SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和4年4月)

リンゲルマン効果を活用する
丹下 優子
丹下 優子

リンゲルマン効果とは、単独で行う場合に比べて、集団になると一人当たりの成果が減少するという行動心理のことです。
いわゆる私が手を抜いてもわからないだろう、または有能な人が目立つ中、私は評価されないだろうというモチベーションの低下などに由来します。

ただ、『応援してくれる人がいる』と成果は変わらないという検証結果もあるそうです。

リンゲルマン効果ということがあることを前提に、プロジェクトは適正な人数にする、見ていてくれる人(上司など)を置くなど、適宜対応することで、最大の成果を引き出すことはできそうです。

モラルに合わせてルールを変える
工藤 正悟
工藤 正悟

1.ルールを作る目的
①業務レベルの統一
②効率化

2.ルールを作るデメリット
①ルールを守ることが目的となると判断軸がルールとなる(ルールがモラルを超えている)
②決めたルールを変えられなくなる

3.モラルの意味
道徳や倫理…物事の考え方や善悪の判断
SMCは顧問先の発展に貢献する…ルールはTKCだが、他のソフトの方が顧問先のためになるならば対応する(会社にとっての善)

4.モラルとルールの比較
・ルールに基づいて作られるのがマニュアル
・モラルに基づいて作りるのがガイドライン(象徴的、目指すべき行き先を示す)
・ルールの動機付けはペナルティかインセンティブ(外的要因)
・モラルの動機付けは仕事感や使命感、人生観(内的要因)←ここが社員教育の目指すところ

ルール、マニュアルは使いどころが別であることを理解しよう
大切なのはモラルにあわせてルールが変わること

ホウレンソウの前にザッソウを
竹内 純子
竹内 純子

オフィスでの過ごし方は
①個々の業務をする時間
②会議などで顔を合わせる時間
③なんでもない会話:雑な相談・ザッソウ」の3つに分けられる。

以前から「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」が大事と言われるが、実はホウレンソウをスムーズに行うには「ザッソウ(雑な相談)」が必要だそう。
ザッソウを行うことで、社内の人にいつでも話ができるという心理的安全性が高まるからだそう。

あるコールセンターでパート社員同士の雑談がはずんだ場合、センター全体の幸福度が上昇し、受注率が30%向上したそうだ。
ここで重要なのは、雑談をした社員だけでなく、全体の生産性があがったということだ。

変化が早い現代では、ひとりでできることは限られているので、互いに相談したりして生産性を高める働き方が重要なのかなと思う。

心のつながりがパワーを生む
江原 智恵子
江原 智恵子

昔、2つの国で戦争が起こりました。

一方は豊かな国だったのでお金で10万の傭兵を雇い入れました。
一方の国は貧しい国でお金がないので古くからの家来1万の兵で戦うしかありませんでした。

1万の兵に勝ち目はないように思いますが、なんと勝利したのは1万の兵しかいない国でした。
お金で雇われた傭兵は国王への忠誠心などありませんので自分の命が危なくなれば、とっとと逃げ出しました。
貧しい国の家来は忠誠心によって国王と強く結びついていたので、命がけで国を守ろうという強い覚悟がありました。

このように「心」で結ばれた人間関係は強いパワーを生むようです。

強い人間関係を築くための基本的なことは、誠実で善良な気持ちをもって相手と付き合うことだと思います。
仕事の場合は極端にビジネスと割り切り過ぎないことも必要かと思います。

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