SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成20年5月)
- 「考働力を持とう」
江原 智恵子- 考えて働く力と書いて「こうどうりょく」と言います。
与えられた仕事を単にこなすだけではダメで、その仕事の背景や影響を深く考えて仕事をすることが大切だと言うことです。
また、今自分がやっている仕事が未来のためにどうつながっていくのか、そして未来につなげるためにやらなければならないことは何なのかを考えて仕事をすることが大切なのだと思います。
- 「判断を早くする努力をしよう」
丹下 優子- 『時間をかけて出した答えが、最良のものとは限らない』と言う言葉があります。
これは、結果はわからないとしても、「決断をすべき時」に何らかの決断をし、行動に移すことが大切である、と言うことです。
あれこれ迷ったあげく、結果として最初に思ったほうに決めた、という経験もあると思います。
物事によっては、時間をかけてよく吟味することが必要ですが、誰にもわからない未来のことなのですから、判断や選択を先延ばしせず、ひとつのことを決断し、実行してみることが、なんらかの結果を生み出す一歩になるのではないでしょうか。
- 「ただの何でも屋にならないようにしよう!」
土肥 宏行- ある飲食店コンサルティングによると、潰れていくお店の傾向は、そのお店が「なんでも屋」だったというのです。
主人に明確なコンセプトがなくお客様の意見を取り入れた店づくりりをしていこうとするが、全ての意見を取り入れることはできません。
まずここに不満が発生します。また蕎麦なら蕎麦屋、ワインならイタリアンやフレンチと普通は考えます。
全てに中途半端ななんでも屋はどうしても一番にはなれないのです。
なんでも屋でも何か自信のあるものを用意する必要がありますね。
- 「自分株式会社を設立し、自分自身の価値を高めよう」
佐藤 字弘- 自分株式会社とは、自分個人を会社と見立てることです。
会社にビジョンが必要であるように個人にもビジョンが必要で、会社が市場を知るように個人も自分の置かれた環境・立場、周囲の状況を把握する必要があり、会社が自社の強み・弱みを把握するように、個人も自分の強み・弱みを的確に把握する必要があります。
会社と見立てる事で、会社のように利益(=個人では自信の価値の創造)を出すことを心掛けるように意識し、結果的に自分の価値を高める、創造することになるのだそうです。