SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和2年1月)

不便益を考える

丹下 優子
不便益とは不便だけど利益になる、メリットとなる、楽しみがあるといったことです。
マニュアル車や焼肉は、運転すること、自分の好みに肉を焼くことの楽しみが、面倒を上回っている典型的不便益です。
最近は、あえて小さい段差を残す高齢者住宅があるそうです。
足を上げることによって本来の運動能力や注意力を維持する意味合いがあるそうです。
またある観光地用のナビシステムは、目的地手前でナビゲーションを終了するそうです。
あとは自分で探すことを楽しんでね!という具合です。
何でも便利に効率的にという昨今ですが、こういった不便さをウリにした商品づくりに目を向けてみることもとてもおもしろそうです。
時は金なり

江原 智恵子
「時な金なり」ということわざがあります。
時間はお金と同じくらい貴重で大切なものだから時間を無駄にしてはいけない、時間を大切にしましょうという意味のことわざです。
しかし、人は時間が無限にあると勘違いし、つい時間を無駄に使ってしまうものです。
ビジネスの視点からすると、時間を無駄にするということは利益の損失につながるそうです。
松下幸之助さんは「多くのことをより短い時間でやり遂げる方法を会得すべきだ」と言っています。
誰でも時間をかければできることを、より短い時間で習得することで、人より多くのことを会得することができます。
時間は全員に平等に与えられています。
平等に与えられた時間をどのように使うかは自分次第です。
時間を上手に使うことで利益の損失を回避し、さらには利益を生み出す時間を作ることができるのだと思います。
男脳と女脳

竹内 純子
一般的に男性と女性では脳の構造が異なり、違う考え方をすると言われています。
男脳の人は、客観的な数字のデータから、自分の価値基準に照らし合わせて判断することが得意です。
女脳の人は、数字よりもイメージしやすい「言葉」が重要です。
また、男性は楽天思考で「うまくいく可能性」を先に考え、女性はリスクヘッジしたい傾向があり「失敗する可能性」を先に考えるそうです。
口コミに対しても違いがあり、共感力の高い女性は良い口コミを広め、また自分の購入の際も口コミを判断基準にする場合が多いです。
男性は人よりも優位に立ちたい、他人よりも良いものを持ちたいという欲求が強いため、プライベートの場合は良いものを自分から宣伝する役割を担ってくれる人が少ない傾向があるようです。
CMなどについても男脳・女脳どちらにむけたものかを意識してみるとおもしろいかもしれません。
相手に理想像を投影する

工藤 正悟
コンサルタント養成DVDにて紹介されていた内容です。
子どもに何かしてほしい時「お姉ちゃんだから出来るもんね?」と語りかける技法の事です。
本人の自発性を促す技法です。

この方法は大人にも当てはまるそうです。
「皆さんご存知のとおり」
「皆分かっていると思うけど」
などの枕詞もこれにあたります。

あまりにも現実と離れた理想像を伝えてしまうと嘘っぽくなります。
以下がポイントです。
・少ない成功を盛大に言う
・3割程度の人が出来ているものを全体に言う
・技術ではなく思考について言う(比べ様がないため)

自発的に働いてもらうためのちょこっとしたテクニックです。

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