スタッフのおすすめ

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年8月)

ホスピタリティが信頼を生む

永山 友梨子
オリエンタルランド第1期正社員の福島文二郎さんは、ホスピタリティが予想外の感動を生む、そして予想外の感動を受けたお客様は、その人に対し、この人は信頼できるという気持ちを抱くと述べています。
ホスピタリティとは、お客様に対する主体的な思い遣り、すなわち相手の立場に立って、共に考えてあげる気持ち・心・言動を指すそうです。
近いもので"サービス"がありますが、サービスはお客様に対して必ず履行・提供しなければならないものであってサービスは作業レベルなどマニュアル化が可能なもの、ホスピタリティはマニュアル化できないものなのだそうです。
このサービスについて言えば、そもそもお客様に対する思い遣りの観点から作られた仕組みであるため、ホスピタリティによってサービスを改訂することが大切と言えます。
また、ホスピタリティには気をつけなければならない点が2つあります。
一つは、ホスピタリティが相手に通じるためには思うだけではだめで、行動しなければならないのだそうです。
もう一つは、ホスピタリティの心は、事務所の清潔さなどからでも、すなわち直接人を介さなくても通じてしまうという点です。
最後に、魅力的な会社とは、そこで働く人がホスピタリティの心を持っている会社だそうです。
自分がどのような応対を受けたらその会社のファンになるか、今一度考えてみたいと思います。
情熱が人を呼び寄せる

鈴木 正大
私の学生時代にお世話になった大学教授の話です。
その方は、大学教授にしては珍しく、自分の書く本の執筆を補佐する、アシスタントを雇っていました。
私も珍しいな、と思い、そのアシスタントの方に経歴を聞いてみたのですが、よくよく聞いてみると、その方は、出版社の出身で、以前は、教授が出版をされる際に、長年、担当者として一緒に仕事をしてきた間柄だったそうです。
そして、長年一緒に仕事をしていくうちに、夜遅くまで熱心に研究をしている教授の仕事ぶりに共感し、「この人と共に働きたい」と思い、自分が所属していた出版社を辞め、今は教授の下で働いているのだそうです。
今では教授にとって欠かせない存在になっていますが、その方が、決して教授から声を掛けたのではなく、自ら教授のもとへやってきた、というのは、教授の熱心な仕事ぶりがそうさせたのではないかと思います。
私もお客様にとって、そのような存在になりたいと思います。
本物の感動に変える

江原 智恵子
私たちのまわりにはたくさんの感動があふれています。
音楽や映画なども基本的には誰かを感動させてり何かを伝えるために作られています。
感動と勘違いしやすいものに熱狂がありますが、熱狂は冷めてしまえばそれで終わりで長くは続きません。
しかし本物の感動はいつまでも心に残るものです。
私たちもお客様に感動を与えられるような仕事ができたら最高ですが、言葉で言うのは簡単ですが実際はものすごく難しいことだと思います。
いつまでも人の心に残るような本物の感動を作る為には、まず自分が何かに感動した時に、なぜ自分がそれに感動したのかを突き詰めて考えるのだそうです。
例えば好きなアーティストがいるなら何に感動し何が好きなのかを突き詰めて考えるのだそうです。
突き詰めて考えていくと感動の根本にあるものが見えてきます。
自分自身が感動したことを突き詰めて考えることによって、目の前のお客様に対して自分がどのように接したりサービスを提供すれば感動していただけるのかということをはじめて考えられようになるのではないかと思います。
問題を見極める。できる方法を考える。

丹下 優子
あるビルのエレベーターは、持ち時間が長いとクレームの的でしたが、ある事をしたことで、そのクレームを一気に減らすことができました。
そのある事とは、エレベーターホールの壁を鏡に替えること。
人は鏡があれば無意識に自分をチェックするものです。
エレベーターの待ち時間は変わらなくとも、意識を他に集中させ待っている時間を短く感じさせることで、クレームを解消したのです。
困っている事の相談を受ける時、その不安や不満の本質は何なのかを考え、発想や角度を変えてできる方法をみつけることで、例えばエレベーターの構造まで変えなくても、問題を解決することはできるのだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年7月)

「運とは口説くもの」

山田 祐子
サッカー日本代表キャプテンの長谷部選手は、人からよく「運がいいね。」と言われるそうだ。
しかし、「運というのは、何か行動を起こさなければこないものだ。」と思っている。
普段から、やるべきことに取り組み、万全の準備をしていれば、運が巡ってきたときにつかむ事ができる。
多分、運は誰にでもやってきて、それを活かせるか、活かせないかは、それぞれの問題なのだと思う。
以前代理人から、アルゼンチンのことわざを教えてもらった。
「スペイン語で運(la suerte)は、女性名詞。だから、アルゼンチンの人達は、『運を女性のように口説きなさい。』と言うんだ。何も努力しないで振り向いてくれる女性なんていないだろ?それと同じで、運も、こちらが必死に口説こうとしないと振り向いてくれないんだ。」
と、ユーモアがあって、堅苦しくなくて、長谷部選手はこのアルゼンチンのことわざを一発で好きになったそうだ。
私も運を味方につけるくらいの努力と万全の準備をして運を待ち続け、運が巡ってきたら、あの手この手で運を口説き落としたいとおもいます。
「とりあえず」ではなく「まず」と言ってみる。

