SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年5月)

世界一の品質を世界のすみずみへ

土肥 宏行
栃木にある医療機器メーカーのマニ―という会社の社員が着るジャンパーにプリントされたメッセージです。
「患者のためになり、医師の役に立つ製品の開発、生産、提供をとおして世界の人々の幸福に貢献する」を企業理念に世界一を目指している会社です。
この会社の本気がわかる例で「世界一か否か会議」というものがあります。
社内会議で自社製品が世界一かどうかの検証結果を発表するのです。
世界一でないと判断したら販売は中止。
他社製品が上ならば、他社製品を販売させた方がお客様のため、世の中のためという考えなのだそうです。
ここまでの覚悟、世界一を目指す会社の本気を感じました。
自分のいる場所を天国にしよう

江原 智恵子
仏教の教えで「天国と地獄」というお話があります。
地獄には、やせ衰えた人たちがたくさんいて、目の前にごちそうがあるにもかかわらず手には長いお箸がくくりつけられており、ごちそうを食べられずに皆が苦しんでいるという状況だったそうです。
天国も地獄と全く同じ環境であるにもかかわらず、皆がごちそうを自分の口に運ぶのではなく相手の口に運んで食べさせあっていたそうです。
この教えは「天国も地獄も環境は全く同じであり、お互いが自分のことばかりを考えればそこは地獄となり、相手を優先して思いやりをもって接すれば、そこは天国になる」ということを言っているそうです。
今自分がいる環境を天国にするのも地獄にするのも自分次第ということだと思います。
大きな問題にしない。

丹下 優子
誰でもこの仕事苦手だな、ちょっと気が重くて取りかかるのに時間がかかるな、と思うことがあると思います。
しかし、それよりももっと難題が目の前に現れると、今度はそちらばかりが大変なことに思え、結果さっきまで気をもんでいた仕事を思ったより簡単に仕上げることができた、ということがあります。
今までより少し難しいこと、少し大きな悩みができると、それまで頭を抱えていたことが、小さなことに思えてしまいます。
言い方を換えれば、最初からそんな大きな問題ではなかったのかもしれません。
物事を大きな問題にして困ってしまうのも、たいしたことではないと楽観的に捉えるのも、自分次第なのかもしれません。
今日の一歩が完走につながる

柴崎 誠
キョウデングループの橋本浩会長は会社を上場したとき、あえて仏滅の日を選んでいます。
大安や仏滅を大切にする伝統は素晴らしいとも思うそうですが、時間を差別しているようであり、時間に対して失礼な気もするのだそうです。
このように考えるようになったのは、自分にとっての幸せは、どれだけ自分が変化できるかだと思うようになったことと関係しているそうです。
そのため、橋本さんの習慣は、昨日の自分と今日の自分がどう違うのかを言葉に出して言うことなのだそうです。
言葉に出して耳から聞くことでしっかりと認識することになると思うから実践しているのだそうです。
このような小さな習慣からでも、一日を無駄にしないように心がけることは、自己の成長や目標達成にも大きく関わってくるのではないかと思います。
積極的目標を立てましょう

吉田 昇平
目標には2つの種類があるそうです。
それは積極的目標と消極的目標です。
積極的目標とは自分がこうなりたい、こうしたいという気持ちを基に立てられる目標で、消極的目標とは過去の実績やデータ、世間の常識を基準に立てられる目標です。
消極的目標はデータや実績という根拠が先に来ているため、その結果もその根拠に絡めて考えてしまい、成功・失敗の要因を外的要因に求めてしまう(責任を他へなすりつける)傾向があるそうです。
対して積極的目標は自分の意思のみで立てられた目標であり、そこに根拠は何もありません。
根拠は自分が行った努力によって後から築かれていきます。
この場合の責任は己のみにしかありません。
この経験が人間を成長させるのです。
それゆえ目標は積極的目標を立てなければいけないのです。
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