SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年2月)

「流れを生かそう」

佐藤 宇弘
登山家の栗城氏が、7大陸最高峰への単独・無酸素登頂挑戦を決意したのは、最初に挑戦したマッキンリーに無酸素・単独登頂に成功し帰国したときの記者とのやりとりから、翌日の新聞に、自ら名言していない南米大陸最高峰・アコンカグアへの2004年12月の挑戦と紙面に記載があったそうです。
その時、栗城氏は周囲のそういった流れには意味があり、その流れに逆らうことなく流れを生かそうと考えられ、結果として12月の登頂に成功し、それから7大陸最高峰登頂を決意されたそうです。
「流れには意味」があり、また「流れ」を生かすことで、自分を成長させることが出来るのだと思います。
私も「流れ」を生かして成長に繋げたいと思います。
「絶対譲れないことを頑固に持つ」

土肥 宏行
重機メーカーにコマツという会社があります。
今までは他社と同じように試作車ができたら消費者の意見を取り入れきました。
お客様の声を聞く営業部門からは「ここや、あの部分が他社に負けている」という意見が出ますので、そこを改善すると当然他社より少し良いものができます。
ですが競合他社には1、2年ですぐに追い抜かれます。
そこでコマツは、まず最初にここは負けてもいいという所を決めました。
その上で安全・環境・ITというキーワードだけは絶対他社に負けるな。
できたら1つ2つでいいから他社が3年から5年追いつけないものを造るということを決めました。
その結果が今の中国のコマツの活躍に出てきたようです。
「物事を難しく考えない」

江原 智恵子
物事を難しく複雑に考えてしまう人は多いと思いますが、そもそも考えるという行為は物事を複雑化させるためではなく単純化するためにするものだそうです。
そして、なるべく単純でわかりやい答えを出す必要があります。
その理由として「実行性」と「再現性」があります。
単純でわかりやすい答えは誰でも実行可能なので、そこから成果を生むことが出来ますが、複雑で難しい答えは実行性が低くなるので、立派な答えであっても成果につながりません。
又、再現性とはパターン化することによって次に似たような状況になった時に対応できるということです。
複雑で難しい答えはパターン化しにくいので1回限りの対応になってしまい効率が良くありませんが、単純でわかりやすい答えはパターン化しやすいのでいつでも再現可能となります。
この2つをポイントになるべく単純でわかりやすい答えを導き出すようにしましょう。
「いつもと反対のことをやってみる」

丹下 優子
誰しも自分の信念ややり方を持っています。
アルペンスキーの皆川選手は、本番では80%の力を発揮することを目標に、前回のトリノでも4位というすごい結果を残しました。
しかしバンクーバーでは、奥さんの競技を見たことをきっかけに200%の競技をしたいと言っています。
信念を貫き通すことは素晴らしいことですが、何かうまくいかないと思う時や、もう一歩先へ進むために、あえて、今までの自分が考えてきたことと反対のことに挑戦してみると、良い結果を生み出すこともあるのかもしれません。
何に関しても、固執してしまわないようにしたいです。
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