野本 理恵
99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ
という本の中に書いてありました。
筆者が新入社員だった頃、先輩から色々な仕事を任されていた時、自分自身は気づいていませんでしたが、
「じゃあ、とりあえずこの資料作っておきます」という「とりあえず」という言葉が口癖だったようです。
そして、ある日先輩から「お前の仕事は「とりあえず」のやっつけ仕事か!」と指導を受けたそうです。
「じゃあ、なんて言えばいいんですか」と反発した筆者に「「まず」というんだ。そしたら「次」と続くんだ」と先輩は言ったそうです。
これによって修正前提のような「とりあえず」から、次のステップを意識した「まず」の仕事になるそうです。
言葉の少しの差ですが、「言霊」ともいうように言葉が仕事のモチベーション、品質です。
自分も意識して「まず!」と言ってみようと思います。
「速さ」だけではなく「早さ」を心がけよう

柴崎 誠
「仕事の時間を早める」ということは、かける時間を短くするだけでは達成できるものではありません。
効率的な仕事をするために重要なのが、着手を早めることと抱えている業務の優先順位をすぐ終わるもの⇒大事なものの順番にしてみるのです。
重要性の高いものを優先するのは普通のやり方ですが、それらはたいてい時間がかかるケースが多いものです。
そこですぐ終わるものから先に終わらせてしまう、という優先順位づけをしてみると、順序を変えただけなのに仕事がスムーズに進んでいきます。
このときに大切なのは、すぐ終わる仕事を「完全に終わらせてしまう」ことです。
進捗率99%ではなく、100%にしてしまうことが重要です。
絶対に完了してしまうことを条件に優先順位をつけてしまえば、想像以上に仕事がはかどるはずです。
結果は数年遅れてくる

吉田 昇平
昔ゴールデンタイムにテレビ放送されていて、大人気だった新日本プロレスは、一時期倒産寸前までいきましたが、近年大復活を遂げ、集客人数は右肩上がりです。
なんとなく世間の認識では、最後のブームであった闘魂三銃士のブームが終わり、不人気になったため、テレビ中継が無くなり…という流れですが、実は闘魂三銃士のブームが始まったのは、ゴールデンタイムの放送が終わった後でした。
悪い要素が出てきても、既存のファン(顧客)がいれば、すぐには業績は悪化しないのです。
そこに騙され、次のスターや新規のファンが出てこなかったため、三銃士ブームが去った後、経営が一気に傾きました。
今の業績の良し悪しに一喜一憂するのでなく、良い時は悪い芽が育っていないか、新規の顧客が獲得できているかを、悪い時はいずれ結果が出ると信じて徹底し続けることが出来ているかを注視しなければいけないのです。
準備の差が勝負の差となる

土肥 宏行
北京オリンピックで金メダルに輝いた女子ソフトボールの斉藤ジャパンですが、世界の頂点に立つために、世界一の準備をしていたようです。
彼女たちは世界一の練習をして準備をしていました。
ただ中国では野球はマイナースポーツ。
球場の設営が非常に悪かったそうです。
それを事前に察知した監督の斉藤は選手を事前に球場に前入りさせ念入りに球場の凹凸を調べさせたそうです。
それに加え何か見落としはないかと選手に確認すると、誰かがスタンドの照明が眩しすぎるという話に。
そこで照明が眩しくないナイターに使えるサングラスを用意し、着用を義務付けました。
サングラスで金メダルになったわけではないですが、準備に準備を重ね、もうやることがないぐらい準備をして普段通りの力が発揮できたのではないでしょうか。
ちなみに4位だった野球の星野ジャパン。
イージーフライを2球エラーした選手の帽子の上にはサングラスが…。
どうやら着用していなかったようです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年6月)

生きるコツは、「できるだけ好きになる」「生まれてきた目的を考える」

清水 真海
本当は、この世は楽しくて楽しくてしかたがないはずです。
なぜなら、仕事は相手への効果であり、善意に基づき行われるからです。
世の中にあるもの、遭遇するもの、その全てに喜びはあります。
無いと感じるのは、そこにない訳でなく、まだ見つけていないということです。
また、人間として生まれてきた目的は、人の役に立つためではないでしょうか。
人に迷惑をかけ、失敗も多い人生ですが、全て、社会に役立つための糧と思えば、合点が行きます。
学べば、頭が良くなり。働けば、成果が出ます。
忙しくて、道を見失いそうなときは、生きる目的を考え、いかなるときもしっかりと自分の人生を歩んでいきたいです。
足して二で割る案は最悪になる

