていく力です。
この力があれば、嫌なことも事前に予測して回避できますし、まわりに振り回されることなく、自分で考え、決定し、行動することができるようになるそうです。
TVや新聞などの情報を全て鵜呑みにするのではなく、まず疑ってみて、裏側には何があるのか?想像してみることが眼力を身につけるための第一歩なのではないでしょうか。
「無敵の人生を目指そう」

江原 智恵子
ここでいう無敵とは、誰にも負けないくらい強いということではなく、敵がいないこと、つまりは自分のまわりの全ての人が自分の味方になってくれるという状況のことだそうです。
敵がいないということは、それだけで天国ですよね。
では具体的にどうするかというと、何か光るものを身につけていつも笑顔でいること、そして愛のある言葉を話すようにするのだそうです。
そうしていると、会う人すべてが味方になってくれるのだそうです。
なかなか難しいことだと思いますが、無敵の人生を目指す修行をしていきたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年6月)

「中小企業だからこそ利益を追求する!」

土肥 宏行
(株)エーワン精密の相談役の梅原氏の言葉です。
この製造業の会社は、年商20億程の中小企業だが、この会社のすごいところは自己資本比率が90%、売上高経常利益率が40%を超えるというところだ。
社員さんの9割がマイホームを購入しており、環境面でも安定している。
その上でこの数字の理由は圧倒的な短納期にある。
他の会社が発送まで1週間かかるところを、ほぼ即日発送をやってしまうのだ。
製造業において客のニーズは、「良い品を、安く、早く」が基本。
「良い品」は当り前、「安く」では利益はとれないから値下げもしない。
そこで「早く」で他社との差別化を図り、圧倒的な短納期実現のための工夫をし、利益を追求しているのだ。
「物事は続けることが難しい」

江原 智恵子
今の仕事こそが自分の天職だと思える人は幸せな人だと思います。
一方で多くの人が、今の仕事は本当に自分に向いているのかと感じているのではないでしょうか?
人には向き不向きがありますが続けることでしか得られないものもあると思います。
何かを始めるのは勢いがあればできますが、終わるのも簡単です。
続けることだけが難しいのです。
もし、自分には今の仕事は向いていないのかもしれないと思いながら月日が経過しているとしたら、それはきっと向いているということではないでしょうか?
人はつい他人と比較してしまうものですが、最終的には自分の身の丈に合ったことの繰り返しが幸せにつながっていくのだと思います。
自分が続けられること続けていけばいいのだと思います。
「"守りたい"という本能は強い」

丹下 優子
人間は何かを"欲しい"という欲望より、今ある何かを"守りたい"という本能のほうが強いのだそうです。
社長が社員に向かって「半年で売上を3倍にしたら、みんなの給料を2倍にする!」と言ったとします。
やる気になるのは間違いないですが、未達成に終わる可能性も高いはずです。
なぜなら、それが達成されなくても何も変化がなく、"守りたい"という本能を刺激していないからです。
逆に「今月から給料を2倍にする!ただし、売上を3倍にできなかったら元に戻す」と言ったらどうでしょう?こちらのほうが効果は大きそうです。
いったん手に入れたものでそれが好ましいものであれば、それを守ろうという本能は高い、という真理を応用して、自分自身のモチベーションアップが図れるかもしれません。
「問題解決には「素人発想、玄人実行」である」

柴崎 誠
この言葉は大学教授の金出武雄さんが作られた言葉ですが、発想するときは素人のように素直に自由に、実行するときは玄人として厳密に確実にという意味なのだそうです。
素人のようにというと簡単なようですが、場数を踏んだプロであればあるほどこれが難しいものです。
発想のもとになるのは「どうなければならない」ということよりも「どうあってほしいか」という目標から入る、これが素人的な発想です。
そして、目標から実行へ移したら本来のプロとしての自分に戻って着実に仕事をすること。
その際には、「問題のイメージを描く」「解決の足場を組み始める」「足場をだんだん高くする」の三つのステップが大切ということです。
なかなかすぐに習得するのは大変ですが、これを意識することで発想が広がり、問題解決の糸口を見つけるコツになるのではないでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年5月)

「「すみません」ではなく「ありがとう」と言おう」

江原 智恵子
人に感謝の気持ちを伝える時などに「ありがとう」ではなく「すみません」と言ってしまうことがあると思います。
何気なく使っている言葉かもしれませんが、「すみません」を「ありがとう」という言葉に代えてみると、一日の中で「ありがとう」を言う回数の多さに驚かされます。
「ありがとう」という言葉を口にすると相手に対する感謝の気持ちが沸いてきて、それが相手にも伝わるのだそうです。
そして「ありがとう」と言われた人は言った人からパワーをもらい、今度は逆に「ありがとう」と言った人にそのパワーを返そうとするのだそうです。
そうやって人に感謝の気持ちを伝えることによって自分にもパワーが返ってくるのだそうです。
「「不満がない」は「満足」ではない」

