SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年10月)
- 反対する人の心理を知ろう
吉田 昇平- あなたは自分の意見を言ったときに賛同者が多いタイプですか?
少ないタイプですか?他人の意見に反対する時に、良く考え抜いたうえで確固たる根拠を持って反対する人は意外と少ないものなのです。
反対する理由の多くは、意見を述べた人の調子や言い方、性格や雰囲気に対して反発する気分があるから反対するのです。
そうすると賛同を得るために必要なのは何かが分かる。
表現の方法、説得の仕方など技術的な部分も確かにあるのですが、それ以前に技術では及ばない部分性格や容姿、人柄、生活態度なども重要な要素になっているのです。
- 不安な時こそ、やるべきことを整理する
江原 智恵子- 新しい仕事を任されたりした時、自分にできるだろうか?と不安になることは誰にでもあると思います。
不安な時は心にマイナスのエネルギーが増えて悪いイメージがどんどん膨らんでしまうものです。
でも不安がってばかりいても何の解決にもなりません。
ではどうすればよいかというと、今自分がするべき事を一つ一つ具体的に書き出して整理していくとよいそうです。
そうするとそのやるべき事というのは意外といつも自分がやっていることだったりすることに気がつきます。
自分は何が不安なのかがわからないうちは不安はなくならないものです。
でも自分がやるべきことを具体的に落とし込むことで不思議と不安は薄らいで、やるべきことをしっかり実行すれば必ずできるという気がしてきます。
不安な時こそやるべき事を具体的に整理することで、不安というマイナスな気持ちをできるというプラスの気持ちに変えることができるのではないでしょうか?
- 近道はない。結局のところ王道こそ近道となる。
丹下 優子- 美術館などには順路が示されていることが多い。
この道順どおりに進むことで迷う事もないしそのものの趣旨を正確に感じることができる。
仕事においても同様で、その業務の道すじを伝えることでイメージもしやすくなるし、最初に目的を定めた時の気持ちや、その仕事の本質からぶれることなく、目標に到達することができるともいえる。
目標を達成しようとする時、少しでも早く到達したいと思う。
しかしそこに近道はない。
ベタすぎると思われるど真ん中の王道を行くこと、ステップを踏んでいわゆる基本を忠実に行っていくことが、結局のところ達成地点への最短距離になるのかもしれない。