SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和6年2月)

自分の強みは「積み重ね」で見えてくる
江原 智恵子
江原 智恵子

よく、自分の強みを生かすなどと言いますが、「何が自分の強みなのか?」ということは簡単にはわからないものです。

与えられた仕事に一生懸命取り組んでいく中でヒントが見えてきて、そして、与えられた仕事の中で強みを磨いていくと覚悟を決め、それに徹底的に取り組むことで自分の強みが何かが見えてくるのではないでしょうか?

自分の強みとするためには、徹底的にやることと積み重ねが大事です。
「量が質に転化する」ことが積み重ねの本質です。
その積み重ねにより自分の強みが何かが見えてくるのだと思います。

負けを認める潔さが次に繋がる
土肥 宏行
土肥 宏行

谷川さんという棋士の言葉です。

将棋とは礼に始まり礼に終わるゲームであると言っています。

谷川さんは対局の開始前と終局した時など合計で4回礼をしています。
特に負けてしまった時は、声を出して負けました、と必ず言うようにしているそうです。
谷川さんは後輩に負けたりとか、途中まで勝っていたのに、逆転されて負けてしまった時などには、頭を下げるという気持ちにはならない事もあるそうですが、それでも声を出して負けました、と言うそうです。
負けは負けという様に自分の中で1回切ることで、次に切り替えるという意味があるそうです。

我々の仕事でもミスとか、失敗は誰にでもあるようなことです。
それをなあなあにしないで、まずは1回自分で受け止めて、受け止めたらそこで切って進んでいくという潔さを、自分の中に持ってみてはどうかと思います。

義のある行動
堺 友樹
堺 友樹

義とは、人間の行動等において良いこととされる概念である。

昨今、義のある行為を過剰に行う者も増えてきておりますが、本来、義のある行為は人間の行動でよいこととされているものである。

太平洋戦争中において、工藤俊作という海軍の軍人がいたが、あるとき、航行中に敵兵が海で漂流しているのを発見した。
この時は戦時中であり、かつ、敵の潜水艦などもいるであろう海域であったが、乗組員に対して全敵兵を救助せよという命令を出した。
敵兵であっても勇敢に戦い、負けた相手を人間として見殺しにしなかった。
こういった行為が近年、テレビ等においても取り上げられるようになり、義のある行動が称賛されている。

しかし、考えてみると時は戦時中であり、敵兵を助けたことによりその敵兵がいつ牙を向いて向かってくるか分からず、その中で困った人間を助けるという強い義があったからこそ、できたことではないでしょうか。

仕事においても義のある行動を取ることが、お客様自身を助けることとなり、ひいては自らを高めることになるのではないか?

平均点を目指さない戦い方
山村 佳恵
山村 佳恵

しばらく前にディズニーがチケット価格を大幅に値上げして賛否両論がまきおこっていました。

しかし現在、来園者数は相変わらず多く売り上げも好調です。
なぜディズニーからファンが離れないのかというと、確固たる戦略があるからです。

ピークエンドの法則というのは人間は評価を下す時に考えるのは感情が一番動いた時(感情がピークの時)と最後の時(エンド)の二か所のみだそうです。

ディズニーはこの法則を使ってお客さんが乗り物に乗っている時(ピーク)と帰る時に寄るグッズショップ(エンド)に全力投入しているので、このピークとエンドの評価が高いため、それ以外のチケットの高さや待ち時間の長さは評価対象にならないそうです。

平均点を目指すのではなく、自分の強みをとことん磨いた戦略をとっています。

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