スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年8月)

自分のために相手を許す

江原 智恵子
つい過去のことを気にし過ぎたり、気持ちの切り替えが苦手な人は多いと思います。
孔子の言葉に
「虐待されようが、強奪されようが、忘れてしまえばどうということはない」
という言葉があります。
嫌なことは忘れるのが一番シンプルな考え方ですが、なかなかできないのが現状です。
でもマイナスの感情で心の中がいっぱいだと心を健康に保つためにも良くないことなので一日の終わりに毎晩その日の気分をリセットすると良いそうです。
具体的には夜寝る前に布団の上で
「私の中にあるマイナスの感情をリセットします。明日はきっといい日です」
と言うのだそうです。
そうすると次の朝起きた時には気分がすっきりしているそうです。
相手を許すことは相手の為ではなく、自分の幸せの為に憎しみや悲しみを手放すと考えるのです。
過去の嫌なことにとらわれ過ぎず、毎晩気持ちをリセットする習慣をつければ日々のストレスも少しは軽減されるのではないでしょうか?
プラスのイメージをぐるりとまわす

丹下 優子
脳の研究では、歩いているイメージをするだけで実際に歩いているのと近い肉体反応を起こすことがわかっているそうです。
子供が畳の上でクロールやバタ足の練習をするのも、まったく無意味なことではないようです。
練習場だけが練習できる場、ではないともいえます。
私自身、大学のテニスサークルの練習初日に脱臼し、数か月練習ができないということがあったのですが、先輩のアドバイス通り、練習に参加し見学しながら頭の中でイメージトレーニングをしたことで、それほど遅れをとらなくて済んだ、という思い出があります。
運動能力に限らず、出勤する前や新しい仕事に取り組む前など、これからの行動プロセスと良い成果が出ることのイメージを繰り返すことで、現実に、きっと大きな違いで出てくるのではないでしょうか。
反省するということ

鈴木 正大
皆さんが「反省」をするのはどういう時でしょう。
1番多い意見として考えられるのは、仕事で失敗したりして、誰かに怒られた時、だと思います。
誰かに怒られた時に反省をするのは、皆さんが意識しなくとも当たり前に行っていることと思います。
そして、相手から問題点を指摘されている分、反省点も明確です。
しかし、反省する人の中には、これとは別に、誰かに怒られずとも自ら反省をする人がいます。
この場合、誰かに問題点を指摘されたわけではないので、まず何が問題だったのかを認識する必要があります。問題点を突き詰めてみると、自分は「反省」をしてたつもりなのに、そもそも、その「反省」から得る答えが何なのか、自分でもわかってなかった、ということもあるかもしれません。
それでは自ら反省をするというのは無駄なことなのでしょうか。
ここで1つ考えてみてほしいのですが、
①誰かに怒られないと反省をしない人
②怒られずとも自ら反省をする人
がいるとしたら、あなたはどちらに好感を持つでしょうか。
このように質問をしてみると、②の人の方が好印象なのではないでしょうか。
自ら反省をするかしないかは、各人の心掛け次第だと思いますが、大切なのは、「今の自分に満足せずに、次の自分に活かせる何かを見つけよう」という気持ちを持っていることなのではないかと思います。
全力と最善は違うもの

土肥 宏行
ある医者は寝る時間や家族との時間も犠牲にして自分の仕事に全力で取り組んでいたそうです。
自分の仕事の失敗により誰かの命が失われた時、自分が許される可能性があるとするとそれは「全力」を尽くすしかないと考えたからだそうです。
確かに全力をつくすその姿勢は尊敬できますが、でも相手にとってそれは最善なものになるのでしょうか?
睡眠時間を削ったことにより集中力が失われたり、健康を害して周りに迷惑をかけたり、トータルでは「最善」ではないのでは。
ではどうすればいいのか?
アメリカの入院患者を年間12万人減らすことができたキャンペーンにヒントがあるかもしれません。
このキャンペーンでやったことは手洗いの徹底、投薬内容の確認などといった「やるべきだとわかりきったことをやる」ということでした。
そのもとになったのが、医療ミスにより入院患者10万人がなくなっているというデータだったそうです。
だったらわかりきったミスをなくそうということになったのだそうです。
自分1人の頭では「がむしゃらに頑張る」ぐらいしか思いつきません。
自分より先に目的地にたどり着いた人の意見を取り入れることが「最善」への近道かもしれません。

清水 真海
本日紹介する言葉は、㈱致知出版社社長の藤尾秀昭さんの言葉です。
一流といわれるプロの共通した条件は、「神は努力するものに必ず報いる、と心から信じている」ということである。
不平や不満はそれにふさわしい現実しか呼び寄せないことを知り、感謝と報恩の心で生きようとする。
具体的にその条件は4つに集約されます。
第一は、プロは「自分で高い目標を立てられる人」です。
自分で高い目標を立て、その目標に責任を持って挑戦していこうとする意欲を持っております。
第二は「約束を守る」ということです。
約束を守るというのは、成果を出すということです。
自分に与えられた報酬にふさわしい成果をきっちり出せる人、それがプロです。
第三は準備です。
プロは「絶対に成功する」という責任を自分に課しています。
絶対に成功するためには徹底して準備をします。
第四は、進んで代償を支払おうという気概です。
犠牲をけちり代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロになれないことは自明の理でしょう。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年7月)

