SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和5年6月)

相手が決断しやすい選択肢を提示する
江原 智恵子
江原 智恵子

仕事において、お客様に何かを説明して決断していただくという場面は多くあると思います。

説明の内容が専門的な内容だったりすると、説明時間が長くなり、結局重要なポイントは何なのかが相手に伝わらなかったということはないでしょうか?

そうすると、長々説明したものの、結局どうすればいいのかわからず決断できない、という状況になってしまうと思います。 なるべくシンプルにわかりやすく説明し、内容を理解していただいたうえで、お客様自身で納得した決断をしてもらうためには、相手が決断しやすい選択肢を提示することが大事だと思います。

酒を飲むな!
土肥 宏行
土肥 宏行

南米大陸の最南端パタゴニア地区にヤーガン族という先住民が生活をしていました。先日その最後の一人が亡くなり、民族が滅びました。

生前その最後の一人である女性に、絶滅してしまう民族として、生き残っている人に何か言いたいことはありますか?と聞いたところ「酒を飲むな!」と答えたそうです。

菌が育たない地域のため酒は無かった。そこに西洋の文化が入ってきた。酒がないところへ酒が入ってきて、男たちが酒におぼれ働かなくなり、保護されて生きるようになり、民族が立ちいかなくなったということだ。

同じようなことが他の民族にもみられる。北極圏のイヌイット。カナダ政府が定住を進めた。

狩猟民族は生きていく手段を奪われ政府からの援助に頼ることになる。その金は酒代に消えていく。働かなくなると民族は滅びてしまう。

極端な例で教訓にならないと思うが、せめて我々は働いて真面目に生きていきたいと思う。

協調性の恐ろしさ
堺 友樹
堺 友樹

人間には協調性というものが備わっている。協調性は他と協力しながら物事を成し遂げる力であり、特に日本人には顕著にそういう性格である。良い意味で言われることも多いが、実は協調性には恐ろしい一面があるそう。

協調性では他と協力しながら物事を成し遂げるのであるが、この他というものについて一定の線引をしてしまう。例えば、自国民と外国人というように、人種という観点で線引してしまえば、自国を守るために他国と戦うということは協調性では成立してしまう。

現在、多様化社会と言われており、個々の主張を全体の主張となるような事も起きている。そもそも協調性とは、他と協力できるという点とそれ以外の他を攻撃するという点のそれぞれがあることを認識したほうが良い。他を認めることで、それ以外の他という範囲を広げて物事を考えてみてはどうか?

王道パターンと品質の確信がリピーターを生む
山村 佳恵
山村 佳恵

インド映画RRRがアカデミー賞を受賞しました。映画RRRは2回以上観に行ったリピーターが多いそうです。

リピーターを生むのは二つの要因があります。

  1. 品質の確信
    RRRの前作の映画も面白かったので、RRRも面白いだろうと品質に確信を持った人が多くリピーターになった
  2. 王道パターンであること
    映画に関していえば、映画の王道パターンは「友情」「バトル」「ハッピーエンド」です。

RRRはまさにこの王道ストーリーでした。
王道ではない映画作品やサービスも評価されることはありますが、リピーターにはなりにくいです。

世の中のヒット商品やヒットしている作品の理由を分析すると新しい発見があるかもしれないです。

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