SMC税理士法人スタッフの推薦する言葉(平成23年1月)

自分濃度を薄めて話す

丹下 優子
人は誰でも自分のことを特別な存在だと思っているそうですが、あまりに自分自分と言ってしまうと、相手に引かれてしまうことがあります。
たとえば、レストランで食事をする際「お店は素敵なのに、料理がイマイチだよね」などと何かしらケチをつける人がいます。
これは、一見その店の批判をしているようで、料理にちょっとうるさい私ってセンスがいいでしょ?
と、実は自分のアピールをしている言動なのだそうです。
これは誰にでも多かれ少なかれあることだと思いますが、「自分濃度」を少し薄めて会話をすることで、どこか穏やかな威厳のある存在に近づけるかもしれない、というお話でした。
成長できる人間には「なぜ?」の心がある

柴崎 誠
これは、居酒屋チェーンで有名なワタミの会長渡邉美樹さんの言葉です。
組織ができて、チェーン店が生まれるとき、必ずマニュアルが必要なのだそうです。
ただ、あくまで行動指針にすぎなく、新人の方へ100%マニュアルを守るように厳命しているそうですが、お客様を思う気持ちをどう伝えていいか考えた上で実践して欲しいとも伝えているのだそうです。
またマニュアルには、「90度1秒の挨拶」という項目があるそうですが、「なぜ90度?なぜ1秒間なの?」と疑問が出てくる人は成長できる人間なのだそうです。
「マニュアルで決まっているから」と何の疑問も抱かず、挨拶する。そんな挨拶は、された側に何も響かない、無駄な行動となってしまうのです。
仕事では「なぜ?」の心を持つことが、物事の本質を理解する上で一番の近道になるのではないでしょうか。
働く理由を持とう

吉田 昇平
現在衆議院議員をされている長田ひでともさんは、「国を動かすようなスケールの大きな仕事がしたい」という理由で大学卒業後大手の誠意名保険会社に就職しました。
しかしそこで待っていたのは支店での雑用であり、出世に能力の優劣は関係なく年功序列でやりたい仕事ができるのは最低40台から。
先輩を見ていればそのまま自分の10年後、20年後がわかってしまう。
そこで長田さんは原点である「国を動かすようなスケールの大きな仕事がしたい」という思いに立ち返って会社を退職し、当時史上最年少で本庄市の市議会議員に当選したのだそうです。
自分がなぜ、何のために働くのかを強く持って仕事のパワーにすることはとても重要なことなのです。
お客様にはまずYESから入る

土肥 宏行
街でよく目にする「あさひ」の看板。
自転車屋のあさひは不況の中業績を伸ばしている会社です。
社長の下田さんは20代の頃おもちゃ屋を始め、その時の大変苦しい体験をしています。
近くに大きなスーパーができ、気づけば一日の売上が1,000円ということもあった。
「人に必要とされないことがどんなに辛いことか、人に求められないと生きている価値がない」と思ったと言っています。
その時の経験から「売上より客数」を重視となっているのです。
お客様に来てもらうことが大事だから、お客様の要求・要望には「まずYES(はい)」で答えます。
そのできますよの気持ちで商品も揃える。
ビジネスマンの革靴がすべらないペダル、スカートを巻き込まない仕組みをつくる、好みの色を選べるようにする。
全ては昔の経験が元にあるようです。
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