SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和2年3月)
- ヒントは普段の生活の中に
土肥 宏行- 病院で働いている看護師さん。大変忙しく早出や残業が常態化しているイメージがありますが、ある取り組み1つで残業時間を1/5までにした熊本の病院があります。その取り組みとは、日勤の制服を赤、夜勤の制服を緑にしたことです。これにより勤務終了が近い人には医師から新たな仕事の声掛けしないという判断がしやすくなりました。また残業すると色違いの制服が目立ち、個々人も定時退勤を心掛けるようになったそうです。たったこれだけで労務が改善され、働きやすい職場となり採用面でもプラスになっているのだとか。この取り組みは前院長が発案しました。攻撃の時は攻撃の人が出てきて、守備をする時は守備の人が出てくる攻守で分業をしているアメリカンフットボールからヒントを得たのです。解決策は何も仕事の中からだけではなく、普段の生活の中にもあるのかもしれませんね。
- お笑い芸人の話術に学ぶ
丹下 優子- 漫才や落語が好きですが、卓越した話術には私たちが学ぶべきところがあるように感じます。笑いのセオリーとして“フリ”があり“オチ”があります。このフリを効果的に使えないと笑いをとるというオチにはつながりません。話の構成、どこでどのフレーズを使うか・・など、話の組み立てはとても計算されてものなのではないかと思います。もうひとつ見習うべきは練習量。時に数年ぶりにやったネタなんていう時も完璧に笑わせます。これは、肌にしみつくほどの練習があるからなのではないかと思います。私たちも、相手を説得したり納得させたりする場面があります。どのように話をしたら相手はうんと言ってくれるのか、そのためにはこう言われたらこう切り返すという、反射的に反応できるくらいのシミュレーションを繰り返したか、笑いという成果同様、相手に影響を与える(おとす)方法努力は、見習う点があるように思います。
- 見た目と年収について
工藤 正悟- イケメンと不細工だと年収に17%も差があるそうです。
顔の作りはしょうがないとして、立ち振る舞いなど相手からの印象に気を配ることはできます。NYのキャリアは見た目にお金を使うそうですが、服装や身に着けるものよりも立ち振る舞いや表情などのレクチャーにお金を使うらしいです。
日本人が気をつけるべきポイントは
・表情筋の使い方を意識する
・姿勢に気をつける(猫背になりがち)
猫背は謙虚に見えて日本人には馴染みやすいという考えもあるらしいですが、我々は先生業なので自信があるように見せる必要があります。
意識されてはいかがでしょうか。
ちなみに、太っているかどうかと年収に相関関係はないらしいです。
- 「ユニバーサル日本語」の使い方
竹内 純子- ユニバーサルとは、「一般的」なという意味で、「誰もが読みやすい・理解しやすい日本語」を「ユニバーサル日本語」と呼んでいます。
ポイントは整理すると3つあります。
・読み手の気持ちを考える…中学3年生の自分」が「予備知識がなくても最後まで読み切れて理解できる文章
・一文を短く簡単にする…1文は長くても100字くらい(Wordで2行半以下)
・文字のバランスを考えて使う…漢字が多いときは、あえてひらがな・カタカナにする、「」でくくる、接続詞を入れるなどくふうする。
Webの場合は一つの記事で4000字をオーバーすると読者にまず読んでもらえなくなるそうです。文字数が多い場合は前後2本に分けるなどの工夫が必要です。
有名人など特別な場合を除いては、多くても1記事2000〜3000文字でとどめるのがおすすめとのことでした。