江原 智恵子
日本人は和を大切にする人種であると言われます。
例えば会議で両極端の案が出ると、議論を闘わせるよりもその二つの案を折り合わせようとする傾向があります。
こうして出された結論は革新性も斬新さもない、どこか中途半端でインパクトのないものになってしまいます。
これでは会社を前進させたり、危機を脱するための武器にはならないと思います。
まるく収めようとしすぎないことも時と場合によっては大事なのではないでしょうか?
一番に動く

丹下 優子
江戸時代、明暦の大火という大火事が発生しました。
それを知った商人の河村瑞賢は、即座に自らの家財を売り払い、大金を手に山ごと木材を買い占めました。
江戸の火事がおさまり再建が始まった際、瑞賢は手にしていた材木を使って莫大な富を得ることができました。
この話を聞いて、ずる賢い人だなと思うか、優れた実業家だと思うかは人それぞれだと思います。
しかし、いつの時代も一番はじめに行動を起こした人のみが大きな成功をおさめることができることは否定できない現実です。
何かを成し遂げたいと思ったら、アンテナを張り巡らし一番に動ける状況を整えましょう。
決意は伝えなくとも伝わる
うまくやろうと思わずに全力でやる

石原 あい
うまくやろうとしすぎると、過程にすら評価を得たいと思い人目を気にするようになり、不要な努力や思いが集中力を低下させ、評価がなければやる気がなくなるといった性格を人に見透かされると、この人本気じゃないなと思われて応援や手伝う気持ちも引いてしまう。
全力でやることの大切さは、結果だけを目指してなりふり構わずに集中していることで、その一生懸命さに心を打たれ応援したくなるからです。
そして、私は決意しています、本気です、と言っても誰も評価はしてくれません。
目先の事を考えず全力で一生懸命にやっていれば、その人の本気が伝わり人の心を突き動かし応援を受け手助けされる様になるということです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年5月)

改善は巧遅より拙速を尊ぶ

吉田 昇平
これはトヨタの理念の一つで、改善は時間をかけて上手にやるより、ヘタクソでもいいからとにかく早くやるべきだという意味の言葉です。
上手くやろうとすればするほど準備に時間がかかるものです。
時間をかけて上手く出来たとしても、その時間を失ったことによる機会損失を埋められないことも多々あります。
そのため、とにかくまずはやってみて上手くいかないところはその都度直す。
という方法を選ぶことが改善を効率よく進める方法なのです。
むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをおもしろく

土肥 宏行
この言葉は小説家・劇作家として有名な井上ひさしさんが、表現者として大事にしていたことです。
「むずかしいことをやさしく」
言うには、中途半端な知ったかぶりではできません。
難しい術語を並べて煙に巻いて誤魔化したり、上辺だけをなぞって子供騙しをしたりでは通用しません。
「やさしいことをふかく」
言うには、その事の目的や本質をきちんと理解している必要があります。
「ふかいことをおもしろく」
言うためには、聞く側の立場に立って考えることができなければなりません。
私たちの仕事は言葉を使いますが、伝えたいことが相手伝わるということが大事です。
言葉を使うに当たって頭の中に入れておきたい言葉でした。
「場」を求める

永山 友梨子
これは、アナウンサーの安住紳一郎の資質を示す言葉として用いられた言葉です。
アナウンサーはニュースやバラエティなど様々な場面に応じて言葉を巧みに用いますが、安住さんは自身が元々話術に長けていたという訳ではなく、言葉を巧みに使う方法を意識的に取得したそうです。
彼の相手の話を巧みに引き出す話術は、彼独特の言葉の重みが伴うようになり、自身もその強みを活かせる「場」を求めていると評されています。
このように、自分強みを磨くこと、そしてそれを活かせる場を求めることを反復的に行うことで、自身の置かれた仕組みにおける場の充実を図ろうと考えているそうです。
自分自身の立場に置き換えても、自身の強みを理解し、強みに対する努力の積み重ねを怠らないことで、場の充実を図る事ができるのだと思います。
「疑問点をピックアップ」

鈴木 正大
先日読んだ本に、書いてあったことです。
そこでは、学校の試験と仕事との違いについて、次のように書かれていました。
「学校の試験は、完全な文章であることを前提に、問題を解くものです。一方、不完全な資料であることを前提に、自分で調べていくのが仕事です」。
その本では、仕事をするうえで、相手から与えられた資料を一通り見渡しても、よくわからなかったら、いい意味で「相手がわるい」と思うことも必要と書かれていました。
ここで大事なことは、
「最初からすべてを理解しようとするのではなく、まずは、疑問点がどこにあるのかをピックアップする」
ということです。
これは、すべての仕事に繋がる、仕事をするうえでの第一歩になるのではないかと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年4月)

