SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成27年11月)

能ある鷹は爪を隠す

堺 友樹
私が中学二年の担任の先生から三者面談中に私について言われた言葉です。
当時の私は爪を出しまくっていた様で、それを心配して先生が言ったのだと思います。
日々の業務でお客様の心に刺さる言葉を発する場合、いつもは爪を隠していてもいざというときに爪を出すような発言になると、相手も信頼するのだと思います。
最近のシェア会議でシミュレーションをするようになりました。
そこで私は早口でしゃべっていることを指摘されます。
そこからの反省で、いつもなら言葉を発する場面であっても、相手の話したいことをじっと聞いて、ここぞというときに相手に伝わるようにゆっくり話す。
そうすることにより、相手に言葉が伝わり、想いが伝わるのだと思います。
今後は、いつも心掛ける言葉にしたいと思います。
どんな人と出会うかは、その人の「命の器」次第なのだ

石原 あい
これは宮本輝さんの「命の器」というエッセイ集の中にある一文です。
運の悪い人は、運の悪い人と出会いつながっていく、
へんくつな人はへんくつな人と、心の清らかな人は心根の清らかな人と出会いつながりあっていく。
類は友を呼ぶ、ということわざが含んでいるものよりもっと奥深い法則が人と人の出会いを作り出しているとしか思えない。
伸びていく人は、例えどんなに仲がよくても知らず知らずの内に落ちていく人とは疎遠となり、いつの間にか自分と同じ伸びていく人と交わっていく。
不思議としか言いようがない。
企んでそうなるのではなく知らぬ間にそうなってしまうのである。
抗っても抗っても、自分という人間の核を共有している人間としか結びついていかない。
その怖さ、その不思議さ。
最近やっと人間世界に存在する数ある法則の中の一つに気が付いた。
出会いとは決して偶然ではないのだ。
といった内容が書かれています。
どんな人と出会うかは全て自分次第、相手がどうだと言う前に、まずは自分の器を磨いていくことが重要だと感じました。
白黒つけない難しさ

野本 理恵
久しぶりに田坂さんの本を読みました。
その中に、「腹決め」という言葉があります。
何かに迷ったときに、割り切って白黒つけるのは簡単です。
それは一見素早い決断力があり、お客さまにも説得力があるように見えます。
しかし、迷うことを辞めて、選ばなかった方に何か言い訳をして、 もしかしたら、相手に悪い理由を押し付けて自分の負荷を下ろそうとしているとも言えます。
腹決めとは迷うことを辞めずに考え続け、結論を出しても迷ったその事実を自分で持ち続けることです。
だから決めても負荷がなくなるわけでもありません。
割り切ることと腹決めにはこちらの心の姿勢が全く違います。
私達のこれからの仕事にはこのような白黒きめられない、答えのない難しさがあり、ここからに逃げないことがお客様に対しての高い付加価値を実現できると思っています。
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