SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成31年4月)
- 良いものは高くて当たり当然
土肥 宏行- 湯浅醤油(有)の出している生一本黒豆という醤油は200m?、1000円と大変高額です。
社長が世界一の醤油をつくると決めてから、材料や製法にこだわり、時間と手をかけて作ったものです。
我々日本人は良いものを安くという考えがあるため、金額でまず判断してしまいます。
この醤油を世の中に広く知れ渡るきっかけになったのは、ヨーロッパのミシュランシェフでした。
シェフはマカロンなどの外側に隠し味として醤油を使うようなのですが、その隠し味にこの醤油を使いたいと言ってきました。
社長はこの醤油が高いことを心配していたのですが、シェフは
「客は満足するためにうちの店に来ている。この醤油じゃないと満足しないのだから高くて良いのだ」
と答えたそうです。
ヨーロッパにはワインなど良いものをじっくり時間と手間をかける文化があり、そのことに対する尊敬があります。
作り手は世界一のものをつくる。
それを認める文化がある。
両方があって本物が育つのだと思いました。
- 力を入れすぎるから時間の感覚を失う
柴崎 誠- 限られた時間内で成果を上げる仕事の方法として優先順位設定があります。
これは「多くの仕事の中から、どこからするべきかを決めること」です。
今回はインバスケットというものを紹介します。
このインバスケットの考え方は、仕事の結果より、プロセスを重視しています。
実際の研修では60分間で20ほどの案件を処理することが望まれます。
ただ、実際の研修で出されるインバスケットの問題は、時間内にすべての案件処理が終わるようにはつくっていません。
インバスケットでの正しい仕事の進め方はすべてを頑張る必要はない。
大事なのはほんの一部でそれだけ頑張ればよいそうです。
何を解決すると、一番成果が上がるかを考えて優先順位をつける。
そして、優先順位の高いものに力を入れる。
なぜ頑張らなくていいのか、それは、時間には限りがあるからです。
時間は限りがあって減るものです。
決して増えるものではありません。
やらなければならない仕事を一覧にして、どこに力を入れたら良いのかを考えることから始めます。
考えるポイントを変えることが成果につながるはずです。
- 人を集める3つの基本
中澤 正裕- コピーライティングの目線から人を集める3つの基本を紹介いたします。
1.期待を裏切る
期待と現実の差が大きいほど行動を起こします。
2.未来を想像させる
変えたい現状があるから行動を起こします。
相手に理想の姿や未来をイメージさせることが重要です。
3.緊急性を持たせる
なかなか手に入らないものだと行動する傾向があります。
又、限定性も効果があります。よくある「残り〇〇個」「〇〇人限定」
などです。
集客で基本となることだそうなので、参考にしてみてください。