人は今日のことでは悩まない。昨日起きたことへの後悔、それに明日起こるかもしれないことへの恐れ、それでくよくよ悩む。

清水 真海
合衆国の詩人、ロバート・ジョーンズ・ブルデットの言葉です。
後悔とは、過去を振り返り、思慮の足りなさを悔しむことです。
恐れとは、悪い結果が予想されて不安になることです。
悩むとは、結論が出ず苦しむことです。
後悔して過去を変えられません。
だから、後悔により人は悩みます。
恐れは恐れで、悪い結果の予想の段階では、未来は変えられません。
だから、恐れにより人は悩みます。
では、悩みの原因である後悔や恐れを減らすために何をすべきなのでしょうか。
今この時間を悩むことに使わず、今できることをやることが最善の策です。
後悔をし悩むくらいなら、反省する方が建設的です。
過去の失敗の原因を把握し、今後に活かせば、後悔すべき失敗さえ、教訓としてプラスに変えることができます。
次に、恐れですが、未来はなるようにしかなりません。
恐れて何もしないよりも、悪い結果を招かないために、実際に行動を起こすことが重要です。
成功者は行動し続けます。
失敗もしますが、試行錯誤を続けて成長し続けます。
昨日の自分よりも成長することを繰り返すことで、恐れは矮小化します。
未来は、現在の積み重ねであり、未来はつくり上げるものだという覚悟を持ち、未来を理想や目標に近づけることで、後悔や恐れを遠ざけることができます。
よって、悩み、立ちすくむことなく、未来のために日々行動を起こす事が、悩みを減らし、ひいては成功を勝ち取るための最善策と考えます。
意識を集中できる「一点」を見つける

柴崎 誠
努力の方向性を間違わないためには、まず周囲の人間のリクエストを列挙してみるところから始めてみることが必要ではないでしょうか。
そして課題があれば、それを2週間をひとつの目安として取り組んでみる。
そのとき大切なのは、意識の集約です。
だらだらとやるのではなく、そこに投下する意識量が非常に重要なので、それを一点に投下する。
では一点を何かにするかという絞り込みが重要になります。
自分が周りから認められるためには、習慣や行動が変わらなければ他人にはわからないので2週間で投下すべき対象として選ぶべき一点は習慣や行動を変えるような事柄である必要があります。
例えば「事前に完全に下調べをして、情報を固めてから相手に会いに行く」というようなポイントを設定し、2週間徹底的にやってみると、先方との会話がスムーズに行くとか、変化が表れてくるのではないでしょうか。
もし「一点」がなかなかみつからなければ、まずは自分ができそうなものを見つけて、とりあえず2週間やってみるのもいいのではないかと思います。
自分の中で期間限定の目標を一つ持つことで、意識の集約的活用のやり方を体験することができる。
これが成長のコツになるのではないでしょうか。
目標を持ちましょう

吉田 昇平
優れた会社(人)は「PDCA」の回転が早い、などといわれますが、その「P=PLAN(計画≒目標)」がなかったらどうなるでしょう?
「DDDD」となってしまいます。
時にはそういうことも必要かもしれませんが、長期的な視点に立つと、きっとおそらく迷走してしまうでしょう。
さらに性質が悪い場合になると「DDCA」となるのですが、この場合におけるC=CHECKとA=ACTIONはやっている「つもり」でしかありません。
物事を向上させていくサイクルを作り出すためには、まず目標が必要なのです。
「会社のために働くな。」本田宗一郎月間MVP

野本 理恵
この言葉には続きがあります。
自分が犠牲になるつもりで勤めたり、モノを作ったりする人間がいるはずがない。
だから会社の為などとカッコいいことを言わずに、自分の為に働け。」という風にです。
「会社のために」というのはともかく、「お客様のために」「社会貢献のために」という言葉は、よく企業理念や社内研修で聞かれる言葉ですが、そこには、それをやって自分が満たされる、自分がやっていて「幸せだ」という感情が絶対条件です。
先週、あるセミナーでESなくしてCSなしという言葉もありましたが、 従業員満足がない会社で顧客満足が可能なはずがないということを聞いて本当にそうだと思いました。
しかし、ここには聞き手によって大きな違いがあるように思います。
従業員満足や働くことの幸せは、会社や周りが作ってもらえるものではなくそこで働く自分自身が作るもの、まずそのことに自分自身が気づき、 そこを出発点にしないといけない。
すべては自分のためになっているんだと自身で気づかない大きな誤解につながると思いました。
まずは、出発点を自分にすえることで、人生の多くのこと、 特に働くということについてはクリアになるのではないでしょうか
「何のために働いているのか」
「何のために生きているのか」
なんて難しく考えるのではなく
「すべて自分のためと」決めてしまうこと、 建前や理由を考えず「決めきってしまうこと」その大切をこの言葉から感じました。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年6月)

トラブルも必要な経験

江原 智恵子
トラブルやミスが続いて仕事がうまくいかない時が誰にでもあると思います。
そんな時これはただの偶然だと見過ごさないようにしたいものです。
この世で起こる出来事には全て意味があるそうです。
そのトラブルが自分に何を伝えようとしているのか、一度立ち止まって真剣に考えてみましょう。
「今、その仕事をすすめては失敗するよ」
「危険だから、もう一回チェックしなさい」
ということかもしれません。
さらには、トラブルが続いたあげく、その仕事が中止になるということもあるかもしれません。
そんなときはあまり嘆かず「今はその時期ではなかった」と考え、しばらく待ってみることで、事態がよくなることもあるそうです。
例えば、あと一歩で決まりかけていた仕事が取引先の都合で流れてしまったという場合、今までの仕事が全て無駄になってしまったと思いがちですが決してそんなことはありません。
その仕事をするために努力した事実は残りますし、見えない努力として自分の蓄えになっているはずです。
その努力が本物であったとしたら、次のチャンスは必ずきます。
トラブルをただの不運だと思わず何かのメッセージかもしれないと考え、うまくいかなくてもあせらず、自分にできる最大限の努力を続けることによって仕事の幸運や成功を自然に自分に引き寄せられるかもしれません。
おもしろきこともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり

丹下 優子
これは、明治維新を後押しした高杉晋作の辞世の句です。
下の句は、≪おもしろく感じられるかは心次第だ≫という意味で、途中で息苦しくなり言葉を続けられなくなった晋作の変わりに、看病をしていた野村望東尼が続けたと言われています。
それを聞いた晋作は「それもおもしろい・・・」と言って息を引き取ったそうです。

困難な状況が続いたり、自分の望む環境が得られないことがあっても、人生を楽しくしようと自ら行動すること、そして今を楽しい、幸せだと感じること。
この句に込められているこの2つの考えが、人生を豊かに過ごすための両論なのだと思います。

失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。

野本 理恵
この言葉は、発明王、トーマス・エジソンの言葉です。
エジソンの研究室には多くの研究者が研究に励んでいたそうです。
そこに見学に多くのスポンサーたちをよくエジソンは招いたそうですが、その研究所には、過去に失敗した発明品が棚にずらっと並べてあるそうです。
そして、不思議なことにその失敗作からはどれも色々な部品が抜き取られているということです。
どうしてか?失敗と思われているそのものからも新たに研究をしているときに
「あの時のあの失敗作にあの部品があったからこれは使えるかも」
と研究者たちが取っていき新たな研究に使うんだそうです。
失敗をくよくよ悩み、チャレンジすることをしないことは言うまでもありませんが、エジソンがやっていたことは、失敗を忘れてどんどん前に進んでいくということでもありません。
失敗を忘れず次のステップに必要なエッセンスとして取り入れるからこそ、成功がある。
そのことをこの言葉は表しているのだと思います。
お客様が自分を生かしてくれる

土肥 宏行
料理の味は美味しいけど、サービスが悪いから二度とあの店は行かないなんていう経験をしたことがあると思います。
フレンチレストランにはメートル・ドテルという仕事があります。
彼らのサービスで、美味しい食事を何倍にも楽しむことができるのだそうです。
そのメートル・ドテルの世界大会で優勝した日本人がいるのですが、この人がとにかくすごい。
予約客の情報はアレルギーから帰りの飛行機の時間まで事前に頭に入っており、注文も絶対に手を挙げさせない。
メニューをおう目を見てタイミングよくスッとオーダーを取りに行く。
客が食事の最中「フッと」ついた溜息からお腹の具合を考え、メインの肉の量を減らし最後までコースを楽しめるよう心遣い。
全ては200%の満足感を提供するために2歩3歩先を読む行動から成り立っている。
そんな彼もメートル・ドテル抜擢された当初はプレッシャーから精神的にまいってしまい、死をも考えたそうです。
だけどそんな時でも客の前に立つと自然と普通でいられる。
彼は「お客様がいないと自分は生きていけない。だから自分の身を削ってでもお客様に尽くさなければならない」そう考えるようになったそうです。
我々の仕事もお客様がいるから成り立つし、誰かのためだと頑張れたりしますよね。
余裕がない時こそ思い出したい話でした。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年5月)

短所の中に長所がある

土肥 宏行
企業は、欠点はあるがそれでも突出したものがある人を重宝するそうです。
小学生時代エースで4番だった子も、中学に上がると自分より優秀な子がいて、高校、大学と進むともっと上には上がいる。
そうなると自分が一番得意だと思っているものが、本当に得意かどうかよくわからなくなる。
では長所はどうやって見つけるのか?
それは自分の短所だと思っているものにも目を向けるのです。
都知事の猪瀬さんは朝が弱く午前中ボーっとしている少年でした。
これは短所ですが、朝に弱いという短所は夜に強いという長所だと気づき、結果この特長は物書きに向いていました。
自分の長所に早くに気づき伸ばした人は強い。短所を短所と決めつけず、短所の中に自分の得意なものがあるかもしれません。
立場が違えば見方や感じ方も違う

吉田 昇平
社会には様々な立場があり、多くの場合において、立場が違う人と接しなければいけません。
例えば売り手と買い手、教える側と教わる側など色々あるかと思います。
違う立場の人と同じものを見ても、見方や感じ方は全く異なることが多くあります。
当たり前の話ですが、これをしっかりと認識したうえで、相手の立場になって考えることが、特にビジネスの世界では重要になってきます。
その精度を高め、より多くの人に共感されることが、売上を伸ばす一番の近道なのです。
努力しても成功しない人、少しの努力で成功する人

柴崎 誠
大小の違いはありますが、何をやってもうまくいくという時期があります。
どんどん良いことが起きて、やればなんでも当たりそうな感じがします。
これを追い風が吹く時期に当たったといいます。
このケースに当たった場合には大別すると二つのタイプに分かれます。
一つは、追い風に乗ってどんどんいく人です。
もう一つは、あまりの調子の良さにこのまま進むとどこまでも、計測不能なところまでも進みかねないと考え、自分でブレーキをかける人です。
どちらがいいかを問題にするのではありません。
ただ、どんなに努力をしても「成功」しない人と、少しの努力もなく「成功」する人の違いはどこにあるかを考えてみると、それはチャンスの差です。
自分の周りに無数に張り巡らされているチャンスと捉え、それをいかにつかみ取ることができるのか。これが成功の鍵になるのではないかと思います。
「嫌いな場所へ積極的にいく。苦手な人に積極的に会いにいく。」

