SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年10月)

無料は気持ちよくない

中澤 正裕
今まで無料で営業していた「子ども食堂」において、10円に値上げをしたことによって人足が増えたと聞きました。
日本人はタダでサービスの提供を受けることにうしろめたさが芽生えるそうです。
お代を支払ったことに対して優越感のような感情を求めたり、無料ということは何かあるのではないかと疑う感情を抱きます。
サービスのつもりで「これは特別にサービスです」と言っても「ラッキー」で終わります。
また、次回も同様に特別サービスを求められてしまうでしょう。
お客様のために、自分のために、考えて値決め(サービス)が必要になるでしょう。
選択肢は上に増やす

丹下 優子
うなぎ屋さんで注文する時、並・上・特上とあったらどれを選ぶことが多いですか?
一般的には「上」を選択する人が多いそうです。
日本人は"中流意識"が高く、何でも真ん中を選ぶ傾向が強いようです。
あるお弁当屋さんが、幕の内弁当を450円で販売していましたが、客単価をあげたいと思った店長は、メニューを3つに増やしました。
従来の450円の弁当を一番下の並とし、上を500円、特上を600円と設定したところ、上(真ん中)の売上がトップとなり、見事、客単価アップに成功しました。
単純な"値上げ"ではなく、選択肢を上に増やす。
真ん中を選びがちという心理と、自分で選択しているという満足感は、私たちの価格設定にも応用できることがあるかもしれません。
人生を幸せにする3ステップ

工藤 正悟
アメリカのうつ病研究者による発表にて、人生を幸せにするには3ステップ存在するそうです。
①快楽の人生
快楽を得る時間が多いほど、人生の幸福度が増える。
②熱中の人生
日々の中に熱中する時間が多いほど、人生の幸福度が増える。
③意味のある人生
人生の意味を見出し過ごすと、人生の幸福度が増える。

①~③のステップは、ステップが進むにつれて幸福度が高くなるようです。

私たちの日々の生活に置き換えると、人生の大半を費やす仕事の中で、①まずは楽しい仕事を見つけ、②仕事に熱中(四六時中お客様のことを考える)と2ステップまで進みます。
人生の意味を見出すのは大変かもしれませんが、まずは2ステップ目を目指して、楽しめる仕事を見つけ、仕事に熱中することを目指してはいかがでしょうか。

ほめる達人になろう

江原 智恵子
一般社団法人日本ほめる達人協会の理事長 西村さんのお話しを紹介します。
ある飲食店の覆面調査をしていて、当初は悪いところ、出来ていないところを指摘して報告していたのですが、その飲食店の売上は一向に良くならなかったそうです。
ある時、良かったところ、出来ているところを多く報告してみたところ、その飲食店の売上はどんどんUPしていったそうです。
出来ていないところを指摘するのではなく、出来ているところをほめる事で、従業員はもっと頑張ろうという気持ちになり、結果的に今まで出来なかったことも出来るようになっていったのだそうです。
ほめるということは甘やかすことではありません、又、相手をコントロールすることでもありません。
ほめる中身に"事実"が入っていて、その事実や相手の行動が、誰のどんな風に役に立ったのかを素直に相手に伝えてあげることなのだと思います。
ほめる達人とは、ただお世辞を言うのではなく、心の底から相手の良さを見いだし、あらゆるものから価値を発見できる人です。
お互いの良いところをほめることで、たくさんの人が気持ちよく仕事をすることができれば、企業においては業績UPという結果もついてくるのではないでしょうか?
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