SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年1月)

迷ったら、全部やるか、全部やらない

野本 理恵
先日、実家に預けた息子たちを仕事が終わってからお迎えにいくと…。
夕食後のデザートをどれにしようかと迷っている息子。
息子は何か買っていいよと言ってもいつも決められません。
それを見かねた私の母が
「本当に全部食べたくて迷っているなら、もう全部たべちゃいなさい!」
と言いました(笑)
母曰く、息子が本当にどれも食べたくて迷っているのなら、全部にチャレンジしてお腹が痛くなってもいいじゃないか。
もしかしたら、実は夕飯後お腹がいっぱいで本当はどれもそんなに食べたくないのに「選んでいいよ」と言われて、なんとなく決められないのなら、何も食べない方がいいとのこと。

結果…息子は何も食べませんでした。
ちょっと極端ですが、迷うとき少し極端に決断してみるのもいいのかもしれないと思いました。

潜在意識を巧みにコントロールする

柴崎 誠
人間の潜在意識には「ここを越えたらまずい」という領域があるそうです。
これを「コンフォートゾーン(快適領域)」といいます。
日常生活でこうしたことが起こるのも、低い自分のイメージのせいでコンフォートゾーンに踏みとどまろうとするからです。
これを取り外すには「潜在意識の活用法」が必要なのだそうです。
そのための心理テクニックとして「アファメーション」と呼ばれるものが有効です。
これは、これから実現するべき目標についてすでに実現された状態で書く文章のことを指します。
「自己宣言」とも言われています。
また、潜在意識には、あと少しという概念がありません。
「あと少しで達成だ」そのように思ったとき、潜在意識は「完了した」という錯覚をつくってしまい、パワーをダウンさせてしまうのだそうです。
このように潜在意識をうまくコントロールし、小さな目標の達成を積み重ねていくことがやがては大きな目標を達成することにつながっていくのではないでしょうか。
まず問題を知る

土肥 宏行
新都知事の猪瀬氏は、問題解決にはまずその問題自体を知ることが大事だと言っています。
少し前に重症妊婦の受入を複数の病院が拒否するケースが相次ぎ社会問題になりました。
私も含め世間は「病院の姿勢に問題がある」と思っていました。
しかし彼は避難しても問題の解決にはならないと考え、プロジェクトチームを立ち上げます。
受入拒否の直接の原因はNICU(新生児集中治療室)の不足でした。
国はこの問題に対して、足らないなら増やせばいいと考え増床の数値目標を立てるのですが、これでは本当の問題解決にはなりません。
なぜなら病院はNICUを維持するために1床につき毎年700万もの赤字を出すことになっていたからです。
解決するには構造的な原因を見極めてから、30%、50%いずれは100%の解決策に近づける方法をとっているようです。
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