SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成22年5月)

「「すみません」ではなく「ありがとう」と言おう」

江原 智恵子
人に感謝の気持ちを伝える時などに「ありがとう」ではなく「すみません」と言ってしまうことがあると思います。
何気なく使っている言葉かもしれませんが、「すみません」を「ありがとう」という言葉に代えてみると、一日の中で「ありがとう」を言う回数の多さに驚かされます。
「ありがとう」という言葉を口にすると相手に対する感謝の気持ちが沸いてきて、それが相手にも伝わるのだそうです。
そして「ありがとう」と言われた人は言った人からパワーをもらい、今度は逆に「ありがとう」と言った人にそのパワーを返そうとするのだそうです。
そうやって人に感謝の気持ちを伝えることによって自分にもパワーが返ってくるのだそうです。
「「不満がない」は「満足」ではない」

丹下 優子
「不満はない」という言葉は一見良い状況のようですが、決して「満足」と言っていただいている訳ではありません。
「不満でも満足でもない」時状況は、顧客維持という観点からすると一番危険な状態ともいえるのだそうです。
競合他社からお客様を守り抜くには、セールスを継続することが大切なのだそうです。
セールスとは文字通り何かを販売することではなく、お客様とコンタクトをとり続けること、変化をしていくこと、情報の提供やベストと思われるご提案をし続けることです。
今年度より巡回監査の方法が変化し、慣れない点もありますが、「不満はない」ではなく「満足!」と言っていただけるように、頑張っていきましょう。
「あいまいさが直観力を養う」

柴崎 誠
あいまいという言葉を聞いてどういうイメージが思い浮かぶでしょうか。
「いい加減だ」「はっきりしない」という印象があるのではないかと思います。
千葉大学名誉教授の多湖輝さんは、あいまいさとは、いい加減なようでいてどのような事態でも対応できること、あやふやなようで実は柔軟でしたたかであること、成り行き任せに見えて実は高度な戦略があるというように表面的な弱みの裏には意外な強みを持っているということです。
どのような仕事でも一筋縄ではいかない問題に対して柔軟なしたたかさが求められると思います。
そういう時には、あいまいでぼんやりとしながらも物事の本質を見極める「あいまい力」の出番があり、そのあいまいさの先には、神業にも似た直観力が生まれるのではないでしょうか。
「魔法の言葉を持とう」

吉田 昇平
魔法の言葉というとメルヘンな感じがしますが、そうではなく自分が嬉しいとき、悲しいときなどいろいろなときに自分に掛ける決まり文句を持ちましょう、ということです。
言葉にして体の外に出すということで、自分を第三者の視線で見ることが出来たり成功体験を引き起こすことができるのです。
「シナリオプランニングを描こう!」

佐藤 宇弘
シナリオプランニングとは、問題解決の新しい方法です。
従来の問題解決では、将来のリスクに目を向けず、今までの成功体験・経験、業界の変化に囚われていました。
それでは激しい状況の変化についていけません。
このシナリオプランニングは問題意識を全員で共有し、様々な情報から知識を共有して知恵を出し合います。
知恵も従来の慣習や成功体験、業界の常識にも囚われない斬新な発想をします。
そして問題解決の策を作り、自分たちの目的を見据えて常に最善なものを導き出します。
このシナリオプランニングで大切なことは、将来の予測精度を高めることではなく、将来のリスクや複雑性を許容しながら、自分たちがどうしたいのか、その将来のシナリオを描くことです。
あの坂本竜馬もこの方法で薩長同盟を成功させ、大政奉還の元になった船中八策も考えたそうです。
この方法は個人にも適用できるので、斬新な考え方で自分の殻を破ってみてはいかがですか?
ページトップへ

お電話でのお問い合わせ 04-2924-7775

営業時間:9:00~17:00 定休日:土日祝

メールでのお問い合わせ(24時間受付)