SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年2月)
- 真の人間関係に、駆け引きなど存在しない
土肥 宏行- 高校の女子サッカー部の熱血監督と選手の密着取材をテレビで見ました。
練習の時の監督はまるで鬼で、ビシバシしごきます。
ただし練習が終わると親しげに生徒と監督が話している光景になります。
この監督は練習だけでなく、自分の家を寮にして食事をつくり、プライベートの相談にのり生徒にとって良いと思うことを何でも無償でやっているようでした。
こうすれば自分が得をする。
こんなことをやっていては自分が損をする。
そんなことを考えて行動している間は本当の意味での人間関係や信頼は得られないのだろうなと思いました。
- 「何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである」
(羽生善治さんの言葉)
渋谷 佳代- 仕事をしていると、さまざまな情報や必要な資料が多くなっていきます。
情報に埋もれて、これらのうち、本当に必要なものを探せないでいることはありませんか?
自分で考えて
①必要な情報を明確にする。
②情報を取捨選択する。
最初は、言われたことを言われたままに行うマニュアル人間になってしまいます。
こんな時でも、何かを自分なりに考えたり意識しながら仕事をすることを心掛けましょう。
基礎を固めた上で、後になって、同じ仕事をしたり、類似している問題に当ったときに、その差が生まれてくると思います。
人より半歩でも先を行く仕事をしたいです。
- 1つ1つを乗り越えて、今がある
鈴木 正大- 社会人の先輩から受け取った言葉です。
その先輩は、今でこそ現場の第一線で活躍していますが、新人の頃は、ある程度、いい意味でも悪い意味でも、手を抜きながら仕事をしていたそうです。
そんな中、ある時、今までのやり方では乗り切れない、1つの「きっかけ」になる仕事に取り組むことになったそうです。
それを乗り越えて、今の地位にいるんだ、というお話をされていました。
そこでその先輩が何をしたのかというと、「特に特別な事はしていない」のだそうです。
ただ、目の前に現れた壁を1つ1つ乗り越えていったことで、気が付いたら、今の地位に自分がいたそうです。
あまりにも高望みな目標を抱えすぎず、今の自分が乗り越えられる課題を1つ1つ乗り越えていくことが、理想の自分に近づく第一歩なのかもしれません。