自分が未熟だと他人が未熟に見える
成長する程、相手の強さが見えてくる

石原 あい
成長すると一口に言っても心の成長を計ることは難しい事だと思います。
自分は未熟だから駄目だと考える事はよくありません。
その未熟さを受け入れるからこそ、一生懸命やり、いっそう努力する事もできる、自分の未熟さを受け入れる強さがとても大切であると書いてある記事がありました。
そして、成長の度合いを計る時、なぜか殆どの人達が、毎日の中に発生する「歓び」「感動」「期待」等のうれしさ系の感情の数量で計ろうとする落とし穴があるそうです。
成長度はうれしさ系の感情だけでは決して計れません。
不安や迷い、恐怖心や警戒心を知る事、そしてそこから抜け出そうともがく事を止めなければ人は成長し続けていくという事です。
どんな人でも良さがあり強さがある、それに気付いて尊重する事が自分の強さとなって成長に繋がるのだと思います。
「客観的に自分を見る技術を身につける」

山田 祐子
「その日に言われた事と、それにどう対応したのかをできるだけ正確にノートに書きだしてみなさい。」
という上司の指示で始めた事がきっかけで自分自身の問題を客観視できるようになり、すり合わせをすることで言葉の行き違いも少なくなった。
例えば、「今日中」という指示でも、「退社時間まで」なのか「チェックする時間を含めて」なのか、「実は今すぐ」なのかということである。
自分を客観視できるようになると
①問題点を見いだす「現状把握力」
②まず展開を考える「段取り力」
③すり合せをするなど確認をする作業で「コミュニケーション力」
④相手との距離を縮めることで気持ちをセーブしない「素直力」
⑤目的意識をはっきり持つ「自己表現力」
がアップし、信頼が増していくということになる。
今の自分の状況を変えるきっかけとして、「自分を客観的にみてみる」ということは、有効な手段のひとつではないでしょうか。
「ゼロは何倍にしてもゼロだが、1あれば、改善して増やすことができる」

野本 理恵
この言葉は、楽天の三木谷社長の言葉です。
1990年、楽天市場が開設された当初は13の出店30程度のユーザーで月商13万円という厳しいスタートを切りました。
大手競合も多い中、誰の眼からみても「成功はない」と思われた楽天市場。
そんな時三木谷社長が言った言葉が「1あれば、改善して増やせる」ということでした。
「なぜ選ばれないかという小さな理由を改善していく。」
メディア等から受けるイメージとは違う一面を感じる言葉でした。
私たちの仕事においても、「革新的な仕事術」などなく、やはり小さな当たり前のような習慣や癖を見直し、改善していくことが一番の近道なのではないでしょうか。
人のために働くと大化けできる

柴崎 誠
これはアマゾンの立上げに参加した土井英司さんの言葉です。
会社のために働く、つくすというと会社サイドにとって都合のいい人物になると思われがちですが、土井さんは上司の思惑を超えて会社のために働くというのを課したそうです。
アマゾンの場合、上司以上に取引先である出版社との関係が大切だったそうです。
他にも出版社と書店を結ぶ問屋のような取次先も大事な存在です。
最初は会社のためにやったことが取引先をも巻き込んでいく。
すると会社のためだけではなく、次には取引先の人のためにがんばるようになる。
取次先とのバランスを取るなかで、次第に視野も広がっていき、自分にために働いているときよりも何倍も心地よくはるかに大きな成果を上げる「喜び」を与えてくれることを仕事を通じて体験したのだそうです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年3月)

自分に向いている仕事など、一生わからない

清水 真海
本日紹介する言葉は、船井総合研究所、元代表取締役会長の小山政彦さんの言葉です。
自らの天職を知るためには、「自分に合う仕事を探す」のではなく「仕事に自分を合わせる」という視点が必要です。
どんな仕事でも一定期間はひたむきにただ打ち込み、人から感謝されるレベルになってその仕事が楽しくなった時に、初めてその仕事が"天職"となるのです。
天職とは、"天から与えられた仕事"ではありません。
己を知り、己と向き合う中で結果として掴めるものなのです。
ところで、仕事の種類はさまざまで、お互いの職分もそれぞれに異なるけれど、それが仕事として成り立ているのは、社会の求め、必要があるからです。
たとえ小さな仕事でも、それがなければ会社が困ります。
そうした仕事の意義、尊さを自覚して、どんな仕事にも誇りをもって取り組み、力を尽くす所存です。
追いかけるより、引き寄せよう

