SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成28年7月)

遠回りすることが一番の近道

土肥 宏行
イチローは若い頃のシーズンオフ、ウェイトトレーニングで、身体は大きくし、パワーアップし喜んで積極的に取り組んでいました。
ところが開幕してしばらくは調子が悪かったのだそうです。
逆にシーズンが進みウェイトトレーニングができなくなり、筋肉が小さくなってくるにつれバッティングの調子が良くなることに気が付きました。
「あぁ、ウェイトトレーニングが悪かったんだ」。
ウェイトトレーニングでつけた筋肉が邪魔をしてバットのスイングスピードを落としてしまっていたのです。
あのイチローがそのことに気づくまで6、7年同じことを繰り返していたそうです。
今やっていることが無駄だと思ってやっているわけではないが、後から思うと無駄だったという事がすごく大事なこと。
自分で考えて失敗しないと自分の目指すところにはたどり着けない。
本当の意味で自分の力にするためには、一見遠回りに見えることが、とても大事なことなんですね。
身体の「違和感」に敏感になる

柴崎 誠
昨年日本球界に復帰した広島カープの黒田博樹投手はメジャーリーグでデビューしてから間もないころ、故障者リストに入っていまい、一軍の試合に登板できない時期がありました。
以前から肩に違和感を覚えていましたが、我慢をし続けた結果がそのようなことになってしまったそうです。
この報告を受けた当時のチームの監督は、もっと早く言って欲しかったというコメントを残しています。
この違和感を自分たちの仕事に置き換えてみるとどうでしょうか。
仕事をしていく上で今のやり方がしっくりこないことや会社全体から見てココは改善した方が良い部分を感じ取ること、「これではない」と一つひとつ除外していく能力が「違和感」ではないでしょうか。
具体的な解決方法まで進まなくても「ここはちょっとおかしい」と気づく力です。
その感覚を積み上げていけば、多少の回り道になっても新しい方法が見つかるヒントになるのではないでしょうか。
賞賛と批判は50:50

丹下 優子
おもしろいもので、人間社会での賞賛と批判は50:50に保たれているそうです。
叱られてばかり批判されることだらけと思っている人は、絶大の賞賛と全幅の信頼を寄せる誰かが少数人いるそうです。
数ではなく質です。
逆に、自分は評価を受けることが多いと思う人には、もしかしたら痛烈に批判してくる一人がいるかもしれません。
しかも逃れることのできない場所、職場や家庭などに・・・です。
その場合は、なんであなたはいつもそうなの?!ではなく、あー、この人が批判や反発をしてくれるおかげで私は社会で沢山の評価を得られるんだなーと感謝するといいそうです。
喧嘩になりません。
割合が絶対かはわかりませんが、批判が多いなと感じている人もその反対の人も、やはり物の捉え方、考え方が大切なのだと思います。
出来るビジネスパーソンは皆優秀な営業マン

工藤 正悟
私の前の会社の先輩が言っていた言葉です。
出来るビジネスパーソンは皆、優秀な営業マンと同じだとおっしゃっていました。
どういう意味かというと、その人の仕事が総務や開発だろうと、顧客と触れ合う機会はあり、きちんと顧客の要求を満たしている人ほど優秀であり、それは優秀な営業マンと同じであるという事らしいです。
優秀な営業マンとは、顧客のニーズをきちんと捉え、ニーズを満たすための提案を行う人のことを言います。
その人がどんな仕事をしていても、お客様からお金をもらっている以上、全ての仕事は顧客のニーズを満たすために行うものであるべきです。
車椅子の営業マンが、アメリカでも有名な敏腕営業マンになれた話があるように、どうお客様に感じてもらうかが重要であるという話です。
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