SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成28年5月)
- 「人に迷惑をかけるな」より「役にたて」
齋藤 章子- 『一流の育て方』という本からこの言葉を推薦いたします。
エリート達へのアンケートで最も重要だと思う育児方針は主体性を持たせることという回答が多かったそうです。
主体性を持たせる育て方の一つに、冒頭の言葉がありました。
迷惑をかける、そういう覚悟をもって動くことも時には必要であると教えるべきだとありました。
私たちの仕事を振り返っても「迷惑をかけないように」と過度の配慮をしてしまって業務に支障をきたすことのないよう、仕事を遂行する、会社の役にたつ、社会の役にたつということに意識を向けて仕事をしていきたいと感じました。
- 「何よりも自分らしく」でプレッシャーをはねのける
永山 友梨子- トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香さんは、乗り越える力という自叙伝の中で、自分自身に勝つことの大切さを伝えています。
トリノ五輪における勝敗の分かれ目は、金メダルという結果にこだわらず、観客を魅了させるという本人の本当のスタイルを貫いたことにあるそうです。
イナバウワーは、新採点方式になってから採点に入らないこともわかっていましたが、「このオリンピックは自分のスケート人生の中で最高の舞台にしたい」という思いを、金メダルを取りたいという気持ちよりも優先し、極限の状況下においても荒川静香さんはリラックスすることで全力を発揮したと言えます。
結果や最終目標にこだわりすぎないことが、案外最良の結果を出すことにつながるのかもしれません。