野本 理恵
これは元陸上選手の為末大選手の言葉です。
あるビジネス雑誌で、「陸上でもビジネスでもゼネラリストよりもスペシャリストを目指すべきだ」と言っていました。
ゼネラリストとは専門分野でなく、複数の分野で横断的に仕事をしてキャリアを積む人をさします。
要は、嫌なことや苦手なことを克服して、まんべんなくやるより、好きなことや得意なことを伸ばすほうが良いということですが、 インタビューの中で、
「自己の成長のためにしていることはなんですか?」
と聞かれて、
「自分は苦手な場所や苦手な人に定期的に会い、大恥をかくようにしている」
と言っていました。
ちなみにこれは、苦手なことを克服するのではなく、そういう人や場所からさらに得意なことを伸ばすために行うそうです。
苦手なことを知り、得意なことをさらに伸ばすために必要なのだそうです。
全ての仕事は繋がっている

鈴木 正大
私が学生時代、とある食品工場でアルバイトをしていたときのことです。
そこで、私は原材料の部分に係わる仕事を任されました。
初めての作業だったので、思ったよりも時間がかかってしまい、任されていた時間を15分ほどオーバーしてしまいました。
すると、その後、原材料を焼く工程の人、焼きあがった商品を包装する工程の人など、その後の工程をする人の作業にも、15分の遅れが生まれてしまいました。
これは食品工場での話でしたが、このようなことは、他の全ての仕事にも当てはまることと思います。
例えば、上司から
「明日の会議までにこの資料を作っておいて」
と頼まれた場合。
任された部下は
①「今日中に仕上げて、上司に手直ししてもらおう」
②「明日までなんだから、明日の朝、上司に見せればいいや」
といった選択肢があることと思います。
ここで②のように、明日の朝に上司に提出をした場合、もしも上司からの手直しがあった場合、最悪、会議までに資料の作成が間に合わなくなってしまうかもしれません。
ここで大事になることは
「自分の手元から離れた仕事がその後どのような意味を持つか」
を認識することではないかと思います。
全ての仕事は繋がっている。
このような認識を持つだけでも、皆様の今後の仕事の取り組み方を改めて見直すきっかけになるかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年4月)

大事なことを大事にしよう

吉田 昇平
あなたは自分にとって大事なことを大事にできていますか?
日々忙しく過ごしていると、仕事の締切であったり、クレーム対応だったり、近所づきあいのしがらみであったり、ついつい目の前に現れた問題に時間を奪われがちになってしまいます。
もちろん一人で生きているわけではないので仕方のない部分も多々あるでしょう。
しかしそれが全てになってはいけません。
自分にとって、会社にとって、家族にとって大事なことを大事にしなければ結局素晴らしい成果は得られないからです。
一手間減らす効用

江原 智恵子
最近人気の便利グッズなどを見ていても感じるのですが、いかにお客様に手間をかけさせないかということが商売をするうえで重要なポイントになってくるのではないかと思います。
チーズを例にすると、昔は棒状になったチーズがビニールで包装されていて、そこに等間隔の赤い線が入っていてその赤い線を目安に包丁でカットして食べるという方法でした。
今はほとんどが個包装で切る手間もなくなり、食べたいときに食べたい分をさっと食べられるようになりました。
忙しい人が多い中で、一手間減らす効用というのはビジネスの中で大きなポイントになるのではないかと思います。
私たちの仕事においても、お客様がやられている仕事の中に無駄なことがないかなどを考え、必要なことを効率よく行うことができるような提案をしていきたいと思います。
MAX3つ!

丹下 優子
1本の矢は容易く折れてしまっても3本なら簡単には折れない。
ゆえに団結せよという3本の矢の話は有名ですが、では4本5本となればどうなのでしょう。
3本足の椅子は、4本足の椅子よりぐらつかないのはなぜか?という問題があります。
平面は3つの点によって1つ成立しますが、点が4つあると平面が複数できてしまうから、というのが正解ですが、事業経営においてもこの3という数字が最強なのかもしれません。
4本柱、5本柱・・と柱を増やせば安定するような気がしますが 椅子の足でさえ増やすとガタつくわけですから、政策や事業、目標なんかにしても、数を増やすことによる影響が大きいこともあるようです。
数を増やすよりも、『絞って強化する』が今の効果を最大に発揮できるポイントなのかもしれません。
選ばれたからこその苦しみ

清水 真海
殿村雅世さんという方のお話です。
針治療での不幸により、危篤になり、一種一級の身障者になりました。
闘病生活11年の後、雅世さんは退院の日を迎えました。
その日、彼女は家族の愛情と生きる喜びに感謝しました。
そんな彼女の言葉です。
「私が不自由なのは神様が私ならきっと耐えられると思ったからです 私は選ばれたのです」
この言葉からどんな状況においても、決して諦めず、思いやりの心を持ち続ける雅世さんの強さを感じました。 また、彼女を認め、愛情を注ぐ家族の存在があったからこそ、大きな苦難を乗り越えられたものとも思います。 最後に、どのような試練も天から与えられているのならば、その苦難をどう受け止めるかが非常に大事であり、人生哲学等の教養が苦難を乗り越えるために不可欠と考えます。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年3月)

夢や目標を達成するために一番大切なことは持ち続けること。

野本 理恵
どこかで聞いたことがあるような当たり前の言葉ですが、この話をしてくれた方には人生の裏付けがあります。 彼は、学歴というか勉強する環境がなく、高校卒業して、すぐに働き始めました。
家庭にも勉強という概念がなかったと言っていたと思います。
それがよくも悪くもコンプレックスになって、彼に成し遂げたい夢や目標を忘れさせなかったと言っていました。
持ち続けるということは、本当に難しいと思います。
夢だったり目標だったり、会社の理念や目的…。紙に書いたり、何度も繰り返し唱和してみたり。
各々、方法はいろいろだと思いますが、忘れないこと、持ち続けることが本当に大切だと思いました。
目的と目標は全くの別もの

