SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成29年11月)

自分の旬で勝負する

柴崎 誠
何か思いついたときに「これはいける!」と自分の中で吹いて、ものすごく盛り上がることがあります。
何年後かには関心を失っているテーマでも、自分の中で旬、風が吹いているときに勝負をしてみる。
今の自分の勢いを利用するやり方です。
この方法のいいところは、他人を説得しやすいことです。
自分の中で盛り上がっていないものでは熱が入りませんし、他の人の心は動きません。
まずは自分自身がその企画をいいと思っている気持ちが重要です。
「これを広めたい!」という熱があれば、相手も反応します。
つまり「何をやりたいのか?」と聞かれたとき、「これをやりたい!」とはっきり言えるような、少し偏った熱が企画の中に入っているのが大切で、その熱い思いが人を動かします。
「立場が変われば」

中澤 正裕
中国の古典「菜根譚」にこの条はあります。
ここには物事は全て対比することによって、その長短・優劣などを認識するものであると記されています。
これは仕事の上でも人間関係を築く上でも大切なことだと思います。
自身の考えを貫くだけでなく、相手の立場になって考えてみるということです。
独りよがりにならず、常に多角的な視点を持って、物事を捉え、判断していくことを心掛けていければ良いのではないでしょうか。
正しいことが人を救うとは限らない

有村 瑞穂
私は今までいくつかの「忘れられない言葉」をかけられてきました。
そしてあるとき、かけられる言葉の共通点に気が付きました。
何かと言うと、「正しさ」にかかわる言葉です。
その中でも、言われた当時はよく意味が分からなかったのが「正しいことは人を救うとは限らない」でした。
今になって改めてその意味を考えてみると、
「自分が正しいと選択した結果、人に感謝されることもあれば傷つけることもある。安易に正しいと思いこみ行動するのはおそろしい。」
ということだったのではないでしょうか。
「正」の字は、一度止まると書きます。
こわいもの知らずで、猪突猛進な私に「おいおいちょっと待てよ」と言ってくれる、そんな宝物のような言葉です。
好調な時こそ、お客さんの方を向く。

丹下 優子
行列を作っている大繁盛のお店があります。
きっと業績も良いのでしょうが、お店(会社)が好調=そこを訪れるお客様がうれしい!とならない場合もあるようです。
消費者からしたら、それほど混雑していない店内で、程よいタイミングで品物が出てきて、店員さんをある程度独占できる状態が「うれしい状態」ではないでしょうか?
子供服チェーンの西松屋さんは、一定の売上を超えて混み合い出したら、すぐに新店舗展開を企画するそうです。
目指すはガラガラ店舗。
静かな店内でゆっくり買い物をしてほしいそうです。
お客様にも従業員にとってもストレスフリーな状態は、会社の生産性も向上させているとのことです。
好調な時上り調子の時こそ、あらためて、そこを訪れてくれる人の方を向くことを忘れてはならないなと思いました。
夢を語るべき人はだれか

工藤 正悟
子どもを対象とした「将来の労働に対する意識調査」が行われた結果、過半数以上の子どもが働くことに対しネガティブな感情を持っているという結果が出ました。
その調査結果から推察される原因は、両親の会話、テレビの情報から仕事は辛い、大変という情報が子どもに伝わっているからだという可能性が示唆されました。
子どもにとっては社会人の感情を知る数少ない機会の全てにおいて働くこととネガティブな発言がセットになっていることにより、今回の調査結果が出たのではないでしょうか。
会社に置き換えたらどうでしょうか。
社長が夢を語らなかったら社員は何を目指せばよいのでしょうか。
武蔵野というダスキンのレンタル事業を行っている会社は、駅から離れた場所に事務所を構えていた時、経営計画発表会で社員に向かって「想像してください。駅前のビルのテナントに我が社が入っている。」と言い、事実そのビルのテナントに事務所を構えることが出来たそうです。
社長を支える私たちは、社長が夢を描けるように頑張れば届く目標を示さなくてはならないのではないでしょうか。
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