SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成30年2月)

アウトプットすることで能力は身に付く

江原 智恵子
私たちは毎日色々なものをインプットしていていますが、その全てについて完璧に理解している訳ではありません。
今朝読んだ新聞について10分間話せと言われてもほとんど話せないと思います。
それは、人は自分が理解した分しかアウトプットすることができないからです。
学生時代にはテストというアウトプットの機会がありました。
テストがなければ、ほとんどと言っていいほど勉強したことを覚えていないかもしれません。
社会人になるとテストはなくなりアウトプットの機会も少なくなります。
そうするとアウトプットしなくてもいい程度にしか学ばなくなってしまいます。
例えば、研修を受けた後に、社内で自分が講師になって指導する場合とレポート1枚提出するのとでは研修を受ける姿勢が全く違います。
つまりアウトプット如何でインプットの質が変わってくるのです。
せっかく学んだことをしっかりと理解して身につけるためにもアウトプットを意識してインプットすることが大事になります。
又、インプットしたものをアウトプットすることではじめて能力に換わると言われます。
アウトプットを意識してインプットすること、さらに実際にアウトプットすることで能力が身につくのだと思います。
財産以外の資産を蓄える

工藤 正悟
2017年流行した著書「ライフシフト」より。
今後、人々が100年生きる世の中になります。
100年間を満足に過ごすための経済活動をどう行うかという話の中で、財産以外の資産をいつ蓄えるかという話がありました。
財産とは、お金、家、土地です。
財産以外の資産とは技術、知識、人脈等の稼ぐための手段です。
働きながら財産以外の資産を形成するのは時間が足りず難しいようです。
65歳以上も働かなくては満足に寿命を全うできなくなる世の中、老後に稼ぐ手段をいつ獲得するかというお話しです。
結論がある話ではないですが、自分が今財産を稼ぐのに、財産以外の資産を形成するのにどれぐらい時間を費やしているのか考えてみてはいかがでしょうか。
「伝える」ということ

幕内 彩乃
こちらが伝えたと、あちらに伝わったということは違います。
ジャパネットたかたの前社長、高田明さんの話。
頑張って言葉を尽くしてもなかなか思いは伝わりません。
ですが誰もがいつの間にかテレビの向こうの高田社長にはいつも引き込まれてしまう、そんな社長が伝え方の師と仰ぐ人物が、室町時代の能の大成者、世阿弥です。
世阿弥は能を演じるにあたり、3つの視点を大事にするべきであると説いています。
1つ目は、自分がお客様を見る視点…【我見】
2つ目は、お客様が自分を見る視点…【離見】
3つ目は、お客様が自分を見ている様子を俯瞰的に見る視点…【離見の見】
と同時に、言葉の重要性だけではなく、非言語の力も活用することが大事だとも。
伝わっているはず…と独りよがりになっていてもだめなんですね。
一生懸命に生きる

堺 友樹
私の母親が亡くなったのは、21年前です。
年齢は47歳でした。
死因は脳腫瘍、いわゆるガンです。
当時、私は17歳・妹は10歳でした。
そして、今年に入って、私の知り合いがガンの治療を始めました。
彼は2年ほど前に結婚し、昨年子供も産まれたばかりです。
そんな彼のフェイスブックに写真がアップされていますが、現在治療の影響により髪は抜け落ち、毎日ガンと闘っています。
今はガンは治る病気だと言われています。
しかし、その治すために本人はとても辛い治療を行う必要があるのも現実です。
彼が無事に治療が終わって戻ってくることを願って、一生懸命に生きるということを私も実践していきたいと思いました。
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