土肥 宏行
人は目的があるからモチベーションが上がり力を発揮できます。
でもこれは目標とは違います。
サッカー女子日本代表のなでしこジャパンは、サッカーのW杯で優勝し、すぐに始まったロンドンオリンピックでも銀メダルと目覚ましい活躍でした。
インタビューで彼女たちは「日本の女子サッカーをメジャースポーツにしたい」と言っていました。
これこそが彼女たちの目的だと思います。
彼女たちは苦労したけど、小さな女の子たちがサッカーをやりたいと思ってほしいし、そのためにも夢をもてる環境をつくってあげたい。
そんな気持ちから出た言葉だと思います。
だから目標のW杯で優勝してもモチベーションが下がらず、すぐ次の目標をたてられる。
きっと目的と目標が重なった時すごい力が発揮されるんだと思います。
理念が会社の原動力になる

清水 真海
真の顧客満足には、従業員を熱くする理念が欠かせません。
従業員のやりがいは、賃金や評価だけではありません。
会社の理念や将来像を共有することで、自分の仕事に誇りを持つものと考えます。
誇りを持つことで自信が生まれます。
自信が行動を促し、効果となって、お客様に届きます。
また、主体的な仕事は、独自のアイデアを生み、お客様に新鮮なサービスを提供します。
人は、予想を超える非日常的なサービスに感動を覚えるのではないでしょうか。
従業員が仕事を楽しみ、お客様が笑顔になる。
素敵な社会ですね。
よって、従業員を共鳴させる理念が、企業を輝かせるのです。
あらゆるメカニズムを知っておく

柴崎 誠
戦前の名横綱双葉山は69連勝の記録を残しています。
その双葉山の連勝記録がストップしてしまった際には「動揺してはならない」と思い負けてしまったそうです。
無理にプラスに考えたら、逆にマイナスになってしまった。
これが心のメカニズムなのです。
また、脳は忘れようとすれば、忘れようとするほど覚えてしまいます。
逆にいつまでも覚えていようとすればいいとすれば案外忘れてしまうものです。
重要なことは「忘れる・忘れない」ということではありません。
「とらわれない」ということが重要なのだそうです。
このように、あらゆるメカニズムを知ることで、自分が置かれている状況に応じて心と体がどういう方向に向いているのか客観的な判断ができ、最適な行動が取れるのではないかと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年2月)

あきらめたらそこで試合終了ですよ

古川 朋子
ご存知の方も多いと思いますが、「スラムダンク」での安西先生の言葉です。
①勝負が見えていてもとにかくあきらめず最後まで全力を尽くす。
②実際にはできることでも、できない、難しいとあきらめてしまい、そう認識したとたん本当にできなくなる など、さまざまな解釈があるかと思います。
一見すると「夢」「無謀」「不可能」とおもえることが実は努力さえすれば届く目標にすぎないこともあるのです。
他人の可能性を否定せず、自分自身の可能性も広げていきたいです。
チャンスは準備ができていないときにやってくる

吉田 昇平
チャンスがやってきたけれども準備ができていなかったから、逃してしまった…などという経験はありませんか?
そもそもチャンスがチャンスたる所以は「スピードと巡り合い」なのです。
準備が完璧に出来上がる頃にはきっとそれはチャンスではなくなっていることでしょう。
なのでチャンスをつかむために必要なのは、いつ来ても大丈夫なように完璧に準備をすることより、いつ来ても対応できるような心構えを作ることなのです。
意識しすぎない。考えすぎない

丹下 優子
ムカデに向かって蟻がいいました。
「ムカデさんはそんなに沢山足があるのに、絡ませることも乱すこともなく、よく整然と動かすことができますね」
それを聞いたムカデは思いました。
「たしかになんで自分は整然と歩くことができるのだろう・・・?」
その瞬間、ムカデは一歩も前に進むことができなくなってしまいました。
これを自意識の病というそうです。
イチローも、考えすぎによるスランプに陥ったことがあるそうです。
物事に意識を向けすぎたり、これに意味はあるのだろうか?
自分は役にたっているのだろうか?
そんな思いに囚われ過ぎてしまうと、前に進むことを妨げられ、自分の本来の力が発揮できなくなってしまいます。
このお話のムカデにならないように気をつけたいと思います。
解決しなくてもいいことはたくさんある

江原 智恵子
無理に物事をポジティブに考えるより、淡々と受け止めた方が平穏な気持ちでいられるということがあります。
何か問題が生じたとき、多くの人はそれを解決してくれる答えがあると信じて疑いません。
しかし問題の答えは一つだけとは限りませんし、さらに言えば答えがないことが答えということもあり得ます。
世の中には考えてもどうしようもないことがたくさんあります。
それなのに、その理由を追い求めたり、なんとかしようと悪あがきをすることは時間の無駄とも言えます。
ありのままの事実を受け入れることは投げやりになることでも無関心になることでもありません。
あくまでも冷静な気持ちで淡々と目の前の事実を受け入れ自分自身が納得することだと思います。
考えても仕方のないことを考えて無駄に時間を使うより、物事を淡々と受け入れ、自分の気持ちがいつも平穏でいられるようになりたいと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年1月)

迷ったら、全部やるか、全部やらない

野本 理恵
先日、実家に預けた息子たちを仕事が終わってからお迎えにいくと…。
夕食後のデザートをどれにしようかと迷っている息子。
息子は何か買っていいよと言ってもいつも決められません。
それを見かねた私の母が
「本当に全部食べたくて迷っているなら、もう全部たべちゃいなさい!」
と言いました(笑)
母曰く、息子が本当にどれも食べたくて迷っているのなら、全部にチャレンジしてお腹が痛くなってもいいじゃないか。
もしかしたら、実は夕飯後お腹がいっぱいで本当はどれもそんなに食べたくないのに「選んでいいよ」と言われて、なんとなく決められないのなら、何も食べない方がいいとのこと。