江原 智恵子
ある女性フリーライターの話ですが、彼女は特別な才能がある訳ではなく、営業活動をバリバリとしている訳でもないのに自然と仕事が集まってくるのだそうです。
彼女に仕事をどうやってとってくるのですか?と質問したところ
「頼んでくれた人の期待を裏切らないようにあたり前の事をしているだけですよ。そうすると次も仕事がもらえるんですよね。」
と答えたそうです。
彼女のように仕事やお客様を追いかけなくても自然と仕事が集まってくるのはなぜでしょうか?
頼んでくれた人への感謝の気持ちを忘れずに、期待を裏切らないように仕事をすることが当たり前という考えた方で仕事に取り組んでいると、自分の気持ちが明るくポジティブになるので自然と仕事を引き寄せることができるのかもしれません。
気持ちが与える影響は大きいと思いますので、自分の気持ちがポジティブになるような環境を自分自身で作っていきたいと思います。
弱みをさらけだす。

丹下 優子
歌手のマドンナは有名になる前、生計をたてるためヌードモデルをしていたことがあり、それをマスコミに聞かれた際さらっとこう対応しました。
「それは事実よ。私は骨格がはっきりしているので描きやすいって大人気だったの!」
このマドンナの対応をマスコミは好意的に受取り、その記事によりファンも増えたのだそうです。
誰にでも弱みやコンプレックスは隠したいと思うものです。
しかし人が親近感を感じたり好いたりする瞬間は、実はその人のすごい所を知った時より、そういう弱みを見た時なのだそうです。
隠したいと思っていたことをさらけ出すことで、何か吹っ切れるものがあるかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年2月)

真の人間関係に、駆け引きなど存在しない

土肥 宏行
高校の女子サッカー部の熱血監督と選手の密着取材をテレビで見ました。
練習の時の監督はまるで鬼で、ビシバシしごきます。
ただし練習が終わると親しげに生徒と監督が話している光景になります。
この監督は練習だけでなく、自分の家を寮にして食事をつくり、プライベートの相談にのり生徒にとって良いと思うことを何でも無償でやっているようでした。
こうすれば自分が得をする。
こんなことをやっていては自分が損をする。
そんなことを考えて行動している間は本当の意味での人間関係や信頼は得られないのだろうなと思いました。
「何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである」
(羽生善治さんの言葉)

渋谷 佳代
仕事をしていると、さまざまな情報や必要な資料が多くなっていきます。
情報に埋もれて、これらのうち、本当に必要なものを探せないでいることはありませんか?
自分で考えて
①必要な情報を明確にする。
②情報を取捨選択する。
最初は、言われたことを言われたままに行うマニュアル人間になってしまいます。
こんな時でも、何かを自分なりに考えたり意識しながら仕事をすることを心掛けましょう。
基礎を固めた上で、後になって、同じ仕事をしたり、類似している問題に当ったときに、その差が生まれてくると思います。
人より半歩でも先を行く仕事をしたいです。
1つ1つを乗り越えて、今がある

鈴木 正大
社会人の先輩から受け取った言葉です。
その先輩は、今でこそ現場の第一線で活躍していますが、新人の頃は、ある程度、いい意味でも悪い意味でも、手を抜きながら仕事をしていたそうです。
そんな中、ある時、今までのやり方では乗り切れない、1つの「きっかけ」になる仕事に取り組むことになったそうです。
それを乗り越えて、今の地位にいるんだ、というお話をされていました。
そこでその先輩が何をしたのかというと、「特に特別な事はしていない」のだそうです。
ただ、目の前に現れた壁を1つ1つ乗り越えていったことで、気が付いたら、今の地位に自分がいたそうです。
あまりにも高望みな目標を抱えすぎず、今の自分が乗り越えられる課題を1つ1つ乗り越えていくことが、理想の自分に近づく第一歩なのかもしれません。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成26年1月)

失敗は成功のもと

山田 祐子
発明家トーマス・エジソンは
「私は今までに1度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を今まで2万回したのだ。」
と言っています。
マイケル・ジョーダンは
「高校時代は代表チームの選考から漏れた。9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ、決勝シュートを任されて26回も外した。だから、私は成功した。」
と言っています。
失敗したっていい、失敗しても前に進めばいい、反省して自分の力にしていけばいい。
私は、失敗を恐れるのではなく、失敗が無ければ成功は無いんだということ、そして自分の力を信じて進んでいきたいと思います。
「成功するまでやめない」

野本 理恵
何かにチャレンジしているとき、成果がでないと
「そもそもこのやり方が間違っているのではないか?」
「ゴール自体が誤っているのではないか?」
と思ってしまいます。
しかし、往々にしてこれは自分を守るための言い訳であったりするのかなと稲盛氏の言葉を聞いて感じました。自ら退路を経って、
「成功するまでやり続ける」
ということが大切なんだと思います。
チャレンジするかぎり、成果がでないということはつきものです。
しかし成果がでないことは失敗ではなく、チャレンジを辞めた時が失敗だと思いました。

