SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和1年8月)

安易に妥協しない

江原 智恵子
仕事を進めていくと必ずと言っていいほど抵抗にあいます。
色々な理由で自分の希望通りに仕事を進めることができなくなることはよくあることだと思います。
多くの人はここで妥協をします。
妥協という手を使って仕事をうまく収めようとするのです。
妥協には智慧の妥協と逃げの妥協があります。
智慧の妥協とは、これくらいのミスであれば大勢に影響がないので、深い入りしないようにしよう、ここはあえて貸しをつくって次につなげようというように、その妥協を戦略的にとらえるものです。
逃げの妥協とは、時間がないから、今更やり直すのは面倒だからなど本来はやり直すべきものを他の理由をつけてあきらめる妥協です。
この、どこで妥協するかの違いが仕事の質を決めます。
仕事ができる人は安易に妥協しません。
そして自分の妥協ラインを守ることで仕事の質を保っています。
仕事をする上で妥協が必要な場面は多くあると思いますが、今ここでやろうとしている妥協は智慧の妥協なのか逃げの妥協なのかをよく考えて判断をしたいと思います。
『積極的休養』と『消極的休養』

堺 友樹
高校の部活で休養に2つのものがあると言われました。
1つ目は体を動かし気持ちを休養させる積極的休養です。
目的はストレス解消して心の疲れを取ることです。
もう1つは体を休ませる消極的休養です。
体の疲れを取ることが目的です。
どちらも休養に違いないのですが、働き方改革で勤務時間に制限をつけようとする現在の傾向からすると、せっかく早く帰れても消極的休養に時間を費やしてしまっては、改革の本来の目的が成し遂げられません。
必ずしも消極的休養をするなということではありませんが、より生産性を高めて仕事をしていくためには、時間を有効に使わなければできません。
積極的休養には個々人の趣味も含まれます。
自分の仕事における生産性を高めるために読書をしたり勉強したりするのも積極的休養になります。
時間を有効に使い、かつ、仕事の生産性を高めるためにも、積極的休養は合致するのではないかと思います。
「言いたいこと」より「聞きたいこと」を伝える

土肥 宏行
トヨタの豊田章男さんがバブソン大学卒業式で行ったスピーチの動画を見ました。ドカン、ドカンと笑いがおこり、最後には皆が聞き入り、拍手喝采でとにかく凄かったです。
そして豊田氏がこのスピーチに相当準備がされているのだと感じました。
基本、人は自分の信じる考え方しか受け入れないし、聞きたいことしか聞かないのだそうです。
だとしたら相手の聞きたい内容に自分のメッセージをさりげなく潜り込ませるしかない。
豊田氏は聴衆がどういう人たちで、何を聞きたいのかを調べ上げた上で、すりより、道化にもなり、最後に一生に一度のはなむけの言葉をしっかり伝えていました。
なんとなく伝えたいことを伝えるから伝わらない。
言いたいことより聞きたいことを伝える。
その最高の教材がこのスピーチだと思ったのでお勧めしました。
運は後ろからやってくる

柴崎 誠
タレントの萩本欽一さんはコント55号の活動が少なくなり、個人での活動を始めようとした時に事務所へ1つだけ断りを入れました。
「テレビで司会の仕事はやりません。」
台本が覚えられないので司会進行をするのが苦手だったそうです。
ところが、テレビ局からは司会の依頼ばかり来てしまいました。
決心して引き受けた仕事がオールスター家族対抗歌合戦の司会でした。
芸能人とその家族が歌を披露する番組でしたが、中にはとってもユニークなお父さんがいたようで、萩本さんはこの番組でテレビに素人が出るのはすごく面白いことに気づいたそうです。
後に萩本さんが企画した番組ではそれまでバラエティーに出たことないタレントや素人を次々に起用して番組は成功しました。
この経験から最初は嫌だなと思った仕事でもそこには運がついていて良い仕事をさせてくれると考え、あえて引き受けるようにしたそうです。
行ってらっしゃいの効果

中澤 正裕
出かける際にしっかりお見送りをして、「行ってらっしゃい」と声をかけるといろんな効果があります。
1.交通事故率が下がる
2.年収がアップする
3.寿命が延びる
4.病気の確率が下がる
5.抗うつ作用がある
今回は事故率について取り上げますが、満たされていない生活を送っていたり、ストレスを感じていると精神的に不安定になり、判断能力などが鈍ります。
また、自分には守るべき人がいるという認識をするので、自然と安全に気を遣い、結果的に事故率が下がるそうです。
大事なパートナー、家族、職場でもお出かけの前には「行ってらっしゃい」と声をかけてあげてください。
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