SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和6年3月)

難しい仕事は後回しにせず、先に行う
中澤 正裕
中澤 正裕

起業家・経営者の多くは、生産性を上げるために「難しいことから取り組む」「困難を先延ばしにしない」「準備に時間をかける」ことを共通して行っているそうです。

投資型のマインドで長期的な結果を得るために、短期的に努力をするという考え方によるものです。

仕事においても、肩慣らしとしてライトな仕事に取組み、その後慣れてきてから難しい仕事に取組むことがあると思いますが、トータルのかかった時間で考えると先に難しい仕事に取り組んだ方が効率が良くなる傾向にあるそうです。
そうはいっても、難しいことかから取り組むのは難しいですよね。

人間の性質上、困難を避けて、楽な方に行くようなのでしょうがないかもしれません。
そんな方は、朝に簡易的なルーティンをやって、達成感、モチベーションを感じ、仕事に臨んでみてください。

難破船と3人の乗客(適正なリスクをとることが肝心)
丹下 優子
丹下 優子

難破した船が島に流れ着き、修理が完了次第出航することになった。

あなたならどういう行動をとるだろう。

①いつ修理が終わるかわからないので船に留まる
②修理の進捗を見ながら、近隣で、ある程度の食料を補給する。
③修理に時間がかかるだろうから奥地まで行って十分な食料を確保する。

は栄養不足で航海に耐えられないかもしれないしは船に乗り遅れるかもしれない。

大切なことは“適正なリスクをとる”こと。
不安になり過ぎても突っ走り過ぎてもいけない。

どれくらいのリスクを背負ってどれくらいの報酬が得られるか。
常にそのバランスを見極めることが成功の第一歩になる。

感情が追いつくまでは理屈は腹落ちしない
工藤 正悟
工藤 正悟

米のとぎ汁にはリン・チッソが含まれ、それらは下水処理によってもほとんど除去できません。
海川に流れ込むと栄養過多となり、アオコや赤潮の原因となります。

米のとぎ汁を魚が飲める水質に戻すには800倍の水で薄める必要があります。

皆さんはこの話を聞いて、米を研ぐのを辞めようと思いますか?

私はこの話を聞いて、まず思ったのはご飯食べれないのは困るな、と思いました。
次に思ったのは今まで問題になってないならいいのでは?海水で薄まるのでは?と考えました。

この時点で感情が理屈を拒否しています。

事実、私は米を研ぐことを辞めていません。

お客様にとって良い選択を取ってほしい時、相手の感情が追いついていないと理屈は腹落ちしません。

感情を動かす言い方をあの手この手で、色んなタイミングで伝えることが大切なのではないかと思います。

心配性を武器にする
竹内 純子
竹内 純子

日本人は心配性の人が多いと言われます。

空気を読む文化で「自分のしたことに失礼はなかったか?相手はどう感じたか?」と心配してしまいます。

「セロトニン」が気分を左右しますが、これを調整する遺伝子が弱い人が多く不安を強く感じやすいそうです。

しかし「心配性」であることは人より損なわけではありません。
心配性で不安を持ちやすい人ほど危機回避できるといえます。

心配性を武器にするためにコントロールできるトレーニングを2つ紹介します。

①不安なときは情報を遮断する
ネット検索で不安が大きくなった経験はあると思います。
新しい情報に触れた時、人は心拍数が上がり注意力をあげます。
つまり新しい情報に接している間、私たちは不安でドキドキするので、不安を解消しようと延々と情報を集めていると、不安が増幅してしまうのです。
公式の情報にしぼってみたり、検索をやめると新しい情報に触れないことで不安衝動は収まります。

②返事はいったん保留するクセをつける
心配性の人がパニックに陥りやすくなるのが、誰かに回答を迫られたときです。
対応策は回答をいったん保留することです。
相手に少し回答を待ってもらいます。
現実的な着地点が見えてから対応することができます。

このように不安をうまくコントロールして行動力に変えることができれば、心配性であることは強い武器となります。

心配や不安を上手にコントロールして、心配性であることのメリットを伸ばしていくといいんだなと思います。

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