私自身、このエピソードを聞いて少し気持ちが軽くなりましたのでおすすめしたいと思います。

見込み60%で意思決定し、残り40%で行動する

柴崎 誠
1つ間違えたら永遠に取り返しのつかない意思決定など、そうはありません。
また、100%絶対に正しい意思決定もありません。
見込み6割でどんどん意思決定し、残り4割は行動しながらカバーしていく。
そうすると多少間違っていてもどのようにカバーしていくかが、意思決定においては大切だといえるのです。
リクルートには「まず行動しろ」というスピーディーな力を求められる企業風土があるそうです。
そこには「6割はじっくり詰め、残り4割は深追いせずに行動に移れ」という意味合いが込められています。
6割部分が充実しているからこそ、素早く決断して実行できるということです。
また、もしうまくいかなかった場合には、あらかじめストックしてある選択肢のうち、今回は使わなかったものを次回の策として投入することでカバーできます。
効率化を考えるときはゼロベースから考える

吉田 昇平
物事を効率よくするために、無駄をなくそうとしようとする際に、今ある形をイメージして、そこから無駄をなくしていくというようなイメージで考えていませんか?
それでは本当の効率化は出来ません。
効率化を考えるときは、まずゼロから最低限必要な工程をイメージし、その上で必要なチェック項目などを肉付けしていかなければ、無駄というものはなくならないのです。
本当に効率化をしたいのなら、今あるものを一度完全に捨て去って、一度根本から見直さなければならないのです。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年12月)

相手のことだけを話題にする

江原 智恵子
人と上手にコミュニケーションをとるための第一歩は、まず人間の本性は何かをきちんと理解することだそうです。
人間の本性は何なのかというと、人間はもともと自分の事しか考えていない、自分のことしか関心がない生き物だそうです。
この事を認識した上で、人と会話をする時はどんな話題がよいのかというと、相手の一番関心のあること、つまりはその人自身の事を話題にすればいいということになります。
相手の事を話題にすれば、それは相手にとって一番関心があることですから、まさに人間の本性をついている訳です。
人と会話をする時に肝心なのは、自分がその話題に関心があるかではなく、相手がその話題に関心があるかということだと思います。
頑張らなくていい所で誰よりも努力する

丹下 優子
今年人気となった、東進ハイスクールの林先生が、生徒に一番伝えたい言葉がこれだそうです。
先生の話を例にとれば
「僕がジャニーズ事務所に入りたいと努力したところで、それは不可能に近いこと。ならば適性があると思う塾の講師という職業で、甘んじることなく死ぬほど努力することが人生のベスト」
ということのようです。
職業を選択する時に限らず、自分の得意とする分野で、誰よりも努力する。
そうすることで道がひらけたり成果が出たり、自分自身も幸せを感じることができるのだと思います。
何が起きるかを考えると不安になる
何を起こすかを考えるとワクワクする

石原 あい
不安に勝つ方法とは、色々あるかとは思いますが、「客観視と座禅」が良いそうです。

へんに押さえたり目を背けようとすると返って不安は巨大化するので、自分の心を客観視する力を高め、思考と現実との違いを見極める、この作業が座禅につながるようです。
座禅までしなくても、今を見つめ今に集中する瞑想する事で、脳の血流をアップさせて考える力が高まるとの事です。
一休さんのフレーズで、「気にしない、気にしない」「ひとやすみ、ひとやすみ」というのがありましたが、これも心を落ち着かせるのに良い言葉だと思います。
そして、「何を起こすか」というところで、自分が起こそうとする行動や起こした行動がワクワクすることに繋がれば、プラス思考となり自分への期待も高まり、自己評価があがり自分の力を信じる事ができるのだと思います。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年11月)

結論を持ちましょう

吉田 昇平
物事に熱中していると、視野はどんどん狭くなっていきます。
過程に集中するあまり結論を見失うことはよくあります。
そうならないためにも、まず結論を持ったうえでそこから逆算する考え方も大切な考え方です。
結論というゴールを仮定して、そこに向かって理論を組み立てていく「ロジカルシンキング」の考え方を持つのは分析や計画を練る上で最低限必要な力なのです。
調べ上手、探し上手になる

渋谷 佳代
「聞いてばかりいないで、自分で調べなさい」
私は、社会人になりたての頃、上司によく注意されました。
誰かに聞くことは、一番簡単で、はやい解決方法です。
今思えば、私は、きっと何度も同じことを聞いていた可能性があるのではないかと思います。
どんなことも、慣れないうちは、メモをとることや、ノートにまとめることが必要だと思います。
でも、時間が経って、同じような事柄に直面した時、そのノートや必要書類を自分で探し出して、実践することができなれば、何の意味もないことになります。こういった状況に陥らないためには、
1.極力、自力で調べてみる(時間との兼ね合いで、聞くことも必要)
2.忘れない工夫をする(簡潔にまとめたり、記憶に留める工夫をする)
3.探しやすいように収納する(必要な時に必要な情報がすぐにわかるようにする)
この過程を繰り返すことによって、調べ上手、探し上手な人は、
1.人の話を丁寧に真剣によく聞く人
2.自分の頭で考え抜く人
3.自分の考えを分かりやすく整理して人に伝える人
になるではないかと思います。
「〇〇らしさ」を見つけよう