丹下 優子
「不満はない」という言葉は一見良い状況のようですが、決して「満足」と言っていただいている訳ではありません。
「不満でも満足でもない」時状況は、顧客維持という観点からすると一番危険な状態ともいえるのだそうです。
競合他社からお客様を守り抜くには、セールスを継続することが大切なのだそうです。
セールスとは文字通り何かを販売することではなく、お客様とコンタクトをとり続けること、変化をしていくこと、情報の提供やベストと思われるご提案をし続けることです。
今年度より巡回監査の方法が変化し、慣れない点もありますが、「不満はない」ではなく「満足!」と言っていただけるように、頑張っていきましょう。
「あいまいさが直観力を養う」

柴崎 誠
あいまいという言葉を聞いてどういうイメージが思い浮かぶでしょうか。
「いい加減だ」「はっきりしない」という印象があるのではないかと思います。
千葉大学名誉教授の多湖輝さんは、あいまいさとは、いい加減なようでいてどのような事態でも対応できること、あやふやなようで実は柔軟でしたたかであること、成り行き任せに見えて実は高度な戦略があるというように表面的な弱みの裏には意外な強みを持っているということです。
どのような仕事でも一筋縄ではいかない問題に対して柔軟なしたたかさが求められると思います。
そういう時には、あいまいでぼんやりとしながらも物事の本質を見極める「あいまい力」の出番があり、そのあいまいさの先には、神業にも似た直観力が生まれるのではないでしょうか。
「魔法の言葉を持とう」

吉田 昇平
魔法の言葉というとメルヘンな感じがしますが、そうではなく自分が嬉しいとき、悲しいときなどいろいろなときに自分に掛ける決まり文句を持ちましょう、ということです。
言葉にして体の外に出すということで、自分を第三者の視線で見ることが出来たり成功体験を引き起こすことができるのです。
「シナリオプランニングを描こう!」

佐藤 宇弘
シナリオプランニングとは、問題解決の新しい方法です。
従来の問題解決では、将来のリスクに目を向けず、今までの成功体験・経験、業界の変化に囚われていました。
それでは激しい状況の変化についていけません。
このシナリオプランニングは問題意識を全員で共有し、様々な情報から知識を共有して知恵を出し合います。
知恵も従来の慣習や成功体験、業界の常識にも囚われない斬新な発想をします。
そして問題解決の策を作り、自分たちの目的を見据えて常に最善なものを導き出します。
このシナリオプランニングで大切なことは、将来の予測精度を高めることではなく、将来のリスクや複雑性を許容しながら、自分たちがどうしたいのか、その将来のシナリオを描くことです。
あの坂本竜馬もこの方法で薩長同盟を成功させ、大政奉還の元になった船中八策も考えたそうです。
この方法は個人にも適用できるので、斬新な考え方で自分の殻を破ってみてはいかがですか?

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年4月)

「仕事に向かう姿勢をつくる」

柴崎 誠
陸上などの短距離でもスピードの上がらない選手に対して、解説者が「固くなっている」というコメントをよくします。
最近では顔もリラックスさせるほうが速く走れるとも言われています。
私たちの日常や仕事においてもこういう姿勢が必要です。
気持ちを無にしてスペースを空け、外からの情報を入ってきやすいようにする。
これは体のレベルでいえば力の抜けている状態を指します。
姿勢を正すときは正し、それ以外の時にはラクな座り方、ラクになれる場所や時間を探してみるのがいいのではないでしょうか。
その結果、自分にとって快適なリラックスポジションを発見すれば、仕事に集中できるのではないかと思います。
「ストレスは発散せずに、上手に対処する」

佐藤 宇弘
ストレスには様々な原因がありますが、中でも怒りを伴うストレスは精神的にも良くないと言われています。
そのストレスの対象者に対して何か一言!と思っても相手がどう出るかわからないので、かえってストレスとなることがあります。
そのため、腹が立ったら先ずは気持ちを抑えることが一番です。
でも難しいですよね、そんな時は相手を可哀想な人と哀れむことが上策だそうです。
しかし、せめて謝って欲しい!と考えがちですが、これは相手が謝るか謝らないか、謝ったとしても納得がいくかどうか、期待すればするほど逆にストレスとなることが多いので、この時は、誰かに意識的に愚痴をこぼすか1人で解決するのであれば、心の中で怒りがこみ上げてきたら「パス!」といい聞かせましょう。
ストレスと上手に向き合い、楽しい人生を送りましょう。
「こだわりを持って仕事をしよう」

