SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年7月)

会議での発言は数倍になって返ってくる。

丹下 優子
会議でのひとりひとりの発言はとても貴重なものです。
もし多くの人が集まる場で、一人一つ何か「物」を持ち寄ったとすると、それぞれが持ち帰れるのは「ひとつ」ですが、アイデアや考え方は、発言した人の数だけ、吸収することができます。
4人集まれば、自分以外の3人のアイデアを参考に持って帰ることができるわけです。
皆の前で発言することは勇気のいることでもありますが、誰かの意見に影響を受けることがあるように、自分の発言が他の誰かの助けになることもあるかもしれません。
会議では積極的に発言しましょう。
人は成功よりも失敗を長く記憶する

土肥 宏行
我々は誰かの失敗に対して騒ぎたがるものです。
新聞やニュースなどをみても政治家の○○が、××党が失敗した記事ばかりが大きく取り上げられます。
人の行動は結果として、成功と失敗の二つしかありません。
仕事をする場合、特に相手から仕事を依頼された場合は、成功して当たり前だと相手は考えています。
ですから成功しても相手の記憶には残りません。
しかし相手の要求を下回る失敗は簡単に、そして根深く記憶されます。
さらに失敗を隠そうとしたり、証拠探しに走れば走るほど事態は悪化をしてしまいます。
失敗をすることは必ずあります。
大切なのはその後の対応です。
速やかに、正確に対応し信頼を少しづつ回復するしかありません。
難題にあたるときは知恵だけでは足りない

柴崎 誠
自分の力ではとても手に負えないと思えるような仕事や難題が目の前に現れたとき、どのような行動を取りますか。
逃げることも投げ出すことも出来なくて、責任が生ずるとしたら、これはもう持っている力を総動員するしかないということになります。
人でも企業でも、上り坂の時期というのがありますが、そういう時にはあれもやってみよう、こういう方法はどうかという知恵がどんどんでてきます。
しかし、現状を打破する、あるいは別の流れを作るといった時には、知恵だけではなく、生まれてから今日までに身につけてきた総合力にかかってくるのではないでしょうか。
子供の頃からの体験、面白いことに出会い、興味を持ち、経験として残る、その人にしか持ちえないすべての力が困難な状況を乗り越えていく際の大きな力になると思います。
人のやる気は「北風と太陽」

吉田 昇平
皆さんご存じのイソップ童話の「北風と太陽」、北風と太陽がある男のコートを脱がす勝負をして北風がどんなに風を吹かせてコートを飛ばそうとしても逆に男はよりコートをしっかり着てしまい、太陽が男を照らすと男は我慢できずにコートを脱いでしまうという話です。
これは人のやる気にもいえる話で、人間のやる気というものは自発的に沸き起こるものでなければ持続せず、強制的に引き出されるやる気は偽物であり、すぐにしぼんでしまうのだそうです。
つまりやる気を持続させるためには、やる気を自発的に起こせばよい訳で、物事を主体的に考えることが大切なのです。
また、他人のやる気を引き出したいときの話し方も、やらなければならない理由を延々と語るのではなく、相手が自分からやろうと思えるような話をするよう心がけた方がよいのです。
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