鈴木 正大
皆さんは、友人に、自分の印象的なエピソードなどを話した時に、「〇〇らしいよね」と言われたことはありませんか?
この「〇〇らしい」という言葉が使われるのは、何も個人に限られた話ではなく、企業においても使われることがあります。
例えば、他社とは違った、独創的な商品を創ることを売りにしているA社が、独創的な新商品を発売したとすると、「A社らしい」と言われるのではないかと思います。
逆にA社が、同業他社と同じ様な、ありふれた新商品を発売したら、それは「A社らしくない」と言われるのではないかと思います。
このように考えると、「〇〇らしさ」というのは、相手が、自分に対して「期待」している部分を指すのではないかと思います。
お客さんが自分たちに「期待」している「○○らしさ」が何なのかを考え、それが、お客さんの求めている「○○らしさ」と100%一致した時に、最も相手が満足する成果を生み出す事ができるのではないでしょうか。
仕事を自分のものにせよ

清水 真海
日本の"製紙王"と言われた王子製紙初代社長の藤原銀次郎が述べたものです。
愉快に働く心構えとして非常に簡単明瞭に本質をついております。
「自分で進んでやっている仕事は、会社のものでもなければ、重役のものでもない。また、これを監督したり、命令したりする部長、課長のものでもない。自分のやっている仕事は、あくまでも自分のためにやっているものである。また、自分のものにしてしまわなければ愉快には働けないし、熱心にもなれない。そうなると当然、能率も上がらない」
愉快に働くための一番目として、「仕事を自分のもの」にすることを肝に銘じてください。
「これは会社の仕事だ」とか「上司に言われた仕事だ」とか言っているうちは、仕事は決して愉快なものにはなりません。
人に縛られるものではなく、自分の創意工夫、知恵を絞り、自分のものとして考えることができれば、どんな仕事も愉快になること間違いなしです

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年10月)

5W1Hをフル活用して考える

江原 智恵子
「いつやるの?今でしょ。」
でおなじみの東進ハイスクールのカリスマ塾講師の林先生の本に書いてあった言葉です。
人は困ったときに「どうしよう」という言葉を繰り返し結局解決策が見つからないという結果になる場合が多いと思いようです。
でも何事にもすぐに動ける人、つまり「今やる人」はちょっと違うそうで、何か問題が起こったときに頭の中で5W1Hをフル回転させて情報伝達のポイントである6要素をはっきりさせるのだそうです。
そしてこれを応用することにより問題解決ができるのだそうです。
例えば歯の磨き方が悪いと歯医者さんに指摘されていた人がお風呂で歯を磨くように変えたら磨き方が良くなったという例があります。
これは「どのように」磨くかということを「どこで」磨くかに問題をすり替え、応用したことにより問題解決につながったという例です。
この5W1Hをフル活用することによりすばやい問題解決ができる人になれるのではないかと思います。
元気のでる言葉を使おう

丹下 優子
『言葉は種のようなもの』という話を聞きました。
学生時代の先生の言葉が今になってわかった、という経験がありますが、言葉は自分や相手のお腹の中に種を蒔いて、時の経過や経験と重なって花を咲かせたり実をつけたりするのだそうです。
そう思うと、やはり元気の出る言葉や表現を使いたいものです。
言葉の力を感じるエピソードがあります。
オロナミンCのCMは「元気ハツラツ・・・!」のフレーズでお馴染みですが、このCMに出演していた大村昆さんは当時大病を患っていて出演を迷っていたそうですが、結果的にこのオファーを受けてよかったと思うことになります。
というのも、CM制作中に何度も「元気ハツラツ!」と叫ぶうちに、心も体も元気になることを感じられるようになったからです。
自分の言葉を一番近くで聞くのは自分の耳です。
また、周りの人の心に言葉の種を蒔くのであれば、いつか元気や勇気という実を結んでもらえるように、なるべく肯定的な言葉を使うようにしたいと思います。
「効果的な『ありがとう』を使おう」

野本 理恵
誰しも、「ありがとう」という言葉をもらって嫌な気はしませんが、いつも何も言わないような上司から「ありがとう!」と言われ、「…??」という気持ちになった経験もあると思います。
言った本人は感謝の気持ちを伝えようと思ってもこれでは本当に相手に伝わったとは言えません。
しかも次の同じようなタイミングで、「ありがとう」と言われなければ、「あれ?今日は機嫌が悪いのかな?」という逆効果の評価につながることがあります。
これは自分本位のコミュニケーションだからです。
効果的なコミュニケーションで大切なのは、「相手をよく観察すること」。
だれがどのように頑張っているかをよく見て、良いタイミングで声をかけるからこそ、「ちゃんと見ててくれた」と言われた相手もモチベーションがあがり、次の仕事はもっと期待値を上回るものになっていきます。
これが、効果的な「ありがとう」の使い方、発した方も、言われた方も幸せになるコミュニケーションです。
「業務」を減らして「仕事」をする

