SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年11月)
- 「感謝する」
野本 理恵- 今回は、推薦することばというよりも推薦する「行動」になると思います。
先日事務所スタッフからお借りした本の中にあったことで、この本では人生をよりハッピーに過ごすためにポイントがたくさん書かれています。
その一番最初の一番大切なことが「感謝する」ということでした。
簡単なようですが、毎日ノートにその日の感謝する出来事を5つずつ書き溜めるということは、やってみるとなかなか難しいことでした(笑)
それをすると精神的にもポジティブになるだけでなく、体調面でも大きな改善があるということでしたが、まずは1つでいいから、家族で実践することにしました。
子供を寝かしつける前に「今日あったうれしいこと」と1つずつ発表することを始めました。
子供たちはとても良い気分で寝れるのか、寝つきがさらに良くなり、そして夜中には全く起きなくなり、朝の目覚めもとても良いようです、翌朝、元気に起きてきます。
素直な子供たちには効果が大人より早くあらわれたようです。
これからも我が家では続けたいと思いますので皆さんも是非試してみて下さい。
- 賢い人間ではなく、根気強い人間でいるつもりだ
土肥 宏行- ダイソンの掃除機の社長のジェームズ・ダイソンの言葉です。
彼の人生は失敗と挫折の繰り返しのようです。
初めの会社では
「君のアイディアはうまくいかないよ。君の言う掃除機が優れたものなら、大手の掃除機メーカーが既に作っているはずだから」
と言われて却下。
それならば・・と考え会社を辞め、それから約3年間自宅のガレージで資金難になりながらも5,127台もの試作品を作り上げる。
完成してからも契約がうまくいかず、逆にアイディアを盗まれ訴訟に。
しかし彼はその全てに真正面からぶつかったことによって、サイクロン式掃除機を自分の手でものにできたのだと言っています。
彼の尊敬するエジソンの言葉で
「私は失敗したのではない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」
というものがある。
共通するのは失敗をただの失敗としない、あきらめない不屈の精神があるということ。
そんな彼らに元気づけられました。
- 「答えは本や教科書の中にはない」
本間 大輔- 2006年、アメリカで一心不乱に勉学に励んでいた私は、ある時教授にこう言われました。
「君がいくら本を読んでも、コンピューターには敵わないよ。それと私は、君に答えを教科書の中から探してほしくはないんだ、なぜなら答えはそこには書いてないからね」と。
当時まだ若く経験も浅かった私は、その言葉の意味が良く理解できませんでした。
しかし、その言葉がどこか心の片隅に引っかかっていました。
今私たちは多くの経営者の方々と対峙しています。
おそらく、経営者の方々が我々に求めることは過去の分析より、未来の描写でしょう。
しかし、その答えは誰も知らず、どこにも載っていません。
もっと言えば、そもそも答えなどないのかもしれません。
ですので、あらゆる媒体を使って、最終的には自分の頭で考える事が必要なのかと思います。
先行き不透明なこのご時世を生きている現在、あの教授の言葉の意味が分かってきた気がします。
- 数字に表れない成果を信じて動く
柴崎 誠- 「今やっていることが本当に成果に結び付くかわからない」
一度はこんな疑問を持たれたことはないでしょうか。
社会人になると努力した成果を100%数字で確認することが不可能です。
そこで今回紹介するのがアメリカの保険会社に勤めていたハーバード・ウィリアム・ハインリッヒが導き出した「ハインリッヒの法則」です。
この法則によれば、重症以上の災害が1件あったら、その背後には29件の軽症を伴う災害が起こり、さらにその背後には300件もの結果として傷害を負う人は出なかったが、危うく大惨事になるところだったケースが潜んでいるとのことです。
これを「成果」に変えると、1つの大きな成果の裏側には29個の小さな成果が隠れており、その小さな成果の裏側には300個小さな成果にもならなかったケースが隠れていることになります。
なかなか成果が出なくても「これは見えない成果である」と受け止める。
足踏みをしているようでも「これは大きな成果を出すための300分のミクロの成果だ」を自分を鼓舞して地道に努力を続ける。
この前向きな姿勢を保つことにより、確実に大きな成果を出すことができるのではないでしょうか。
- 「一歩を踏み出せば世界は変わる」
水野谷 順子- これは浅利妙峰さんので、彼女は今ブームの塩麹の産みの親です。
麹の文化が絶えてしまうのを危惧し、全国各地・世界各国で料理教室や講演会をおこなっています。
全国の麹屋に行き料理教室を開いた後にそのお店の経営者及び家族の方と今後について話し合いをします。
その時に経営者の方から
「二匹目のドジョウだからうまくいくはずがない」
と言われることが多いそうです。
その時には
「二匹目のドジョウでも構わない。私を土台にしても構わない。とにかく一歩を踏み出しましょう」
と背中を押してあげるそうです。
皆さんの中にもやってみたいけど・・・と躊躇していることがたくさんあるかと思います。
どんなに小さい行動でも、例えば関連の本を読んだり、インターネットで調べたりでも、一歩には変わりないと思います。
一歩を踏み出せば自分の世界が変わるかもしれません。
ぜひ行動して一歩をふみだしてみてはいかがでしょうか。