SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和2年6月)
- 事実をそのまま受け入れる
丹下 優子- 篠山紀信さんの人生が変わったきっかけがあるそうです。
それはリオのカーニバルへ取材に行った時のこと。
道の反対側に渡ろうと、パレードを無理やり横切ろうとしても何度も跳ね返されてしまった篠山さん。
そんな時、半ばやけくそでサンバのパレードに参加し始めたところ、ス~と向こう側に渡れたのだそうです。
「あ、こういうことなんだ。全部受け入れちゃえばいいの。」
というのは篠山さんの言葉です。
反発するのではなく、まずは全部を受け入れることで、道が開けることがあるのかもしれません。
- 2:3:0の法則
工藤 正悟- コロナによってテレワークが普及。
社員一人一人に細かなタスクを課し管理する会社が増え、組織はより文鎮型になりました。
これにより、以下の事象が発生しました。
①一人一人の働きぶりが一目瞭然に
②管理職が不要に
2:6:2の法則の中間層には管理職も含まれます。
中間層の6のうち管理職やパフォーマンスが低い社員、そして下位の2が不要となり、2:3:0の時代になると言われています。
- プロスポーツ選手の勘の凄さ
竹内 純子- プロスポーツ選手が自分の勘でたどりついた練習法が、最新のスポーツ心理学で正しいことがわかってきています。
サッカーの中田選手は、PK練習であえて失敗を蓄積することで、緊張で力んだ時でもゴールを決められる状態を作っていました。
野球の長嶋さんは、大リーグに行った松井選手のスイング練習の音を電話で聞きアドバイス。
ベストスイングをフォームではなく音で判断でき、擬音語や擬態語で理解しあえるレベルの選手ならではのエピソードだと思います。
- 信頼関係とは安心感である
江原 智恵子- 信頼関係とは一言で言うと安心感だと思います。
信頼関係は時間をかけて少しずつ構築するものですが少しの疑念が生じると簡単に崩れてしまうものです。
特にレスポンスが遅いのはよくありません。
お客様からの質問にすぐに回答が難しい場合でも、とにかく何かしらの反応を返すことが大事です。
お客様は回答を早く求めているではなく、反応がないことに不安を感じてしまうものだからです。
信頼関係を築くためには相手の立場になって考えることが大事です。
- マイナスをゼロではなく、いかにプラスにして帰ってもらうか
土肥 宏行- 佐藤義人さんは昨年のラグビーW杯を裏で支えた名トレーナー。
なぜ多くいるトレーナーから彼が選ばれるのか?
1つは彼の施術の「即効性」ではないかと思う。
ラグビーのW杯は3日で次の試合になる。
怪我をしている選手を次の試合までに送り出してきた。
そして彼の信念。
痛みをとるだけでなく、マイナスをゼロではなく、いかにプラスにして帰ってもらうか。
治すだけではなく、ケガをしないためのトレーニング。
それを伝えていく彼の姿、気持ちに信頼がうまれているのではないか。