SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(令和1年5月)
- 合言葉は『時短・レンタル・ひとりで』
丹下 優子- 次のような仕事が既に成り立っているそうです。
時 短・・・ジグソーパズルの代理制作。テレビゲームをある程度までレベルアップさせておいてくれ、自分は強くなってから始められる(時間はないが飾りたい!遊びたい!の良いとこ取りサービス)
レンタル・・・ペット・洋服・装飾品のレンタル。(所有から借りる・定額制へ)
ひとりで・・・ひとりでじっくりガッツリ集中して仕事をしたい人のための"有料ひとり時間確保セミナー"(みんなでからひとりで)
私たちも、場合によっては思考のテーマをこの3つに絞ってみると何かヒントがみつかもかもしれません。
- 会社は儲け続けれなければ、社会に迷惑をかけてしまう
工藤 正悟- 誰の言葉か分かりませんが、学生時代に聞いた言葉です。
言葉の意味はいくつかあります。
儲けられない=世の中が受け入れていない商品を押し付けている=迷惑
儲けられない=存続できない=今のお客様が商品を買えなくなる=迷惑
儲けられない=今は変えないが将来のお客様が商品を買えない=迷惑
儲けられない=給料が多く払えない=迷惑
この言葉に則るならば、儲ける=社会に貢献していることになります。
私たちの仕事も社長の儲け=社会への貢献の一端を担っています。
また、この言葉に則るならば値引きはありえません。
世の中に貢献しているのに、値引く理由がない
値引き=儲けを減らす行為=社会への迷惑につながる
- イノベーションは誰でも起こせる
竹内 純子- 「イノベーション」とは「労働力など、それまでと異なる仕方で新結合すること」という意味だそうです。
そう考えると、「新しい生産方式」「新しい販売の仕方」さらに「新しい組織の実現」といったことも「イノベーション」にあたります。
人事的なイノベーションで「管理職が3ヶ月会社に来なくて良い」という面白い取り組みをしている企業があります。
日々忙しい管理職の方にとっては、「今の職場でどんなことをしたいのか」を考える時間になり、他のメンバーにとっては新しい変化がおこったり、情報の共有化が進んだりと良いことがあるそうです。
この例は極端ですが、自分の職場でも小さなことからでも変化をおこすことはできるかもしれません。
もっと身近な範囲でも、イノベーションを起こせる可能性はあるのだと感じました。
- 思い込みをなくす
江原 智恵子- 人はいったんこうだと思ったらその考え方にとらわれてしまうものです。
これが思い込みと言われるものです。
インドの象の話になりますが、インドでは象が子供の頃に足にロープをまかれて頑丈な杭につながれます。
初めは逃げようともがくのですが頑丈な杭はびくともしません。
そのうちに諦めて逃げることをしなくなります。
逃げらないという強い思い込みによって象は大人になっても逃げることをしません。
私たちもこの象と同じように過去の経験に基づいて将来を予測するので、過去にあったことは将来も同じように続くと考えてしまいます。
でも世の中はめまぐるしく変わります。
過去にとらわれ過ぎず、今これから判断していかなければならないことは、過去はこうだったが本当に将来もそうなるのかと疑問をもつ必要があると思います。
自分だけの思い込みにとらわれてしまうと新しい発想も生まれませんし、できる可能性があるのにできないと自ら決めつけてしまうことにもつながります。
思い込みにとらわれないことが自分の視野や可能性を広げるために大事になってくると思います。