SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和4年8月)

「させる」より「したい」と思わせる仕掛けをつくる
竹内 純子
竹内 純子

松村真宏さんの「仕掛学」という本に出てくる言葉です。
仕掛学とは、ついしたくなる状況を作って、人の行動を変えることです。

駅で階段を使う人が少ない問題を解決するために、階段を左右に色分けし、「好きな街アンケート」と告知してどちらかを歩くと上のモニタに数がカウントされる仕掛を作ったところ、1日の利用者が1300人以上アップしたそうです。

仕掛は、行動を変える負担が小さいほど効果があるそうです。
自転車のカゴに1つゴミを入れておくと、他の人もゴミを捨てやすくなるという悪い仕掛もあります。

+の仕掛を考えていきたいなと思います。

名前を付ける力
工藤 正悟
工藤 正悟

エントロピー増大則、100%の効率で動く永久機関は存在しない
エントロピーとは乱雑さ、バラバラを意味する

暖かい水と冷たい水が区分されている→混ぜると熱がばらける→一度混ぜたら自然には元の形には戻らない
物事の進む方向は1方向しかない、これにつけた名前がエントロピー
このエントロピーという名前を付けたことにより、100%の効率で動く永久機関は存在しないことが存在された、名前を付けることでその物事について考えられる(永久機関が存在しないことが考えられる)
なんとなく理解している物事、事象に名前を付けることでそのことがきちんと考えられる、捉えられる
物理の世界だけではなく、感覚値が多い仕事の中でも同じことが言えるのではないでしょうか

後悔する行為はしない
江原 智恵子
江原 智恵子

もしも、ある行為をして後で後悔すると思うなら、はじめからしない方がよい。
後で喜べるような行動をすべきである。
そのためには自分がどう行動しようかを決める時、常に先のことを考えます。
将来自分がとった行動を後悔しないかどうかを一瞬想像してみるということです。
それをしたことによって数日後、数年後、あるいは死ぬときに後悔すると思うなら、それはしないことです。

又、やらないことで後悔しないかも考えます。
「勇気を出してチャレンジしておけばよかった」
「もっと勉強しておけばよかった」など。
迷った時は将来やってよかったと思えることをするのが幸せに生きるコツだと思います。

「もったいない」を克服する
土肥 宏行
土肥 宏行

時間や努力を費やしたものをあきらめる時、「もったいない」と思い、やめられないことはないでしょうか?

こんな例があります。

ある旅行ツアーAを2万円で購入した人がいます。
数週間後Bツアーを1万円で購入したとします。
ツアーBの方がずっと魅力的で、前から興味がありました。
あとで気づいたのですが2つのツアーは日程が重なっており、払戻しもできず、どちらかを選ばなければならない状況です。
ここまで説明し、どちらを選びますか?とたずねたところ約半数の人が高いお金を払ったツアーAを選びました。
楽しめるのはツアーBとわかっていながら、安い方を選んでしまったら無駄がより大きくなってしまうと考えるからです。
実際はこれ以上変わらないのに。

自分の失敗を認めた時、初めて失敗は過去のものになる。
「もったいない」を克服しない限りそこから抜け出せないのです。
「もったいない」というちょっとした気持ちが自分の判断を迷わせていませんか。

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