SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年8月)

自分のために相手を許す

江原 智恵子
つい過去のことを気にし過ぎたり、気持ちの切り替えが苦手な人は多いと思います。
孔子の言葉に
「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうということはない」
という言葉があります。
嫌なことは忘れるのが一番シンプルな考え方ですが、なかなかできないのが現状です。
でもマイナスの感情で心の中がいっぱいだと心を健康に保つためにも良くないことなので一日の終わりに毎晩その日の気分をリセットすると良いそうです。
具体的には夜寝る前に布団の上で
「私の中にあるマイナスの感情をリセットします。明日はきっといい日です」
と言うのだそうです。
そうすると次の朝起きた時には気分がすっきりしているそうです。
相手を許すことは相手の為ではなく、自分の幸せの為に憎しみや悲しみを手放すと考えるのです。
過去の嫌なことにとらわれ過ぎず、毎晩気持ちをリセットする習慣をつければ日々のストレスも少しは軽減されるのではないでしょうか?
プラスのイメージをぐるりとまわす

丹下 優子
脳の研究では、歩いているイメージをするだけで実際に歩いているのと近い肉体反応を起こすことがわかっているそうです。
子供が畳の上でクロールやバタ足の練習をするのも、まったく無意味なことではないようです。
練習場だけが練習できる場、ではないともいえます。
私自身、大学のテニスサークルの練習初日に脱臼し、数か月練習ができないということがあったのですが、先輩のアドバイス通り、練習に参加し見学しながら頭の中でイメージトレーニングをしたことで、それほど遅れをとらなくて済んだ、という思い出があります。
運動能力に限らず、出勤する前や新しい仕事に取り組む前など、これからの行動プロセスと良い成果が出ることのイメージを繰り返すことで、現実に、きっと大きな違いで出てくるのではないでしょうか。
反省するということ

鈴木 正大
皆さんが「反省」をするのはどういう時でしょう。
1番多い意見として考えられるのは、仕事で失敗したりして、誰かに怒られた時、だと思います。
誰かに怒られた時に反省をするのは、皆さんが意識しなくとも当たり前に行っていることと思います。
そして、相手から問題点を指摘されている分、反省点も明確です。
しかし、反省する人の中には、これとは別に、誰かに怒られずとも自ら反省をする人がいます。
この場合、誰かに問題点を指摘されたわけではないので、まず何が問題だったのかを認識する必要があります。問題点を突き詰めてみると、自分は「反省」をしてたつもりなのに、そもそも、その「反省」から得る答えが何なのか、自分でもわかってなかった、ということもあるかもしれません。
それでは自ら反省をするというのは無駄なことなのでしょうか。
ここで1つ考えてみてほしいのですが、
①誰かに怒られないと反省をしない人
②怒られずとも自ら反省をする人
がいるとしたら、あなたはどちらに好感を持つでしょうか。
このように質問をしてみると、②の人の方が好印象なのではないでしょうか。
自ら反省をするかしないかは、各人の心掛け次第だと思いますが、大切なのは、「今の自分に満足せずに、次の自分に活かせる何かを見つけよう」という気持ちを持っていることなのではないかと思います。
全力と最善は違うもの

土肥 宏行
ある医者は寝る時間や家族との時間も犠牲にして自分の仕事に全力で取り組んでいたそうです。
自分の仕事の失敗により誰かの命が失われた時、自分が許される可能性があるとするとそれは「全力」を尽くすしかないと考えたからだそうです。
確かに全力をつくすその姿勢は尊敬できますが、でも相手にとってそれは最善なものになるのでしょうか?
睡眠時間を削ったことにより集中力が失われたり、健康を害して周りに迷惑をかけたり、トータルでは「最善」ではないのでは。
ではどうすればいいのか?
アメリカの入院患者を年間12万人減らすことができたキャンペーンにヒントがあるかもしれません。
このキャンペーンでやったことは手洗いの徹底、投薬内容の確認などといった「やるべきだとわかりきったことをやる」ということでした。
そのもとになったのが、医療ミスにより入院患者10万人がなくなっているというデータだったそうです。
だったらわかりきったミスをなくそうということになったのだそうです。
自分1人の頭では「がむしゃらに頑張る」ぐらいしか思いつきません。
自分より先に目的地にたどり着いた人の意見を取り入れることが「最善」への近道かもしれません。

清水 真海
本日紹介する言葉は、㈱致知出版社社長の藤尾秀昭さんの言葉です。
一流といわれるプロの共通した条件は、「神は努力するものに必ず報いる、と心から信じている」ということである。
不平や不満はそれにふさわしい現実しか呼び寄せないことを知り、感謝と報恩の心で生きようとする。
具体的にその条件は4つに集約されます。
第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」です。
自分で高い目標を立て、その目標に責任を持って挑戦していこうとする意欲を持っております。
第二は「約束を守る」ということです。
約束を守るというのは、成果を出すということです。
自分に与えられた報酬にふさわしい成果をきっちり出せる人、それがプロです。
第三は準備です。
プロは「絶対に成功する」という責任を自分に課しています。
絶対に成功するためには徹底して準備をします。
第四は、進んで代償を支払おうという気概です。
犠牲をけちり代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロになれないことは自明の理でしょう。
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