結果…息子は何も食べませんでした。
ちょっと極端ですが、迷うとき少し極端に決断してみるのもいいのかもしれないと思いました。

潜在意識を巧みにコントロールする

柴崎 誠
人間の潜在意識には「ここを越えたらまずい」という領域があるそうです。
これを「コンフォートゾーン(快適領域)」といいます。
日常生活でこうしたことが起こるのも、低い自分のイメージのせいでコンフォートゾーンに踏みとどまろうとするからです。
これを取り外すには「潜在意識の活用法」が必要なのだそうです。
そのための心理テクニックとして「アファメーション」と呼ばれるものが有効です。
これは、これから実現するべき目標についてすでに実現された状態で書く文章のことを指します。
「自己宣言」とも言われています。
また、潜在意識には、あと少しという概念がありません。
「あと少しで達成だ」そのように思ったとき、潜在意識は「完了した」という錯覚をつくってしまい、パワーをダウンさせてしまうのだそうです。
このように潜在意識をうまくコントロールし、小さな目標の達成を積み重ねていくことがやがては大きな目標を達成することにつながっていくのではないでしょうか。
まず問題を知る

土肥 宏行
新都知事の猪瀬氏は、問題解決にはまずその問題自体を知ることが大事だと言っています。
少し前に重症妊婦の受入を複数の病院が拒否するケースが相次ぎ社会問題になりました。
私も含め世間は「病院の姿勢に問題がある」と思っていました。
しかし彼は避難しても問題の解決にはならないと考え、プロジェクトチームを立ち上げます。
受入拒否の直接の原因はNICU(新生児集中治療室)の不足でした。
国はこの問題に対して、足らないなら増やせばいいと考え増床の数値目標を立てるのですが、これでは本当の問題解決にはなりません。
なぜなら病院はNICUを維持するために1床につき毎年700万もの赤字を出すことになっていたからです。
解決するには構造的な原因を見極めてから、30%、50%いずれは100%の解決策に近づける方法をとっているようです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年12月)

いつも笑顔で

古川 朋子
最近、お腹の底から大きな声をだして笑っていますか?
笑顔が素敵な人は、幸せを感じることが人より多いのではないでしょうか。
笑顔は伝染し、幸せを拡げます。
幸せな人はきっと、よく笑っているのではないでしょうか。
笑顔の効果については、カンザス大学のタラ・クラフト教授らが研究結果を発表しています。
ストレスを感じたあと、笑顔になると心拍数が下がるとのことです。
しかも、作り笑顔でも可能ということです。
つまり実際に楽しいかどうかに関わらず、笑顔をつくることはストレスの軽減につながるというのです。
みなさんも仕事中だけでなく、いつでも心の平静と健康を保つために、イラッときたときこそ、にっこりしてみてください。
「笑顔をつくる」のではなく、自然と「笑顔でいられる自分」を目指してみたら、 幸せは自然とそこにあるのかもしれません。
変化の為の推進力は自分の中にある

吉田 昇平
変化することはエネルギーを伴うことです。
ではこのエネルギーはどこからわいてくるのでしょうか?
答えは「自分の中から」です。
人からやれと言われたり、やらなければならないという強迫観念からは人は変化をするためのエネルギーを維持することはできないのです。
本当に変化が必要ならば、その動機を一人称に結び付け、自分にとって必要なのだという意識に置きかえることが、成功を掴むための第一歩なのです。
言葉づかいは心づかい

江原 智恵子
言葉づかいは心づかいと言われますが、心づかいを一言でいうと相手に恥をかかせない技術と言ってもいいと思います。
あるエピソードをお話ししたいと思います。
ある役所の窓口での出来事です。
お客様が書類に必要事項を記入した後、担当者が印鑑はお持ちでしょうか?とお客様に尋ねたところ忘れてしまったとのことでした。
担当者は
「では恐れ入りますが拇印でけっこうですので押していただけますか?」
と言ったところお客様は何を勘違いされたのか
「拇印は主人が会社に持って行ってしまって…」
とのことでした。
もし自分が担当者だったらどのような対応をするでしょうか?
その担当者は少しも慌てることなく次のように言ったそうです。
「それでは右手の親指に朱肉をつけてこちらに押していただけますか?」と。
このエピソードはお客様に恥をかかせなかったすばらしい担当者として新聞の投書欄に掲載されたそうです。
相手に恥をかかせないということは些細な事のような気がしますが実は大変な技術と経験、センスに裏付けされたものでなければできない対応なのではないかと思います。
日頃の言葉づかいに心づかいをのせて行動できるようになりたいと思います。
同じことを繰り返していても、違う結果は得られない

丹下 優子
なかなか成果が出ないと思う時、実は昨日と同じ事一年前と同じ事を繰り返してばかりはいないでしょうか?
結果が出ないのは、努力が足りないわけではなく、もしかしたら向かう方向が違うか、取組方を変える必要があるかもしれません。
ただ、同じ事を繰り返さないといっても、劇的なことを常に始めなければいけないという訳ではなく、同じと思うような毎日の中にも工夫を凝らすことはできるし、影響を受けた考え方を反映することもできます。
そういう日々の積み重ねが、ある日劇的な成果を生み出すことになるのではないでしょうか。
また、前はこれで「うまくいっていた」のに・・と思うことがあるとしたら「うまくいっていたこと(成功の概念)」自体が変化してきているのかもしれません。
これまで成功と言われていたことや、やってきた方法に固執しない柔軟性も必要なのだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年11月)

