SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年8月)

言葉は「心」に響くことで人を突き動かす

中澤 正裕
それは突き詰めれば「脳」に響いたと言えるでしょう。
脳外科の専門医は否定的な言葉は脳に悪い影響しか与えないと述べています。
人間は困難がやってくると「もう無理だ」「疲れた」など、マイナスの言葉を発したりします。
すると脳が反応して、否定的な思考や行動を生み出して、目の前のことが本当に不可能になってしまうそうです。
目の前の結果を作り出すほどの影響力があると考えられます。
一つの言葉があなたの考え方を変え、行動、感情が変化させます。
人生をより良いもの、良い結果を出すには、マイナス発言は控えて、プラス思考でいた方がいいのではないでしょうか。
いいかげんは"良い加減"

丹下 優子
精神科医の先生が一番悩むのが、心の病気で入院している方の『退院のタイムング』なのだそうですが、回復したかどうかについてある基準を設けたことにより、かなり再入院のリスクが減ったそうです。
その基準は
①やりたくないことを後回しにできるようになる
②嘘をつくようになる
③完璧にやるべきと思う自分と折り合いをつけられるようになる・・などです。
それじゃダメじゃん!と言いたくなりますが、要は"良い加減"をみつけられるようになること。
昔のエスキモーの人たちも、氷の割れ目を飛び越えなくてはいけない時、あえて冗談を言って笑い合いリラックスして飛び越えたそうです。
力を入れすぎず良い加減を見極められた時、本来の能力が十分に発揮できるということもあるのではないでしょうか。
お前のことなど、誰も見ちゃいない

工藤 正悟
私の父が良く言う言葉です。
意味は2つあります。
①恥ずかしいことや失敗など、誰も覚えていないから気にするな
②覚えてもらおうと思ったら、人と違うことをしないと覚えてもらえない

①は、恥ずかしいという気持ちで行動を制限するのは勿体ないですし、失敗に対して反省は必要でも臆病になっていてはどうしようもありません。
②の意味は、誰も自分のことなど覚えてはいないので、覚えてもらおうと思ったら特異なことをしないといけないということです。
他人との差をきちんと示さなければなりません。

この言葉の良い所は、ずっと聞いてきた私は人見知りをしないですし恥ずかしいという感情もあまりありません。
悪いところは、運動着で出歩いても気にならなくなることです。

High context文化とLow context文化

幕内 彩乃
人とのコミュニケーションを説明するのに、High context文化とLow context文化という識別法があります。Contextとはコミュニケーションの基盤である'言語、共通の知識、体験'のことで、この共有性が高いのがHigh contextで、伝える努力がなくてもお互いに相手の意図を察しあうことで、何となく通じてしまう環境の事です。とりわけ日本はこの文化に属します。
日本人は空気が読めると言われているのも、こんな所以でしょう。
一方欧米ではContextに依存せず、あくまで言語によるコミュニケーションを図ろうとします。
そのために言語に対し高い価値と積極的な姿勢を示し、表現力、ディベート力、交渉力が重要視されます。
Contextの高さのレベルが同じくらいの集団での人づきあいは容易ですが、そうもいきません。
人との付き合いづらさを感じたら、相手へのアプローチを変えてみる、High contextからLow contextへとシフトチェンジしてみる。
そんな柔軟性が必要であるなと感じています。
個性とは自分が決めるものではなく他人が決めるもの

江原 智恵子
まわりの人が本当の自分をわかってくれないとか、自分の個性をわかってくれないと嘆く人がいます。
本当の自分とは素の自分ということだと思いますが素の自分とその人の個性は別個のものです。
素がありのままの自分だとすると人に見せる個性はそのほんの一部に過ぎません。
人と違う個性を出してまわりの人に自分の個性を認識してもらおうと頑張って作った自分は、自分にとって都合のいい勝手な自分の個性であって他人からみた個性とは違います。
いくら自分がこんな自分の個性をわかってもらおうと思っても他人からみると違っている場合が多いものです。
それがわかっていないと、まわりの人は自分のことをわかってくれないということになってしまいます。
まわりの人が自分を見て思っていることが自分の個性だと思って、それが自分の思っている本当の自分と違っても気にする必要はないのです。
逆になぜまわりの人は自分のことをこう思っているのだろうと考えることによって自分には見えていなかった個性が見えてくることがあります。
他人から見た自分の個性が本当の自分の個性だと思って、それを武器に仕事をするべきだと思います。
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