SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成27年12月)

グランドには銭が落ちている

土肥 宏行
今年西武ライオンズで年間最多安打を記録した秋山選手。
入団当初に打撃コーチだった土井コーチから言われた言葉です。
秋山選手は甲子園には出場したことがなく、彼らには負けないと強い気持ちをもち、また一人で育ててくれたお母さんのためにもと思い頑張ってプロ野球選手になった選手です。
ただプロになりたいと思っていた彼に土井コーチがかけた言葉は意識改革を起こします。
「グランドには銭が落ちている。たくさんいるプロ野球選手になるのではなく、お客さんにみせるプロフェッショナルなれ!」
お客さんがお金を払って見にくる前で下手なことはできない、この言葉を支えに見せることを意識し高みを目指すことで記録を達成した彼と、人生を変える言葉を送ったコーチの関係がとてもすばらしいと思いました。
自分の中に燃料を持っていなければ、人の心を燃やすことはできない。

渋谷 佳代
朝比奈隆さんの言葉を推薦します。
誰かの心を動かそうとするのであれば、まず、自分の心に相手よりも強い意志が必要になります。
私は、中学生の頃、バスケットボール部に所属していました。
顧問の先生は、熱血指導で有名な名物教師でした。
今、思うと、何で続けられたのかは、先生に対して、あいつにだけは絶対に負けたくないとか、屈したくないと思っていたからです。
真剣に物事に取り組んでいる人を見ると、自然と真剣に物事に取り組むようになります。
言葉はとても有効なコミュニケーション手段ですが、それだけでは全てを補いきれないのです。
形式的な言葉や態度などではなく、相手に求める以上の心意気がなければ始まりません。
人の心を動かすのは、結局は人の心です。
先入観を疑ってみる

丹下 優子
ドラえもんに出てくるジャイアンのセリフに
「お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ」
というものがあります。
ガキ大将ジャイアンを象徴するようなセリフですが、実はまったく逆の解釈をするという見方があるそうです。
それは、ジャイアンが困っているのび太を助けた時に言ったセリフだというもの。
つまり『困っている友達の気持ちを俺も分かち合うよ』という解釈です。
(原作者の意図と違うという意見もあります)
同じ言葉同じ景色でも、その捉え方でまったく別のものになるとはおもしろいものです。
今まで持っていた先入観を一回とっぱらって、できれば明るく前向きに物事を捉えられたらいいと思います。
「なぜ」から考える。

工藤 正悟
アメリカのマーケティング学者サイモンシネックが提唱した、成果を出す人の思考法の雛形を「ゴールデンサークル」と言います。
ライト兄弟がなぜ前人未踏の飛行実験成功ができたのか、キング牧師がなぜ多くの人を導けたのかを研究した結果、物事を「なぜ」から考えているということを発見しました。
多くの人は物事を捉える時に「何を」「どのように」「なぜ行うか」の順で考え、捉えます。
しかし、素晴らしい業績を挙げてきた偉人は「なぜ」という目的から考え、その目的を達成するための「どのように」「何を」を決定してきたと言います。
物事を目的から捉える思考法、それがサイモン氏が提唱した「ゴールデンサークル」です。
これは物の捉え方はもちろん、伝え方、ヒアリングにも応用できます。
実績のある偉人の思考法、意識をするだけで効果があるのでぜひ活用できればと思います。
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