SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和2年4月)
- あたり前だと思っていることを見直す
江原 智恵子- とんかつチェーンの「かつや」をご存知でしょうか?「かつや」の特徴として“安い”というのがありますが、安さ実現のために失くした4つのあたり前があるそうです。その一つに「あったらいいな」は「なくていい」があります。とんかつ屋特有のキャベツ・ごはんのおかわり自由はなし。漬物、小鉢もなし。千切りキャベツのいろどりのにんじんもなし。お皿の隅に添えるからしもなし。漬物とからしは食べたい人が好きなだけ食べられるようにテーブルに置くようにした。これだけでかなりの無駄がなくなったそうです。従来のとんかつ屋特有のあたり前を見直すことで安くておいしいとんかつを提供できるようになったそうです。私たちの業界においても、あたり前だと思ってやっていることが実は相手の側からみたら「なくてもいいこと」がないかを考え見直すことで無駄がなくせるのではないでしょうか?逆に必要なもの、相手に求められていることは何なのかを考え、それに応えるために集中した時間を作ることが重要だと思います。働き方改革に関連してAI化が進むこれからの時代における仕事の仕方にもつながってくると思います。
- ピンチの時のリラックス
土肥 宏行- ピンチの時に焦ってしまい、スポーツや今なら受験などでいつも通りの実力が発揮できないような場面は多くあると思います。もしピンチの時に焦らず、逆にリラックスできるようになる。それが日々の訓練でできるようになればいいなと思います。例えば梅干しを食べると唾液が出る。すっぱいから当たり前なのですが梅干しを食べるときにいつも鈴の音が鳴っていたら、うめぼしがなくても鈴の音が鳴るだけで唾液がでてしまうらしいのです。反射というらしいのですが、これを応用します。いつもリラックスしている状態の時に、常に何かをする。例えば消しゴムを握るとか、自分の鼻をさわるとか。それを繰り返していくと、いつか消しゴムを握ると、自分の鼻をさわるとリラックスした状態になれるのだとか。ここぞという時に頼れる武器になるかもしれませんね。
漫才や落語が好きですが、卓越した話術には私たちが学ぶべきところがあるように感じます。笑いのセオリーとして“フリ”があり“オチ”があります。このフリを効果的に使えないと笑いをとるというオチにはつながりません。話の構成、どこでどのフレーズを使うか・・など、話の組み立てはとても計算されてものなのではないかと思います。もうひとつ見習うべきは練習量。時に数年ぶりにやったネタなんていう時も完璧に笑わせます。これは、肌にしみつくほどの練習があるからなのではないかと思います。私たちも、相手を説得したり納得させたりする場面があります。どのように話をしたら相手はうんと言ってくれるのか、そのためにはこう言われたらこう切り返すという、反射的に反応できるくらいのシミュレーションを繰り返したか、笑いという成果同様、相手に影響を与える(おとす)方法努力は、見習う点があるように思います。
- 声を出す
堺 友樹- 日本ではマスクをして応対すると失礼にあたると言われています。ですが昨今、マスクをしていないと失礼にあたるそうです。マスクをすると、表情が見えない・声が聞こえにくいなどの理由で失礼にあたるようです。
マスクをしている場合、いつもどおりの大きさで声を出すと相手に聞こえにくいです。いつもより一段回、大きい声を出すことによって、相手にも聞こえるようになり、免疫力も高まり、病気の予防にも繋がります。
いつもより一段回大きな声を出して話をするようにしてみてはいかがでしょうか?
- 自分をほめる!
山村 佳恵- 新しく始めるチャレンジはなかなか長続きしません。とっても簡単で短時間でできる解決方法をご紹介します。それは寝る前にその日自分が頑張ったことを一つ見つけ出し、「よくやった!」と自分をほめてあげる事。ただこれだけで、今自分がチャレンジしている事に対し、辛い・・・苦しい・・・という意識から、楽しい!もっと続けてみよう!という前向きな意識に変えていくことができます。いわゆる世の成功者と言われている人々は楽しくて夢中で一つのことを続けた結果として成功がついてきます。「自分をほめる」という非常にシンプルな方法ですが、チャレンジに対して前向きに継続することで誰でも一つの事を極める成功者になれる可能性があるのです。