SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成27年6月)
- 心を楽にするための言葉 「人より損をする」
工藤 正悟- 仕事で忙しかったり、嫌なことが続いたりすると心の余裕がなくなってしまう→心の余裕がなくなってしまうと、他人の行動が目につくようになる→批判や悪口をいいたくなる→心の余裕がなくなる→他人の行動が...という負のサイクルに陥ってしまいます。
人は無意識に平等を求めるものなので、自分の努力の分だけ他人にも努力を要求してしまいます。
そうすると、批判や悪口を言ってしまい、負のサイクルに陥ってしまい、心が疲れてしまいます。
初めから「損をする」ということを決めてしまえば、他人の行動が気にならなくなるので、負のサイクルに陥らなくなります。
他人の行動が気にならなくなるので、楽に生きることができます。
- 悲観主義は感情に属し、楽観主義は意志に属する
齋藤 章子- 思考(考え方の癖)は意志の力で変えられるということを示している。
IQ(知能指数)に対してEQ(心の知能指数)が取りざたされている。
具体的には、感情をコントロールする能力、他者に共感する能力、挫折を克服する能力のことである。
IQは生まれ持っての能力なので後天的に高めることはできないが、EQはトレーニング次第で高めることができる。
また人生の幸福度への影響がIQは2割程度に過ぎないが、EQが人生の幸福度に与える影響は非常に大きいと言われている。
ストレスも気持ちのあり方一つで解消するそうだ。
困難な状況に対して、これは自分への試練だ、ありがたいと感謝の気持ちを持つこと、これだけでストレスは解消に向かう。
思考、考え方の癖を意志の力で変える。
一見、難しいようだが、まずは感謝するという方法から取り組んでみたい。
- 努力は人に言われてこそ努力
榎本 恵亮- 落語の世界で師匠が弟子によく話す言葉だそうです。
目標に向かって努力をするのは当然ではありますが、自分自身が思っている努力のレベルでは自己満足のレベルであり本当の努力ではなく、人から「努力しているな」と言われる、認められてこそ本当の努力に値するという事だそうです。
お笑いの世界でもビジネスの世界でも一流の方々は人より2倍・3倍の努力を見えない所で行っており、人より努力の量が多いため、相手に努力していると言われる・認められるのだと思います。
マンガキャプテン翼の主人公も授業中でも通学中でも常にサッカーボールを足で扱って常に努力をしている姿を見た時には感嘆した覚えがあります。
それがどんな世界でも成功をもたらすのだと思います。
- 信頼にかかるコストを惜しまない
永山 友梨子- ある人が亡くなった父親のクレジットカードの解約手続きを行ったとき、解約手続きの書類には「本人が署名して下さい」このような言葉が書いてあったそうです。
その方のお母様は、天国まで署名を貰いに行けということかと立腹されました。
このクレジット会社は、同じことでクレームを過去にも貰っていることでしょう。
それを上層部はオペレーターが処理すればいいことだからと問題を放置しているのかもしれません。
最近では、マクドナルドが食の安全に関する信頼を大きく失いました。
しかしながら信頼回復のためのコストを十分なほどかけているかといえばそうではないでしょう。
信頼を築くには多くの時間を費やしますが、失った信頼を取り戻すにはさらに多くの時間とコストがかかることを肝に銘じなければならないのといえます。