「感謝する」

野本 理恵
今回は、推薦することばというよりも推薦する「行動」になると思います。
先日事務所スタッフからお借りした本の中にあったことで、この本では人生をよりハッピーに過ごすためにポイントがたくさん書かれています。
その一番最初の一番大切なことが「感謝する」ということでした。
簡単なようですが、毎日ノートにその日の感謝する出来事を5つずつ書き溜めるということは、やってみるとなかなか難しいことでした(笑)
それをすると精神的にもポジティブになるだけでなく、体調面でも大きな改善があるということでしたが、まずは1つでいいから、家族で実践することにしました。
子供を寝かしつける前に「今日あったうれしいこと」と1つずつ発表することを始めました。
子供たちはとても良い気分で寝れるのか、寝つきがさらに良くなり、そして夜中には全く起きなくなり、朝の目覚めもとても良いようです、翌朝、元気に起きてきます。
素直な子供たちには効果が大人より早くあらわれたようです。
これからも我が家では続けたいと思いますので皆さんも是非試してみて下さい。
賢い人間ではなく、根気強い人間でいるつもりだ

土肥 宏行
ダイソンの掃除機の社長のジェームズ・ダイソンの言葉です。
彼の人生は失敗と挫折の繰り返しのようです。
初めの会社では
「君のアイディアはうまくいかないよ。君の言う掃除機が優れたものなら、大手の掃除機メーカーが既に作っているはずだから」
と言われて却下。
それならば・・と考え会社を辞め、それから約3年間自宅のガレージで資金難になりながらも5,127台もの試作品を作り上げる。
完成してからも契約がうまくいかず、逆にアイディアを盗まれ訴訟に。
しかし彼はその全てに真正面からぶつかったことによって、サイクロン式掃除機を自分の手でものにできたのだと言っています。
彼の尊敬するエジソンの言葉で
「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」
というものがある。
共通するのは失敗をただの失敗としない、あきらめない不屈の精神があるということ。
そんな彼らに元気づけられました。
「答えは本や教科書の中にはない」

本間 大輔
2006年、アメリカで一心不乱に勉学に励んでいた私は、ある時教授にこう言われました。
「君がいくら本を読んでも、コンピューターには敵わないよ。それと私は、君に答えを教科書の中から探してほしくはないんだ、なぜなら答えはそこには書いてないからね」と。
当時まだ若く経験も浅かった私は、その言葉の意味が良く理解できませんでした。
しかし、その言葉がどこか心の片隅に引っかかっていました。
今私たちは多くの経営者の方々と対峙しています。
おそらく、経営者の方々が我々に求めることは過去の分析より、未来の描写でしょう。
しかし、その答えは誰も知らず、どこにも載っていません。
もっと言えば、そもそも答えなどないのかもしれません。
ですので、あらゆる媒体を使って、最終的には自分の頭で考える事が必要なのかと思います。
先行き不透明なこのご時世を生きている現在、あの教授の言葉の意味が分かってきた気がします。
数字に表れない成果を信じて動く

柴崎 誠
「今やっていることが本当に成果に結び付くかわからない」
一度はこんな疑問を持たれたことはないでしょうか。
社会人になると努力した成果を100%数字で確認することが不可能です。
そこで今回紹介するのがアメリカの保険会社に勤めていたハーバード・ウィリアム・ハインリッヒが導き出した「ハインリッヒの法則」です。
この法則によれば、重症以上の災害が1件あったら、その背後には29件の軽症を伴う災害が起こり、さらにその背後には300件もの結果として傷害を負う人は出なかったが、危うく大惨事になるところだったケースが潜んでいるとのことです。
これを「成果」に変えると、1つの大きな成果の裏側には29個の小さな成果が隠れており、その小さな成果の裏側には300個小さな成果にもならなかったケースが隠れていることになります。
なかなか成果が出なくても「これは見えない成果である」と受け止める。
足踏みをしているようでも「これは大きな成果を出すための300分のミクロの成果だ」を自分を鼓舞して地道に努力を続ける。
この前向きな姿勢を保つことにより、確実に大きな成果を出すことができるのではないでしょうか。
「一歩を踏み出せば世界は変わる」

水野谷 順子
これは浅利妙峰さんので、彼女は今ブームの塩麹の産みの親です。
麹の文化が絶えてしまうのを危惧し、全国各地・世界各国で料理教室や講演会をおこなっています。
全国の麹屋に行き料理教室を開いた後にそのお店の経営者及び家族の方と今後について話し合いをします。
その時に経営者の方から
「二匹目のドジョウだからうまくいくはずがない」
と言われることが多いそうです。
その時には
「二匹目のドジョウでも構わない。私を土台にしても構わない。とにかく一歩を踏み出しましょう」
と背中を押してあげるそうです。
皆さんの中にもやってみたいけど・・・と躊躇していることがたくさんあるかと思います。
どんなに小さい行動でも、例えば関連の本を読んだり、インターネットで調べたりでも、一歩には変わりないと思います。
一歩を踏み出せば自分の世界が変わるかもしれません。
ぜひ行動して一歩をふみだしてみてはいかがでしょうか。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年10月)