柴崎 誠
「仕事」とは価値を生み出すものであり、100円で仕入れたものを100円で販売していたら、仕事ではありません。価値を加えて200円で販売するから仕事なのです。
300円で売れるならそれだけで付加価値が大きいということです。
「仕事」の位置付けをこのように考えた場合「あなたがやっているのは本当に「仕事」ですか?」と聞かれると、少し考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
誰でも仕事というより「業務」に必死になってしまうことが少なくないからです。
ただ、目の前に「業務」と「仕事」がある場合、「業務」から手をつけてしまうものではないでしょうか。
「業務」の方が簡単であり、「仕事」は大変だから後回しにしたいものです。
日々の「業務」がたくさんある中では大変ですが、「業務」の時間を減らし、付加価値の生む「仕事」に費やす時間を増やすのです。
そうやって工夫をして働くことが人を成長させてくれるのではないでしょうか。
メモとり名人は、仕事名人

土肥 宏行
皆さんは仕事において、聞いたこと、調べたこと、先輩に教えてもらったことなどを自分のノートなどにメモをとると思います。
メモを取ることによって覚えたり、後でもう一度見返して思い出したりします。
私も事務所の先輩に教わったことをメモに取り、わからなくなった時などにカンニングペーパーとして使ったりしました。
メモを書くことはそういったことで役に立ちますが、実は心の整理にも役に立つようです。
仕事において誰しも不満を抱いたり、愚痴を言いたくなることがあると思います。
そんな時は、とにかく思ったことをできる限り紙に書いていきます。
全部書いたらそれを真っ黒に塗りつぶして、破り捨てます。
こういう気持ちになった時に、「書いて、なかったことにして、スッキリ」という流れ(スイッチ)を自分で作ることができれば、気持ちがモヤモヤのまま仕事にむかわなくても済みそうですね。

SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成25年9月)

知らないことの中に答えがある

柴崎 誠
考えを重ねていろいろなアイデアを生み出しても、それだけでは仕事になりません。
思いついたその先にあるものは何かを考え、行動に移していく。
この過程で欠かせないのが想像力です。
「このアイデアを形にし、実行したらどうなるのか」
を先々まで考えて想像する。
そこから生み出したアイデアは自分だけの発見です。
結果がどうなるのか、その答えは常に「知らないこと」の中にあります。
知らないのであれば、想像するしか方法はありません。
想像力を鍛える方法はいくつかありますが、それ以前の原則として、知識を詰め込まないことが大事なようです。
知識があると「もうわかった」と勘違いをして、想像力を働かせることをやめてしまいます。
知っていることの中に答えを見つけるのではなく、想像力を働かせて知らないことの中に答えを生み出してみる。
これを繰り返すことで自分がやれる仕事の幅は広がるのではないでしょうか。
「とりあえず練習」では上手くなれない

吉田 昇平
何か新しいことを始めるときに、いきなり本番ではまくとりあえず練習を重ねていませんか?
もっと極端に言うと、プロになろうと考えていますか?
子供の習い事を思い浮かべるとわかりやすいですが、プロになろうとして何かに打ち込んでいる子とそうでない子の差は非常に大きいことが多くあります。
ではその差は何なのでしょうか?
才能の差?いえ、プロを目指している子は才能があると保証されてプロを目指している訳ではありません。
「とりあえず練習」という気持ちで行う練習の場が遊び半分のゲーム感覚の場になりがちなのです。
すべてにおいてプロフェッショナルである必要はもちろんないのですが、問題なのは大事な場面においてもとりあえず練習という染み付いた慣習が顔を出してしまうことです。
そうならないためにも大事な場面では競い合う相手を見つけるなどの自分を奮い立たせる材料を見つけることが大切です。
発想を逆転する

鈴木 正大
電車で通勤をしている人なら、皆さん、毎月当然のように、通勤費を支給してもらっているのではないかと思います。
しかし、ある会社では、これとは全く逆の発想で、遠くから通勤して来る人に通勤費を支給する、のではなく、会社のすぐ近くに移り住んできた社員に、居住費を支給する制度を取り入れました。
この発想は、当初は、遠くから通勤している社員にゆとりを持たせることを目的としていたようですが、この制度を取り入れた所、近隣の不動産屋さんが、毎年、この会社の新入社員採用の時期に、新入社員用の空き物件を確保してくれるなど、思わぬ相乗効果があったようです。
皆さんも、日頃当たり前に思っている事に、逆転の発想を取り入れてみると、新たな発見があるかもしれません。
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