SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和4年3月)

未完成の人生を楽しむ
江原 智恵子
江原 智恵子

人は「手に入った瞬間から感動を失っていく」という心理学の法則があるそうです。

例えば、結婚する前は結婚することを望み、子供がいない家庭は子供が授かることを願います。仕事がない人は仕事のある生活を望みます。でもそれらが手に入ってしまうと理想だった夢の生活は日常の当たり前の生活に変化し、感動も少なくなってきます。マイホームも車も手に入れたいと思っている時が夢の最大値です。

憧れの世界を夢見ている状態が夢の最大値の状態です。

「成功者」とはそうした未完成の人生を楽しめる人であり、プロセスを楽しめる心を持っている人です。

今、自分の側にある幸せを、それを求めていた原点に立ち戻り、何度も何度も味わえる人が「成功者」になる可能性を秘めています。

仕事にのめりこむ
土肥 宏行
土肥 宏行

日本人は仕事にのめり込んでいる人の割合が、世界に比べてかなり低いという結果になっています。面白くなくてもやらなければならない仕事があれば忍耐強く一生懸命やりつづけます。反面、何かに興味を持つのが苦手なようです。それは会社だけでなく学校でも、興味を持てる授業は少なく、卒業するために我慢しながら受けているという生徒も多かったはずです。

では、のめり込むためにはどうすればよいか?

キーワードは意義、課題、能力だそうです。
自分が取り組んでいる仕事内容に社会や顧客、会社にとって自分にとって何か具体的な意義を感じられるか。
次に課題。
簡単なものではなく、適度な難易度はもった課題が明確にあり、それにチャレンジしていきたいという気持ちが湧いてくるか。
最後に、自分の能力を客観的に認識した上で、この仕事こそ自分が取り組むべきものだと感じられるかどうかです。
これらが意識できればもっと仕事にのめり込めるようです。

ネット情報に反応しすぎないために
山村 佳恵
山村 佳恵

最近ネットで暗いニュースを目にする時間が多くなり、気持ちも落ち込むことが増えました。
何か対策はないかと探したところ「スマホ脳」という本に良い内容が書かれていました。
それによると、もともと人間の脳は生存のために悪いニュースを好んで選ぶ性質があるのだそうです。そのためネットでも気分が落ち込むようなニュースを立て続けに見てしまうそうです。対策としては運動が効果があるそうです。

原始時代、獣を狩りやすくするために体を動かしたときに一番集中力がアップし、冷静な状態になれるように脳が進化しました。
現代人の脳も同じ仕組みになっていますので、運動することで暗いニュースを見ても反応しすぎず冷静な状態を保つことができるのです。

人間である以上、頭を使って働け
中澤 正裕
中澤 正裕

本田宗一郎さんの言葉です。その中のユニークな話を紹介します。

人間が一日コツコツ働いた労働力を馬力で表現すると20分の1馬力となるそうです。これは扇風機と同程度の動力だそうです。動くだけの扇風機と同じパワーしかない人間は、人間にしかできないこと(考えること、人の気持ちを汲み取ること)をすることが大切であるということを言いたいわけです。

「動」にニンベンで「働」と書きます。
ただ動くだけの扇風機ではなく、人間にしかできないことをして働き、AIに取って代わられない仕事を目指すことが大切です。

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