反対する人の心理を知ろう

吉田 昇平
あなたは自分の意見を言ったときに賛同者が多いタイプですか?
少ないタイプですか?他人の意見に反対する時に、良く考え抜いたうえで確固たる根拠を持って反対する人は意外と少ないものなのです。
反対する理由の多くは、意見を述べた人の調子や言い方、性格や雰囲気に対して反発する気分があるから反対するのです。
そうすると賛同を得るために必要なのは何かが分かる。
表現の方法、説得の仕方など技術的な部分も確かにあるのですが、それ以前に技術では及ばない部分性格や容姿、人柄、生活態度なども重要な要素になっているのです。
不安な時こそ、やるべきことを整理する

江原 智恵子
新しい仕事を任されたりした時、自分にできるだろうか?と不安になることは誰にでもあると思います。
不安な時は心にマイナスのエネルギーが増えて悪いイメージがどんどん膨らんでしまうものです。
でも不安がってばかりいても何の解決にもなりません。
ではどうすればよいかというと、今自分がするべき事を一つ一つ具体的に書き出して整理していくとよいそうです。
そうするとそのやるべき事というのは意外といつも自分がやっていることだったりすることに気がつきます。
自分は何が不安なのかがわからないうちは不安はなくならないものです。
でも自分がやるべきことを具体的に落とし込むことで不思議と不安は薄らいで、やるべきことをしっかり実行すれば必ずできるという気がしてきます。
不安な時こそやるべき事を具体的に整理することで、不安というマイナスな気持ちをできるというプラスの気持ちに変えることができるのではないでしょうか?
近道はない。結局のところ王道こそ近道となる。

丹下 優子
美術館などには順路が示されていることが多い。
この道順どおりに進むことで迷う事もないしそのものの趣旨を正確に感じることができる。
仕事においても同様で、その業務の道すじを伝えることでイメージもしやすくなるし、最初に目的を定めた時の気持ちや、その仕事の本質からぶれることなく、目標に到達することができるともいえる。
目標を達成しようとする時、少しでも早く到達したいと思う。
しかしそこに近道はない。
ベタすぎると思われるど真ん中の王道を行くこと、ステップを踏んでいわゆる基本を忠実に行っていくことが、結局のところ達成地点への最短距離になるのかもしれない。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年9月)

「この会社で幸せになれる人を雇用する」:伊那食品 塚越氏

野本 理恵
◆会社は働く人が幸せになる場と機会を与えるところ
⇒会社の利益や都合ではなく、会社で楽しめるか、幸せになれるかで採用を決める。
その人が幸せか
⇒これは、会社よりも働く人という考えではない。
結局、そういう人は楽しく残業してくれる。
会社により貢献してくれる人。
上記の内容を当事務所の採用に照らし合わせて…
①未来のイメージを共有できるか
②事務所の理念を共有できるか
③事務所に入りたい気持ちがどれくらい強いか
⇒これを判別するためには、「相手の側にたって気持ちを考える」ことが必要。
世界を変えたければ、まずは自分が変わらなければならない

本間 大輔
これはマハトマ・ガンジーの言葉の意訳です。
日々時間に追われた生活を送っていると、物事が思い通りにいかずイライラした時に、人間ですから、ついつい周りの人や環境のせいにしてしまうこともあるものです。
社長が悪い、社員が悪い、上司が悪い、部下が悪い…、それでは、何も変わらないということは明らかなのではないでしょうか。
また、そのような文句を言う人に限って、問題はその人自身にあったりするものです。
何か仕事がうまくいかない…、あの人が思うように動いてくれない…、そんな時、原因はまず自分にあると考え、少しでもいいので自分の生活や態度を見つめ直して、自分が変わってみたら、以外と状況が好転したりするものです。
最後に、本当に大事なことは、自分は世界を変えることができると思うこと、なんて私は思います。
圧倒的な量が質に転化する

柴崎 誠
この言葉は、㈱リンクアンドモチベーションの小笹芳由さんの言葉です。
小笹さんは面接で学生に会うと、この人がどんなタイプなのか概ねわかるのだそうです。
これがわかるのは、前の勤務先の人事採用課で7年間面接を繰り返しており、その数は1万人を超えているのだそうです。
この圧倒的な量をある時期に集中してこなしてきたからこそ今では短期間で人を見抜くことができるようになったそうです。
小学生の頃、必死で九九を覚えたでしょうし、何冊も漢字ドリルをこなしたはずです。
その時に
「なぜこれを覚えなければいけないのか」
と疑問に感じたでしょうか。
多くの人はそんな理由も考えずに、ひたすら繰り返し覚えていたのではないでしょうか。
仕事でも同じことが言えます。
「この仕事を続けてどんな意味があるのだろうか」
そう考えてもその場で答えが出るものではありません。
後から振り返って
「あの時の仕事は今の自分に役に立ったんだな」
と思うものなのではないでしょうか。
やらないことを決める

水野谷 順子
年初に今年やることを決めている方は多いと思いますが、今年も半年以上たちました。
いくつか目標達成はできましたでしょうか。
その中でまだ手を付けていない目標があればその原因を考えてみてください。
昨年は出来なかったから、今年はやるぞ、と決めた目標でも、今の段階で手を付けていないならばあなたにとってやる必要がないものなのかもしれません。
もしそうならその目標をやらないことに決めてみてください。
年末に今年も目標達成出来なかった自分への後悔がなくなると同時に本当にやらなくてはいけないことのへの時間も増えるはずです。
「菜根譚」という本にも
「何か事を始めるよりも、今、していることを減らした方がよい」
「いろいろと物事を始めるよりも、今やっていることをできるだけ減らした方が、こころにゆとりが生まれる」
と書かれてあります。
毎日、毎月、毎年何かやることを決めたら同時にやらないことも決めてみてはいかがでしょうか。
ページトップへ

お電話でのお問い合わせ 04-2924-7775

営業時間:9:00~17:00 定休日:土日祝

メールでのお問い合わせ(24時間受付)