SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成27年5月)
- 直感を磨く
幕内 彩乃- 最新の心理学の研究によると、直感は意思決定に役立っているという事。
その理由は3つ。
1つ目は直感は大量に蓄えられた知識を元に、非常な早さで結論を導くから。
2つ目は全くこれまで経験のない新規な状況においては、その場で一番先に浮かんだやり方が案外上手くいくから。
3つ目は直感に従って行動すると最も後悔が少なく、たとえ良くない結果になったとしても、納得のできるものだから。
以上の理由から、直感を磨くことは大切である。
- 志を高く
野本 理恵- ソフトバンクの学生向け会社説明会で孫正義氏が言っていた言葉です。
高校一年生で、竜馬伝より刺激を受けて、世の中のために21世紀に何か大きなことを成し遂げたい!という高い志をもって、アメリカに留学しました。
その志も素晴らしいですが、彼がこの夢を達成するために人生50年計画を建てたそうです。
20代で名を挙げる、30代で軍資金をためる、40代で勝負をかける、
50代で世にビジネスモデルを提唱する。60代で次の経営者に
バトンタッチする。
そして、プレゼン中に一番力強く言っていたこと、「私はだれにも負けない努力をした」
高い志と、達成するために計画・継続、そして、誰にも負けない努力をする。
これが成功する大きなポイントだと思いました。
- 達成ではなく経験を目的にする
柴崎 誠- 一歩踏み出そうと思ってもなかなか勇気が出ない時があります。
それは失敗が怖いからです。
一歩踏み出したら、失敗の可能性が生まれます。
以前に失敗した痛みを知っているなら余計に避けたい気持ちになります。
そのような時には「できるようになること」目的にせず、「経験してみる」ということを目的にしてみます。
どんな結果であろうとたとえ完璧にできなくても成果が伴わなくてもいい。
ちょっとでも経験できれば自分にとって「経験する」という目的は達成したことになるのです。
そうすることで自分を否定せず、自信を失うことなくこれでいいと肯定ができます。
自分でやってみないとわからないことはたくさんあります。
失敗を怖がって何もしないよりは気楽に考えて一歩前進です。
結果がどっちに転んでも目標達成、どんな経験でもすべてが成功となります。
- 今あるもので考えない。必要な資源は必ず手に入ると考える。
丹下 優子- 土ではなく十分な水に根を這わせ、絶え間なく栄養を与えることで通常の500倍もの実を実らせる農法があるそうです。
大切なことは、これから先も必要な養分は充分に与えられると、苗に思わせること。
そうすると若い植物は、自分を信じ世界を信じ、どこまでも伸びようと自ら選択するそうです。
これは人間にも共通する考え方かもしれません。
私たちの成長を妨げてしまうのは
①これくらいで満足という考え
②自分にはできないという自己疑念
そして一番の原因は
③いま存在している養分(才能や時間や資金など)だけを見つめて未来を見通すこと
なのだそうです。
今足りないものを軸に考えることはやめ、これからも養分は潤沢に集まるという前提で、今に全力をかたむけることが大切なのだと思いました。