SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成24年4月)

平均にとらわれない

江原 智恵子
アンケートをとって平均を出すという方法があります。
その平均値をみて自分が平均の中に入っていないと必要以上に気にしてしまう場合がありますが、あまり平均を気にしすぎるのはどうかと思います。
自分のまわりを見渡してみても、この人こそ平均で普通の人だと言える人はいないと思います。
皆どこか変っていて癖もあり、人それぞれ個性や特徴があるはずです。
平均は一つの目安であり、デコボコだったものをならした数字上の話だけで参考程度にとどめておいた方がよいと思います。
情報化社会の中で平均的に生きようとすると膨大な時間がかかり、それだけで貴重な一日が終わってしまいます。
最終的には自分の価値観で判断すればよいのだと思います。
平均値というものを必要以上に気にしすぎて自分の価値観を見失わないようにしたいと思います。
逃れたいという欲求は強い

丹下 優子
傷みやすい魚の代表である鰯を長距離輸送しようとすると、どうしても何匹かは弱ってしまうそうなのですが、鰯の天敵ともいえる"なまこ"を一緒に入れると、鰯は元気よく泳ぎまわるのだそうです。
これは、大嫌いななまこの恐怖から逃れたいという欲求が強いからだと言われています。
これは人間にも当てはまる部分があるのではないでしょうか?
現状を何とかしたい、損失を避けたい・・・という欲求を満たしてもらえる時、人は物やサービスを購入しようとするのだと思います。
お客様は、製品やサービスそのものを購入するのではなく「避けられる損失」を求めているのだということを理解すると、私たちの行動もかわってくるのかもしれません。
過酷に働かなければ、爆発的な成果は生み出せない

野本 理恵
この言葉は先日読んだ「サムスン式仕事の流儀」という本の冒頭に書かれていた言葉です。
サムスンといえば、韓国を代表する企業で皆さんもご存じかと思います。
この本では、入社してからの5年間で「どんなことを意識して」仕事を行っていけば5年後に一流のサムスン社員になれるかということが書かれています。
そして、この5年間で共通することは「過酷に働き、爆発的な成果をうみだすという成功体験をえることが大切だ」ということです。
この本を読んで、ある社長さんが「40代の中途社員でなかなかものにならないと思ったら大体そういう人は、20代30代で転職を繰りかえし、一つのところでがむしゃらに働いた経験がない。20・30代でがむしゃらに働く、量で働かないと40代ではそれ以上量働くことはできないし、質も超えることができない。若いころ、しっかり働くことで40代の仕事の質は決まる」という話を思い出しました。
私もこの事務所に入ったばかりでこれからの5年間を考える大きなきっかけになりました。
皆さんは、私より長くこの事務所で働いているので、きっと過酷に働き、爆発的な成果を生み出す経験をしたことがあると思います。
その時を振り返って今の自分の成長はどうか考えてみてはどうでしょうか?
また、そのような経験がないのであれば、ここからの5年間、過酷に働いてみるのも良いかもしれません。
1に安さ、2に安さ、3に安さで、4番目に適正な品質

土肥 宏行
この言葉は家具のニトリの似鳥さんの言葉です。
ニトリという会社は大衆の人の暮らしを豊かにしたいという会社です。
「年収800円以上の方は、どうぞ他店へ」
という言葉からも大衆がターゲットです。
品質はいいのかと言うとそうではありません。
安かろう、悪かろうではお客はいなくなってしまいます。
ですから品質は徹底的に追及しています。
今まで会社の歴史上何かのきっかけで1番と2番が変わったりするのだそうです。
やはり1番は品質だとか言い出すと価格が高くなってしまう。
それで何があっても大事なものが変わらないように1から3まで安さにしたそうです。
ページトップへ

お電話でのお問い合わせ 04-2924-7775

営業時間:9:00~17:00 定休日:土日祝

メールでのお問い合わせ(24時間受付)