吉田 昇平
物事にこだわることというのはつまり執着心をもつということです。
執着心というのは人間のもつ感情の中で最も強いものなのだそうです。
それなので、こだわりを持って仕事をするということは自分を成長させ、いい仕事をするために大切なことなのです。
しかしじゃあ今日からこだわって仕事をしようと思っても簡単にできるものではありません。
ではどうすればよいかというと、メモをとるとよいのだそうです。
メモをとってそれを見返す時間をとることで自分の仕事の弱点やクセなどを客観的に見つめることで、こだわりが生まれてくるのだそうです。
「大切なことを忘れない」

土肥 宏行
ニッポン放送の元アナウンサー村上さんは、話で大切なことが3つあるといいます。
1つは正確に伝えること。
次に相手に行動を起こさせること。
最後にこちらが腹を見せちゃうことです。
最後がないと前2つは本当の意味で達成できないそうです。
ものには何でも当り前な大切なことがあるのですが、私たちはついそのことを忘れがちです。
家に帰ってまず何をするかといったら、食事の事や仕事の段取りを考えるのではなく、まずは笑顔で「ただいま」と言うことでしょう。
日本を代表する写真家の土門拳さんは、記者会見で「写真を撮る時に一番気をつけていることは?」という質問にじっくり下を向いて考えた後「それはですね・・・カメラのレンズキャップを外すことです」と答えたそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年3月)

「違和感を武器にしよう」

柴崎 誠
以前、「直感力を磨こう」という言葉を推薦しましたが、この「直感力」と今回の「違和感」は表裏一体の関係にあります。
複数の候補の中からこれだと一発で指し示す能力が直感力だとすれば、居心地の悪い部分をこれではないとひとつずつ除外していく能力が違和感です。
具体的な解決策まで一気に提示することができなくても、ここに問題があるんじゃないかと気づいて積み上げていけば、多少の回り道にはなっても最終的には同じ結論に至るのではないでしょうか。
また、どんな仕事であってもマニュアルでは書ききれない部分があると思います。
新しい経験や情報を得る際には、違和感という感覚がリスクヘッジになったり、あるいは新しいアイデアのヒントになったりするので、この感覚は自分にとって強力な武器になり得るのではないかと思います。
「対応を早くして信頼を得よう」

吉田 昇平
プロ野球のジャイアンツに所属していて去年の新人王を獲得した、松本選手という外野手の人がいます。
ジャイアンツの選手、特に外野手は非常に選手層が厚く、普通の新人選手は新人王を狙うどころか、試合に出るチャンスすらほとんどありません。
そんな中彼は何が違ったのかというと、「対応の早さ」だったそうです。
しかも野球のプレーに関するものでなく、監督に髪の毛が長いと言われた時に普通は休日に切りに行くところを、その日のうちに切ったところ、監督の目に留まってチャンスをもらえたのだそうです。
「対応を早くすること」は誰でも簡単にできる(はずの)業務の品質の向上であり信頼を得るための行為なのです。
「少し先にゴールを設定する」

土肥 宏行
一夜漬けで暗記などした時に、あと少しで終わりという時に急に気が抜けて、他の事をして貴重な時間を潰してしまった経験があります。
これは脳科学の分野でも言われているのですが、人はゴールが見える(意識する)と極端に能力が下がるのだそうです。
水泳の北島康介選手は、この脳の働きを練習に取り入れました。
彼はタッチした時をゴールとはせず、タッチして電光表示板の自分の記録をみる時をゴールに設定しました。
つまり彼の中では通常のゴール時点ではまだレースの最中なので能力が下がるということはないのです。
我々は北島選手のようにはいきませんが、仕事の最後は特に集中する必要がありそうです。
「大切なことを忘れない」

江原 智恵子
人は誰でもやる気が出ない時があると思いますが、やる気のせいにして何もしないのは良くないと思います。
やる気というのは主観的なもので、やる気になるのもならないのも全ては自分次第です。
では、やる気を高めるにはどうしたら良いかというと、とにかく動いてみるのがいいそうです。
人間は何か作業を開始すると脳のある部分が刺激されてやる気が湧くようになっているのだそうです。
やる気が出ないなぁと思ったら、小さなことでいいのでまずは動いてみるといいそうです。
脳のしくみをうまく利用することにより、自分自身のやる気をコントロールし、仕事の効率を高めていきましょう。
「正しいことが効果を生むとは限らない」

丹下 優子
AとBという病院があったとします。
Aは薬を渡す時「この薬を飲めば必ずよくなりますよ」と言うのに対し、Bは「薬は効く可能性は80%。副作用が出る確率も10%」と言います。
どちらが効きそうですか?正確さという意味ではBでしょう。
しかし、病気がよくなりたいと期待する患者に対して、期待に応えている(効果を出している)病院はAではないでしょうか。
私たちのような仕事で大切なことは、正確さを背景にした相手に対する効果であり、相手に確信と勇気を与える言葉と能力を養うことだそうです。
社長に、なんだか元気が出てきた、やれそうな気がする、と思ってもらえるような伝え方や能力を身につけたいと思います。
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