SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年3月)
- 売れなくなったのではなく売れ方が変わった
吉田 昇平- 物が売れなくなったと言われますが、本当にそうなのでしょうか?
十分かどうかは別問題としてGDPが大きく下がっている訳でもありません。
ではなぜ売れなくなった気がするのでしょう?
それは売れ方が変わったのに売れなくなった売り方を続けているからです。
その最たる例が音楽業界です。
日本のCDの売上は1998年には6074億円。
その後減り続けて09年は3165億円です。
つい10数年前まで毎月のように100万枚売れるCDが出ていたのに最近では30万枚売れれば大ヒットです。
この原因のひとつは間違いなくダウンロード販売の普及です。
音楽の売れ方が店舗を必要としない形に変わったため、CDショップは危機に瀕しています。
大切なのは自分の商品が今後どういう売れ方をして、それに対応するにはどうすべきかということを見抜く力です。
- 練習の意味を考える
土肥 宏行- スポーツライターがプロ野球のキャンプを訪れた時、汗まみれになって練習するプロ野球投手を見てピッチングコーチに話しかけました。
「これだけ練習しているんだから、今年は期待できますね」
すると、コーチが笑って答えたそうです。
「あれが練習しているように見えるんですか?あんなもんは練習じゃない。彼は去年もあれくらいの球は投げていましたよ。できることをいくらやったってそれは練習じゃない。今まで自分ができなかったことをやるのが"練習"って言うんですよ」
プロの世界ならではの厳しい言葉ですが、きっと私たちにも言えることです。
練習の意味は同じことを繰り返し習うことです。
ただしただ繰り返すだけなら単調なことかもしれませんが、上達するためという目標が土台にあるかどうかで将来大きな差となってしまいそうです。
- 言葉の魔法
江原 智恵子- 潜在意識の法則とは、自分はこうなりたいという願望があったとしたらその願望を何の疑いもなく強く本気で願えば必ずその願いは叶うということです。
潜在意識に願望を刻み込む場合、その願望を口に出して自分に向ってはっきり宣言すると強い効果があるそうです。
言霊という言葉もありますが、言葉には見えない力を動かす不思議な力が潜んでいるようです。
自分が強く願うことは必ず口に出して毎日自分に向って宣言する習慣をつけると、その願望が潜在意識に強く刻み込まれるのでやがてその願いは叶うそうです。
その際に「でも、ダメかもしれない」という否定的なことは絶対に思ってはいけないそうです。
そして自分の願いは必ず叶うと素直に信じることも大事です。
言葉の持つパワーを上手に利用して、自分の願望を叶えましょう。