SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年5月)
- われわれは時代の変化に適応しながらも、変わらぬ原則を持ち続けなければならない
堺 友樹- 変化適応力という能力の中心は、普遍的な原理原則が必要です。
多くの成功者や著名人は、この原理原則を理解し、犯すことなく常に物事の中心においています。
ロイスクローガー氏は、8つの鍵という著書で、「自然の法則」と「社会の法則」があるとしています。
社会の法則は社会の中で生きるための法則です。
法律や規律などがそうです。
この法則に反すれば罰せられるというものです。
理解すべきは「自然の法則」で人間の存在し得る身体や心、相互関係においても昔も今も変わることのない法則があるということです。
自分のしていることが原理原則に合っているか、都度確かめるクセをつけると良いかもしれません。
- いざという時は、普段やっていることしかできない
石原 あい- 災害時の人の行動や心理を分析した震災ビックデータというのがあります。
この中で、地震が発生して避難警報がでたにも関わらず、一旦は外に出るものの再度家に戻って掃除の続きをしたり、そういえばとイスの脚が壊れている事を急に思いだし修理を始める人がいたそうです。
これは、人が経験したことのないような事態が急激に起こった時、脳のプロセスが混乱し、自己コントロールを失ってしまうことによるものです。
なので、平常心をできるだけ保とうと、無意識に、普段日常でやっている掃除などをして元の精神状態を取り戻そうとしています。
このように、いざという時は、潜在的にふだんのいつもの自分が前面に出てくることが分かります。
そして、仕事においても緊急事態やトラブルが起こって焦ってしまう時、混乱して取った行動には、いつもの自分が出てしまう訳です。
この時、適切に行動できる自分であるためにも、やはり日頃から対応力を鍛える訓練をしていく事が大切です。
- 自分はまだ何も残せていない
土肥 宏行- サッカーの本田選手は自分の力だけで活躍してきたように思えますが、本人はそうは思っていないようです。
「今自分が世界の場で活躍できるのは、先に道を開いてくれた先輩がいるからプレーをできるようになったことを忘れてはいけない。そもそも、こんな裕福な今日の日本があるのは、先代の人たちの頑張りのおかげだ。おれたちは、彼らが頑張って汗水たらして残していってくれたもののおかげで生活ができていると思う。感謝して、今からもう一度頑張らなければいけない」
と言っています。
先代の人に感謝をし、自分の今やっていることが未来に何かしらの形で伝わっていくと考えるとすると、今をもっと大事に生きなければならないと思いました。
- 達成感を味わうには
中澤 正裕- 何かに取り組んだ際には達成感を味わいたいものです。
達成感を感じないとつまらないと感じてしまいます。
そこで、達成感を味わえない原因は3つあります。
1つは人の評価に基準を置いてしまう人、
2つ目は明確な目標がない人、
3つめは完璧主義者、
以上の3つがあげられます。
そのような人は自分の基準を持つこと、より具体的な目標地点を設定すること、客観的に自分を見ること、で改善できるそうです。
些細な目標でも達成したときには、自分にご褒美を上げるのも良いそうです。
自分なりの達成感を見つけることで、自分らしさをも手にすることができ、充実した人生になるのではないでしょうか。