SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年7月)

人は今日のことでは悩まない。昨日起きたことへの後悔、それに明日起こるかもしれないことへの恐れ、それでくよくよ悩む。

清水 真海
合衆国の詩人、ロバート・ジョーンズ・ブルデットの言葉です。
後悔とは、過去を振り返り、思慮の足りなさを悔しむことです。
恐れとは、悪い結果が予想されて不安になることです。
悩むとは、結論が出ず苦しむことです。
後悔して過去を変えられません。
だから、後悔により人は悩みます。
恐れは恐れで、悪い結果の予想の段階では、未来は変えられません。
だから、恐れにより人は悩みます。
では、悩みの原因である後悔や恐れを減らすために何をすべきなのでしょうか。
今この時間を悩むことに使わず、今できることをやることが最善の策です。
後悔をし悩むくらいなら、反省する方が建設的です。
過去の失敗の原因を把握し、今後に活かせば、後悔すべき失敗さえ、教訓としてプラスに変えることができます。
次に、恐れですが、未来はなるようにしかなりません。
恐れて何もしないよりも、悪い結果を招かないために、実際に行動を起こすことが重要です。
成功者は行動し続けます。
失敗もしますが、試行錯誤を続けて成長し続けます。
昨日の自分よりも成長することを繰り返すことで、恐れは矮小化します。
未来は、現在の積み重ねであり、未来はつくり上げるものだという覚悟を持ち、未来を理想や目標に近づけることで、後悔や恐れを遠ざけることができます。
よって、悩み、立ちすくむことなく、未来のために日々行動を起こす事が、悩みを減らし、ひいては成功を勝ち取るための最善策と考えます。
意識を集中できる「一点」を見つける

柴崎 誠
努力の方向性を間違わないためには、まず周囲の人間のリクエストを列挙してみるところから始めてみることが必要ではないでしょうか。
そして課題があれば、それを2週間をひとつの目安として取り組んでみる。
そのとき大切なのは、意識の集約です。
だらだらとやるのではなく、そこに投下する意識量が非常に重要なので、それを一点に投下する。
では一点を何かにするかという絞り込みが重要になります。
自分が周りから認められるためには、習慣や行動が変わらなければ他人にはわからないので2週間で投下すべき対象として選ぶべき一点は習慣や行動を変えるような事柄である必要があります。
例えば「事前に完全に下調べをして、情報を固めてから相手に会いに行く」というようなポイントを設定し、2週間徹底的にやってみると、先方との会話がスムーズに行くとか、変化が表れてくるのではないでしょうか。
もし「一点」がなかなかみつからなければ、まずは自分ができそうなものを見つけて、とりあえず2週間やってみるのもいいのではないかと思います。
自分の中で期間限定の目標を一つ持つことで、意識の集約的活用のやり方を体験することができる。
これが成長のコツになるのではないでしょうか。
目標を持ちましょう

吉田 昇平
優れた会社(人)は「PDCA」の回転が早い、などといわれますが、その「P=PLAN(計画≒目標)」がなかったらどうなるでしょう?
「DDDD」となってしまいます。
時にはそういうことも必要かもしれませんが、長期的な視点に立つと、きっとおそらく迷走してしまうでしょう。
さらに性質が悪い場合になると「DDCA」となるのですが、この場合におけるC=CHECKとA=ACTIONはやっている「つもり」でしかありません。
物事を向上させていくサイクルを作り出すためには、まず目標が必要なのです。
「会社のために働くな。」本田宗一郎月間MVP

野本 理恵
この言葉には続きがあります。
自分が犠牲になるつもりで勤めたり、モノを作ったりする人間がいるはずがない。
だから会社の為などとカッコいいことを言わずに、自分の為に働け。」という風にです。
「会社のために」というのはともかく、「お客様のために」「社会貢献のために」という言葉は、よく企業理念や社内研修で聞かれる言葉ですが、そこには、それをやって自分が満たされる、自分がやっていて「幸せだ」という感情が絶対条件です。
先週、あるセミナーでESなくしてCSなしという言葉もありましたが、 従業員満足がない会社で顧客満足が可能なはずがないということを聞いて本当にそうだと思いました。
しかし、ここには聞き手によって大きな違いがあるように思います。
従業員満足や働くことの幸せは、会社や周りが作ってもらえるものではなくそこで働く自分自身が作るもの、まずそのことに自分自身が気づき、 そこを出発点にしないといけない。
すべては自分のためになっているんだと自身で気づかない大きな誤解につながると思いました。
まずは、出発点を自分にすえることで、人生の多くのこと、 特に働くということについてはクリアになるのではないでしょうか
「何のために働いているのか」
「何のために生きているのか」
なんて難しく考えるのではなく
「すべて自分のためと」決めてしまうこと、 建前や理由を考えず「決めきってしまうこと」その大切をこの言葉から感じました。
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